プラノバールの効果とは?薬の服用方法や副作用・注意事項を解説

「プラノバールの効果は?」

「プラノバールを飲むときの注意点は?」

「プラノバールの副作用ってなにがある?」


プラノバールが気になり、これらのことを疑問に感じていないでしょうか。また、細かい使用上の注意事項についても知りたい方がいるでしょう。


本記事では、プラノバールの効果や服用方法、副作用・注意事項について解説します。薬の詳細を知り、自分に向いているかを確かめましょう。

※監修者は医療的専門分野についてのみ監修を行っており、掲載されている商品・サービスの選定には関与しておりません。
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プラノバールの効果

プラノバールを服用すると、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを補うことが可能です。これらのホルモンバランスを整えることで、月経周期および量の異常、月経時の諸症状などを改善するほか、生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期を調整する効果が期待できます。 


プラノバールは通常、機能性子宮出血、月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全、または生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整に用いられます。 

販売名 ルナベル配合錠LD/ルナベル配合錠ULD
効能・効果 ・月経困難症
・生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整
服用方法 【月経困難症の場合】
1日1錠を毎日一定の時刻に計21日間連続して飲み、その後7日間は飲むのを休みます。同様の方法で、繰り返し飲みます。

【生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整の場合】
1日1錠を毎日一定の時刻に14〜21日間連続して飲みます。
服用する際の注意点 ・コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
・この薬を飲むときは、毎日一定の時刻に飲んでください。
・月経の第1〜5日目から飲み始め、毎日1錠ずつ21日間飲んでください。その後の7日間は薬を飲みません(休薬期間)。
・飲み忘れなどがないよう服用方法を十分理解してください。
・万が一、飲み忘れた場合、気付いた時点で前日分の1錠を飲み、当日の錠剤も通常の時刻に飲んでください。その後は初めの服薬スケジュール通り継続して飲んでください。
副作用 【重大な副作用】
血栓症【四肢、肺、心、脳、網膜など】(0.1%未満)

【その他の副作用】
発疹・薬疹・顔面浮腫・貧血・浮腫・体重増加・体重減少・高プロラクチン血症・高脂血症・頭痛(15.5%)・倦怠感・めまい・いらいら感・ふらつき・感覚鈍麻・嗅覚錯誤・眠気・不眠症・感情不安定・顔面感覚鈍麻・片頭痛・異常感・知覚過敏・睡眠障害・神経過敏・頭重・しびれ感・振戦・抑うつ・霧視・視覚障害(視力低下・視野欠損など)・血圧上昇・動悸・ほてり・末梢性浮腫・起立性低血圧・悪心(17.9%)・上腹部痛・嘔吐・腹痛・下痢・便秘・胃痛・腹部膨満・鼓腸・胃炎・過敏性腸症候群・胃不快感・歯痛・排便痛・消化管運動障害・口内炎・食欲低下・痔核・腸炎・腹部不快感・消化不良・胃腸炎・口渇・胸やけ・食欲亢進・肝機能異常・黄疸・ざ瘡・湿疹・蕁麻疹・多形紅斑・アトピー性皮膚炎・女性陰部そう痒症・紅斑・そう痒症・皮膚乾燥・紫斑・色素沈着・脱毛症・結節性紅斑・背部痛・四肢痛・筋痙縮・筋骨格硬直・尿道炎・尿中蛋白陽性・出血性卵巣嚢胞・卵巣新生物・卵巣嚢胞・卵巣腫瘤・卵巣出血・不正性器出血(破綻出血・点状出血)(LD:60.0%、ULD:81.1%)・希発月経(LD:14.1%、ULD:35.8%)・月経過多・下腹部痛・過少月経・頻発月経・無月経・不規則月経・性器分泌物・子宮肥大・消退出血不規則・性交出血・子宮頸線維腫の変性・子宮平滑筋腫・子宮頸管ポリープ・月経前症候群・子宮出血・経血量の変化・帯下の増加・乳房痛・乳房不快感・乳房緊満感・乳房萎縮・乳汁分泌・乳癌・乳房腫瘤・乳汁漏出症・線維嚢胞性乳腺疾患・乳腺線維腫・AST増加・ALT増加・γGTP増加・プラスミノーゲン増加・血中トリグリセリド増加・血中コレステロール増加・血中フィブリノゲン増加・血小板数増加・血中鉄減少・血中ビリルビン増加・血中鉄増加・子宮頸部スミア異常・フィブリンDダイマー増加・性欲減退・熱感・胸部不快感・炎症性疼痛・帯状疱疹・副鼻腔炎・齲歯・カンジダ症・鼻炎・髄膜腫・発熱・耳鳴・外陰腟乾燥・アレルギー性鼻炎・多汗
禁忌 ・ルナベルの成分に対し過敏性素因のある患者
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(たとえば乳癌、子宮内膜癌)、子宮頸癌およびその疑いのある患者(腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある)
・診断の確定していない異常性器出血のある患者(性器癌の疑いがある。出血が性器癌による場合は、癌の悪化あるいは顕性化を促すことがある)
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患またはその既往歴のある患者(血液凝固能が亢進され、これらの症状が増悪することがある)
・35歳以上で1日15本以上の喫煙者(心筋梗塞などの心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある)
・前兆(閃輝暗点、星型閃光など)を伴う片頭痛の患者(前兆を伴う片頭痛の患者は前兆を伴わない患者に比べ脳血管障害【脳卒中など】が発生しやすくなるとの報告がある)
・肺高血圧症または心房細動を合併する心臓弁膜症の患者、亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の患者(血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある)
・血管病変を伴う糖尿病患者(糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症など)【血栓症などの心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある】
・血栓性素因のある患者(血栓症などの心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある)
・抗リン脂質抗体症候群の患者(血栓症などの心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある)
・手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内および長期間安静状態の患者(血液凝固能が亢進され、心血管系の副作用の危険性が高くなることがある)
・重篤な肝障害のある患者
・肝腫瘍のある患者(症状が増悪することがある)
・脂質代謝異常のある患者(血栓症などの心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。また、脂質代謝に影響を及ぼす可能性があるため、症状が増悪することがある)
・高血圧のある患者(軽度の高血圧の患者を除く)【血栓症などの心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。また、症状が増悪することがある】
・耳硬化症の患者(症状が増悪することがある)
・妊娠中に黄疸、持続性そう痒症または妊娠ヘルペスの既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)
・妊婦または妊娠している可能性のある患者
・授乳婦
・骨成長が終了していない可能性がある患者(骨端の早期閉鎖を来すおそれがある)
注意事項 ルナベルの服用により、年齢、喫煙、肥満、家族歴などのリスク因子の有無にかかわらず血栓症があらわれることがあるため、次のような症状があらわれた場合は直ちに投与を中止し、適切な処置をおこなうこと。

【緊急対応を要する血栓症の主な症状】
下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害など

本剤服用中に、このような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、救急医療機関を受診する必要がある。

プラノバールの服用方法

プラノバールの服用量は、患者さんの症状や状態などに合わせて医師が決めます。通常、成人の飲む量および回数は次のとおりです。


【機能性子宮出血に使用する場合】

通常、1日1錠を7〜10日間続けて飲みます。


【月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全に使用する場合】

通常、1日1錠を月経の始まりを第1日目として数えて5日目より約3週間続けて飲みます。


プラノバールを服用する際の注意事項

プラノバールを服用する際は、特に次の点に注意してください。


  • コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。

  • 万が一、飲み忘れた場合、気付いた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の時間に1回分を飲んでください。決して2回分を一度に飲んではいけません。

  • 多く使用してしまったときの対応として、異常を感じたら医師または薬剤師に相談しましょう。

プラノバールの禁忌

プラノバールは、次のいずれかに該当する方は服用できません。 


  • 血栓性静脈炎、肺塞栓症またはその既往歴のある患者(血液凝固能が亢進され、これらの症状が悪化または再発することがある)

  • エストロゲン依存性悪性腫瘍(たとえば、乳癌、子宮内膜癌)およびその疑いのある患者(エストロゲン作用により、腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある)

  • 重篤な肝障害のある患者

  • 前回の妊娠中に黄疸または持続性そう痒症の既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)

  • 前回の妊娠中に悪化した耳硬化症の既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)

  • 妊娠ヘルペスの既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)

  • 鎌状赤血球貧血のある患者(血栓症または肝障害を起こすおそれがある)

  • デュビン・ジョンソン症候群、ローター症候群の患者(症状を悪化させるおそれがある)

  • 脂質代謝異常のある患者(症状を悪化させるおそれがある)

  • 妊婦または妊娠している可能性のある女性

  • 診断の確定していない異常性器出血のある患者(悪性腫瘍の場合、症状を悪化させるおそれがある)


プラノバールを服用する際に注意が必要な方

次に該当する方は、プラノバールの服用に注意が必要です。


特定の背景を有する患者に関する注意 概要
合併症・既往歴などのある患者 特記事項なし。
子宮筋腫のある患者 子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。
乳癌の既往歴のある患者 乳癌が再発するおそれがある。
乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者または乳房レントゲン像に異常がみられた患者 症状が増悪するおそれがある。
心疾患またはその既往歴のある患者 ナトリウムまたは体液の貯留により症状を悪化させることがある。
てんかん患者 症状を悪化させるおそれがある。
糖尿病患者 十分コントロールを行いながら投与すること。耐糖能が低下することがある。
40歳以上の女性 一般に血栓症などの心・血管系の障害が発生しやすくなる年代であるため、これを助長するおそれがある。
骨成長が終了していない可能性がある患者 骨端の早期閉鎖をきたすおそれがある。
ポルフィリン症の患者 症状を悪化させるおそれがある。
テタニーのある患者 症状を悪化させるおそれがある。
高血圧のある患者 症状を悪化させるおそれがある。
腎機能障害患者 特記事項なし。
腎疾患またはその既往歴のある患者 ナトリウムまたは体液の貯留により症状が増悪することがある。
肝機能障害患者 特記事項なし。
重篤な肝障害のある患者 投与しないこと。肝障害を悪化させるおそれがある。
肝障害のある患者(重篤な肝障害のある患者を除く) 肝障害を悪化させるおそれがある。
生殖能を有する者〈機能性子宮出血、月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全〉 プラノバールの投与に際しては、問診、内診、基礎体温の測定、免疫学的妊娠診断などにより、妊娠していないことを十分確認すること。
妊婦 ・妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。
・卵胞ホルモン剤を妊娠動物に投与した場合、児の成長後腟上皮および子宮内膜の癌性変性を示唆する結果が報告されている。また、新生児に投与した場合、児の成長後腟上皮の癌性変性を認めたとの報告がある。
・黄体/卵胞ホルモン剤の使用と先天異常児出産との因果関係はいまだ確立されたものではないが、心臓/四肢などの先天異常児を出産した母親では対照群に比して妊娠初期に黄体または黄体・卵胞ホルモン剤を使用していた率に有意差があるとする疫学調査の結果が報告されている。
授乳婦 治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。母乳の量的質的低下が起こることがある。また、母乳中へ移行することが報告されている。
小児など 特記事項なし。

プラノバールの併用注意薬

プラノバールの併用注意薬は次のとおりです。


薬剤名 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
・副腎皮質ホルモン
・プレドニゾロンなど
・三環系抗うつ剤
・イミプラミンなど
・セレギリン塩酸塩
・シクロスポリン
・テオフィリン
・オメプラゾール
これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。 プラノバールはこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる。
・リファンピシン
・バルビツール酸系製剤
・フェノバルビタールなど
・ヒダントイン系製剤
・フェニトインナトリウムなど
・カルバマゼピン
・ボセンタン
・モダフィニル
・トピラマート
プラノバールの効果の減弱化および不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。 これらの薬剤は薬物代謝酵素を誘導し、プラノバールの代謝を促進すると考えられる。
・テトラサイクリン系抗生物質
・テトラサイクリンなど
・ペニシリン系抗生物質
・アンピシリン水和物など

これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ、プラノバールの腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる。
テルビナフィン塩酸塩 黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で、月経異常があらわれたとの報告がある。 機序不明
・Gn-RH誘導体
・ブセレリン酢酸塩など
これらの薬剤の作用を減弱するおそれがある。 これらの薬剤は性ホルモンの分泌を低下することにより薬効を示すため、性ホルモンであるプラノバールの投与によってこれらの薬剤の効果を減弱する可能性が考えられる。
・血糖降下剤
・インスリン製剤
・スルフォニル尿素系製剤
・スルフォンアミド系製剤
・ビグアナイド系製剤など
血糖降下剤の作用が減弱するおそれがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意する。 プラノバールは耐糖能を低下させ、血糖降下剤の作用を減弱させると考えられる。
・ラモトリギン
・モルヒネ
・サリチル酸
これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。 プラノバールはこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・ネルフィナビルメシル酸塩
・リトナビル
・ダルナビル
・ホスアンプレナビル(リトナビル併用時)
・ロピナビル
・リトナビル配合剤など
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・ネビラピン
プラノバールの作用が減弱するおそれがある。 エチニルエストラジオールのAUCが減少する。
・HIVプロテアーゼ阻害剤
・アタザナビル
これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。 アタザナビルはプラノバールの代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。
・非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
・エトラビリン

エトラビリンは本剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると考えられる。
フルコナゾール プラノバールの血中濃度が上昇するおそれがある。 フルコナゾールはプラノバールの代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。
ボリコナゾール プラノバールの血中濃度が上昇するおそれがある。ボリコナゾールの血中濃度が上昇するおそれがある。 ボリコナゾールはプラノバールの代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。本剤がボリコナゾールの代謝酵素(CYP2C19)を阻害すると考えられる。
アセトアミノフェン プラノバールの血中濃度が上昇するおそれがある。アセトアミノフェンの血中濃度が低下するおそれがある。 アセトアミノフェンはエチニルエストラジオールの硫酸抱合を阻害すると考えられる。プラノバールが肝におけるアセトアミノフェンのグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。
セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品 プラノバールの効果の減弱化および不正性器出血の発現率が増大するおそれがあるため、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。 この食品は薬物代謝酵素を誘導し、プラノバールの代謝を促進すると考えられる。

プラノバールの副作用

プラノバールの服用によって起こりうる重大な副作用として血栓症【四肢、肺、心、脳、網膜など】(0.1〜0.2%未満)が報告されています。


なお、その他の副作用としては、次のことが挙げられます。



0.1〜5%未満 頻度不明
肝臓 肝機能の異常 黄疸など
子宮 不正出血(破綻出血、点状出血) 経血量の変化、帯下の増加など
乳房 乳房緊満感 乳房痛など
過敏症
発疹など
電解質代謝 浮腫、体重増加
循環器
動悸、血圧上昇など
消化器 悪心・嘔吐、食欲不振、胃痛など 下痢、腹痛、便秘、口内炎、口渇など
精神神経系 頭痛、眠気、倦怠感 めまい、神経過敏など
皮膚 ざ瘡など 色素沈着など
その他 熱感、腰痛、肩こり、冷感 コンタクトレンズがうまく調節されないなど

プラノバールを服用後、異常を感じた場合は、服用を中止するなどの適切な処置をおこなってください。

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※本記事の治療メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。

プラノバールに関するよくある質問

プラノバールに関するよくある質問とその回答をまとめました。これからプラノバールによる治療を計画している方は参考にしてみてください。

プラノバールの飲み方はどうなっていますか?

プラノバールの用法・用量は、以下のとおりです。


【機能性子宮出血に使用する場合】

通常、1日1錠を7〜10日間続けて飲みます。


【月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全に使用する場合】

通常、1日1錠を月経の始まりを第1日目として数えて5日目より約3週間続けて飲みます。

プラノバールを飲み忘れた場合はどうしたらいいですか?

飲み忘れた場合、気付いた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の時間に1回分を飲んでください。決して2回分を一度に飲んではいけません。

プラノバールの副作用にはどのようなものがありますか?

プラノバールの服用によって起こりうる重大な副作用として血栓症【四肢、肺、心、脳、網膜など】(0.1〜0.2%未満)が報告されています。


なお、その他の副作用としては、次のこと挙げられます。


0.1〜5%未満 頻度不明
肝臓 肝機能の異常 黄疸など
子宮 不正出血(破綻出血、点状出血) 経血量の変化、帯下の増加など
乳房 乳房緊満感 乳房痛など
過敏症
発疹など
電解質代謝 浮腫、体重増加
循環器
動悸、血圧上昇など
消化器 悪心・嘔吐、食欲不振、胃痛など 下痢、腹痛、便秘、口内炎、口渇など
精神神経系 頭痛、眠気、倦怠感 めまい、神経過敏など
皮膚 ざ瘡など 色素沈着など
その他 熱感、腰痛、肩こり、冷感 コンタクトレンズがうまく調節されないなど

プラノバールを服用後に異常を感じた場合は、服用を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

プラノバールの飲み合わせとして注意すべき薬はありますか?

プラノバールの飲み合わせとして注意すべき薬は、次のとおりです。


  • 副腎皮質ホルモン

  • プレドニゾロンなど

  • 三環系抗うつ剤

  • イミプラミンなど

  • セレギリン塩酸塩

  • シクロスポリン

  • テオフィリン

  • オメプラゾール

  • リファンピシン

  • バルビツール酸系製剤

  • フェノバルビタールなど

  • ヒダントイン系製剤

  • フェニトインナトリウムなど

  • カルバマゼピン

  • ボセンタン

  • モダフィニル

  • トピラマート

  • テトラサイクリン系抗生物質

  • テトラサイクリンなど

  • ペニシリン系抗生物質

  • アンピシリン水和物など

  • テルビナフィン塩酸塩

  • Gn-RH誘導体

  • ブセレリン酢酸塩など

  • 血糖降下剤

  • インスリン製剤

  • スルフォニル尿素系製剤

  • スルフォンアミド系製剤

  • ビグアナイド系製剤など

  • ラモトリギン

  • モルヒネ

  • サリチル酸

  • HIVプロテアーゼ阻害剤

  • ネルフィナビルメシル酸塩

  • リトナビル

  • ダルナビル

  • ホスアンプレナビル(リトナビル併用時)

  • ロピナビル

  • リトナビル配合剤など

  • 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤

  • ネビラピン

  • HIVプロテアーゼ阻害剤

  • アタザナビル

  • 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤

  • エトラビリン

  • フルコナゾール

  • ボリコナゾール

  • アセトアミノフェン

  • セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

プラノバールの保存方法・廃棄方法としてはどのようなことに注意すべきですか?

子どもの手の届かないところで、直射日光と湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管してください。


なお、薬が残った場合、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。

プラノバールはオンライン診療でも処方してもらえますか?

オンライン診療に対応している医療機関であれば、処方してもらえます。特に以下に該当する方は、オンライン診療の受診をおすすめします。


  • 周りに知られず治療を続けていきたい方

  • なるべく交通費や通院時間を節約したい方

  • 仕事やプライベートが忙しくなかなか来院できない方

プラノバールで自分に合った治療を始めよう

プラノバールは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを補うことが可能な薬です。これらのホルモンバランスを整えることで、月経周期および量の異常、月経時の諸症状などを改善したり、不妊治療の際に月経周期を調整したりする働きが期待できます。


プラノバールは通常、機能性子宮出血、月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)または生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全の治療に用いられます。


薬の効果を得るためには、自己判断で使用を中止せず、医師の指示どおりに飲み続けることが重要です。


また、想定される副作用や使用上の注意事項を十分に理解し、適切な用法・用量を踏まえて服用することも重要です。


プラノバールは、対面診療だけでなく、オンライン診療でも処方される薬です。「なるべく早い段階で治療薬を服用したい」「周りに知られずに治療を続けたい」「交通費を抑えて隙間時間で治療したい」といった方はオンライン診療の受診をおすすめします。

販売名 プラノバール配合錠
効能・効果 ・機能性子宮出血
・月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)または生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全
服用方法 【機能性子宮出血】
1日1錠を7〜10日間連続投与する。

【月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)または生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全】
1日1錠を月経周期第5日より約3週間連続投与する。
服用する際の注意点 ・コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
・万が一、飲み忘れた場合、気付いた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の時間に1回分を飲んでください。決して2回分を一度に飲んではいけません。
・多く使用してしまったときの対応として、異常を感じたら医師または薬剤師に相談しましょう。
副作用 【重大な副作用】
血栓症【四肢、肺、心、脳、網膜など】(0.1〜0.2%未満)

【その他の副作用】
肝機能の異常・黄疸など・不正出血(破綻出血、点状出血)・経血量の変化・帯下の増加など・乳房緊満感・乳房痛など・発疹など・浮腫・体重増加・動悸・血圧上昇など・悪心・嘔吐・食欲不振・胃痛など・下痢・腹痛・便秘・口内炎・口渇など・頭痛・眠気・倦怠感・めまい・神経過敏など・ざ瘡など・色素沈着など・熱感・腰痛・肩こり・冷感・コンタクトレンズがうまく調節されないなど
禁忌 ・血栓性静脈炎、肺塞栓症またはその既往歴のある患者(血液凝固能が亢進され、これらの症状が悪化または再発することがある)
・エストロゲン依存性悪性腫瘍(たとえば、乳癌、子宮内膜癌)およびその疑いのある患者(エストロゲン作用により、腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある)
・重篤な肝障害のある患者
・前回の妊娠中に黄疸または持続性そう痒症の既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)
・前回の妊娠中に悪化した耳硬化症の既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)
・妊娠ヘルペスの既往歴のある患者(症状が再発するおそれがある)
・鎌状赤血球貧血のある患者(血栓症または肝障害を起こすおそれがある)
・デュビン・ジョンソン症候群、ローター症候群の患者(症状を悪化させるおそれがある)
・脂質代謝異常のある患者(症状を悪化させるおそれがある)
・妊婦または妊娠している可能性のある女性
・診断の確定していない異常性器出血のある患者(悪性腫瘍の場合、症状を悪化させるおそれがある)
注意事項 プラノバールの服用により、年齢、喫煙、肥満、家族歴などのリスク因子の有無にかかわらず血栓症があらわれることがあるため、次のような症状があらわれた場合は直ちに投与を中止し、適切な処置をおこなうこと。

【緊急対応を要する血栓症の主な症状】
下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害など

本剤服用中に、このような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、救急医療機関を受診する必要がある。

未承認医薬品等に関する注意事項

本記事に掲載しているプラノバールの未承認医薬品等に関する注意事項は以下のとおりです。

プラノバールの未承認医薬品等に関する注意事項

プラノバールは、月経困難症や月経周期異常などの治療薬として国内で承認されています。一方、生理日の移動を目的とした使用は、承認された効能・効果には含まれていません。 


【入手経路等】

提携クリニックで処方するプラノバールは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。


【国内の承認医薬品等の有無】

国内において、生理日移動目的で承認されている同一成分の医薬品はありません。


【諸外国における安全性等に係る情報】

生理日移動を目的とした使用は、諸外国においても承認状況が異なります。 


【医薬品副作用被害救済制度について】

万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

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