ピルを飲むと食欲やばいって本当?原因と太らないための対策を詳しく解説

ピルを服用すると「太りやすくなるのでは」と不安に感じている方もいるかもしれません。しかし、低用量ピルにおいて体重増加との明確な因果関係はないとされています。

とはいえ、ピルの副作用が不安な方は、事前に医師に相談しておくと安心です。


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ピルは月経困難症や過多月経の改善を目指して使う薬で、副作用のひとつに食欲亢進があります。しかし、一般的に使用される低用量ピルでは、食欲に関する副作用の発生頻度はそれほど高くありません。

また、日本産科婦人科学会の低用量経口避妊薬の使用に関するガイドラインでは、ピルの服用と体重増加は因果関係にないとされており、ピルを服用すると必ず体重が増えるともいえません。

なお、「ピル」と一言でいっても、実際にはいくつかの種類があります。一般的に使われる低用量ピルのほかにも、超低用量ピルやミニピルなどがあり、それぞれホルモンの配合や副作用の出方に違いがあります。


そのため、「ピルを飲むと食欲が増えるのか?」という点についても、すべてのピルで同じように起こるわけではありません。自分に合った種類を選ぶことが重要になります。

(この記事がおすすめな方)


  • ピルを飲むと食欲やばいといわれる理由を知りたい方

  • 「太るならピルは飲みたくない」とピルの服用を迷っている方

  • ピル服用中の太らないための対策を知りたい方


お、ピルの種類によって副作用の出方が違うなら、自分にはどれが合うのか知りたい」と感じた方も多いのではないでしょうか。


ピルは自己判断で選ぶのではなく、医師に相談しながら自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。


スマホで診察から処方まで完結できるDMMオンラインクリニックでは、複数のピルの中から医師があなたに合うものを提案してくれます。通院せずに相談できるため、忙しい方でも気軽に始められます。


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ピルを飲んだ後に食欲が増える原因は黄体ホルモン

ピルを飲んだ後の食欲増進は、ピルに含まれる黄体ホルモンが原因です。黄体ホルモンは妊娠に向けて体にエネルギーを蓄えようとする働きがあり、その影響で空腹を感じやすくなることがあります。


普段の生理期間中に以下のような症状が出るのも同じ理由です。


  • すぐお腹が空く

  • 無性に甘いものが食べたくなる


ピル服用によるホルモンバランスの変化は数ヶ月で落ち着くとされており、食欲増進の副作用も一時的なものといわれています。 

食欲増進は頻度が少ない副作用

ピルの服用による食欲増進は、実際には多くの女性が経験する症状ではありません。以下の表にピルの副作用をまとめました。


副作用

発生頻度(%)

悪心・嘔吐

1.2~29.2

乳房緊満感

0.1~20.0

頭痛・偏頭痛

3.4~15.7

乳房痛

1.0~12.3

下腹部痛

0.1~6.9

下痢

0.6~4.0

浮腫(むくみ)

1.0~3.2

体重増加

0.8~2.2

食欲亢進

0.2~1.9

食欲不振

0.1~1.9


出典:日本産科婦人科学会「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」を基に作成

ピルの副作用による食欲亢進は0.2~1.9%であり、悪心・嘔吐や頭痛・偏頭痛と比較して頻度は低めです。食欲増進の程度も個人差が大きく、服用開始から3ヶ月程度で症状が落ち着く傾向にあります。

数値で見ると、「思っていたより影響は大きくない」と感じた方もいるかもしれません。


一方で、副作用の出方には個人差があるため、「自分はどうなるのか」は実際に確認しないとわからない部分でもあります。


診察では、体質や不安に合わせてピルの選択肢を整理してもらえるため、納得したうえで始めたい方には向いています。


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ピル服用によるむくみも体重増加の原因のひとつ

ピルの服用で起こる副作用のひとつに浮腫(むくみ)があります。むくみはピルに含まれるエストロゲンが体内に水分量を蓄えようとする働きにより起こり、食欲亢進より発生頻度が高い副作用です。


副作用

発生頻度(%)

浮腫(むくみ)

2.8~4.2

食欲亢進

0.2~1.9


出典:日本産科婦人科学会「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」を基に作成


ピルの服用を開始してすぐは下半身や手足にむくみを感じることがあり、むくみがひどい場合には体重が1~2kg増加することも珍しくありません。むくみも食欲と同様に個人差が大きく、服用開始から数ヶ月程度で気にならなくなることが多いといわれています。

ピルによる体の変化は人によって異なるため、「自分の場合はどうなのか」を事前に知っておくことが大切です🤔


特に、むくみや食欲の変化が気になる方は、医師に相談しながらピルを選ぶことで不安を減らすことができます✨


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ピルの副作用で食欲不振になることもある

ピルの服用では、食欲が低下する場合もあります。以下の表より、食欲不振の発生頻度は0.2~1.9%と食欲亢進と同じくらいです。


副作用

発生頻度(%)

悪心・嘔吐

6.9~10.3

食欲亢進

0.2~1.9

食欲不振

0.1~1.9

腹部膨満感

0.1~0.3


出典:日本産科婦人科学会「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)」を基に作成

ピルによるホルモンバランスの変化が消化器系に影響を与えることで起こります。食欲不振がなくても、悪心・嘔吐や腹部膨満感などの症状により食事が難しくなることもあるかもしれません。


その一方で、月経困難症で食欲不振がある方はピルの服用でその改善が期待できます。食欲不振が改善された結果として、食欲が増して太ってしまう可能性もゼロではありません。

「太りたくないけど、ピルは使いたい…」と悩んでいる方も多いはず。

ただ、無理に我慢したり自己判断で続けるよりも、最初から自分に合うピルを選ぶ方が結果的にラクなケースも少なくありません。


診察を受けておけば、体質や生活スタイルに合わせて選択肢を整理してもらえます。


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ピルの服用で太らないための対策5つ

ピルの服用による体重増加を防ぐためには生活習慣を整えることが大切です。ピルの服用で太らないための具体的な方法を5つご紹介します。


  • 食欲をコントロールする

  • むくみを予防する

  • 適度な運動をする

  • ストレスをため込まない

  • ピルの種類を変更する

食欲をコントロールする

ピルの服用で食欲が増してしまっても、規則正しい食生活で体重増加は防げます。具体的な対策は以下の通りです。


  • 食事は1日3回決まった時間にとる

  • 食物繊維を積極的にとる(野菜、海藻類、豆類など)

  • 間食は果物やナッツ類など栄養価の高い食品を選ぶ

  • 夜遅い時間の食事は避ける


とくに、食物繊維が豊富なものを食べると満腹感が得やすくなるため、全体の食事量を抑えられます。また、自然と噛む回数が増えるため、満腹中枢が刺激され満足感も得られるでしょう。

むくみを予防する

むくみ対策は体重管理と体型改善のために重要です。効果的なむくみの予防方法は以下の通りです。


  • こまめに水分補給する(1日1.5L程度が目安)

  • 塩分摂取を控えめにする(1日6g以下が目安)

  • カリウムを多く含む食材を積極的にとる(バナナ、ほうれん草など)

  • 入浴時のマッサージや軽いストレッチ

  • 足を心臓より高くして休む

  • 着圧ソックスを活用する


塩分を控え、塩分排出作用のあるカリウムを多く含む食材を積極的に食べると、体内に水分がたまりにくくなります。また、適度な運動や入浴習慣で血行をよくするとむくみが軽減されるでしょう。

適度な運動をする

運動は体重管理に効果的ですが、無理のない範囲で行うことが重要です。おすすめの運動は以下の通りです。


  • ウォーキング

  • ジョギング

  • ヨガ

  • ストレッチ

  • 軽い筋トレ


運動習慣のない方はウォーキングやヨガ、ストレッチなど手軽にできる運動を始めてみましょう。エレベーターの代わりに階段を使う、最寄駅の1つ手前で降りて歩いてみるなど、日常生活での活動量を増やすことも大切です。

ストレスをため込まない

ストレスは食欲の異常やホルモンバランスの乱れの原因となることがあります。ストレスをためない方法は以下の通りです。


  • 十分に睡眠をとる

  • 適度に運動する

  • 趣味の時間を確保する

  • 友人と遊ぶ


十分な睡眠時間を確保することで、ストレスホルモンの分泌を抑えられます。また、リラックスできる趣味や活動を見つけ、定期的に気分転換を図ることが大切です。自分に合ったストレス解消法を見つけることで、心身の健康が維持できるでしょう。

ピルの種類を変更する

ピルを3ヶ月程度服用し続けても、食欲増進や体重増加が気になる場合は、医師に相談してピルの種類を変更してもらうこともできます。ピルの種類を変更してほしいときには以下のことを伝えましょう。


  • 現在の症状を具体的に伝える(いつから、どれくらい続いているか)

  • 生活習慣の改善を試みた結果も伝える

  • ほかのピルを試したい希望を伝える


ピルによってホルモンの配合が異なるため、別の種類にすることで食欲が軽減される可能性があります。副作用がつらい場合は、医師に相談して自分に合ったピルを見つけましょう。

ピルの種類は複数あり、自分に合うものを見つけることで副作用の感じ方が大きく変わることもあります😊


「どのピルが自分に合うのかわからない…」という方は、無理に我慢せず医師に相談するのがおすすめです💊


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ピル服用は医師の診療が受けられるDMMオンラインクリニックがおすすめ

ピルを服用すると、ホルモンバランスの変化で一時的に食欲が増すことがあります。体重増加は生活習慣の見直しやむくみ対策によって予防可能です。しかし、ピルの服用を始めて数ヶ月経っても食欲が落ち着かない、体重が増えすぎているなど心配な場合は医師に相談しましょう。


ピルの相談は、スマホひとつで受診予約から薬の受け取りまで可能なDMMオンラインクリニックがおすすめです。隙間時間でオンライン受診できるだけでなく、悩みがあれば365日診察可能です。忙しくて病院に行けない方や産婦人科に行くことに抵抗がある方は、ぜひご利用を検討してみてください。

「太るかどうか」だけで判断してしまうと、本来の目的に合わないピルを選んでしまうこともあります。


実際には、体質や目的によって適したピルは変わるため、自己判断だけで決めるのは少しリスクがあります。


オンラインで医師に相談できれば、わざわざ通院しなくても自分に合う選択肢を整理できます。


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ピルの食欲に関するよくある質問

ピルに関するよくある質問をまとめました。


  • ピルによる食欲増進はいつまで続く?

  • ピルの服用で体重はどれくらい増える?

  • ピルの服用中はダイエットしてもやせない?

  • ピルをやめれば食欲は元に戻る?


ここでは、上記4つの質問について解説します。

ピルによる食欲増進はいつまで続く?

ピルの服用に伴う食欲の増加は、個人差はありますが服用開始から3ヶ月程度で落ち着くといわれています。これはピルの服用開始から2~3ヶ月経つと体内のホルモンバランスが安定してくるため、食欲のコントロールがしやすくなるからです。


ピルの服用開始から数ヶ月経っても自分でコントロールできないほど食欲が増す場合には、薬の変更も含めて医師に相談してみましょう。

ピルの服用で体重はどれくらい増える?

ピルの服用と体重増加に直接的な因果関係はないとされています。しかし、個人差は大きく、ピル服用開始から数ヶ月は食欲増加やむくみにより数kg増加する方もいます。


ピルの服用に伴う体重増加は一時的である場合が多いですが、気になる場合には医師に相談してみましょう。

ピルの服用中はダイエットしてもやせない?

ピルの服用中でも、ダイエットは可能です。しかし、ホルモンバランスが安定するまで(ピル服用開始から2~3ヶ月程度)は体重が減りにくいこともあるため、無理なダイエットは避けましょう。

ピルをやめれば食欲は元に戻る?

多くの場合、ピルの服用を中止すると、食欲も徐々に服用前の状態に戻ります。しかし、ピルの服用中に生活習慣が乱れてしまった場合はピル服用後も食欲が増したままの可能性もあります。その場合は、生活習慣や食生活を見直しましょう。


また、急な服用中止は体調不良を引き起こすことがあります。ピルの服用をやめたいときは自己判断せず、必ず医師に相談してください。

「ピルで太るかも…」と不安なまま我慢するよりも、自分に合うピルを知っておくことが安心につながります😊


ピルは種類によって副作用の出方が異なるため、医師と相談しながら選ぶことで、無理なく続けやすくなります💡


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【参考文献】

日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会 産婦人科診療ガイドラインー婦人科外来編2023

https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_fujinka_2023.pdf

日本産科婦人科学会編集 低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)http://www.jsognh.jp/common/files/society/guide_line.pdf

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