日焼け後のケアはどうする?冷却・保湿から黒くならない対策まで解説

レジャーやスポーツ、ちょっとした外出でうっかり日焼けしてしまい、肌がヒリヒリと赤くほてって「今すぐ何とかしたい」「シミや皮むけとして残したくない」と感じていませんか。冷やす·保湿するくらいは知っていても、正しい順番や市販で何を選べばよいかまでは迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、日焼け後のケアを冷やす·保湿する·黒くならないための対策という順番で整理し、ドラッグストアでのアイテムの選び方、やりがちなNG行動、繰り返さないための予防までをまとめて解説します。
この記事の監修者
国家公務員暇組合連合会虎の門病院救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年国家より公務員連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。東京大学医学部附属病院 総合研修センター講師。東京大学医学部講師。KAKENプロフィール。『早わかり! 救急科診療マニュアル』(共訳者)。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為·医薬品の使用を推奨するものではありません。治療や服薬に関しては必ず医師にご相談ください。
※オンライン診療では触診や精密検査が行えないため、症状によっては対面受診を勧められる場合があります。
※記載の料金·診療時間·処方薬の取り扱い等は2026年6月時点の情報です。最新情報はクリニックの公式サイトをご確認ください。
日焼け後のケアが必要な理由
日焼け後にケアが必要なのには、はっきりとした理由があります。大きく分けると、次の3つです。
- 日焼けは紫外線による軽いやけど(サンバーン)の状態
- ケアを怠ると将来のシミ·しわ(光老化)につながる
- 浴びてから約72時間でメラニンが増えて黒くなる
そもそも日焼けには、すぐに赤くなるタイプと、あとから黒くなるタイプがあり、症状もあらわれる時期も変わります。
日焼けの種類 |
主な症状 |
あらわれる時期 |
サンバーン(赤くなる日焼け) |
赤み·ヒリヒリ·ほてり |
浴びた直後から |
サンタン(黒くなる日焼け) |
肌が黒くなる·色素沈着 |
数日後から |
赤くなる時期と黒くなる時期がずれているからこそ、その場の応急ケアと、数日後を見据えたケアの両方が欠かせません。日焼け直後から数日後までの肌の変化と、ケア全体の流れを次の図にまとめました。
日焼けは紫外線による軽いやけど(サンバーン)の状態
日焼けは、紫外線を浴びた肌が炎症を起こした状態で、軽いやけどと同じ状態です。つい「少し肌が黒くなる·赤くなるだけ」と軽く考えがちですが、実際には熱によるやけどに近いダメージを受けています。
強い日差しを浴びると肌の表面がダメージを受け、その反応として炎症が起こるためです。炎症が起きた肌には、赤みやヒリヒリとした痛み、熱を持ったようなほてりがあらわれます。
こうした症状は、多くの場合、数時間から数日かけて少しずつやわらいでいきます。とはいえ、症状が続くあいだは肌に負担がかかっています。
けがをしたらすぐ手当てをするのと同じように、日焼けも気づいたタイミングで、できるだけ早くケアを始めることが大切です。
ケアを怠ると将来のシミ・しわ(光老化)につながる
日焼け後のケアを怠ると、紫外線によるダメージが肌にたまり、将来のシミやしわ(光老化)につながります。
日焼けは一度ごとにリセットされるものではなく、浴びた紫外線のダメージが少しずつ肌に積み重なっていくためです。日々の紫外線の影響が重なって、年齢を重ねてからシミやしわとしてあらわれることもあります。
さらに、炎症を起こした肌をそのまま放置すると、色素沈着が残りやすくなります。赤みやヒリヒリといった炎症がきっかけとなってメラニンが多く作られ、跡のように残ってしまうことがあるからです。
赤みや痛みが落ち着いたあとも、ダメージは肌の内側に残っていきます。こうした蓄積を防ぐためにも、その場しのぎにせず、早い段階で正しくケアしておくことが、いまの肌だけでなく将来の肌を守ることにつながります。
浴びてから約72時間でメラニンが増えて黒くなる
紫外線を浴びると、その後の約72時間(およそ3日)のうちに色素細胞がメラニンを作り出し、肌が黒くなっていきます。日焼けした直後はそれほど黒く見えなくても、時間がたつにつれて色が濃くなっていくのはこのためです。
メラニンには紫外線から肌の細胞を守ろうとする働きがあり、その反応として作られます。つまり、黒くなるかどうかは、浴びたあとの数日間の過ごし方しだいです。この時期に肌を落ち着かせて正しくケアできれば、シミとして残るのを防ぐことが期待できます。
逆にケアを怠ると、色素沈着として残りやすくなるため注意が必要です。赤みやヒリヒリが治まったあとも油断せず、メラニンが活発に作られる数日間こそ、意識してケアを続けることが大切です。
日焼け後すぐの応急ケアは「まず冷やす」
日焼けに気づいたら、まずやるべきことは肌を冷やすことです。応急ケアのポイントは、次の3つです。
- 保冷剤や濡れタオルで赤み·ヒリヒリを冷やす
- 広範囲は冷水シャワーでしっかり冷やす
- ひどい赤み·水ぶくれ·強い痛みは皮膚科を受診する
やけどと同じ考え方で、できるだけ早く肌の熱を取り除くことが肝心です。
保冷剤や濡れタオルで赤み・ヒリヒリを冷やす
日焼けに気づいたら、まず屋内など涼しい場所に移動し、ほてった肌を冷やしましょう。冷たい水でぬらしたタオルや、タオルでくるんだ保冷剤を、赤みやヒリヒリが気になる部分にあてて熱を取ります。
冷やす目安は、1回およそ10分を1日に数回です。一気に長時間冷やすよりも、こまめに冷やすほうが肌への負担を抑えられます。保冷剤を直接肌にあてると冷えすぎてしまうため、必ずタオルなどで包んでから使いましょう。
なお、ジェルタイプの冷却シートやメントールが入った製品は、ひんやり感はあっても日焼けした肌には刺激になることがあります。応急ケアの段階では、できるだけシンプルに水と清潔なタオルで冷やすのが安心です。
広範囲は冷水シャワーでしっかり冷やす
腕や脚、背中など広い範囲を日焼けしたときは、タオルで部分的に冷やすよりも、シャワーや水浴びでまとめて冷やすほうが効率的です。ぬるめから冷たいくらいの水を使い、ヒリヒリや赤みが落ち着くまで肌全体をやさしく冷やします。
このとき、熱いお湯やシャワーの強い水圧は、炎症を悪化させたり肌への刺激になったりするため避けましょう。水温はぬるい~冷たい程度にとどめ、勢いも弱めにするのが安心です。
冷やしたあとは、肌をゴシゴシこすらないことが大切です。やわらかいタオルでやさしく押さえるように水分をふき取り、このあとの保湿ケアにつなげていきます。
ひどい赤み・水ぶくれ・強い痛みは皮膚科を受診する
日焼けの程度がひどい場合は、自宅でのケアだけで対応しようとせず、皮膚科などの医療機関を受診してください。広い範囲に水ぶくれができている、強い痛みが続く、高い熱が出ている、吐き気がある、患部から膿が出ているといったときは、受診を検討する目安です。
これらは、やけどとして見ても程度が重い状態のサインです。市販薬でようすを見たり、水ぶくれを自分で処置したりするのは避け、専門家に診てもらうほうが安心です。
とくに顔や広い範囲の日焼け、子どもの日焼けで判断に迷うときは、早めに相談しておくとよいでしょう。無理に自己判断はせず、おかしいと感じたら受診を優先してください。
日焼け後の保湿ケアのやり方
肌の熱とほてりが引いてきたら、次は保湿に移りましょう。日焼けで乾燥しやすくなった肌に水分を補い、それを逃さないことが大切です。
保湿ケアの流れは、次の3つです。
- 熱が引いたら低刺激の化粧水で水分を補う
- 乳液·クリームで水分の蒸発を防ぐ
- 顔はこすらず優しく保湿する
冷やして終わりにせず、続けて保湿までを1セットと考えましょう。
熱が引いたら低刺激の化粧水で水分を補う
ほてりや赤みが落ち着いてきたら、肌が乾ききる前に、低刺激の化粧水や保湿剤で水分を補いましょう。肌が少し湿っているうちに塗ると、水分が入りやすく、うるおいを保ちやすくなります。
このとき、強くたたいたりこすったりせず、手のひらでやさしく包み込むようになじませます。日焼け直後の肌は敏感になっているため、アルコールや香料などの刺激が少ないものを選ぶと安心です。
化粧水だけでは、入れた水分はやがて蒸発してしまいます。次のステップで、乳液やクリームを使ってうるおいを閉じ込めていきます。
乳液・クリームで水分の蒸発を防ぐ
化粧水で水分を入れたあとは、乳液やクリームでフタをして、水分が逃げないようにします。紫外線を強く浴びた肌は、表面のバリア機能が低下して乾燥しやすくなっているため、この「フタ」をするひと手間が、とても大切です。
ふだんはさっぱりタイプを使っている人も、日焼け後はいつもより多めに保湿することを意識しましょう。乾燥した状態が続くと、肌のごわつきや皮むけにつながりやすくなります。
油分の多いクリームを重いと感じる場合は、仕上げを乳液だけにしても構いません。大切なのは、水分を入れたら必ずフタをして、うるおいをキープすることです。
顔はこすらず優しく保湿する
顔の日焼け後は、洗うときも保湿するときも、とにかくこすらないことが大切です。洗顔はやさしい洗浄料を使い、ぬるめのお湯で行いましょう。すすいだあとは、タオルでゴシゴシふかず、やわらかいタオルで押さえるように水分をとります。
そのうえで、低刺激の化粧水と乳液でやさしく保湿します。赤みやヒリヒリが残っているあいだは、肌に触れる回数そのものを減らすことも、刺激を抑えるうえで効果的です。
また、赤みや痛みがあるうちは、メイクは控えめにするのがおすすめです。どうしても必要なときは、肌への負担が少ないものを選び、帰宅後はできるだけ早く落としてあげましょう。
日焼け後に黒くならないためのケア(シミ・色素沈着を防ぐ)
赤みやヒリヒリが落ち着いてきたら、次は「黒くならないための対策」です。日焼けによるシミや色素沈着を防ぐために、次の4つを意識しましょう。
- 肌の炎症が落ち着いたら美白成分でシミを防ぐ
- ビタミンCは食事やサプリで内側からも補う
- 肌の回復に必要な栄養と水分をしっかりとる
- 日焼け後72時間はできるかぎり紫外線を避ける
炎症が落ち着いてからが、このケアの本番です。
肌の炎症が落ち着いたら美白成分でシミを防ぐ
赤みやヒリヒリといった炎症が落ち着いてきたら、美白有効成分を取り入れて、シミ·色素沈着を防ぐケアを始めましょう。ここでいう美白とは、すでにあるシミを消すものではなく、メラニンの生成を抑えて、これからのシミ·そばかすを防ぐためのケアを指します。
ポイントは、炎症が落ち着いてから取り入れることです。赤みや痛みが残っているうちは、美白成分が刺激になってしまうことがあるため、まずは冷却と保湿で肌を落ち着かせるのが先です。
肌のコンディションが整ってから使い始めることで、メラニンによる色素沈着が残るのを防ぐことが期待できます。あせらず、肌の状態を見ながら進めましょう。
ビタミンCは食事やサプリで内側からも補う
日焼け後のケアでは、外側からのスキンケアに加えて、ビタミンCを内側から補うこともすすめられます。ビタミンCは、肌のハリに関わるコラーゲンの生成に必要で、抗酸化のはたらきを持つ栄養素です。
食事では、野菜や果物などからとることができます。忙しくて食事だけでは不足しがちなときは、サプリメントで補うのもひとつの方法です。
ビタミンCは、とればとるほど肌が白くなるというものではありませんが、肌の健康を内側から支える栄養素のひとつです。あくまで毎日の食事の一部として、バランスよく取り入れることを意識しましょう。
肌の回復に必要な栄養と水分をしっかりとる
肌の回復を支えるには、ビタミンCだけでなく、栄養全体をバランスよくとることが大切です。たとえば、肌の材料になるタンパク質や、抗酸化に関わるビタミンEなどは、肌のコンディションを整えるのに役立つ栄養素です。
回復のスピードには個人差があり、特定の栄養素だけで治りが早まるわけではありません。だからこそ、ひとつの食品やサプリに頼りすぎず、主食·主菜·副菜のそろった食事で全体を底上げすることが大切です。
あわせて意識したいのが、こまめな水分補給です。水分をしっかりとることは脱水を防ぐことにつながり、肌の状態を保つうえでも役立ちます。
一度に大量に飲むより、少しずつこまめにとるのがおすすめです。
日焼け後72時間はできるかぎり紫外線を避ける
日焼け後の肌は、いつもよりダメージを受けやすい状態です。回復をさまたげないためにも、日焼けしてからの約72時間(およそ3日)は、できるかぎり紫外線を浴びないようにしましょう。
外出するときは、日傘や帽子、衣服で肌を覆い、日焼け止めも欠かさず使いましょう。日焼け止めは塗って終わりではなく、汗や時間で落ちていくため、2~3時間おきを目安に塗り直すと効果を保ちやすくなります。
なお、曇りの日でも、紫外線はある程度届きます。「今日は天気が悪いから大丈夫」と油断せず、回復期はとくに紫外線対策を続けることが、黒くならないための近道です。
【部位別】日焼け後のケアのポイント
日焼け後の基本は冷却·保湿·紫外線対策ですが、部位によって気をつけたいポイントは少しずつ変わります。顔、体、髪·頭皮の3つに分けて、部位ごとに気をつけたい点が変わります。
- 顔:洗顔·メイクの刺激を抑える
- 体(腕·脚·背中):塗り広げやすい保湿剤でたっぷり保湿する
- 髪·頭皮:ケアしにくいため予防を中心にする
まずは全体像を、次の表にまとめました。
部位 |
ケアの要点 |
注意点 |
顔 |
やさしく洗い、低刺激でしっかり保湿 |
こすらない·赤みが引くまでメイクは控えめに |
体(腕·脚·背中) |
冷水シャワーで冷やし、塗り広げやすい保湿剤でたっぷり保湿 |
ゴシゴシこすらない·塗り残しに注意 |
髪·頭皮 |
ケアしにくいため日傘·帽子で予防を中心に |
曇りの日でも紫外線対策を続ける |
顔:洗顔・メイクの刺激を抑える
顔は体に比べて皮膚が薄く、毎日メイクや洗顔で触れる回数も多いため、ほかの部位以上に刺激を抑える意識が大切です。冷却と保湿の基本は「日焼け後の保湿ケアのやり方」で触れたとおりで、顔ではとくに「こすらない·触れすぎない」を徹底します。
なかでも気をつけたいのが、赤みや痛みが引くまでメイクを控えめにすることです。肌を休ませ、回復を優先しましょう。
ファンデーションやポイントメイクをどうしても使いたいときは、肌への負担が少ないものを選び、帰宅後は早めにオフして保湿し直すのがおすすめです。
体(腕·脚·背中):塗り広げやすい保湿剤でたっぷり保湿する
腕·脚·背中などの体は、面積が広いぶん、塗り広げやすい保湿剤を選ぶとケアがラクになります。とろみの少ないローションタイプや、伸びのよいミルクタイプなら、広い範囲でもたっぷりムラなく塗ることができます。
冷やし方は応急ケアと同じく冷水シャワーや水浴びでまとめて行い、肌が湿っているうちに保湿剤を塗るのが効果的です。
背中など自分で塗りにくい場所は塗り残しが出やすいので、ポンプ式や広範囲に使えるタイプを選んだり、家族に手伝ってもらったりするとよいでしょう。
髪・頭皮:ケアしにくいため予防を中心にする
髪や頭皮は、化粧水や保湿剤を塗りにくく、日焼け後のケアがむずかしい部位です。そのため、日焼けしてからのケアよりも、そもそも焼かない予防を中心に考えましょう。
外出時は、日傘や帽子、頭にも使えるUVスプレーなどで、頭頂部や分け目を紫外線から守りましょう。分け目は紫外線を浴びやすく、見落としがちな部分です。
頭皮や分け目は、天気が悪い日でも紫外線の影響を受けやすい部分です。曇りの日も対策を欠かさず、髪のダメージが気になるときは、ふだんのヘアケアでうるおいを補いながら予防を習慣にしていきましょう。
ドラッグストアで選ぶ日焼け後ケアアイテムの選び方
ドラッグストアには日焼け後に使えるアイテムがたくさん並んでいて、どれを選べばよいか迷いがちです。商品名ではなく、成分や表示を基準にすると選びやすくなります。
次の3つの観点でチェックしましょう。
- 抗炎症成分配合の医薬部外品を選ぶ
- アルコールフリーなど低刺激のものを選ぶ
- 保湿成分·クールダウン作用(アロエなど)で選ぶ
選ぶときのチェックポイントを、表にまとめました。
チェック項目 |
見るべき成分·表示 |
理由 |
炎症をしずめたい |
「医薬部外品」「薬用」、抗炎症成分の表示 |
赤み·炎症が気になる肌の手助けになる |
刺激を抑えたい |
「アルコールフリー」「無香料」「低刺激」 |
日焼け後の敏感な肌の負担をへらす |
うるおい·ほてり対策 |
セラミドなどの保湿成分、アロエ配合 |
乾燥を防ぎ、ほてった肌をやわらげる |
抗炎症成分配合の医薬部外品を選ぶ
赤みや炎症が気になるときは、抗炎症成分を配合した薬用化粧品(医薬部外品)や市販薬も選択肢のひとつです。パッケージの「医薬部外品」「薬用」といった表示や、配合成分を確認して選びましょう。
こうしたアイテムは、炎症をすぐに完全に抑えてくれるものではなく、あくまで肌を落ち着かせる手助けです。まずは冷却と保湿という基本を優先したうえで、補助的に取り入れるとよいでしょう。
赤みや痛みが強い、なかなか引かないといった場合は、市販品でようすを見続けず、皮膚科を受診することも検討しましょう。
アルコールフリーなど低刺激のものを選ぶ
日焼け後の肌は、ふだんよりも刺激に敏感になっています。そのため、アイテムを選ぶときは、刺激になりやすい成分をできるだけ避けることが大切です。
具体的には、アルコール(エタノール)や香料、着色料が入っていないものが安心です。パッケージの「アルコールフリー」「無香料」「低刺激」といった表示が、ひとつの目安です。
新しいアイテムを使うときは、いきなり顔や広い範囲に使わず、腕の内側などで少し試してから使うと、肌に合わないリスクをへらせます。ヒリヒリやかゆみが出たときは、使用を中止しましょう。
保湿成分・クールダウン作用(アロエなど)で選ぶ
日焼け後の肌はバリア機能が低下して乾燥しやすいため、保湿成分が入ったアイテムを選ぶことが大切です。セラミドやヒアルロン酸など、水分を抱え込む保湿成分の表示を目安にするとよいでしょう。
ほてりが気になるときは、アロエ配合の保湿剤やジェルも選択肢のひとつです。アロエには、ほてった肌をやわらげるのに役立つとされています。
ただ、アロエは体質によって合う·合わないがあるため、できるだけ余計な添加物の少ないものを選びましょう。使ってみて赤みやかゆみなどの異常が出た場合は、すぐに使用を中止してください。
日焼け後のケアでやりがちなNG行動
よかれと思ってやったことが、かえって肌のダメージを広げてしまうこともあります。日焼け後にやりがちな、次のNG行動には気をつけましょう。
☐ 水ぶくれを潰す
☐ 皮を無理にむく
☐ 熱い湯·長風呂·ゴシゴシ洗い
☐ 炎症があるうちに刺激の強い化粧品を使う
☐ 赤み·痛みがあるのに放置する
水ぶくれは、潰すと細菌が入って感染する恐れがあるため、潰さずに清潔に保って自然に治すのが基本です。皮がむけてきても、無理に引っぱらず、自然に取れるのを待ちましょう。
また、熱いお湯や長風呂、体を強くこする洗い方は、炎症を悪化させてしまいます。赤みやヒリヒリが強いうちは、美白美容液などの刺激が強いアイテムも避けましょう。
そして、いちばん避けたいのが「何もしない」ことです。赤みや痛みがあるのに放置せず、早めに冷やして保湿することが、その後の肌を守ることにつながります。
繰り返す日焼けのケアはDMMオンラインクリニックに相談
日焼け後のケアをしっかり行っても、毎年のように繰り返してしまう人は少なくありません。そんなときは、塗る対策に加えて、内側からの備えという選択肢もあります。
ここでは、内側からの対策のひとつである「飲む日焼け止め」と、自宅から相談できるサービスを紹介します。
- 「飲む日焼け止め」で内側から紫外線に備える
- 24時間オンラインで相談でき、最短当日に受け取れる
まずは、飲む日焼け止めがどういうものかを押さえていきます。
「飲む日焼け止め」で内側から紫外線に備える
飲む日焼け止めは、シダ植物由来のエキス(ファーンブロック)などを配合した健康食品で、体の内側から紫外線対策をサポートする補助的なアイテムです。毎日の習慣として取り入れることで、繰り返す日焼けへの備えにつながります。
とはいえ、飲む日焼け止めは、あくまで基本の対策にプラスする補助です。塗る日焼け止めの代わりにはならず、飲むタイプには紫外線を直接さえぎる効果はありません。そのため、日傘や帽子、塗る日焼け止めといった基本の対策は、これまでどおり続けることが欠かせません。
効果の感じ方には個人差がありますが、塗る対策と組み合わせて、毎日の習慣として無理なく続けていくとよいでしょう。
24時間オンラインで相談でき、最短当日に受け取れる
飲む日焼け止めを始めてみたいときは、DMMオンラインクリニックで医師に相談できます。スマホやパソコンから24時間いつでも申し込め、通院せずに自宅で済ませられるのが特徴です。
診察料は0円、配送料は550円(税込)で、自費の自由診療として取り扱われています。最短で当日に受け取れるため、思い立ったその日からでも始めやすくなっています。
費用の目安は、1日あたり約164~186円です。オンライン診療なので、忙しくて皮膚科に行く時間がとりにくい人でも、すきま時間に相談しやすい仕組みです。なお、料金や対応エリアは変わることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
塗る対策と合わせて内側からの備えも続けたい方は、医師に相談したうえで飲む日焼け止めを始める方法があります。気になる方は、一度くわしい内容を確認してみてください。
日焼け後のケアに関するよくある質問
最後に、日焼け後のケアについてよくある質問にお答えします。気になる点があれば、ここで解消しておきましょう。
- 日焼け後のケアは男性も同じでよいですか?
- 日焼け後すぐにケアできなかったときは、後からでも間に合いますか?
- 日焼け後の肌は何日くらいでよくなりますか?
日焼け後のケアは男性も同じでよいですか?
基本のケアは、性別を問わず同じです。冷やす、保湿する、水分をしっかりとる、回復するまで紫外線を避けるという流れは、男性も女性も変わりません。
男性は皮脂が多くベタつきを気にする人もいますが、日焼け後は乾燥しやすくなっているため、保湿を省かないことが大切です。さっぱりした使い心地の保湿剤を選ぶと続けやすくなります。
なお、内側からの備えとして紹介した飲む日焼け止めも、男性が利用できます。性別に関わらず、自分の肌の状態に合わせてケアを選びましょう。
日焼け後すぐにケアできなかったときは、後からでも間に合いますか?
気づいた時点からでも、ケアを始める意味は十分にあります。理想は日焼け直後ですが、後からでも、冷やす·保湿する·紫外線を避けるといったケアは肌の回復を助けてくれます。
「もう手遅れかも」とあきらめず、気づいたタイミングでできることから始めましょう。とくに、メラニンが作られる数日間のケアは、シミとして残るのを防ぐうえで役立ちます。
なお、赤みや痛みが強い、水ぶくれができているといった場合は、自己ケアだけで抱え込まず、早めに皮膚科に相談すると安心です。
日焼け後の肌は何日くらいでよくなりますか?
回復までの期間には個人差がありますが、軽い日焼け(サンバーン)の赤みやヒリヒリは、数日のうちに少しずつやわらいでいくことが多いです。
ただし、これはあくまで目安です。日焼けの程度や肌質によって回復のスピードは変わり、水ぶくれや皮むけをともなう場合は、治まるまでにもう少し時間がかかることもあります。
赤みや痛みが長引く、症状が悪化していくといったときは、自己判断で様子を見続けず、皮膚科を受診すると安心です。焦らず、肌の回復に合わせてケアを続けましょう。
まとめ:日焼け後のケアは冷却と保湿を徹底し、繰り返さない予防で将来の肌を守る
日焼けは軽いやけどと同じ状態で、最初の対応と数日間の過ごし方がその後の肌を左右します。まずは保冷剤や冷水シャワーで肌をしっかり冷やし、ほてりが引いたら低刺激の化粧水と乳液でたっぷり保湿します。炎症が落ち着いたら黒くならない対策を行い、数日間は紫外線を避けましょう。水ぶくれを潰す、皮を無理にむくといった行動は禁物です。
うっかり日焼けを繰り返さない備えが気になる場合は、DMMオンラインクリニックで相談できます。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、医師による診断·治療の代替となるものではありません。記事中で紹介した対策や治療法の効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。実際の治療や医薬品の服用にあたっては、必ず医師の診察を受け、ご自身の体質·症状に合わせた判断を仰いでください。服用中に体調の異変を感じた場合は、自己判断で中止·継続せず、速やかに処方医または最寄りの医療機関へご相談ください。
参考:
AAD「Dermatologists' top tips for relieving dry skin」