顔痩せは原因別に見極めて自宅ケアから医療まで小顔を目指す


鏡や写真を見るたびに、顔の大きさや丸み、二重あごやエラの張りが気になり、まずは自宅で手軽に、できれば短い期間で顔をすっきりさせたいと考えている方は多いのではないでしょうか。顔痩せは、まず顔が大きく見える原因を見極めるところから始まります。むくみや筋肉の張りが原因であれば自宅のケアで見た目が変わる余地がありますが、脂肪は顔だけを狙って落とすことが難しく、全身の減量が必要になります。


この記事では、顔が大きく見える原因の見分け方から、むくみを流すマッサージ、表情筋トレ、食事・生活習慣、有酸素運動と全身の減量、即効性の現実、性別・年齢別の進め方、美容施術、そして医療的な減量までを解説します。

この記事の監修者

国家公務員共済組合連合会虎の門病院救急科部長

東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)

1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より国家公務員共済組合連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。東京大学医学部附属病院 総合研修センター講師。東京大学医学部講師。KAKENプロフィール。『早わかり! 救急科診療マニュアル』(共訳者)。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為・医薬品の使用を推奨するものではありません。治療や服薬に関しては必ず医師にご相談ください。※オンライン診療では触診や精密検査が行えないため、症状によっては対面受診を勧められる場合があります。※記載の料金・診療時間・処方薬の取り扱い等は2026年7月時点の情報です。最新情報はクリニックの公式サイトをご確認ください。

顔が大きく見える原因の見極め


顔が大きく見える理由は人によって異なり、主に脂肪・むくみ・筋肉(エラ)・たるみ・骨格の5つのタイプが考えられます。効くケアは原因によって変わるため、やみくもに対策を始めるより先に、自分がどのタイプに近いのかを見極めることが大切です。


まずは次のチェックリストで、当てはまりやすい原因の目安を確かめてみましょう。


☐ 顔やあご下の肉をつまむとやわらかくつかめる(脂肪)

☐ 朝と夜や日によって顔のふくらみが変わる(むくみ)

☐ エラのあたりを触ると硬く、力を入れると筋肉が盛り上がる(筋肉・エラ)

☐ 輪郭がぼやけ、二重あご・フェイスラインの崩れが気になる(たるみ)

☐ 脂肪・むくみ・筋肉のいずれにも当てはまりにくい(骨格)

脂肪がついて顔が大きく見えるタイプ

体重が増えたのに合わせて顔まわりも丸くなってきた、という場合は脂肪が主な原因のタイプが考えられます。皮下脂肪が増えると、頬の下や口角の横、あご下などにやわらかい厚みが出て、顔全体がふっくらと大きく見えやすくなります。


見分けのポイントは、あご下や頬の肉を指でつまんだときに、やわらかく厚くつかめるかどうかです。筋肉の張りは硬く、むくみは日によって変わるのに対し、脂肪はつまめる厚みとして一日を通して触れます。つまむ場所は頬とあご下の2か所で試すと分かりやすいでしょう。なお、脂肪は特定の部位だけを狙って落とせないため、脂肪が主な原因のときは、顔だけを狙うより体全体を絞る対策のほうが向いています。

むくみで顔が大きく見えるタイプ

朝起きたときは顔がぼてっと重いのに、夕方には少し落ち着いている、という変化に心当たりがあればむくみタイプが考えられます。むくみは、水分や老廃物が一時的に滞って顔がふくらんで見える状態です。朝と夜、あるいは日によって顔のふくらみが変わりやすいのが、むくみが原因のときの特徴です。


とくに塩分の多い食事やお酒のあと、寝不足の翌朝などに強く出やすくなります。脂肪と違って一時的な変化なので、水分や塩分のとり方や巡りを整えるケアで、印象が動きやすいのもこのタイプです。ただし、なかなか引かない強いむくみは体の不調が隠れている場合もあるため、長く続いたり急に強まったりするときは医療機関で相談してみてください。

筋肉・エラの張りで顔が大きく見えるタイプ

エラの張りが気になる場合は、脂肪ではなく筋肉が顔の輪郭を大きく見せていることがあります。無意識の食いしばりや歯ぎしりの癖があると、あごを動かす咬筋(こうきん)という筋肉が発達し、エラの部分が張って見えやすくなります。奥歯を噛みしめたときにエラのあたりが硬く盛り上がるかどうかが、筋肉が原因かを見分ける手がかりです。脂肪のようにやわらかくはつまめず、むくみのように日ごとに大きく変わることも少ないため、触ったときの硬さで判断しやすいタイプといえます。


日中に上下の歯を当ててしまう癖や、就寝中の歯ぎしりが続くと、咬筋に負担がかかりやすくなります。まずは日中、歯が触れ合っていることに気づいたら、上下の歯をそっと離すことを意識してみましょう。

たるみで顔が大きく見えるタイプ

顔のサイズ自体は変わっていないのに、輪郭がぼやけて大きく見えるなら、原因はたるみかもしれません。皮膚や表情筋がゆるむとフェイスラインの輪郭があいまいになり、実際より顔が大きく見えてしまいます。肌のハリが少しずつ低下することも、たるみが目立つ一因です。二重あごや口元・頬のもたつきが気になり始めたら、たるみが原因のサインと考えられます。


脂肪やむくみが単独で起きているというより、これらとたるみが重なって輪郭の印象を左右していることも少なくありません。同じ顔の大きさでも、肌を軽く引き上げて輪郭がすっきりするならたるみの影響が大きく、引き上げても変わりにくいなら脂肪や骨格の要素が強いと考えられます。

骨格による顔の大きさ

チェックリストで脂肪・むくみ・筋肉のどれにもはっきり当てはまらなかった場合は、骨格そのものが顔の大きさに関わっていると考えられます。エラの骨や顔の縦幅、あごの形は生まれ持った部分が大きく、セルフケアで顔の大きさそのものを変えることは難しいです。マッサージや表情筋トレは、むくみや筋肉、たるみには働きかけられますが、骨の形まで変えるものではありません。


顔痩せグッズも、あくまで補助として使うものです。原因によっては、使っても顔の大きさ自体は変わりにくいことも覚えておきましょう。ただ、骨格が主な原因でも、むくみやたるみを一緒に整えれば顔全体の印象は変わります。骨格だから何をしても無駄、とあきらめる必要はありません。

顔だけを狙って痩せられる?顔の筋トレの効果と限界

顔だけを集中的に痩せられるのか、顔の筋トレやグッズに意味はあるのか、という疑問はよく聞かれます。結論からいうと、脂肪を特定の場所だけ狙って落とすことはできません。ただし、むくみや筋肉の張りが原因なら、自宅のケアで変えられる部分もあります。ここでは、部分痩せの可否と、顔の筋トレで期待できること・できないことを分けて説明します。


  • 顔だけをピンポイントで痩せるのは難しい
  • 顔の筋トレ・表情筋トレで期待できることと限界

顔だけをピンポイントで痩せるのは難しい

残念ながら、顔だけをピンポイントで痩せることはできません。脂肪は特定の部位を狙って落とせるものではなく、減量が進むと全身の体脂肪が少しずつ減っていく仕組みだからです。顔の脂肪も、全身の体脂肪が減るのに合わせて落ちていきます。


つまり、顔だけを対象にした運動やグッズで脂肪そのものを狙い撃ちすることはできません。ただし、これは「顔痩せのために何をしても無駄」という意味ではありません。顔が大きく見える原因がむくみや筋肉の張りにある場合は、自宅のケアで見た目が変わる余地は十分にあります。脂肪が原因なら全身の減量を、むくみや筋肉が原因なら自宅のケアを、と原因に合わせて対策を選ぶことが大切です。

顔の筋トレ・表情筋トレで期待できることと限界

顔の筋トレや表情筋トレーニングには「意味がない」という声もありますが、これは何を期待するかによって答えが変わります。表情筋を動かすトレーニングは、顔まわりの引き締めや血行の面で役立つとされています。


一方で、表情筋を鍛えても脂肪そのものを大きく減らせるわけではありません。筋トレで顔の脂肪が燃えて小さくなる、という効果は期待しにくいのが実際のところです。とはいえ、引き締めや血行という点では取り入れる価値があり、「まったく無駄」というわけでもありません。期待できることと難しいことを分けて考えると、表情筋トレとの付き合い方が見えてきます。


区分 内容
期待できること 顔まわりの引き締め・血行
難しいこと 脂肪そのものを大きく減らすこと

むくみを流すマッサージ

むくみが原因で顔が大きく見えているときは、たまった水分や老廃物の巡りを整えるマッサージが役立ちます。強い力でぐいぐい押すのではなく、やさしくなでるように流すのがポイントです。ここでは、リンパを流すマッサージと、むくみに働きかけるツボ押しの2つをご紹介します。


  • リンパを流すマッサージで顔の巡りを整える
  • むくみに働きかけるツボを押す

リンパを流すマッサージで顔の巡りを整える

顔のむくみが気になるときは、顔から首、鎖骨へと流すリンパマッサージが手軽です。老廃物の出口である鎖骨に向かって流すイメージで、顔まわりの巡りを整えます。強くこするのではなく、やさしい力で肌をなでるように動かすのがコツです。


力を入れすぎると肌への負担になるため、痛みを感じない程度にとどめてください。入浴後など体が温まって血行がよいときにおこなうと、よりすっきり感じやすいとされています。毎日の習慣にすると、朝のむくみ対策としても取り入れやすくなります。


  1. 顔から首・鎖骨へやさしくなでて流す
  2. 強くこすらず、やさしい力で動かす
  3. 入浴後など血行がよいときにおこなう

むくみに働きかけるツボを押す

顔まわりには、むくみのケアに使われるツボがいくつかあります。指の腹でツボをとらえ、痛気持ちいいと感じる程度の力でゆっくり押すのが基本です。強く押しすぎず、肌を傷めないように加減するのが大切です。


グリグリと力任せに押すと、かえって肌や皮膚の下の組織に負担がかかります。呼吸を止めず、息を吐きながらゆっくり圧をかけると、力みすぎを防げます。マッサージとあわせて、気づいたときに軽く取り入れてみるとよいでしょう。


  1. 顔まわりのツボに指を当てる
  2. 痛気持ちいい程度の力でゆっくり押す
  3. 力を入れすぎず肌を傷めないようにする

表情筋・顔の筋トレで顔まわりを引き締める

表情筋を動かすトレーニングは、顔まわりの引き締めに役立つとされています。脂肪を大きく減らすものではありませんが、口元やフェイスラインの印象を整えたい人には取り入れやすいケアです。道具がなくてもできる3つのトレーニングを取り上げます。


  • 舌回し運動で口まわりを引き締める
  • あいうえお体操で表情筋を大きく動かす
  • 口角・頬を持ち上げるトレーニング

舌回し運動で口まわりを引き締める

舌回し運動は、口の中で舌を大きく動かして口まわりの筋肉を使うトレーニングです。歯の表面をなぞるように、舌をぐるりと大きく回します。左右どちらの向きにも、無理のない回数を目安におこなうのがポイントです。


最初は少ない回数から始め、慣れてきたら少しずつ増やすと続けやすくなります。ほうれい線や口元のたるみが気になる人にも取り入れやすい動きです。ただし、あごや舌に痛みが出たときは中止してください。無理に続けると、あご関節に負担がかかることがあります。


  1. 舌を口の中で大きく回す
  2. 左右両方向に、無理のない回数を目安におこなう
  3. 痛みが出たら中止する

あいうえお体操で表情筋を大きく動かす

あいうえお体操は、口を大きく動かして「あいうえお」と発声し、表情筋全体を使う体操です。声は小さくてもかまわないので、一つひとつの口の形を大きくつくることを意識します。「あ」は大きく開き、「う」はしっかりすぼめるなど、口の形をはっきり変えるのがコツです。


鏡を見ながらおこなうと、左右で動きに差がないかを確かめられて続けやすくなります。テレビを見ている時間や入浴中など、生活の中に組み込むと習慣にしやすい動きです。大きく動かすことを意識するだけで、ふだん使っていない筋肉にも働きかけられます。


  1. 口を大きく動かして「あいうえお」と発声する
  2. 一つひとつの口の形を大きくつくる
  3. 鏡を見ながらおこなう

口角・頬を持ち上げるトレーニング

口角や頬を引き上げるトレーニングは、笑顔をつくる筋肉を意識して使う動きです。口角を左右に引き上げ、頬を持ち上げた状態で数秒キープします。大きな笑顔をつくるように頬を持ち上げ、その位置で数秒静止するのがポイントです。一度に長くやるよりも、毎日少しずつ続けるほうが取り組みやすくなります。


頬の高い位置を意識すると、口元やフェイスラインの印象が引き締まって見えやすくなります。表情が乏しくなりがちなデスクワーク中心の人ほど、気分転換をかねて取り入れてみるのもおすすめです。


  1. 口角・頬を引き上げる
  2. 笑顔をつくるように頬を持ち上げて数秒キープする
  3. 毎日少しずつ続ける

むくみ・脂肪をため込まない食事・生活習慣

顔の大きさには、日々の食事や生活習慣も関わっています。塩分やアルコールのとりすぎはむくみに、糖質・脂質のとりすぎは脂肪の蓄積につながり、どちらも顔まわりの印象を左右する要因です。むくみと脂肪の両面から、ため込みにくくする食事・生活習慣を見ていきましょう。


  • 塩分・アルコールを控えてむくみを防ぐ
  • 睡眠不足や姿勢のくずれを正して巡りを整える
  • 糖質・脂質のとりすぎを控えて脂肪の蓄積を防ぐ

塩分・アルコールを控えてむくみを防ぐ

むくみが気になるときは、まず塩分とアルコールのとり方を見直すのがおすすめです。塩分をとりすぎると体は水分をため込みやすくなり、むくみにつながることがあります。厚生労働省の目標量では、食塩相当量は18歳以上で男性7.5g未満、女性6.5g未満です。ふだんの食事でこの目標量を意識し、塩分を控えめにすることがむくみ対策の土台になります。


また、食塩のとりすぎは高血圧などのリスクを高めると報告されており、健康の面からも控えめが望ましいとされています。アルコールのとりすぎもむくみにつながりやすいため、お酒を飲む機会が多い人は量やペースに気をつけるとよいでしょう。


食塩相当量の目標量:18歳以上 男性7.5g未満/女性6.5g未満


(出典: 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」ナトリウムの食事摂取基準 )

睡眠不足や姿勢のくずれを正して巡りを整える

むくみ対策では、睡眠と姿勢も見落とせません。睡眠が不足すると血行や巡りが乱れやすく、翌朝に顔がむくんで見えることがあります。十分な睡眠をとり、同じ姿勢を長く続けないようにするだけでも、顔まわりの巡りは整いやすくなります。


長時間うつむいてスマートフォンを見たり、猫背のまま座り続けたりする姿勢は、首から顔にかけての巡りをさまたげがちです。仕事の合間に軽く首を回す、こまめに姿勢を正すといった小さな習慣が、むくみのたまりにくい状態づくりに役立ちます。寝不足が続いているなら、まずは睡眠時間の確保から始めてみましょう。

糖質・脂質のとりすぎを控えて脂肪の蓄積を防ぐ

顔の脂肪をため込まないためには、糖質や脂質のとりすぎを見直すことが基本です。エネルギーを必要以上にとると、使いきれなかった分が体脂肪として蓄えられ、顔を含む全身に脂肪がつきやすくなります。主食・主菜・副菜のそろった栄養バランスのよい食事が、脂肪をため込まない土台です。


甘い飲み物や揚げ物、間食が多い人は、まずその頻度を見直すだけでも違いが出ます。極端に食事を減らす必要はなく、とりすぎている分を無理のない範囲で調整するのが続けるコツです。顔だけをどうにかしようとするより、体全体の脂肪を増やさない食べ方を続けるほうが、顔まわりの変化も出やすくなります。

有酸素運動と全身の減量で顔の脂肪を落とす

顔の脂肪が主な原因の場合、顔だけの対策では変わりにくいため、全身の体脂肪を減らすほうが結果的に確実です。有酸素運動と筋トレを組み合わせて全身を絞ると、顔の脂肪も少しずつ落ちていきます。体脂肪を減らす運動から、自己流で続かないときの選択肢までを順にお伝えします。


  • 有酸素運動で体脂肪全体を減らす
  • 筋トレで基礎代謝を上げて痩せやすくする
  • 自己流で続かない・落ちにくいときは医療的な減量も選択肢になる

有酸素運動で体脂肪全体を減らす

顔の脂肪は全身の体脂肪とつながっているため、落とすには全身で体脂肪を減らすのが基本です。ウォーキングやジョギングといった有酸素運動は、全身の体脂肪を減らすのに役立ちます。体脂肪を1kg減らすには、およそ7,000kcalぶんのエネルギー調整が必要とされています。


これは食事だけ、運動だけで一気に達成する数字ではなく、毎日の積み重ねで少しずつ縮めていくものです。まずは無理のない範囲のウォーキングから始め、続けられる習慣にすると、体脂肪は着実に減っていきます。顔の変化を感じるまでには時間がかかりますが、全身が絞れてくると顔まわりもすっきりしてきます。


体脂肪を1kg減らすために必要なエネルギー量は約7,000kcal


(出典: 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」 )

筋トレで基礎代謝を上げて痩せやすくする

全身の筋トレは、痩せやすい体づくりの面でも役立ちます。加齢に伴う基礎代謝量の低下は、主に骨格筋量の減少が理由とされています。全身の筋トレで筋肉量を保つ・増やすことは、基礎代謝の維持に役立つと考えられます。


基礎代謝が保たれると消費エネルギーが落ちにくくなり、体脂肪を減らす取り組みを後押ししてくれるのです。筋トレは週2〜3日の実施が推奨されており、有酸素運動と組み合わせると、さらなる効果が期待できるとされています。まずはスクワットなど大きな筋肉を使う種目から、無理のない範囲で始めてみましょう。


加齢に伴う基礎代謝量の低下は、骨格筋量の減少が主な理由


(出典: 厚生労働省 健康づくりサポートネット「加齢とエネルギー代謝」 )

自己流で続かない・落ちにくいときは医療的な減量も選択肢になる

ここまでの食事や運動を続けても、なかなか成果が出ない、そもそも続かない、と感じることは珍しくありません。自己流の減量が思うように進まないのは、意志の弱さだけが理由ではなく、体質や生活環境も関わっているのです。


生活習慣の見直しだけでは足りないと感じたときは、医師のもとでおこなう医療的な減量という選択肢もあります。とくに、なかなか落ちにくい脂肪や全身の肥満が背景にある場合は、自己流を続けるより専門家に相談したほうが早い場合もあるでしょう。医療的な減量では、医師が体の状態を確認したうえで、一人ひとりに合った方法を提案してくれます。どんな進め方があるのかを、次で具体的に見ていきましょう。

即効・1週間で顔をすっきりさせる方法と現実性

「1週間で顔痩せ」「即効で小顔」という言葉をよく見かけますが、どこまで現実的なのでしょうか。結論をいうと、むくみが原因なら短期間でも変化を感じやすい一方、脂肪は1週間ではほとんど落ちません。原因によって、短期間で変えられる範囲は大きく違います。


原因 短期間での変化
むくみ 即日〜数日で変化が出やすい
脂肪 1週間程度では大きく落ちにくい

むくみケアと見せ方で当日から顔をすっきりさせる

むくみが原因のときは、即日から数日という短い期間でも見た目が変わりやすいのが特徴です。朝のむくみを流すマッサージや、塩分・水分のとり方の調整など、むくみ向けのケアは比較的すぐに変化を感じられます。当日すっきり見せたいなら、ケアに加えて髪型やメイク、写真の撮り方といった見せ方の工夫も効果的です。


フェイスラインが隠れる髪型にする、明るい光を斜めから当てる、少し上から撮るといった工夫だけでも、顔の印象は変わります。ただし、こうした変化の多くは一時的なもので、続けることが前提になります。むくみを流しても、塩分の多い食事や寝不足が続けばまた戻りやすいため、日々のケアとセットで考えることが欠かせません。見せ方の工夫はあくまで印象を整えるもので、脂肪そのものが減るわけではない点は覚えておきましょう。

脂肪が原因の場合は1週間では落ちにくい

一方、脂肪が原因の場合は、1週間程度の短期間で大きく落とすことは難しいのが現実です。体脂肪を減らすにはエネルギー収支の調整が必要で、1kg減らすだけでも、およそ7,000kcalぶんの調整が要ります。


1週間という短い期間で狙えるのは、主にむくみによる見た目の変化にとどまります。この間に脂肪を大きく減らそうとして極端な食事制限をすると、体調を崩したり、反動で食べすぎたりしがちです。


短期間で見た目を整えたいときはむくみケアと見せ方の工夫で対応し、脂肪を落とすのは数週間から数か月単位で取り組む、と分けて考えると無理がありません。あせらず、時間のかかるものと受けとめて続けるほうが、かえって着実に変化を出せます。

男性・中高生の顔痩せの進め方

顔痩せの進め方は、性別や年齢によって重点が変わります。男性は皮下脂肪と生活習慣の見直しが中心で、中高生・学生は成長期に配慮したセルフケアが中心です。


男性は、食べすぎや飲酒、運動不足といった生活習慣を見直し、全身の減量に取り組むと、顔まわりの変化にもつながりやすくなります。顔だけを狙うより、生活習慣全体を整えるほうが結果を出しやすい進め方です。


一方、中高生や学生は成長期の途中にあるため、体の発達に必要な栄養をとることが最優先で、無理な食事制限は避けてください。極端に食事を減らすと、成長や体調に影響しかねません。この時期はマッサージや表情筋トレ、生活習慣の見直しといったセルフケアを中心にし、極端な減量やグッズ頼みにしないことが大切です。


対象 重点・注意
男性 皮下脂肪と生活習慣の見直し
中高生・学生 無理な食事制限を避けセルフケア中心

セルフケアで足りないときの顔の美容施術

セルフケアを続けても変化を感じにくいときや、脂肪・たるみ・エラの張りがはっきりしているときは、美容施術という選択肢もあります。向いている施術は原因によって異なり、脂肪・たるみ・エラで変わってきます。ここで紹介するのは、原因別の代表的な施術の一般的な名称です。いずれも自由診療にあたり、効果やリスクには個人差があります。


原因 施術の一般名
脂肪 脂肪溶解注射・脂肪吸引
たるみ ハイフ・糸リフト
エラの張り ボトックス

脂肪が気になる場合の脂肪溶解注射・脂肪吸引

脂肪が原因で顔が大きく見えている場合、医療の選択肢として脂肪溶解注射や脂肪吸引があります。脂肪溶解注射は、気になる部分の脂肪に働きかけて減らすことを目的とした施術です。脂肪吸引は脂肪そのものを取り除く施術で、効果の出方やダウンタイムには個人差があります。


脂肪吸引は、あご下や頬の脂肪をまとめて減らしたい場合の選択肢の一つです。どちらも自由診療にあたり、費用は全額自己負担になります。ダウンタイムの過ごし方や仕上がりのイメージは施術やクリニックによって差があるため、受ける前にカウンセリングで十分に確認しておくと安心です。効果やリスクの感じ方は人によって異なるので、医師とよく相談して選ぶことが大切です。

たるみが気になる場合のハイフ・糸リフト

たるみが原因でフェイスラインがぼやけている場合は、ハイフや糸リフトといった選択肢があります。ハイフは、肌の引き締めを目的として、皮膚の内側に働きかける施術です。糸リフトは、糸を使ってフェイスラインを引き上げる施術で、効果の程度や持続期間には個人差があります。


切らずに引き締めを目指せるのが利点です。ハイフも糸リフトも保険のきかない自由診療にあたり、費用は全額自己負担になります。施術後の腫れや違和感の有無、持続期間の目安などは、事前に確認しておくと安心です。自分のたるみの程度に合うかどうかは、医師の診察を受けて判断するのが確実です。

エラの張りが気になる場合のボトックス

筋肉、とくにエラの張りが原因で顔が大きく見えている場合は、ボトックスという選択肢があります。ボトックスは、発達した咬筋に働きかけて筋肉の張りをやわらげ、エラの目立ちを抑えることを目的とした施術です。


効果は一時的で、持続期間には個人差があり、状態を保つには繰り返しの施術が必要になることがあります。ボトックスも保険適用外で、費用は全額自己負担です。噛む力への影響や効果の出方は人によって異なるため、施術前に医師とよく相談することが欠かせません。エラの張りが脂肪やたるみと混ざっている場合もあるので、まずは原因を診てもらうことをおすすめします。

全身の減量で顔もすっきりさせるならDMMオンラインクリニックのメディカルダイエット

ここまで見てきたように、顔の脂肪だけを狙って落とすことはできず、落ちにくい脂肪や全身の肥満が背景にある場合は、全身の減量が顔の変化にもつながります。とはいえ、自己流ではなかなか続かない、成果が出にくいという人も少なくありません。そんなときの選択肢が、医師の診療のもとで全身の減量に取り組めるDMMオンラインクリニックのメディカルダイエットです。ここでは、その特徴を3つの点から紹介します。


  • 医師の診療のもとで全身の減量に取り組める
  • オンライン診療で男性・女性それぞれのプランに対応
  • 続けやすい料金と継続の目安

医師の診療のもとで全身の減量に取り組める

DMMオンラインクリニックのメディカルダイエットでは、医師の診療のもとで全身の減量に取り組めます。自己流で食事や運動を続けるのとは違い、医師が体の状態を確認したうえで進めていく点が特徴です。


診察のうえで必要に応じて薬が処方されますが、医師の判断により処方できない場合もあります。希望すれば必ず処方されるわけではなく、一人ひとりの状態に応じて医師が判断します。なお、このメディカルダイエットは公的医療保険が適用されない自由診療で、費用は全額自己負担です。全身の減量を、医師のサポートを受けながら進めたい人に向いた方法といえます。

オンライン診療で男性・女性それぞれのプランに対応

DMMオンラインクリニックのメディカルダイエットは、オンラインで受診できるのも特徴です。スマートフォンやパソコンから診察を受けられるため、通院の負担がなく、薬は最短で当日発送に対応しています。


24時間オンラインで診療を受けられるので、日中は仕事や家事で時間が取りにくい人でも、生活に合わせて受診しやすくなっています。忙しくて通院の時間が取れない、近くにクリニックがないといった人にも取り入れやすい仕組みです。プランは男性向けと女性向けがそれぞれ用意されており、性別による体の違いをふまえて選べます。自分の生活スタイルに合わせて、続けやすい形を選べるのが利点です。

続けやすい料金と継続の目安

メディカルダイエットを続けるうえでは、料金や続け方の目安も気になるところです。DMMオンラインクリニックには継続しやすい定期プランがあり、続け方の目安も示されています。料金は薬剤や用量によって幅があり、無理のない範囲で始めて継続できる仕組みになっています。


オンラインで問診から診察まで進められるため、忙しい人でも続けやすいのが特徴です。ここで紹介した料金やプランの内容は2026年7月時点のもので、変更される場合があります。最新の料金や詳しい条件は、公式サイトで確認してください。


顔の脂肪が気になり、自己流の減量が続かないと感じているなら、まずはどんなプランがあるかを見てみるところから始められます。男性・女性それぞれの詳しいメニューは、下記から確認できます。

顔痩せに関するよくある質問

グッズやガム、エステの効果など、よくある疑問をまとめました。気になるところから読んでみてください。


  • 顔痩せグッズだけで顔は痩せますか?
  • ガムを噛むと顔痩せに効果はありますか?
  • エステや小顔矯正で小顔になれますか?

顔痩せグッズだけで顔は痩せますか?

顔痩せグッズは補助的なもので、それだけで顔の大きさを変えるのは難しいのが実際です。とくに脂肪が原因の場合、グッズを使っても脂肪そのものは減らないため、大きさはあまり変わりません。むくみ対策として使うぶんには役立つこともありますが、原因に合ったケアと組み合わせて使うことが前提です。グッズだけに頼らず、原因の見極めとセットで取り入れることが大切です。

ガムを噛むと顔痩せに効果はありますか?

ガムを噛むと咀嚼で表情筋やあごまわりの筋肉を使うため、まったく無意味ではありませんが、噛みすぎには注意が必要です。適度に噛むぶんには口まわりの運動になりますが、長時間噛み続けると咬筋が発達し、かえってエラが張って見えることがあります。顔痩せの主な手段にするというより、適度な範囲で取り入れる程度に考えておくのが無難です。噛みすぎている人は、量や時間の見直しが必要です。

エステや小顔矯正で小顔になれますか?

エステや小顔矯正で得られる変化は一時的な傾向があり、持続させるには原因そのものへの対処が必要です。むくみが原因の場合は施術後にすっきり感じやすい一方、脂肪や骨格が原因の場合は、施術だけで大きさを変えるのは難しいのが実際です。一時的に印象を整えたいときには向いていますが、根本から変えたい場合は、原因に合ったケアや医療を検討することをおすすめします。

まとめ:顔痩せは原因の見極めから始め、落ちにくい脂肪は全身の減量で整えよう

顔痩せは、顔が大きく見える原因を見極めることから始まります。むくみや筋肉の張りが原因なら、マッサージや表情筋トレ、食事や生活習慣の見直しといった自宅のケアで印象を変えられます。


一方、脂肪は顔だけを狙って落とすことができず、有酸素運動と全身の減量で少しずつ整えていくものです。即効性を求めたくなりますが、1週間で変えられるのは主にむくみによる見た目で、脂肪を落とすには時間がかかります。まずは自分のタイプを見極め、原因に合ったケアから始めてみましょう。


セルフケアだけでは落ちにくい脂肪や全身の肥満が気になるなら、医師のもとでおこなう全身の減量も選択肢の一つです。自分に合うかどうかは、下記から確認できます。

【免責事項】 本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、医師による診断・治療の代替となるものではありません。記事中で紹介した対策や治療法の効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。実際の治療や医薬品の服用にあたっては、必ず医師の診察を受け、ご自身の体質・症状に合わせた判断を仰いでください。服用中に体調の異変を感じた場合は、自己判断で中止・継続せず、速やかに処方医または最寄りの医療機関へご相談ください。

未承認医薬品等に関する注意事項

本記事で触れているメディカルダイエット(GLP-1受容体作動薬によるダイエット治療)で用いられる医薬品には、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されているものが含まれますが、肥満症治療目的での処方は国内で承認されていません。


【入手経路等】

提携クリニックで処方する医薬品は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。


【国内の承認医薬品等の有無】

同成分の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。


【諸外国における安全性等に係る情報】

アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。主な副作用として、吐き気、胸やけ、下痢、便秘などの胃腸症状がみられます。これらは使用を続ける中で軽くなることもありますが、まれに急性膵炎などの重い副作用が起こる可能性もあります。


【医薬品副作用被害救済制度について】

万が一重篤な副作用が出た場合でも、適正な使用と認められず、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性が非常に高いです。

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