産後に痩せないのはなぜ?原因と無理のない対処法・受診の目安まで解説


産後に痩せないと、頑張っているのに体重が戻らず、自分のケアに時間も取れないなかで、焦りや苛立ちを感じてしまうことがあります。しかし、戻りにくさの多くは体の仕組みや産後の生活環境によるもので、あなたの努力が足りないせいではありません。

この記事では、産後に痩せない主な原因をはじめ、授乳中でも無理なくできる対処法、痩せやすい時期の目安、受診を考える目安、そして卒乳後の医療の選択肢までしっかりお伝えします。

この記事の監修者

国家公務員暇組合連合会虎の門病院救急科部長

東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)

1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年国家より公務員連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。東京大学医学部附属病院 総合研修センター講師。東京大学医学部講師KAKENプロフィール。『早わかり! 救急科診療マニュアル』(共訳者)。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為·医薬品の使用を推奨するものではありません。治療や服薬に関しては必ず医師にご相談ください。
※オンライン診療では触診や精密検査が行えないため、症状によっては対面受診を勧められる場合があります。
※記載の料金·診療時間·処方薬の取り扱い等は2026年6月時点の情報です。最新情報はクリニックの公式サイトをご確認ください。

産後に痩せないのはなぜ?体重が戻らない主な原因

産後に体重が戻りにくいのは、一つの原因ではなく、いくつかの要因が重なって起こることがほとんどです。妊娠·出産にともなう体の変化と、育児中の生活環境の両方が関わります。

産後に痩せにくくなる主な原因として、次の5つが挙げられます。

  • 産後のホルモン変化が体重の戻りに関わる
  • 睡眠不足で食欲が増えやすくなる
  • 筋肉量が減って基礎代謝が落ちる
  • 骨盤や姿勢の崩れで体型が戻りにくくなる
  • むくみや水分代謝の影響で見た目が変わる

どれも産後の体に自然に起こりうる変化で、複数が同時に重なることも珍しくありません。気になるものから順に確認してみてください。

産後のホルモン変化が体重の戻りに関わる

産後の体重が戻りにくい背景には、出産後に起こるホルモンの大きな変化があります。

出産後は、妊娠中に増えていた卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモンが減り、かわりに母乳に関わるプロラクチンが増えます。これは体にとって、妊娠中とは逆向きのホルモン環境へ大きく切り替わる時期です。エストロゲンには脂質の代謝に関わる働きがあることが知られています。

このようなホルモンの大きな変化は、代謝や食欲、体重の変動に影響することがあると考えられます。ただし、ホルモンの変化だけで痩せにくくなると言い切れるわけではなく、睡眠や筋肉量、生活環境などの要因と重なって体重の戻りに関わっていきます。

睡眠不足で食欲が増えやすくなる

産後に食べすぎてしまいやすい理由の一つに、睡眠不足があります。

睡眠不足が数日続くと、食欲を抑えるホルモンのレプチンが減り、食欲を高めるグレリンが増えることが分かっています。その結果として、ふだんより食欲が増しやすくなります。産後は夜間の授乳や夜泣きで、まとまった睡眠がとりにくく、細切れの睡眠になりやすい時期です。睡眠が十分にとれない日が続くほど、こうした食欲に関わるホルモンの変化が起こりやすくなります。

眠れない状態が続くと、自分の意志とは関係なく食欲が乱れやすくなります。食べすぎが気になるときは、食事の内容だけでなく、睡眠や休息にも目を向けることが対策につながります。

筋肉量が減って基礎代謝が落ちる

産後に痩せにくくなる背景には、筋肉量の減少による基礎代謝の低下もあります。

基礎代謝は、何もしていなくても消費されるエネルギーで、1日の総エネルギー消費のうち約6を占めます。その基礎代謝が下がる主な理由は、骨格筋などの除脂肪量(筋肉など脂肪以外の組織)が減ることです。つまり、筋肉量が落ちると、消費されるエネルギーも減りやすくなります。

加齢や運動不足で筋肉量が減ると、基礎代謝は下がりやすくなります。産後は体を休める時間が長くなり、まとまった運動の時間もとりにくいため、筋肉量が落ちやすい時期といえます。無理のない範囲で体を動かして筋肉量を保つことが、痩せやすさを支えることにつながります。

骨盤や姿勢の崩れで体型が戻りにくくなる

産後の体型が戻りにくいことには、骨盤や姿勢の崩れも影響するといわれています。

妊娠·出産では、骨盤まわりや腹部の筋肉に大きな負担がかかります。加えて、ホルモンの影響で骨盤まわりの関節がゆるみやすくなるため、骨盤や姿勢が崩れやすくなります。こうした崩れが、体型の戻りにくさや見た目の変化に関わるとされています。

一方で、骨盤の崩れそのものが「脂肪がつく」「代謝が落ちる」といった変化を直接引き起こすとまでは言えません。骨盤まわりを整えることは、姿勢や見た目を含めて体のバランスを取り戻していく方法の一つとして、無理のない範囲で取り入れるとよいでしょう。

むくみや水分代謝の影響で見た目が変わる

体重や見た目の変化には、脂肪だけでなくむくみ(水分)も関わっています。

女性ホルモンの変動などによって、むくみが起こることがあります。そのため、体重が増えたように見えても、その一部は脂肪ではなく水分によるむくみであることがあります。たとえば月経前に1~2kgほど体重が増えることがありますが、これは脂肪が増えたのではなく、むくみによる一時的な変化です。むくみによる増加は、脂肪が増えた状態とは違います。

産後に体重の数字が思うように戻らないときも、その一部がむくみによるものということもあります。数字だけにとらわれず、体調や見た目の変化もあわせて見ていくと、必要以上に焦らずにすみます。

産後に痩せないのはいつまで?痩せやすい時期の目安

産後に体重が戻り始める時期には個人差がありますが、まずは体が回復する産褥期を一つの目安にできます。

出産後に母体が回復するまでの産褥期は、一般に約6~8週間とされます。この時期に子宮は、産後6週間ほどかけて妊娠前の大きさに戻っていきます。体の回復が進み、授乳や育児の生活リズムが整ってくると、体重も徐々に戻りやすくなっていきます。

主な時期の目安は、次のとおりです。


時期の目安

体の状態

産後約6~8週間(産褥期)

母体が回復していく時期

産後約6週間ごろ

子宮が妊娠前の大きさに戻る目安

産後約6か月ごろまで

体重が比較的戻りやすいとされる時期(個人差あり)


産後6か月ごろまでが比較的戻りやすいと言われることもありますが、戻り方には個人差が大きく、「○か月までが勝負」と区切れるものではありません。1年以上たってからでも、生活を見直すことで体型を戻していくことはできます。焦って期限を決めるよりも、自分のペースで続けられることが大切です。

完母・母乳でも産後に痩せないのはなぜ?授乳中に気をつけたいこと

完全母乳(完母)で育てているのに思うように痩せない、と感じる方は少なくありません。母乳育児はエネルギーを使うイメージがありますが、痩せ方には個人差があり、授乳中ならではの注意点もあります。

母乳と体重の関係には、知っておきたいポイントが2つあります。

  • 母乳でのエネルギー消費は個人差があり痩せるとは限らない
  • 授乳中は無理な食事制限を避ける

母乳と体重の関係を正しく知っておくと、無理のない範囲で体を整えやすくなります。

母乳でのエネルギー消費は個人差があり痩せるとは限らない

母乳育児はエネルギーを使いますが、母乳を続ければ必ず痩せるとは限りません。

授乳期は、1日あたり約350kcal多くとる必要があるとされています。それだけ母乳づくりにエネルギーが使われますが、消費されるエネルギーには個人差があり、痩せるかどうかは人それぞれです。さらに、授乳期は食欲が増えやすく、食べる量が増えると、母乳で消費した分が帳消しになることもあります。睡眠不足が重なると、食欲はいっそう増しやすくなります。

母乳だから自然に痩せるとは考えず、消費する量と食べる量のバランスを意識することが、無理のない体づくりにつながります。

授乳中は無理な食事制限を避ける

授乳中は、体重が気になっても極端なカロリー制限は避けることが大切です。

授乳期は必要なエネルギーや栄養が増えるため、食事を大きく減らすと、体調や母乳に影響することがあります。とくに授乳中は母乳をつくるためのエネルギーも必要になるため、極端に食事量を減らすと、疲れやすさや体調の崩れにつながることがあります。

主食·主菜·副菜をそろえ、たんぱく質や鉄·カルシウムなどを意識してバランスよく食べることが基本です。鉄は赤身の肉や葉物野菜、カルシウムは乳製品や小魚などから補えます。減らすことよりも、必要な栄養をきちんととることを優先します。

体重を整えたいときも、体調や母乳に影響しない範囲でゆるやかに進めるのが、産後の体づくりの基本です。

産後に痩せないときの無理のない対処法

ここまでの原因をふまえると、産後の体型戻しは「無理をしないこと」が何より大切です。授乳や育児で余裕がないなかでも続けられる、負担の少ない対処から取り入れていきましょう。

その前に、安全面で押さえておきたい点があります。授乳中は、体重が気になっても過度なカロリー制限は避けてください。また、本格的な運動を始める時期は、出産方法(経腟分娩か帝王切開か)や回復の状態によって変わります。運動を始める前には、医師に相談してください。

無理なくできる対処は、大きく次の4つです。

  • たんぱく質と野菜を先に食べて食べすぎを防ぐ
  • 抱っこや家事の合間にこまめに体を動かす
  • 細切れでも睡眠と休息をとって食欲の乱れを防ぐ
  • 骨盤ベルトや軽い体操で姿勢を整える

食事·運動·睡眠·骨盤ケアの面から、取り入れやすいものを生活に加えてみてください。

たんぱく質と野菜を先に食べて食べすぎを防ぐ

食事は、量を減らすよりも「食べ方」を工夫することで、食べすぎを防げます。

たんぱく質は筋肉の維持に関わるため、身体活動量に応じてしっかりとることが大切です。卵や肉、魚、豆腐や納豆などの大豆製品は、毎食に取り入れやすいたんぱく質源です。

食事のときは、野菜やたんぱく質を先に食べることが、食べすぎの予防に役立つとされています。葉物野菜やきのこ、海藻など、よく噛んで食べられる野菜から始めると、食事のペースもゆっくりになります。食べる順番だけで大きく変わるわけではありませんが、野菜やたんぱく質を先にゆっくり食べることで、結果として食べすぎを抑えやすくなります。

また、よく噛んで食べると、食後に消費されるエネルギーが増えます。ゆっくり噛むことは、食べすぎの防止にもつながります。量を我慢するのではなく、食べる順番とよく噛むことを意識するだけでも、無理なく食事を整えられます。

抱っこや家事の合間にこまめに体を動かす

まとまった運動の時間がとれなくても、日常の動きを増やすだけで体づくりに役立ちます。

座っている時間を減らし、日常生活でこまめに体を動かすことは、肥満の予防につながります。とくにこまめに立つ·歩くなど日常の活動量を増やすことが大切です。産後は赤ちゃんの抱っこや家事など、体を動かす場面が意外と多くあります。抱っこや家事の合間に体を動かすことを意識し、無理のない範囲で活動量を増やしていきましょう。

たとえば、エレベーターより階段を使う、赤ちゃんを抱っこしたまま軽く立ち座りをする、ベビーカーで少し遠回りして散歩するなど、特別な道具や準備がいらない動きから取り入れられます。

なお、本格的な運動を始める時期は、出産方法や回復の状態によって変わります。始める前には医師に相談し、体調に合わせて進めてください。特別な運動でなくても、日々のこまめな動きの積み重ねが、産後の体を整えることにつながります。

細切れでも睡眠と休息をとって食欲の乱れを防ぐ

睡眠不足は食欲の乱れにつながるため、細切れでも睡眠と休息をとることが、食べすぎ対策につながります。

睡眠が不足すると、食欲を高めるホルモンが増え、食べすぎを招きやすくなります。産後はまとまった睡眠をとるのが難しい時期ですが、赤ちゃんが眠っている間に一緒に休むなど、日中の休息で睡眠時間を補うことが大切です。

睡眠不足や疲れは、イライラや気分の落ち込みにもつながります。一人で抱え込まず、家族やまわりの協力を得ながら休む時間を確保しましょう。家事の優先順位を下げる、宅配や時短家電を活用する、赤ちゃんが昼寝するときは一緒に横になるなど、「休むための工夫」を取り入れるのも一つの方法です。

まとまって眠れないからと諦めず、とれるときに少しでも体を休めておくことが、食欲の安定にも体の回復にもつながります。体重のためにも心の余裕のためにも、休むことはサボりではなく、大切な対処の一つです。

骨盤ベルトや軽い体操で姿勢を整える

骨盤ベルトや軽い体操で姿勢を整えることは、産後の体を整える選択肢の一つです。

妊娠·出産で崩れた姿勢を整えることは、見た目や体の動かしやすさの改善につながります。一方で、骨盤ケアそのもので痩せたり代謝が上がったりするわけではないため、体を整える方法の一つとして、無理のない範囲で取り入れるとよいでしょう。

無理のない範囲のストレッチや軽い体操を習慣にして、骨盤まわりや姿勢を少しずつ整えていきましょう。痛みや不調があるときは無理をせず中止し、医師に相談してください。「痩せるため」と気負わず、体を心地よく整える習慣として続けると、産後の生活もすごしやすくなります。

産後に痩せないのは病気のサイン?受診を考える目安

産後の痩せにくさの多くは、これまで見てきたような自然な体の変化によるものです。ただし、なかには病気が関係していることもあり、見分けるポイントを知っておくと安心です。

受診を考えるうえで目安になるのは、次の2つです。

  • 甲状腺機能低下症など代謝に関わる病気が隠れていることもある
  • こんなときは医療機関に相談する

当てはまる症状が続くときに、自己判断せず相談するための目安として役立ててください。

甲状腺機能低下症など代謝に関わる病気が隠れていることもある

生活を見直しても体重や体調が変わらないときは、まれに病気が関係していることもあります。

たとえば甲状腺機能低下症では、全身の代謝が低下し、むくみや寒がり、体重の増加などが起こります。また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、インスリンの効きが低下し、肥満を伴いやすいことが知られています。

こうした不調は、生活を見直しても体重や体調に変化がないときに、背景に隠れていることもあります。すべての人に当てはまるわけではありませんが、気になる症状が続く場合は、一度確認してみるとよいでしょう。痩せないことを自分の努力不足と決めつけず、病気の可能性も視野に入れておくことが、適切な対処につながります。

こんなときは医療機関に相談する

気になる症状が続くときは、自己判断せず医療機関に相談しましょう。次のような状態が続くときは、受診を検討する目安です。


☐ 強いむくみ·倦怠感·寒がりなどの体調変化が続く
☐ 生活を見直しても体重や体調が変わらない
☐ 月経が長く戻らない、気分の落ち込みが続く


こうした症状があるときは、まず婦人科や内科などの医療機関に相談してください。産後の体調や月経に関する不安は婦人科、全身の倦怠感やむくみが気になるときは内科が、相談先の目安です。早めに相談することで、背景にある不調が分かり、安心して次の対処に進めます。

産後に痩せないときはメディカルダイエットも選択肢になる

ここまでの対処を続けても、授乳期が終わってから体型が戻りにくいと感じることもあります。そうしたときの選択肢の一つが、医師の管理のもとで行うメディカルダイエットです。

メディカルダイエットで知っておきたいのは、次の3点です。

  • メディカルダイエットは医師の管理のもとで行う自由診療
  • 内服薬や注射などの主な方法
  • 授乳中は受けられないのが基本で卒乳後が前提

どんな方法で、いつから検討できるのかを知っておくと、自分に合うかどうかを判断しやすくなります。自己流で戻りにくいと感じたら、卒乳後の選択肢として、医師に相談する方法もあります。

メディカルダイエットは医師の管理のもとで行う自由診療

メディカルダイエットは、医師の管理のもとで行う体重管理の方法です。

公的医療保険が適用されない自由診療にあたり、費用は自己負担です。体質や生活状況、健康状態に合わせて、医師がその人に合った方法を選びます。市販のサプリやセルフケアとは違い、医師の診察を受けながら進める点が特徴です。ただし、効果の現れ方には個人差があり、向き·不向きや進め方も人によって変わります。

自由診療で費用が自己負担になる点をふまえ、医師と相談しながら、自分に合うかどうかを見極めることが大切です。

内服薬や注射などの主な方法

メディカルダイエットには、内服薬や注射などいくつかの方法があります。

なかでもGLP-1受容体作動薬は、中枢に作用して食欲を抑えるなどして、体重を減らすと考えられています。研究では内臓脂肪を減らす結果も報告されていますが、その対象は主に糖尿病などの患者で、すべての人に同じ効果があるとは限りません。

主な方法と特徴を整理すると、次のとおりです。


方法

概要

留意点

内服薬

GLP-1受容体作動薬などを飲み薬として使う

効果や安全性には個人差があり、医師の処方が必要

注射

GLP-1受容体作動薬などを注射で投与する

自由診療で自己負担となり、医師の管理のもとで行う


いずれの方法も医師の診察と処方が前提で、効果や向き·不向きは人によって変わります。自己判断で使わず、医師に相談して選ぶことが大切です。

授乳中は受けられないのが基本で卒乳後が前提

メディカルダイエットは、授乳中は受けられないのが基本で、卒乳後が前提です。

ダイエット目的の薬は、授乳中の使用が推奨されないものが多くあります。とくにGLP-1受容体作動薬では、成分が母乳(乳汁)へ移行するという報告があり、授乳を続けるか中止するかの検討が必要とされています。

そのため、授乳を続けている間はメディカルダイエットを始めず、卒乳してから検討するのが基本的な流れです。授乳中の使用は勧められないため、まずは卒乳を待ち、そのうえで医師に相談してみましょう。

産後の体重戻しを医療で相談するならDMMオンラインクリニック

卒乳後など体調が整ってきて、医療の力も借りたいと感じたときの相談先の一つが、DMMオンラインクリニックです。育児中でも利用しやすい仕組みがそろっています。

育児中でも利用しやすいのには、次の2つの理由があります。

  • 育児中でも自宅から24時間オンラインで相談できる
  • 産後の体質·生活に合わせた処方を最短当日に受け取れる

通院がいらない分、産後の負担を抑えられるのが特長です。卒乳後など体調が整ってきたら、医療の選択肢を相談するのも一つの方法です。自宅から24時間オンラインで医師に相談でき、自由診療として一人ひとりに合った処方を受けられます。

育児中でも自宅から24時間オンラインで相談できる

DMMオンラインクリニックは、24時間オンラインで診療を受けられます。通院の必要がなく、自宅から医師に相談できるため、まとまった外出時間をとりにくい育児中でも利用しやすくなっています。

診察料は0で、処方された薬は自宅に配送されます(配送料は税込550円)。赤ちゃんを連れての通院が難しい時期でも、スマートフォンから相談できます。

なお、メディカルダイエットは公的医療保険が適用されない自由診療です。費用は自己負担になる点をふまえて検討してください。赤ちゃんから離れる時間をつくりにくい産後でも、生活に合わせて相談しやすい方法です。

産後の体質・生活に合わせた処方を最短当日に受け取れる

DMMオンラインクリニックでは、産後の体質や生活に合わせて、医師が一人ひとりに合わせた処方を行います。

公的医療保険が適用されない自由診療で、薬の当日受け取りも可能です(一部地域·別途費用)。料金はプランによって異なり、たとえば毎日内服するプランは税込7,920円~です。

ただし効果には個人差があり、卒乳後など体調が整ってからの選択肢として、医師と相談しながら検討するのが安心です。

料金は自由診療のため変動することがあります。最新の料金は公式サイトでご確認ください。自由診療で費用は自己負担になるため、料金とあわせて、自分の体調や生活に合うかを医師に相談して決めるとよいでしょう。

産後に痩せないことに関するよくある質問

産後に痩せないことには、よく寄せられる疑問がいくつかあります。ここでは代表的な3つをお答えします。

  • 帝王切開でも産後ダイエットはできますか?
  • 産後にマイナス20kgのような大幅減量はできますか?
  • 産後の体重はいつまでに戻すべきですか?

帝王切開でも産後ダイエットはできますか?

はい、帝王切開でも産後ダイエットはできます。ただし、運動を始める時期は、出産方法や回復の状態によって変わります。

帝王切開では、傷の回復に配慮する必要があるため、運動などを始める前に医師に相談してください。体調に合わせて、無理のない範囲から少しずつ始めることが大切です。食事の工夫や日常の活動など、体に負担の少ない対処から取り入れていきましょう。まずは食べる順番を意識したり、抱っこや家事で体を動かしたりすることから始めると、傷の回復を待つ間でも無理なく続けられます。

産後にマイナス20kgのような大幅減量はできますか?

産後は、マイナス20kgのような大幅な減量を一気に目指すよりも、体調を優先して無理なく進めることが基本です。

とくに授乳中は、必要なエネルギーや栄養が増えるため、極端な食事制限は避けてください。短期間での大幅な減量を目指すのではなく、ゆるやかに体を整えていくことが、産後の体には合っています。

産後の体重はいつまでに戻すべきですか?

産後の体重をいつまでに戻すべきかという決まりは、とくにありません。体調や生活に合わせて、自分のペースで進めて大丈夫です。

期限を区切って焦るほど、ストレスから食欲が乱れることもあります。「いつまでに」と急がず、無理なく続けられる方法を選ぶことが、結果的に体型を戻していく近道です。

まとめ:産後に痩せない原因を見極めて、焦らず体型を戻そう

産後に痩せないのは、ホルモンの変化や睡眠不足、筋肉量の減少、骨盤の崩れ、むくみなど、いくつかの要因が重なって起こります。多くは産後の体に自然に起こる変化で、努力不足ではありません。授乳中は極端な食事制限を避け、栄養をとりながら、食べ方や活動、睡眠、骨盤ケアを無理のない範囲で取り入れましょう。

焦って期限を決めず、自分のペースで続けることが結果的に体型を戻すことにつながります。卒乳後など条件が整えば、医療の相談も選択肢です。

【免責事項】
本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、医師による診断·治療の代替となるものではありません。記事中で紹介した対策や治療法の効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。実際の治療や医薬品の服用にあたっては、必ず医師の診察を受け、ご自身の体質·症状に合わせた判断を仰いでください。服用中に体調の異変を感じた場合は、自己判断で中止·継続せず、速やかに処方医または最寄りの医療機関へご相談ください。

参考:

厚生労働省 健康づくりサポートネット「睡眠と生活習慣病との深い関係」

厚生労働省 健康づくりサポートネット「身体活動とエネルギー代謝」

厚生労働省「健康づくりのための身体活動·運動ガイド2023」

ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班監修)「むくみ」

ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班監修)「甲状腺の病気」

女性の健康とメノポーズ協会「月経前(黄体期)の過ごし方を見直そう。むくみを抑えてPMS(月経前症候群)の症状を軽減」

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」

PubMed「Effect of postprandial gum chewing on diet-induced thermogenesis」

日本産婦人科医会「多のう胞性卵巣と言われました。どのような病気ですか」

PubMed「The effects of GLP-1 receptor agonists on visceral fat and liver ectopic fat in an adult population with or without diabetes and nonalcoholic fatty liver disease: A systematic review and meta-analysis」

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