エゼチミブの効果とは?薬の服用方法や副作用・注意事項を解説
食べすぎや飲みすぎが気になり、エゼチミブに関心を持つ方もいるのではないでしょうか。なかには、体重管理や脂質対策を目的に使用を検討する方もいます。
本記事では、エゼチミブの効果や服用方法、副作用、使用するうえで知っておくべき注意事項について解説します。
医療機関を受診し、服用を検討すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※監修者は医療的専門分野についてのみ監修を行っており、掲載されている商品・サービスの選定には関与しておりません。
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【目次】
エゼチミブの効果
エゼチミブは、小腸壁細胞にあるタンパク質を阻害し、肝臓のコレステロール含量を下げ、血液中のコレステロールを低下させる効果が期待できる薬です。
通常、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症、ホモ接合体性シトステロール血症の治療に用いられます。
近年、一部の医療機関では「メディカルダイエット」や医療痩身プログラムの一環として、食事由来の脂肪吸収を抑制する目的でエゼチミブが活用されるケースがあります。
しかし、エゼチミブの承認された効能・効果はあくまで高コレステロール血症などの脂質異常症の管理です。ダイエット目的で使用する場合は、保険適用外となり、自由診療として扱われます。
販売名 |
エゼチミブ錠10mg |
効能・効果 |
高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症、ホモ接合体性シトステロール血症 |
服用方法 |
通常、成人にはエゼチミブとして1回10mgを1日1回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。 |
服用する際の注意点 |
服用する際は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲む。 万が一、薬を飲み忘れたとしても、2回分を一度に飲んではいけない。 |
副作用 |
【重大な副作用】 過敏症・横紋筋融解症・肝機能障害 【その他の副作用】 頭痛・しびれ・めまい・坐骨神経痛・抑うつ・錯感覚・便秘・下痢・腹痛・腹部膨満・悪心・嘔吐・アミラーゼ上昇・食欲不振・消化不良・逆流性食道炎・鼓腸放屁・口内炎・胃炎・膵炎・胆石症・胆のう炎・口内乾燥・ALT上昇・γGTP上昇・AST上昇・ビリルビン上昇・肝炎・蛋白尿・BUN上昇・期外収縮・動悸・血圧上昇・胸痛・ほてり・CK上昇・関節痛・背部痛・四肢痛・筋肉痛・筋力低下・筋痙縮・白血球減少・血小板減少・発疹・そう痒・じん麻疹・多形紅斑・コルチゾール上昇・テストステロン低下・TSH上昇・尿酸上昇・リン値上昇・疲労・浮腫(顔面・四肢)・帯状疱疹・単純疱疹・結膜炎・咳嗽・無力症・疼痛 |
禁忌 |
・エゼチミブの成分に対し過敏症の既往歴のある患者 ・エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、重篤な肝機能障害のある患者 |
注意事項 |
エゼチミブを保管する際は、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光・湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管すること。なお、薬が残った場合、保管せずに廃棄すること。 |
お問い合わせ先 |
【症状や服用方法、副作用などの質問】 主治医や薬剤師 【一般的な事項に関する質問】 製造販売会社:沢井製薬株式会社 医薬品情報センター 電話:(0120)381-999 |
エゼチミブの有効性および安全性に関する試験
エゼチミブの有効性および安全性に関する試験は次のとおりです。
【国内第Ⅲ相二重盲検比較試験】
高コレステロール血症の患者さん100例にエゼチミブ10mgを1日1回食後に12週間投与した結果、LDLコレステロールは18.1%、総コレステロールは12.8%、トリグリセリドは2.2%低下し、HDLコレステロールは5.9%上昇しました。
【国内第Ⅲ相長期投与試験】
高コレステロール血症患者さん178例にエゼチミブ10mgを1日1回食後に52週間投与しました。効果が不十分な場合は、16週目以降にHMG-CoA還元酵素阻害剤の併用を可とし、エゼチミブ単独投与終了時の値を投与終了時の値としました。その結果、投与終了時でLDLコレステロールは16.8%、総コレステロールは13.0%、トリグリセリドは0.6%低下し、HDLコレステロールは4.9%上昇したと報告されています。また、エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用投与した65例では、LDLコレステロールは33.5%低下しました。
エゼチミブの服用方法
エゼチミブは、成人では通常1回10mgを1日1回、食後に服用します。なお、年齢、症状に応じ用法・用量は適宜減量します。
服用時は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲みましょう。
薬を飲み忘れた場合は、気づいたときに可能な限り早く飲む必要があります。
ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。なお、2回分を一度に飲んではいけません。
万が一、異常を感じたら、医師に相談してください。
エゼチミブの禁忌
次に当てはまる方は、エゼチミブを服用できません。
エゼチミブの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、重篤な肝機能障害のある患者
エゼチミブの服用に注意が必要な方
次に当てはまる方は、エゼチミブの服用に注意が必要です。該当する項目がある場合は、使用前に医師へ相談してください。
特定の背景を有する患者に関する注意 |
概要 |
合併症・既往歴などのある患者 |
特記事項なし。 |
糖尿病患者 |
空腹時血糖の上昇が報告されている。 |
肝機能障害患者 |
特記事項なし。 |
エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、重篤な肝機能障害のある患者 |
投与しないこと。 |
中等度または重度の肝機能障害のある患者 |
投与しないことが望ましい。エゼチミブの血漿中濃度が上昇するおそれがある。 |
軽度の肝機能障害のある患者 |
特記事項なし。 |
妊婦 |
妊婦または妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。なお、HMG-CoA還元酵素阻害剤は、妊婦または妊娠している可能性のある女性に対して禁忌であるため、エゼチミブとの併用投与はおこなわないこと。 |
授乳婦 |
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。ヒト母乳中への移行の有無は不明であるが、妊娠後から授乳期まで投与したラットで乳汁中への移行が認められている。なお、HMG-CoA還元酵素阻害剤は、授乳婦に対して禁忌であるため、エゼチミブとの併用投与はおこなわないこと。 |
小児など |
小児などを対象とした臨床試験は実施していない。 |
エゼチミブの併用注意薬
エゼチミブの併用注意薬は以下のとおりです。
薬剤名 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
|
【陰イオン交換樹脂】 ・コレスチミド ・コレスチラミンなど |
エゼチミブの血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。 |
エゼチミブが陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。 |
シクロスポリン |
エゼチミブおよびシクロスポリンの血中濃度の上昇がみられた。併用する場合は、シクロスポリンの血中濃度のモニターを十分におこなうこと。 |
機序不明。 |
|
【クマリン系抗凝固剤】 ワルファリンなど |
プロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた。併用する場合には適宜INR検査をおこなうこと。 |
機序不明。 |
エゼチミブの副作用
エゼチミブの服用によって起こりうる重大な副作用として、次のことが報告されています。
過敏症(頻度不明)
横紋筋融解症(頻度不明)
肝機能障害(頻度不明)
なお、その他の副作用としては、次のことが挙げられます。
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
精神神経系 |
頭痛、しびれ、めまい、坐骨神経痛 |
抑うつ、錯感覚 |
|
消化器 |
便秘、下痢、腹痛、腹部膨満、悪心・嘔吐 |
アミラーゼ上昇、食欲不振、消化不良、逆流性食道炎、鼓腸放屁、口内炎、胃炎 |
膵炎、胆石症、胆のう炎、口内乾燥 |
肝臓 |
ALT上昇、γGTP上昇 |
AST上昇、ビリルビン上昇 |
肝炎 |
腎臓 |
蛋白尿 |
BUN上昇 |
|
循環器 |
期外収縮、動悸、血圧上昇、胸痛 |
ほてり |
|
筋肉 |
CK上昇 |
関節痛、背部痛、四肢痛 |
筋肉痛、筋力低下、筋痙縮 |
血液 |
白血球減少 |
血小板減少 |
|
皮膚 |
発疹 |
そう痒 |
じん麻疹、多形紅斑 |
その他 |
コルチゾール上昇 |
テストステロン低下、TSH上昇、尿酸上昇、リン値上昇、疲労、浮腫(顔面・四肢)、帯状疱疹、単純疱疹、結膜炎、咳嗽 |
無力症、疼痛 |
受診前に脂質異常症の診断とタイプについて知ろう
脂質異常症とは、脂質の値が基準値から外れ、中性脂肪・コレステロール・脂質代謝に異常をきたした状態です。脂質異常症の診断基準は次のとおりです。
LDLコレステロール |
140mg/dL以上 |
高LDLコレステロール血症 |
120~139mg/dL |
境界域高LDLコレステロール血症 |
|
HDLコレステロール |
40mg/dL未満 |
低HDLコレステロール血症 |
トリグリセライド |
150mg/dL以上(空腹時採血) |
高トリグリセライド血症 |
175mg/dL以上(随時採血) | ||
Non-HDLコレステロール |
170mg/dL以上 |
高non-HDLコレステロール血症 |
150~169mg/dL |
境界域高non-HDLコレステロール血症 |
健康診断などで脂質異常症と診断された場合は、自覚症状がなくても一度医療機関を受診しましょう。
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DMMオンラインクリニックは、DMMオンラインクリニックでは、中性脂肪やコレステロールの数値が気になる方、外食が多く食事管理が難しい方、運動の時間を確保しにくい方などが相談できます。
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また、診察料は0円であり、配送料550円に加え、お薬代のみが発生するため、料金体系がわかりやすく、治療スケジュールが立てやすいのも特徴です。
さらに、東京都23区と大阪市24区にお住まいの方であれば、お薬が最短当日に到着する可能性があります。そのため、「今すぐエゼチミブを始めたい」と考える方にもメリットがあるといえます。
24時間オンライン対応のため、仕事や家事などで忙しい方でも自分のタイミングで診察が受けられるのも嬉しいポイントです。
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※診療件数は2022年4月〜2025年9月の期間におけるオンライン診療プラットフォーム「DMMオンラインクリニック」を利用したオンライン診療の実績(全診療科目のお薬の発送実績および診療件数を含む)です。
クリニック名 |
DMMオンラインクリニック |
治療ページ |
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エゼチミブの値段 |
【エゼチミブ錠10mg(ゼチーアジェネリック)】 <単月購入> 4,840円 <らくらく定期便> 1ヶ月ごと:4,620円/月 3ヶ月ごと:4,400円/月(総額13,200円) 6ヶ月ごと:4,180円/月(総額25,080円) |
診察料 |
0円 |
送料 |
550円 |
到着の目安 |
最短当日到着 ※当日到着は東京都23区と大阪市24区です。別途追加費用が必要です。 |
診療時間 |
24時間 |
※価格はすべて税込です。
※価格は、公式サイト(2026年5月時点)をもとに作成しています。時期や在庫により変動する可能性があります。必ず公式サイトで最新の価格をご確認ください。
※医師の判断によって処方できない場合があります。
※本記事の治療メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。
エゼチミブに関するよくある質問
エゼチミブに関するよくある質問とその回答をまとめました。これからエゼチミブの使用を検討している方は参考にしてみてください。
エゼチミブを飲むと痩せるのですか?
エゼチミブはあくまで血液中のコレステロールの吸収を抑えるものであるため、直接的なダイエット効果(体重を減らす効果)は期待できません。
副作用として、まれに下痢や食欲不振などの消化器症状が起こり、結果的に体重が少し減るという可能性はありますが、健康的な痩せ方とはいえません。
エゼチミブの用法・用量に決まりはありますか?
エゼチミブを服用する際は、成人の場合、1回10mgを1日1回食後にお飲みください。なお、年齢、症状により適宜減量します。
エゼチミブを飲み忘れた場合はどうしたらいいですか?
薬を飲み忘れた場合は、気づいたときに可能な限り早く飲む必要があります。
ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。なお、2回分を一度に飲んではいけません。
エゼチミブを飲みすぎてしまった場合はどうしたらいいですか?
エゼチミブを飲みすぎてしまったあと、異常を感じたら、医師または薬剤師に相談してください。
エゼチミブの保管方法としてはどのようなことに注意すべきですか?
エゼチミブを保管する際は、直射日光と湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管してください。なお、子どもの手の届かないところに保管しておくことも重要です。
エゼチミブが余ってしまった場合はどうしたらいいですか?
エゼチミブが余ったとしても、絶対に他の人に渡すことなく廃棄する必要があります。廃棄方法がわからない場合は、医療機関に相談してください。
エゼチミブの副作用にはどのようなものがありますか?
エゼチミブの服用によって起こりうる重大な副作用として、次のことが報告されています。
過敏症(頻度不明)
横紋筋融解症(頻度不明)
肝機能障害(頻度不明)
なお、その他の副作用としては、次のことが挙げられます。
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
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精神神経系 |
頭痛、しびれ、めまい、坐骨神経痛 |
抑うつ、錯感覚 |
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消化器 |
便秘、下痢、腹痛、腹部膨満、悪心・嘔吐 |
アミラーゼ上昇、食欲不振、消化不良、逆流性食道炎、鼓腸放屁、口内炎、胃炎 |
膵炎、胆石症、胆のう炎、口内乾燥 |
肝臓 |
ALT上昇、γGTP上昇 |
AST上昇、ビリルビン上昇 |
肝炎 |
腎臓 |
蛋白尿 |
BUN上昇 |
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循環器 |
期外収縮、動悸、血圧上昇、胸痛 |
ほてり |
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筋肉 |
CK上昇 |
関節痛、背部痛、四肢痛 |
筋肉痛、筋力低下、筋痙縮 |
血液 |
白血球減少 |
血小板減少 |
|
皮膚 |
発疹 |
そう痒 |
じん麻疹、多形紅斑 |
その他 |
コルチゾール上昇 |
テストステロン低下、TSH上昇、尿酸上昇、リン値上昇、疲労、浮腫(顔面・四肢)、帯状疱疹、単純疱疹、結膜炎、咳嗽 |
無力症、疼痛 |
服用後に異常を感じた場合は、服用を中止し、医師に相談してください。
エゼチミブの禁忌はなんですか?
次に当てはまる方は、エゼチミブを服用できません。
エゼチミブの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、重篤な肝機能障害のある患者
エゼチミブを自己判断でやめるとどうなりますか?
エゼチミブの服用を途中でやめると、コレステロール値が再び上昇することがあります。
薬の量を減らしたり、中止したりする場合は、必ず医師と相談したうえで、定期的な検査を受けながら慎重におこないましょう。
エゼチミブを服用する前に知っておくべきことはありますか?
エゼチミブを服用する前に以下の内容を把握しておきましょう。
あらかじめ高コレステロール血症治療の基本である食事療法をおこない、さらに運動療法や、高血圧・喫煙等の虚血性心疾患のリスクファクターの軽減なども十分考慮すること。
甲状腺機能低下症、閉塞性胆のう胆道疾患、慢性腎不全、膵炎などの疾患の合併、血清脂質に悪影響を与える薬剤の服用などの二次的要因により高脂血症を呈している場合は、原疾患の治療、薬剤の切り替え等を可能な限り実施したうえでエゼチミブでの治療を考慮すること。
エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、併用するHMG-CoA還元酵素阻害剤の添付文書を必ず参照し、禁忌、重要な基本的注意、特定の背景を有する患者に関する注意、重大な副作用等の記載を確認すること。また、肝機能検査を、併用開始時及び併用するHMG-CoA還元酵素阻害剤の添付文書で推奨されている時期に実施すること。
フィブラート系薬剤との併用に関しては、使用経験が限られている。併用する場合は、胆石症などの副作用の発現に注意すること。フィブラート系薬剤では胆汁へのコレステロール排泄を増加させ、胆石形成がみられることがある。エゼチミブはイヌで胆のう胆汁中のコレステロール濃度の上昇が報告されている。
投与中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合には投与を中止すること。
妊娠中・授乳中の方に関する注意事項はありますか?
次の注意事項があります。
【妊婦】
妊婦または妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。
エゼチミブの併用注意薬はありますか?
エゼチミブの併用注意薬は次のとおりです。
薬剤名 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
|
【陰イオン交換樹脂】 ・コレスチミド ・コレスチラミンなど |
エゼチミブの血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。 |
エゼチミブが陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。 |
シクロスポリン |
エゼチミブおよびシクロスポリンの血中濃度の上昇がみられた。併用する場合は、シクロスポリンの血中濃度のモニターを十分におこなうこと。 |
機序不明。 |
|
【クマリン系抗凝固剤】 ワルファリンなど |
プロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた。併用する場合には適宜INR検査をおこなうこと。 |
機序不明。 |
エゼチミブを服用してからどのくらいで効果を実感できますか?
エゼチミブは、飲んですぐにコレステロール値が下がるわけではなく、日々飲み続けることで、少しずつ血液中のコレステロール値が低下していきます。
効果を実感できる(コレステロール値が目標値まで下がる)までには個人差がありますが、一般的には飲み始めてから2週間程度で効果が現れ始め、安定した効果が得られるまでには1ヶ月程度かかることが多いとされています。
エゼチミブの有効性および安全性に関する試験はありますか?
代表的な試験としては、次のことが挙げられます。
【国内第Ⅲ相二重盲検比較試験】
高コレステロール血症の患者さん100例にエゼチミブ10mgを1日1回食後に12週間投与した結果、LDLコレステロールは18.1%、総コレステロールは12.8%、トリグリセリドは2.2%低下し、HDLコレステロールは5.9%上昇しました。
【国内第Ⅲ相長期投与試験】
高コレステロール血症患者さん178例にエゼチミブ10mgを1日1回食後に52週間投与しました。効果が不十分な場合は、16週目以降にHMG-CoA還元酵素阻害剤の併用を可とし、エゼチミブ単独投与終了時の値を投与終了時の値としました。その結果、投与終了時でLDLコレステロールは16.8%、総コレステロールは13.0%、トリグリセリドは0.6%低下し、HDLコレステロールは4.9%上昇したと報告されています。また、エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用投与した65例では、LDLコレステロールは33.5%低下しました。
エゼチミブを服用するときの注意点はありますか?
エゼチミブを服用する際は、必ず食後に服用してください。また、次の用法・用量を守る必要があります。
【用法・用量】
通常、成人にはエゼチミブとして1回10mgを1日1回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。
エゼチミブを飲んだあとも運転しても大丈夫ですか?
エゼチミブの副作用として、まれにめまい・眠気・しびれ感などが現れることがあります。
これらの症状が出た場合は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作、高所での作業などは避ける必要があります。
特に服用を開始して間もない時期や、体調に変化を感じたときは注意が必要です。
エゼチミブを飲んでいるときにお酒を飲んでも大丈夫ですか?
エゼチミブとお酒(アルコール)の間に、直接的な相互作用はあまり報告されていませんが、アルコールの飲みすぎは中性脂肪を上げたり、肝臓に負担をかけたりする原因になります。
そのため、コレステロールや中性脂肪が高い方は、お薬を飲んでいるかどうかにかかわらず、アルコールの摂取は控えるか、適量を守ることが重要です。
エゼチミブに関して聞きたいことがある場合はどうしたらいいですか?
症状や服用方法、副作用などの質問がある場合は、主治医や薬剤師にお尋ねください。
一般的な事項に関する質問は、次へお問い合わせください。
製造販売会社:沢井製薬株式会社
医薬品情報センター
電話:(0120)381-999
エゼチミブはオンライン診療でも処方してもらえますか?
オンライン診療に対応している医療機関であれば、処方してもらえます。仕事が忙しくなかなか来院できない方や、交通費や時間を節約したい方におすすめです。
脂質ケアにつながるエゼチミブで健康管理をしよう
エゼチミブは、小腸壁細胞にあるタンパク質を阻害し、肝臓のコレステロール含量を下げ、血液中のコレステロールを低下させる効果が期待できる治療薬です。
通常、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症、ホモ接合体性シトステロール血症の治療に用いられます。
エゼチミブは、成人では通常1回10mgを1日1回、食後に服用します。服用時は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
万が一、薬を飲み忘れた場合は、気づいたときに可能な限り早く飲む必要があります。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。なお、2回分を一度に飲んではいけません。
エゼチミブは、エゼチミブの成分に対し過敏症の既往歴のある患者さんの場合、服用できません。
また、併用注意薬や禁忌などが細かく決まっています。服用時はこれらの注意事項を踏まえ、適切な用法・用量で使用しましょう。
販売名 |
エゼチミブ錠10mg |
効能・効果 |
高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症、ホモ接合体性シトステロール血症 |
服用方法 |
通常、成人にはエゼチミブとして1回10mgを1日1回食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。 |
服用する際の注意点 |
服用する際は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲む。 万が一、薬を飲み忘れたとしても、2回分を一度に飲んではいけない。 |
副作用 |
【重大な副作用】 過敏症・横紋筋融解症・肝機能障害 【その他の副作用】 頭痛・しびれ・めまい・坐骨神経痛・抑うつ・錯感覚・便秘・下痢・腹痛・腹部膨満・悪心・嘔吐・アミラーゼ上昇・食欲不振・消化不良・逆流性食道炎・鼓腸放屁・口内炎・胃炎・膵炎・胆石症・胆のう炎・口内乾燥・ALT上昇・γGTP上昇・AST上昇・ビリルビン上昇・肝炎・蛋白尿・BUN上昇・期外収縮・動悸・血圧上昇・胸痛・ほてり・CK上昇・関節痛・背部痛・四肢痛・筋肉痛・筋力低下・筋痙縮・白血球減少・血小板減少・発疹・そう痒・じん麻疹・多形紅斑・コルチゾール上昇・テストステロン低下・TSH上昇・尿酸上昇・リン値上昇・疲労・浮腫(顔面・四肢)・帯状疱疹・単純疱疹・結膜炎・咳嗽・無力症・疼痛 |
禁忌 |
・エゼチミブの成分に対し過敏症の既往歴のある患者 ・エゼチミブとHMG-CoA還元酵素阻害剤を併用する場合、重篤な肝機能障害のある患者 |
注意事項 |
エゼチミブを保管する際は、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光・湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管すること。なお、薬が残った場合、保管せずに廃棄すること。 |
お問い合わせ先 |
【症状や服用方法、副作用などの質問】 主治医や薬剤師 【一般的な事項に関する質問】 製造販売会社:沢井製薬株式会社 医薬品情報センター 電話:(0120)381-999 |
未承認医薬品等に関する注意事項
本記事に掲載しているエゼチミブ錠(ゼチーアジェネリック)の未承認医薬品等に関する注意事項は次のとおりです。
エゼチミブ錠(ゼチーアジェネリック)の未承認医薬品等に関する注意事項
本診療に用いるエゼチミブ錠10mg(ゼチーアジェネリック)は、高コレステロール血症治療薬として厚生労働省に承認されていますが、肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
【入手経路等】
提携クリニックで処方するエゼチミブ錠10mg(ゼチーアジェネリック)は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
【国内の承認医薬品等の有無】
国内において肥満症治療薬として承認されている同一成分の医薬品はありません。
【諸外国における安全性等に係る情報】
アメリカ食品医薬品局(FDA)において高コレステロール血症治療薬として承認されています。
【医薬品副作用被害救済制度について】
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【この記事の参考文献】