エクロックゲルの効果とは?薬の使用方法や副作用・注意事項を解説

「脇の下の汗じみが気になる」「日常生活にも支障が出てきてしまい困っている」

このような方におすすめなのが、外用薬のエクロックゲルです。


本記事では、エクロックゲルの具体的な効果や使用方法、副作用、使用するうえで知っておくべき注意事項を解説します。


エクロックゲルを使用し、脇の汗の悩みを解決したい方はぜひ参考にしてみてください。


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【目次】

多汗症とは 多汗症の治療方法 A型ボツリヌス毒素局所注射 イオントフォレーシス 内服治療 外用治療薬 エクロックゲルの効果 エクロックゲルの薬効薬理 エクロックゲルの有効性および安全性に関する試験 エクロックゲルの使い方 エクロックゲルを使用する際の注意事項 エクロックゲルの禁忌 エクロックゲルを使用する前に注意が必要な方 エクロックゲルの副作用 エクロックゲルの処方ならDMMオンラインクリニックがおすすめ 多汗症やエクロックゲルに関するよくある質問 多汗症の基準はなんですか? エクロックゲルの保管・廃棄方法としてはどのようなことに注意すべきですか? エクロックゲルを塗り忘れた場合はどうしたらいいですか? エクロックゲルの用法・用量はどうなっていますか? エクロックゲルはいつ塗布したらいいですか? エクロックゲルの使い方はどうなりますか? エクロックゲルを塗る際の注意点はありますか? エクロックゲルの副作用にはどのようなものがありますか? エクロックゲルの禁忌はなんですか? エクロックゲルの使用を特に注意すべき人はどのような方ですか? エクロックゲルを使用する際に知っておくべき注意点はありますか? エクロックゲルは個人輸入でも購入できますか? エクロックゲルの使用を途中でやめるとどうなりますか? エクロックゲルの有効性および安全性に関する試験はありますか? エクロックゲルはオンライン診療でも処方してもらえますか? エクロックゲルで多汗症治療へ

多汗症とは

多汗症は、全身の発汗が増加する全身性多汗症と、体の一部のみの発汗量が増加する局所性多汗症に分けられています。


全身性多汗症には、特に原因のない原発性(特発性)全身性多汗症と他の疾患に合併して起きる続発性全身性多汗症があります。


続発性多汗症は、別の病気や薬の影響で汗が増える状態です。原因としては、結核などの感染症、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫などの内分泌の病気、神経疾患、薬の副作用などがあります。 


神経疾患では、大脳皮質の障害により発汗機能亢進や低下が認められます。脳梗塞で麻痺側の発汗量の増加、体温中枢のある視床下部を含む間脳の障害、脊髄損傷による自律神経障害などによって多汗が起きます。


一方で、局所性多汗症にも原発性(特発性)と続発性があります。たとえば、Frey症候群は続発性局所性多汗症のひとつであり、耳下腺の手術や外傷の後で食事の時に耳前部が赤くなり多汗がみられる症候群です。


損傷を受けた副交感神経が発汗神経に迷入することにより発症すると考えられています。

続発性多汗症の原因
全身性 薬剤性、薬物乱用、循環器疾患、呼吸不全、感染症、悪性腫瘍、内分泌・代謝疾患(甲状腺機能亢進症、低血糖、褐色細胞腫、末端肥大症、カルチノイド腫瘍)、神経学的疾患(パーキンソン病)
局所性 脳梗塞、末梢神経障害、中枢または末梢神経障害による無汗からおこる他部位での代償性発汗(脳梗塞、脊椎損傷、神経障害、Ross症候群)、Frey症候群、味覚性発汗、エクリン母斑、不安障害、片側性局所性多汗(例:神経障害、腫瘍)

多汗症の治療方法

多汗症の治療方法は主に以下の4つです。

A型ボツリヌス毒素局所注射

ボツリヌス菌毒素はボツリヌス菌が産生する神経毒素で、A〜G型の7種があります。この中でA型ボツリヌス毒素は効率良く交感神経から発汗の指令を出すアセチルコリンを抑える治療薬と考えられています。


特に脇の下に対して推奨度の高い治療とされています。

イオントフォレーシス

イオントフォレーシスは、汗の多い手のひら、足底を水道水の入った容器に浸し、直流電流を流す治療方法です。


1回30分の通電を8〜12回おこなうことで、汗の量が減っていきます。治療効果を維持するためには、その後も1週間に1〜2回おこなったほうがいいとされています。


通院困難な方は、家庭用イオントフォレーシス機器(ドライオニック)をインターネットで購入し、治療することも可能です。

内服治療

多汗症に対し、内服治療としてアセチルコリンを抑制する抗コリン剤が使用されることがあります。


副作用が比較的少なく、特に頭部顔面多汗症には積極的に推奨されている治療方法です。

外用治療薬

外用治療薬は、手のひら・脇の下・足底部位の多汗症に対する第一選択であり、症状の緩和が期待される治療方法です。


重症度に応じて単純塗布(ただ塗る)から密封療法(ODT:occlusive dressing technique:塗ったあとラップなどで密封する)が選択されることもあります。

エクロックゲルの効果

エクロックゲルは、エクリン汗腺ムスカリン受容体のコリン作動性反応を阻害し、発汗を抑制する治療薬です。通常、脇(わき)の下の原発性腋窩多汗症の治療に用いられます。


エクロックは、「エクリン汗腺をブロックする」という意味を込めて命名されました。


原発性腋窩多汗症は、温熱や精神的負荷の有無にかかわらず、脇の下に大量の発汗が生じ、衣服の選択が制限され、頻繁な衣服の交換やシャワーが必要になるといった日常生活に支障をきたす疾患です。


また、多汗を恥ずかしいと感じ、精神的な苦痛を受ける患者さんも多く、対人関係に支障をきたすことや労働生産性が低下することも示されています。


多汗症の原因となる汗は、エクリン汗腺から分泌されます。エクリン汗腺は交感神経によって調節されており、アセチルコリンがエクリン汗腺のムスカリン受容体サブタイプ3(M3)を刺激することで発汗を誘発すると考えられています。


エクロックゲル5%の有効成分であるソフピロニウム臭化物は、抗コリン作用を有する新規化合物であり、M3を介したコリン作動性反応を阻害することで発汗の抑制が期待できます。

販売名 エクロックゲル5%
効能・効果 原発性腋窩多汗症
使用方法 1日1回、適量を腋窩(脇の下)に塗布する。
使用する際の注意点 エクロックゲルを使い忘れた場合は、気が付いたときに1回分を塗布すること。しかし、2回分を一度に使用してはいけない。
なお、誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談すること。医師の指示なしに、自己判断で使用を中止してはいけない。
エクロックゲルを保管する際は、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光・高温・湿気・火気を避けて保管すること。
薬が残った場合、保管しないで廃棄する。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談すること。他の人に渡さないようにする。
エクロックゲルを廃棄するとき、薬が残っている場合は、火気を避けて薬を紙や布などに吸収させ、その紙や布などを可燃ごみとして廃棄すること。
また、空のボトルは、プラスチックごみとしてお住まいの自治体の分別方法に従って捨てる。
副作用 皮膚炎(6.4%)・紅斑(5.7%)・そう痒感・湿疹・刺激感・汗疹・散瞳・霧視・口渇・排尿障害・ALT増加・AST増加・γ-GTP増加・好酸球百分率増加・代償性発汗
禁忌 ・閉塞隅角緑内障の患者(抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある)
・前立腺肥大による排尿障害がある患者(抗コリン作用により、尿閉を誘発することがある)
・エクロックゲルの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
注意事項 エクロックゲルは可燃性であるため、保存および使用の際には火気を避けること。

エクロックゲルの薬効薬理

エクロックゲルの薬効薬理は次のとおりです。

エクロックゲルの薬効薬理 概要
ムスカリン受容体拮抗作用 M1からM5のいずれのムスカリン受容体サブタイプに対しても高い結合親和性を示し、M3に対する結合親和性が最も強かった。ムスカリン受容体アゴニストであるカルバミルコリンにより誘発されるモルモット摘出回腸標本の収縮反応に対して、濃度依存的な阻害作用を示した。
ラット発汗抑制作用 ラットの足蹠に塗布することで、ピロカルピン(ムスカリン受容体アゴニスト)投与により誘発されるラットの足蹠の発汗に対し抑制作用を示した。

エクロックゲルの有効性および安全性に関する試験

エクロックゲルの有効性および安全性に関する試験の内容は次のとおりです。


【第Ⅲ相比較試験】

HDSS:Hyperhidrosis disease severity scale(多汗症疾患重症度評価尺度)が3以上かつ各腋窩の発汗重量がともに50mg以上の原発性腋窩多汗症患者(13歳〜72歳)を対象に、エクロックゲルまたは基剤を1日1回左右の腋窩にポンプ1押し分ずつ6週間塗布した結果、主要評価項目(治療終了時のHDSSが1または2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベースラインとの比が0.5以下の被験者の割合)は本剤群で53.9%(76/141例)、基剤群で36.4%(51/140例)であり、本剤で有意(p=0.003)に高値でした。


【第Ⅲ相長期投与試験】

第Ⅲ相比較試験を完了した原発性腋窩多汗症患者(13歳〜72歳)を対象に、エクロックゲルを1日1回、左右の腋窩にポンプ1押し分ずつ52週間塗布した結果、治療終了時のHDSSが1または2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベースラインとの比が0.5以下の被験者の割合は本剤群で57.8%(107/185例)でした。

エクロックゲルの使い方

エクロックゲルは、通常、1日1回、適量を脇の下に塗布する薬です。必ず医師に指示された方法に従って使用してください。


なお、エクロックゲルを使用する際の流れは次のとおりです。


  1. 脇の下を清潔にする:脇の水気をタオルなどでしっかり拭き取る

  2. アプリケーターを外す:ボトルからキャップとアプリケーターを外す

  3. アプリケーターの上に薬液をのせる:ポンプを押し、アプリケーターの上面に薬液をのせる

  4. 脇に塗る:薬液を脇全体に塗り広げる


薬液を脇全体に塗る際は、円を描くように、ムラなく均一に塗布する必要があります。


使用量は、右脇にポンプ1押し分、左脇にポンプ1押し分です。手に薬液がついた場合には、絶対に顔や目を触らず、すぐに水で洗い流してください。


薬液を塗ったあと、脇が乾くまでは寝具や衣服が薬液に触れないように注意してください。


使用後のアプリケーターに残った薬液は、ティッシュペーパーなどで丁寧に拭き取るか、水で洗い流してください。

エクロックゲルを使用する際の注意事項

エクロックゲルを使い忘れた場合は、気が付いたときに1回分を塗布してください。しかし、2回分を一度に使用してはいけません。

なお、誤って多く使用した場合は、医師または薬剤師に相談してください。自己判断で使用を中止せず、医師の指示に従ってください。 


エクロックゲルを保管する際は、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光・高温・湿気・火気を避けて保管してください。


薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談する必要があります。他の人に渡さないようにしましょう。


エクロックゲルを廃棄するとき、薬が残っている場合は、火気を避けて薬を紙や布などに吸収させ、その紙や布などを可燃ごみとして廃棄してください。


また、空のボトルは、プラスチックごみとしてお住まいの自治体の分別方法に従って捨てましょう。

エクロックゲルの禁忌

エクロックゲルは、次のいずれかに当てはまる方は使用できません。 


  • 閉塞隅角緑内障の患者(抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある)

  • 前立腺肥大による排尿障害がある患者(抗コリン作用により、尿閉を誘発することがある)

  • エクロックゲルの成分に対し過敏症の既往歴のある患者

エクロックゲルを使用する前に注意が必要な方

次のいずれかに当てはまる方は、エクロックゲルを使用する前に医師または薬剤師へ相談してください。 

特定の背景を有する患者に関する注意 概要
合併症・既往歴などのある患者 特記事項なし。
前立腺肥大(排尿障害がある場合を除く)のある患者 抗コリン作用により排尿障害が発現する可能性がある。当該患者は臨床試験では除外されている。
塗布部位に創傷や湿疹・皮膚炎などがみられる患者 使用しないことが望ましい。体内移行量が増加し、抗コリン作用に基づく副作用(散瞳、口渇など)があらわれやすくなることがある。
妊婦 妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。動物実験(ラット:皮下投与)で胎盤通過性が報告されている。
授乳婦 治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。動物実験(ラット:皮下投与)において、乳汁中に移行することが報告されている。
小児など 12歳未満の小児などを対象とした国内臨床試験は実施していない。

エクロックゲルの副作用

エクロックゲルの使用によって起こりうる副作用としては、次のことが挙げられます。



1%以上 1%未満
適用部位 皮膚炎(6.4%)、紅斑(5.7%)、そう痒感、湿疹、刺激感 汗疹

散瞳、霧視
消化器 口渇
泌尿器 排尿障害
その他
ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、好酸球百分率増加、代償性発汗

使用後に異常を感じた場合は、使用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

エクロックゲルの処方ならDMMオンラインクリニックがおすすめ

DMMオンラインクリニックは、多汗症の治療が受けられるオンラインクリニックです。特に次の方におすすめです。


  • 手汗で紙がふやけてしまう

  • 脇や手足が常に汗ばんでいる

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DMMオンラインクリニックでは、エクロックゲルを含め、頭・全身用、手足用などの薬を取り扱っています。


それぞれの治療薬を使用することで、対象部位の発汗を抑制し、汗の量を減少させます。


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なお、DMMオンラインクリニックの診察料は0円であり、配送料550円に加えてお薬代のみが発生するため、料金体系が明確になっています。


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クリニック名 DMMオンラインクリニック
治療ページ https://clinic.dmm.com/menu/sweat/
エクロックゲルの料金 【1セット(2週間分)】
13,750円

【2セット(約1ヶ月分)】
13,063円(総額26,125円)

【6セット(約3ヶ月分)】
12,375円(総額74,250円)
診察料 0円
送料 550円
到着の目安 最短当日到着
※当日到着は東京都23区と大阪市24区です。別途追加費用が必要です。
診療時間 24時間

※価格はすべて税込です。
※価格は、公式サイト(2026年5月時点)をもとに作成しています。時期や在庫により変動する可能性があります。必ず公式サイトで最新の価格をご確認ください。
※医師の判断によって処方できない場合があります。
※本記事の治療メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。

多汗症やエクロックゲルに関するよくある質問

多汗症やエクロックゲルに関するよくある質問とその回答をまとめました。多汗症の治療を予定している方は参考にしてみてください。

多汗症の基準はなんですか?

局所多汗症の診断基準として、「明らかな原因がないまま発汗が6ヶ月以上認められ、かつ以下の6項目のうち2項目以上あてはまる場合」と定義されています。


  1. 最初に症状が出るのが25歳以下であること

  2. 対称性に発汗がみられること(左右両方で同じように発汗がみられること)

  3. 睡眠中は発汗が止まっていること

  4. 1週間に1回以上多汗の症状があること

  5. 家族歴がみられること

  6. それらによって日常生活に支障をきたすこと


多汗症についてお悩みの場合は、気軽に診療予約のうえご相談ください。


エクロックゲルの保管・廃棄方法としてはどのようなことに注意すべきですか?

エクロックゲルを保管する際は、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光・高温・湿気・火気を避けて保管してください。


薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないようにしましょう。


エクロックゲルを廃棄するとき、薬が残っている場合は、火気を避けて薬を紙や布などに吸収させ、その紙や布などを可燃ごみとして廃棄してください。

エクロックゲルを塗り忘れた場合はどうしたらいいですか?

エクロックゲルを使い忘れた場合は、気が付いたときに1回分を塗布してください。しかし、2回分を一度に使用してはいけません。

エクロックゲルの用法・用量はどうなっていますか?

エクロックゲルは、通常、1日1回、適量を脇の下に塗布する薬です。

エクロックゲルはいつ塗布したらいいですか?

塗布する時間は決められていません。就寝前など、決まったタイミングでの塗布をおすすめします。

エクロックゲルの使い方はどうなりますか?

エクロックゲルを使用する際の流れは次のとおりです。


  1. 脇の下を清潔にする:脇の水気をタオルなどでしっかり拭き取る

  2. アプリケーターを外す:ボトルからキャップとアプリケーターを外す

  3. アプリケーターの上に薬液をのせる:ポンプを押し、アプリケーターの上面に薬液をのせる

  4. 脇に塗る:薬液を脇全体に塗り広げる

エクロックゲルを塗る際の注意点はありますか?

薬液を脇全体に塗る際は、円を描くように、ムラなく均一に塗布する必要があります。


使用量は、右脇にポンプ1押し分、左脇にポンプ1押し分です。手に薬液がついた場合には、絶対に顔や目を触らず、すぐに水で洗い流してください。


薬液を塗ったあと、脇が乾くまでは寝具や衣服が薬液に触れないように注意してください。


使用後のアプリケーターに残った薬液は、ティッシュペーパーなどで丁寧に拭き取るか、水で洗い流しましょう。

エクロックゲルの副作用にはどのようなものがありますか?

エクロックゲルの使用によって起こりうる副作用としては、次のことが挙げられます。

  

1%以上 1%未満
適用部位 皮膚炎(6.4%)、紅斑(5.7%)、そう痒感、湿疹、刺激感 汗疹

散瞳、霧視
消化器 口渇
泌尿器 排尿障害
その他
ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、好酸球百分率増加、代償性発汗

使用後に異常を感じた場合は、使用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

エクロックゲルの禁忌はなんですか?

エクロックゲルは、次のいずれかに当てはまる方は使用できません。 


  • 閉塞隅角緑内障の患者(抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある)

  • 前立腺肥大による排尿障害がある患者(抗コリン作用により、尿閉を誘発することがある)

  • エクロックゲルの成分に対し過敏症の既往歴のある患者

エクロックゲルの使用を特に注意すべき人はどのような方ですか?

次の背景に該当する方は、使用上の注意事項があります。

特定の背景を有する患者に関する注意 概要
合併症・既往歴などのある患者 特記事項なし。
前立腺肥大(排尿障害がある場合を除く)のある患者 抗コリン作用により排尿障害が発現する可能性がある。当該患者は臨床試験では除外されている。
塗布部位に創傷や湿疹・皮膚炎などがみられる患者 使用しないことが望ましい。体内移行量が増加し、抗コリン作用に基づく副作用(散瞳、口渇など)があらわれやすくなることがある。
妊婦 妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。動物実験(ラット:皮下投与)で胎盤通過性が報告されている。
授乳婦 治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。動物実験(ラット:皮下投与)において、乳汁中に移行することが報告されている。
小児など 12歳未満の小児などを対象とした国内臨床試験は実施していない。

エクロックゲルを使用する際に知っておくべき注意点はありますか?

エクロックゲルは可燃性であるため、保存および使用の際には火気を避けることが重要です。

エクロックゲルは個人輸入でも購入できますか?

インターネットなどを通じてエクロックゲルを個人輸入することも可能ですが、品質や安全性の保証がないため、リスクが高いとされています。

 

個人輸入で購入すると、偽薬を使用してしまう可能性があり、健康被害に遭うリスクがあります。


また、個人輸入した医薬品で健康被害が生じた場合は、医薬品副作用被害救済制度の対象となりません。 

 

エクロックゲルは、医師の指示に従って使用することが大切です。 


そのため、自己判断での入手や使用は避け、信頼できる医療機関での治療を受けましょう。

エクロックゲルの使用を途中でやめるとどうなりますか?

エクロックゲルによる治療を中断すると、汗の量も治療前の状態に戻る可能性があります。

エクロックゲルの有効性および安全性に関する試験はありますか?

エクロックゲルの有効性および安全性に関する試験の内容は以下のとおりです。


【第Ⅲ相比較試験】

HDSS:Hyperhidrosis disease severity scale(多汗症疾患重症度評価尺度)が3以上かつ各腋窩の発汗重量がともに50mg以上の原発性腋窩多汗症患者(13歳〜72歳)を対象に、エクロックゲルまたは基剤を1日1回左右の腋窩にポンプ1押し分ずつ6週間塗布した結果、主要評価項目(治療終了時のHDSSが1または2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベースラインとの比が0.5以下の被験者の割合)は本剤群で53.9%(76/141例)、基剤群で36.4%(51/140例)であり、本剤で有意(p=0.003)に高値でした。


【第Ⅲ相長期投与試験】

第Ⅲ相比較試験を完了した原発性腋窩多汗症患者(13歳〜72歳)を対象に、エクロックゲルを1日1回、左右の腋窩にポンプ1押し分ずつ52週間塗布した結果、治療終了時のHDSSが1または2であり、治療終了時の両腋窩合計発汗重量のベースラインとの比が0.5以下の被験者の割合は本剤群で57.8%(107/185例)でした。

エクロックゲルはオンライン診療でも処方してもらえますか?

オンライン診療に対応している医療機関であれば、処方可能です。「仕事が忙しくなかなか来院できない方」「交通費や時間を節約したい方」「周りに知られず治療を継続したい方」はオンライン診療の受診をおすすめします。

エクロックゲルで多汗症治療へ

エクロックゲルは、エクリン汗腺ムスカリン受容体のコリン作動性反応を阻害し、発汗を抑制する治療薬です。通常、脇(わき)の下の原発性腋窩多汗症の治療に用いられます。


原発性腋窩多汗症になると、温熱や精神的負荷の有無にかかわらず、脇の下に大量の発汗が生じます。


その結果、衣服の選択が制限され、頻繁な衣服の交換やシャワーが必要になるといった日常生活に支障をきたす疾患です。


また、多汗を恥ずかしいと感じ、精神的な苦痛を受ける患者さんも多く、対人関係に支障をきたすことや労働生産性が低下することも示されています。


このような状況の方でもエクロックゲルを使用することで、多汗症の改善が期待でき、快適な日常生活が目指せるようになります。


エクロックゲルは、通常、1日1回、適量を脇の下に塗布する薬です。必ず禁忌や副作用、注意事項を踏まえ、医師に指示された方法に従って使用しましょう。


エクロックゲルは、対面診療だけでなく、オンライン診療でも処方される薬です。

「周りに知られずに脇の汗の悩みを改善したい」「なるべく手間をかけずに治療を継続したい」「交通費をかけずに自宅にいながら治療したい」といった方はオンライン診療の受診をおすすめします。


販売名 エクロックゲル5%
効能・効果 原発性腋窩多汗症
使用方法 1日1回、適量を腋窩(脇の下)に塗布する。
使用する際の注意点 エクロックゲルを使い忘れた場合は、気が付いたときに1回分を塗布すること。しかし、2回分を一度に使用してはいけない。
なお、誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談すること。医師の指示なしに、自己判断で使用を中止してはいけない。
エクロックゲルを保管する際は、乳幼児や小児の手の届かないところで、直射日光・高温・湿気・火気を避けて保管すること。
薬が残った場合、保管しないで廃棄する。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談すること。他の人に渡さないようにする。
エクロックゲルを廃棄するとき、薬が残っている場合は、火気を避けて薬を紙や布などに吸収させ、その紙や布などを可燃ごみとして廃棄すること。
また、空のボトルは、プラスチックごみとしてお住まいの自治体の分別方法に従って捨てる。
副作用 皮膚炎(6.4%)・紅斑(5.7%)・そう痒感・湿疹・刺激感・汗疹・散瞳・霧視・口渇・排尿障害・ALT増加・AST増加・γ-GTP増加・好酸球百分率増加・代償性発汗
禁忌 ・閉塞隅角緑内障の患者(抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある)
・前立腺肥大による排尿障害がある患者(抗コリン作用により、尿閉を誘発することがある)
・エクロックゲルの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
注意事項 エクロックゲルは可燃性であるため、保存および使用の際には火気を避けること。
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