性病で熱が出る?考えられる原因と対処法

発熱があると、まず風邪やインフルエンザを疑う方が多いかもしれません。しかし、実は性病(性感染症)でも熱が出ることがあります。特に、性行為後や性器に異変を感じるときの発熱は、性病が原因である可能性も。この記事では、性病で発熱が起こる理由や、考えられる疾患、見分け方、適切な対処法について詳しく解説します。
この記事の監修者
国家公務員暇組合連合会虎の門病院救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年国家より公務員連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。
性病で熱が出ることはある?
「性病で熱は出るの?」と驚く方もいるかもしれません。実際、いくつかの性感染症では発熱が見られることがあり、その症状は他の病気と間違われやすい点が特徴です。
発熱を伴う性病の種類と潜伏期間
性病の中には、感染から数日~数週間で発熱するものがあります。
例えば、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の急性期や梅毒の初期症状では、38℃を超える高熱が出ることもあります。クラミジアや淋病でも、感染が進行すると発熱を引き起こす場合があります。
潜伏期間は性病によって異なり、HIVなら2~4週間、梅毒は3~6週間、クラミジア・淋病は1~3週間が目安とされています。
発熱が見られる際、性行為からの日数や他の症状を併せて確認することが、原因を特定するヒントになります。
性病による発熱と風邪の違い
性病による熱と風邪の熱は、症状の「組み合わせ」に注目すると見分けやすくなります。
風邪は主にのどの痛み、咳、鼻水など呼吸器系の症状を伴います。一方、性病が原因の発熱では、性器の痛み・分泌物・リンパ節の腫れなど、性器まわりの異常や全身倦怠感が目立つケースが多いです。
また、性病の発熱は治りにくかったり、再発したりするのも特徴です。風邪と決めつけず、他の症状がないかを冷静に観察することが大切です。
発熱を引き起こす代表的な性病

性病の中で「発熱しやすい」ものにはいくつか種類があります。ここでは、代表的な性感染症とその発熱の特徴を解説します。
梅毒の症状としての発熱
梅毒の進行は1~4期に分類されており、2期に発熱の症状が見られることがあります。
梅毒は感染後、痛みやかゆみを伴わない性器・肛門・口のできものやリンパ節の腫れとともに微熱~高熱が出ることがあります。
これらの症状は数週間で自然に消えることもあるため、放置してしまう人も少なくありません。
しかし、放置すると数年単位で徐々に心臓や脳に影響を及ぼす「第4期梅毒」に進行する危険があるため、初期段階での発見と治療が非常に重要です。
HIV初期感染症(急性期)と高熱
HIV感染後2~4週間程度で起こる「急性HIV感染症」では、高熱が代表的な症状の一つです。
急性期には、インフルエンザのような強い倦怠感、咽頭痛、発疹、筋肉痛、リンパ節の腫れなども見られます。症状は1~2週間ほどで自然に治まりますが、その後HIVは体内で静かに進行を続け、数年後にはエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症する可能性があります。
早期発見のためにも、発熱が長引いたり他の症状を伴う場合は、HIV検査を受けることが推奨されます。
クラミジアや淋病でも熱が出る?
クラミジアや淋病では、通常は局所症状が主体ですが、進行すると発熱を伴うことがあります。
特に女性の場合、感染が子宮や卵管にまで及ぶと「骨盤内炎症性疾患(PID)」を引き起こし、38℃以上の高熱・下腹部の激痛・吐き気などが生じます。男性でも精巣上体炎になると、陰嚢の腫れや発熱が現れることがあります。
「軽い膀胱炎かな」と思っていた症状に加えて発熱が出たら、性病を疑って早めに医療機関を受診しましょう。
熱以外に見られる性病の症状
性病が原因の発熱は、ほとんどの場合、他の症状とセットで現れます。発熱だけで判断するのではなく、その他のサインにも注目することが重要です。
性器のかゆみ・痛み・分泌物などの併発症状
発熱と同時に、以下のような症状がある場合は、性病の可能性が高まります。
・性器のかゆみや痛み
・排尿時の灼熱感
・性器から膿や異常なおりものが出る
・性器や肛門まわりにしこりや潰瘍がある
こうした症状は、クラミジア・淋病・ヘルペス・梅毒など、多くの性病に共通しています。発熱とセットで見られる場合は、早期に検査を受け下さい。
全身症状(リンパ節の腫れ・倦怠感など)も要注意
性病が全身に影響を及ぼすと、発熱のほかにリンパ節の腫れや強い倦怠感が出ることがあります。
HIVや梅毒では、首やわきの下のリンパ節が硬く腫れることがあり、触ると違和感があります。さらに、頭痛・発疹・筋肉痛などの風邪に似た症状も見られるため、誤診されるケースも。
特に性行為後2~3週間以内にこれらの症状が出た場合は、自己判断せずに医療機関に相談することが大切です。
性病による熱が出たときの対処法
「軽い膀胱炎かな」と思っていた症状に加えて発熱が出たら、性病を疑って早めに医療機関を受診しましょう。
熱以外に見られる性病の症状
性病が原因の発熱は、ほとんどの場合、他の症状とセットで現れます。発熱だけで判断する
のではなく、その他のサインにも注目することが重要です。
性器のかゆみ・痛み・分泌物などの併発症状
発熱と同時に、以下のような症状がある場合は、性病の可能性が高まります。
・性器のかゆみや痛み
・排尿時の灼熱感
・性器から膿や異常なおりものが出る
・性器や肛門まわりにしこりや潰瘍がある
こうした症状は、クラミジア・淋病・ヘルペス・梅毒など、多くの性病に共通しています。
発熱とセットで見られる場合は、早期に検査を受け下さい。
全身症状(リンパ節の腫れ・倦怠感など)も要注意
性病が全身に影響を及ぼすと、発熱のほかにリンパ節の腫れや強い倦怠感が出ることがあり
ます。
HIVや梅毒では、首やわきの下のリンパ節が硬く腫れることがあり、触ると違和感がありま
す。さらに、頭痛・発疹・筋肉痛などの風邪に似た症状も見られるため、誤診されるケース
も。
特に性行為後2~3週間以内にこれらの症状が出た場合は、自己判断せずに医療機関に相談
することが大切です。
性病による熱が出たときの対処法
性行為後や性器に異変を感じたタイミングで発熱した場合、性病の可能性を考慮すべきで
す。ここでは、熱が出たときの正しい対処法を詳しく解説します。
自己判断での市販薬服用はNG
熱が出たときに解熱剤や風邪薬を飲む人は多いですが、性病の可能性がある場合には注意が
必要です。
市販の解熱剤で一時的に熱が下がっても、感染症そのものは治っていないため、症状が隠れ
てしまい、診断が遅れることもあります。
また、抗生物質が必要な性病に対して、自己判断で薬を服用することは、耐性菌の原因にな
る恐れもあります。
根本的な解決にはならないため、まずは医療機関での診察・検査を受けることが最も重要で
す。
速やかに検査を受けるべき理由
性病による発熱が疑われる場合は、できるだけ早く検査を受けることが推奨されます。
その理由は、早期に感染が判明すれば、すぐに適切な治療が始められるからです。梅毒や
HIV、クラミジアなど、発熱を伴う性感染症は放置すると重篤化しやすく、パートナーへの
感染リスクも高まります。
症状が出ている今こそ、検査のベストタイミングです。自己判断せず、速やかに行動するこ
とが、自分の健康と周囲の人の安心につながります。
発熱がある場合の性病検査のすすめ
性行為後や性器に異変を感じたタイミングで発熱した場合、性病の可能性を考慮すべきです。ここでは、熱が出たときの正しい対処法を詳しく解説します。
自己判断での市販薬服用はNG
熱が出たときに解熱剤や風邪薬を飲む人は多いですが、性病の可能性がある場合には注意が必要です。
市販の解熱剤で一時的に熱が下がっても、感染症そのものは治っていないため、症状が隠れてしまい、診断が遅れることもあります。
また、抗生物質が必要な性病に対して、自己判断で薬を服用することは、耐性菌の原因になる恐れもあります。
根本的な解決にはならないため、まずは医療機関での診察・検査を受けることが最も重要です。
速やかに検査を受けるべき理由
性病による発熱が疑われる場合は、できるだけ早く検査を受けることが推奨されます。
その理由は、早期に感染が判明すれば、すぐに適切な治療が始められるからです。梅毒やHIV、クラミジアなど、発熱を伴う性感染症は放置すると重篤化しやすく、パートナーへの感染リスクも高まります。
症状が出ている今こそ、検査のベストタイミングです。自己判断せず、速やかに行動することが、自分の健康と周囲の人の安心につながります。
発熱がある場合の性病検査のすすめ
「熱があるけど、これって性病?」と迷うことがあるかもしれません。ここでは、発熱時に性病検査を受けるべき理由や検査の重要性についてご紹介します。
発熱が出たタイミングでの検査がカギ
発熱を伴う性病は、タイミングを逃さず検査を受けることで、早期発見が可能になります。
特に、HIVの急性期や梅毒の初期などは、発熱が最初のサインであることが多いため、発熱が見られた時点での検査が有効です。検査のタイミングによっては、正確な結果が得られないこともあるため、医療機関やオンライン診療で相談し、適切な検査日を判断してもらうと安心です。
無症状でも感染しているケースもある
発熱が出る前後で他の症状が出ていないからといって、「自分は大丈夫」と思い込むのは危険です。
HIVなど無症状で進行する性病もあります。症状が出ないままパートナーに感染させてしまうケースも多く、発熱の有無にかかわらず、リスクのある性行為をした後は検査を受ける習慣が重要です。
また、陽性だった場合でも、早期の治療で完治するものが多く、早く対応するほど治療も簡単で済みます。
自宅で検査できる!DMMオンラインクリニックとは?

診察から処方まで24時間スマホで完結
DMMオンラインクリニックの最大の魅力は、スマホ1台で全て完結する利便性です。
診察予約、問診、結果確認、薬の処方まで、全てオンラインで対応。24時間365日対応しているため、忙しい方や通院が難しい方でも、好きな時間に相談・治療が受けられます。プライバシーも守られ、初めての方でも安心して利用できます。
診察料はずっと0円!配送料は一律550円
費用面も明瞭で、続けやすいのが特徴です。DMMオンラインクリニックでは、診察料はずっと0円。必要なのは薬代と一律550円の配送料のみで、明確な料金体系となっています。高額な医療費がかかるのではと不安な方でも、気軽に始めやすい点が大きな魅力です。
専門クリニックと同等の治療が受けられる
オンライン診療といっても、治療の質は専門クリニックと同等です。
医師が監修した診療体制のもと、性病に精通した専門スタッフが対応。陽性だった場合も、必要な薬が自宅に届き、治療までしっかりフォローされます。検査から治療までワンストップで完結するので、安心して任せることができます。
よくある質問(Q&A)
性病と発熱の関係については、誰もが不安や疑問を抱くところです。ここでは、読者からよく寄せられる質問とその回答を紹介します。
Q:熱が出たのですが性病か風邪か判断できません。どうすれば?
まずは他の症状の有無や性行為の有無・タイミングを確認しましょう。
性病による熱は、性器の異常(かゆみ・痛み・分泌物など)やリンパ節の腫れなどを伴うことが多いです。一方、風邪の場合はのどの痛み・咳・鼻水などの呼吸器症状が中心です。
ただし、自己判断は難しいこともあるため、発熱が数日続く場合や不安な点がある場合は、医療機関やオンライン診療で相談・検査を受けるのが最善です。
Q:性病による熱は何日くらい続きますか?
症状や体質により異なりますが、1日~1週間程度続くことが一般的です。
例えば、HIV急性期では高熱が1~2週間続く場合がありますし、梅毒やクラミジアが進行した場合も、発熱が長引くケースがあります。反対に、一時的に熱が出てすぐに下がる場合でも、性病が進行している可能性があるため、熱の長さよりも「原因不明の発熱」であることに注意が必要です。
Q:熱がある状態で病院に行ってもいいですか?
はい、むしろ熱がある状態こそ受診のタイミングです。
医療機関では、発熱患者の受け入れ体制を整えているところも多く、安心して相談できます。事前に電話やオンラインで相談できるクリニックもあるため、不安であればまず問い合わせてみましょう。
また、DMMオンラインクリニックのように、スマホで完結できる診療サービスを利用すれば、発熱時でも自宅から検査・診察・薬の処方が可能です。
熱が出たら性病の可能性を考慮して検査を

「熱=風邪」と決めつけるのは危険です。。実際に、HIV・梅毒・クラミジアなどは、発熱を初期症状として現すことがあります。 性行為後に発熱がある場合、性病の可能性を見逃さず、必ず検査を受けることが大切です。
【参考文献】
性病の潜伏期間|あおぞらクリニック
https://www.aozoracl.com/incubation
性病検査を受けたほうがいい人の特徴!検査タイミングや何科を受診すべきかを解説|食環境衛生研究所
https://www.shokukanken.com/sti/column/std-kensa/#index_id1
性病検査を受けた方がいい人は?受診の基準やタイミングを徹底解説|GME医学検査研究所
https://www.gme.co.jp/column/column118_timing-for-std-testing.html#sec01