ピルは高校生でも購入できる|購入方法や効果・副作用を医師が解説

「ピルは高校生でも買えるの?」
「どこで買えばいいんだろう?」
「効果や副作用を知りたい」

 

上記のように悩んでいるのではないでしょうか。

 

高校生のピルの使用率はまだまだ低い状況であるため、なかなか人には聞きにくい問題ですよね。

 

結論からいうと、高校生でもピルは使えます。

 

実際に、経口避妊薬の使用に関するガイドラインによると「初経時から閉経までならいつでも使用してよい」となっています(※1)。また、高校生でもピルは購入できます。

 

この記事では、高校生でも安全にピルを活用できるよう、以下に関しての内容を解説していきます。

 

  • 高校生がピルを購入する方法2つ
  • 高校生が処方を受けられるピル4種類
  • ピルの種類別の効果や副作用

 

この記事を読むと、高校生であってもピルを正しく利用できるようになりますよ。

 

 

 

高校生がピルを購入する方法2つ

 

高校生に限った話ではありませんが、ピルは医療用医薬品であるため、医師の処方箋が必要です。

 

おもに、以下2つの方法で処方を受けられます。

 

 

順番に見ていきましょう。

 

医療機関で受診

 

一般的な方法として、婦人科や産婦人科などの医療機関を受診し、医師の診察を受けて処方してもらう方法です。

 

医師と直接会って相談できるため、安心感があります。

 

医療機関を受診する際は、以下の点に注意しましょう。

 

  • 事前に予約を取る
  • 保険証を持参する

 

はじめての受診で緊張するかもしれませんが、遠慮せずに疑問や不安を相談しましょう。

 

オンライン診療の利用

 

コロナ以降、オンライン診療によるピルの処方が普及し始めました。

 

スマートフォンやパソコンなどを用いたビデオ通話を通じて、医師と相談しながら処方を受けられます。

 

オンライン診療のメリットは、おもに以下の4点です。

 

  • 自宅から受診できる
  • 予約が取りやすい
  • 待ち時間が少ない
  • プライバシーが守られやすい

 

病院に行く時間がない人や、周囲の目を気にする人に役立つ診療です。

 

オンライン診療を受けたあとに、ピルが自宅へ配送されます。

 

ただし初めてピルを使用する場合や特殊な症状があるときは、対面診療が推奨されるケースも。

 

またオンライン診療を利用する際は、信頼できる医療機関選びが重要です。

 

高校生が処方を受けられるピル4種類

 

ピルは大きく分けて以下の4種類があり、高校生でも処方を受けられます。

 

 

それぞれの特徴を、順番に解説していきます。

 

超低用量ピル

 

低用量ピルよりも、さらにエストロゲンの含有量を減らしたピルです。

 

おもに、月経困難症や子宮内膜症の治療目的で使用されますが、避妊効果もあります。

 

低用量ピルと比べて、副作用のリスクが低いことも特徴のひとつ。

 

ただし、不正出血のリスクがある点には注意が必要です。

 

低用量ピル

 

低用量ピルは、エストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモンを含み、避妊効果が高く、副作用が比較的少ないのが特徴です。

 

避妊目的以外にも、

 

  • 生理痛の軽減
  • 生理周期の調整
  • ニキビの改善

 

などの効果があります。

 

副作用としては吐き気や頭痛、不正出血などが報告されていますが、多くの場合は軽度で一時的なものです。

 

中用量ピル

 

避妊目的での使用は少なく、おもに女性ホルモンに関連する疾患の治療に用いられています。

 

たとえば、

 

  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 多嚢胞性卵巣症候群

 

といった症状の治療です。

 

低用量ピルと比べて副作用のリスクは高くなりますが、飲み忘れに対する許容度が高いというメリットがあります。

 

ただし血栓症のリスクが若干高くなるため、喫煙者や高齢者、肥満の人は注意が必要です。

 

アフターピル(緊急避妊薬)

 

性交後の妊娠確率を下げる目的で用いられるピルです。

 

絶対に避妊できるわけではなく、厚生労働省が公表している資料によると、妊娠阻止率は「80%」とされています(※2)。

 

通常の経口避妊薬とは異なり、定期的な服用は想定されていません。

 

副作用として、吐き気や不正出血が起こるケースも。

 

高校生でも処方は可能ですが、かならず医師の診察を受け、適切な使用法と注意事項について説明を受ける必要があります。

 

ピルの価格は種類や医療機関によって異なる

 

ピルの購入にかかる費用は、

 

  • 各医療機関
  • 保険適用の有無
  • ピルの種類

 

などによって異なります。

 

月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で処方された場合、低用量・超低用量ピルは保険が適用されます。

 

しかし避妊目的で使用する場合は、保険適用外です。

 

中用量ピルは、基本的に月経移動や避妊を目的とした使用がメインであるため、全額自己負担する必要があります。

 

ただし、特定の治療目的で医師が必要と判断した場合には保険が適用されるケースも。

 

アフターピルは緊急避妊薬として使用されるため、保険適用外です。

 

また医療機関によっても費用は異なり、たとえばオンライン診療を行っている「スマルナ」の価格設定は以下のとおりです。

 

種類 料金の目安
低用量・超低用量ピル 1,980~2,980円(税込)/月
中用量ピル 6,200円(税込)/月
アフターピル(緊急避妊薬) 11,480~12,480円(税込)/錠

 

出典:スマルナ「料金・お薬一覧」

 

高校生からをピルを使い始めた人は約5%

 

高校生からピルを使う人はどのくらいいるのだろうか、と気になるのではないでしょうか。

 

株式会社ネクイノが運営しているスマルナが10~40代の女性を対象に行った調査によると「約5%」の人が、高校生の頃からピルを使用していたと回答しています(※3)。

 

高校生からの使用率が低い理由としては「副作用」の心配があげられます。

 

実際にスマルナが行った同調査によると、「約40%」の人が副作用を心配していたという結果も(※4)。

 

副作用としては「吐き気」「頭痛」などが代表的な症状です。

 

しかし実際には、副作用の症状は軽く済む場合がほとんどであり、厚生労働省が公表している資料によると、ピルを服用し始めてから「1~3周期」でおさまるといわれています(※5)。

 

高校生のピル購入でよくある質問3つ

 

高校生のピル購入に関して、よくある3つの質問をまとめました。

 

親に内緒で処方してもらえますか?

 

医療機関によって対応は異なり、診察やピル処方に親の同意・同席を求められるケースもあります。

 

公式ページや問い合わせなどで確認しましょう。

 

副作用が出たらどうすればいいですか?

 

自己判断で中止せず、医療機関に相談してください。

 

症状に応じて、ピルの投与量や種類の変更を検討してもらえるでしょう。

 

気になる症状があれば、すぐに相談してくださいね。

 

飲み忘れた場合はどうすればいいですか?

 

気づいた時点で、すぐに1錠飲みましょう。

 

そして飲み忘れを、

 

  • 24時間経って気づいたとき:2錠飲む
  • 24時間以上経って気づいたとき:服用を中止し、次の出血を待ってから飲む

 

といったように対応しましょう(※6)。

 

高校生でもピルを安心して購入できる

 

ピルは高校生でも買えますが、購入前に以下3つのポイントをおさえておきましょう。

 

  • 医師の診察と処方が必須
  • 目的(生理痛軽減や周期調整など)を明確にする
  • メリットとデメリットを十分理解する

 

ピルの使用を検討している場合は、今回紹介した内容を参考に自身の目的に沿ったピルを選ぶことが大切です。

 

不安や疑問がある場合は、医療機関で相談してください。

 

「ピルを使っていることを誰にも知られたくない」という人は、オンライン診療でピルの処方を受けられる「DMMオンラインクリニック」での処方も検討してみてくださいね。

 

簡単に登録できて、プライバシーにも配慮しながら、専門医による丁寧な診察と処方を受けられます。気になる人は、ぜひ一度サイトをチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

参考文献
(※1)岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 産科・婦人科学|鎌田泰彦、平松祐司「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」岡山医学会雑誌 第119巻January2008,pp.315-317
(※2)厚生労働省|公益社団法人日本薬剤師会「緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業報告書」令和6(2024)年3月
(※3、4)PR TIMES|株式会社ネクイノ「オンライン・ピル処方サービス「スマルナ」ユーザー2,317人対象調査 ピルを服用し始めたのは「社会人になってから」が約7割」
(※5、6)厚生労働省「のみ忘れに気付いたときの対処」

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