男性のクラミジア症状チェック:放置するとどうなる?受診の目安も解説
クラミジアは、日本で最も感染者が多い性感染症のひとつですが、男性の場合は症状が軽い、またはまったく出ないことが多いため、気づかないまま感染が広がりやすいのが特徴です。
「少し違和感があるだけ」「そのうち治った気がする」と放置してしまうケースも多いですが、実際には体内で感染が進行し、不妊の原因や他の感染症リスクの上昇につながることもあります。
本記事では、男性のクラミジアに見られる具体的な症状から、見逃しやすいサイン、受診の目安までをわかりやすく解説します。
読み進めて気になる症状や心当たりがあれば、自宅からいつでも医師に相談できる環境があります。
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クラミジアの初期症状(男性)とは?
クラミジアは男性でも症状が出にくい性感染症
クラミジアは「クラミジア・トラコマチス」という細菌によって引き起こされる性感染症で、日本国内でも非常に感染者数が多いことで知られています。男性の場合、感染しても症状が軽い、あるいはまったく現れないケースが多く、感染に気づかないまま放置されることが少なくありません。
実際、クラミジアは尿道に感染することで炎症を起こしますが、その症状は比較的穏やかで、日常生活の中で違和感として見過ごされやすいのが特徴です。そのため、「気づかないまま感染している」という状態が起こりやすく、結果としてパートナーへの感染拡大につながるリスクがあります。
また、性器だけでなく、オーラルセックスなどを通じて喉(咽頭)にも感染することがあり、感染部位によって症状の出方が異なる点も理解しておく必要があります。
男性の約半数が無症状とされる理由
男性のクラミジア感染は、約半数が無症状とされています。これは、クラミジア菌が比較的ゆるやかに増殖し、強い炎症反応を起こしにくい性質を持つためです。
そのため、次のような状態でも感染している可能性があります。
自覚症状がまったくない
わずかな違和感があっても気にしていない
一時的に症状が出て自然に治ったように感じる
特に注意すべきなのは、「症状がない=感染していない」ではないという点です。無症状であっても体内では菌が存在し続けており、性行為を通じて他者に感染させる可能性があります。
さらに、無症状のまま放置すると、尿道から精巣上体や前立腺へと感染が広がることがあり、後に痛みや腫れといった症状が現れるケースもあります。この段階になると治療期間が長引くこともあるため、早期の検査と対応が重要です。
このように、男性のクラミジアは「症状が出にくいこと」自体が最大の特徴であり、気づきにくさが感染拡大の大きな要因となっています。
症状が出にくいからこそ、少しでも気になる違和感や心当たりがある場合は、早めに専門医に相談しておくと安心です。
男性のクラミジアの具体的な症状
排尿時の痛み・違和感
男性のクラミジアで最も代表的な症状のひとつが、排尿時の痛みや違和感です。尿道に炎症が起きることで、排尿の際に軽いしみるような痛みや違和感を感じることがあります。
ただし、淋病などと比較すると痛みは軽度であることが多く、「少し違和感がある程度」と感じて放置してしまうケースも少なくありません。そのため、症状が軽いからといって安心せず、数日以上続く場合は注意が必要です。
尿道から透明〜白い膿が出る
クラミジア感染では、尿道から透明または白っぽい分泌物(膿)が出ることがあります。これはクラミジア特有の症状のひとつで、サラサラとした粘液状であることが多いのが特徴です。
特に朝起きたときに下着に付着していることで気づくケースが多く、「少量だから問題ない」と見過ごされがちですが、感染のサインである可能性があります。
性器のかゆみ・不快感
尿道やその周辺にかゆみやムズムズとした不快感が生じることもあります。強いかゆみではなく、軽い違和感として現れることが多いため、汗や摩擦によるものと勘違いされやすい症状です。
しかし、こうした軽微な違和感が長く続く場合は、クラミジアによる炎症の可能性も考えられます。
睾丸の痛み(精巣上体炎)
感染を放置すると、クラミジアが尿道から体内へと広がり、精巣上体に炎症を引き起こすことがあります。これを「精巣上体炎」と呼び、睾丸の腫れや痛みといった症状が現れます。
この段階になると、単なる違和感ではなく日常生活に支障をきたすレベルの痛みになることもあり、早急な治療が必要です。また、長期間放置すると不妊の原因となる可能性もあります。
頻尿・軽い違和感だけの場合もある
クラミジアの症状は非常に軽度なことが多く、「なんとなくトイレが近い」「違和感がある気がする」といった曖昧な形で現れることもあります。
次のような軽微な変化も、見逃してはいけないサインです。
排尿回数が増えた気がする
なんとなく尿道に違和感がある
症状が出たり消えたりする
このように、クラミジアは典型的な強い症状が出ないケースも多いため、「明確な痛みや異常がないから大丈夫」と判断するのは危険です。わずかな変化でも続く場合は、感染の可能性を疑うことが重要です。
このように、クラミジアは典型的な強い症状が出ないケースも多いため、「明確な痛みや異常がないから大丈夫」と判断するのは危険です。わずかな変化でも続く場合は、感染の可能性を疑うことが重要です。
軽い症状や違和感が続くときは、自己判断せず一度医師に相談しておくことで、不安を早めに解消できます。
クラミジアと他の性病の症状の違い(男性)
クラミジアは症状が軽く気づきにくいことが特徴ですが、他の性感染症と似た症状が出ることもあるため、違いを理解しておくことが重要です。特に「淋病」や「カンジダ」などは症状が似ている部分もあり、自己判断では見分けが難しいケースも少なくありません。
代表的な性感染症との違いは次の通りです。
病名 |
症状の特徴 |
痛みの強さ |
分泌物の特徴 |
クラミジア |
軽い違和感・無症状が多い |
弱い |
透明〜白色でサラサラ |
淋病 |
強い排尿痛が出やすい |
強い |
黄色〜緑色で粘り気がある |
カンジダ |
かゆみが中心 |
中程度 |
白くポロポロした状態 |
このように、クラミジアは他の性感染症と比較して「症状が軽い・分かりにくい」という特徴があります。
クラミジアと淋病の症状の違い
クラミジアと淋病はどちらも尿道炎を引き起こす性感染症ですが、症状の強さに大きな違いがあります。淋病は排尿時に強い痛みを感じることが多く、分泌物も黄色や緑色で量が多い傾向があります。
一方でクラミジアは、排尿時の痛みが軽度であることが多く、分泌物も透明から白っぽく、量が少ない傾向があります。そのため、クラミジアの方が自覚しにくく、放置されやすい傾向があります。
クラミジアとカンジダの違い(男性)
カンジダは真菌(カビ)による感染であり、クラミジアとは原因が異なります。男性の場合、カンジダはかゆみや赤みが目立つことが多く、性器の表面に症状が出やすいのが特徴です。
一方、クラミジアは尿道の内部に感染するため、かゆみよりも排尿時の違和感や分泌物として症状が現れることが多くなります。見た目の変化が少ない点もクラミジアの特徴です。
クラミジアと尿道炎の違いは?
尿道炎は、尿道に炎症が起きている状態を指す総称であり、その原因のひとつがクラミジアです。つまり、クラミジアは尿道炎の原因となる感染症の一種です。
尿道炎にはクラミジアのほか、淋菌や大腸菌などさまざまな原因があり、それぞれ症状の出方が異なります。症状だけで原因を特定するのは難しいため、正確な診断には検査が必要です。
症状が他の性感染症と似ているからこそ、自己判断で済ませず、医師の診察で原因を確認することが安心への近道です。
見落としやすいクラミジアの症状
症状が軽すぎて気づかないケース
クラミジアは、症状が非常に軽いことが多く、「異常」と認識されないまま見過ごされるケースが多い性感染症です。強い痛みや明確な異常が出ることは少なく、日常の中でよくある違和感と区別がつきにくいのが特徴です。
例えば、次のような症状はクラミジアであっても軽度にとどまることがあります。
軽いかゆみやムズムズ感
わずかな排尿時の違和感
少量の分泌物(気づかないレベル)
これらは数日で自然に消えることもあり、「一時的な不調だった」と誤解されやすいですが、実際には体内に菌が残っているケースも少なくありません。
風邪と間違えやすい喉の症状(咽頭クラミジア)
オーラルセックスなどによって喉に感染する「咽頭クラミジア」は、特に見落とされやすい感染部位です。症状が出た場合でも、一般的な風邪とほぼ同じような症状であるため、性感染症と結びつけて考えられないことが多いです。
主な症状は次の通りです。
喉の痛みや違和感
イガイガする感じ
軽い発熱
咳や鼻づまり
これらの症状は市販薬で一時的に改善することもあり、そのまま見過ごされてしまうケースが多くなっています。また、咽頭クラミジアは無症状の割合も高いため、症状だけで判断するのは難しいとされています。
症状が一度消えても治っていないケース
クラミジアでは、一時的に症状が軽くなったり消えたりすることがあります。しかし、これは自然に治癒したわけではなく、炎症が一時的に落ち着いているだけの可能性があります。
そのため、次のようなケースは特に注意が必要です。
一度症状が出たが、自然に消えた
違和感が出たり消えたりを繰り返す
症状が軽くなったので放置している
この状態でも体内にはクラミジア菌が残っている可能性があり、無自覚のまま感染を広げてしまうリスクがあります。また、時間の経過とともに体内の奥へ感染が進行し、後から強い症状が現れることもあります。
このように、クラミジアは「症状があるかどうか」だけで判断できない点が大きな特徴であり、わずかな違和感でも継続する場合は注意が必要です。
見落としやすい症状だからこそ、「大丈夫だろう」で流さず、一度プロにチェックしてもらうのが確実です。
クラミジアは放置するとどうなる?症状の進行(男性)
クラミジアは、感染してもすぐに強い症状が出るわけではなく、時間の経過とともに徐々に症状が変化していく特徴があります。特に男性の場合は症状が軽いため、進行していることに気づきにくい点が大きなリスクとなります。
ここでは、クラミジアの症状がどのように進行していくのかを段階ごとに解説します。
クラミジアの初期症状(男性)
感染直後からしばらくの間は、ほとんど自覚症状がないか、ごく軽い違和感にとどまることが多いのが特徴です。
具体的には次のような状態です。
排尿時にわずかな違和感がある
尿道に軽いムズムズ感がある
分泌物が出てもごく少量で気づきにくい
この段階では「体調の変化」として認識されないことも多く、感染に気づかないまま過ごしてしまうケースが多く見られます。
症状が進行するとどうなる?
感染が進むと、尿道の炎症がやや強くなり、徐々に症状がはっきりしてきます。ただし、それでも他の性感染症と比べると軽度であることが多いのが特徴です。
代表的な変化は次の通りです。
排尿時に軽い痛みやしみる感覚が出る
尿道から透明〜白色の分泌物が出る
性器の不快感や違和感が持続する
この段階でも症状は強くないため、「様子を見よう」と判断して放置されるケースが多くなります。
悪化した場合の症状(放置時)
さらに放置すると、感染が尿道の奥へと広がり、精巣上体や前立腺に影響を及ぼす可能性があります。この段階になると、日常生活に支障を感じる症状が現れることがあります。
主な症状は次の通りです。
睾丸の痛みや腫れ(精巣上体炎)
下腹部や会陰部の違和感や鈍い痛み
排尿時の不快感の悪化
ここまで進行すると自然に改善することは期待できず、治療にも時間がかかる傾向があります。また、不妊のリスクにつながる可能性もあるため、早期の対応が重要です。
このように、クラミジアは「初期は気づかないほど軽いが、放置すると徐々に悪化する」という特徴を持つ感染症であり、わずかな違和感の段階で気づくことが重要になります。
進行してから後悔しないためにも、軽いうちに医師の診察を受けて早めに手を打っておくことが大切です。
感染部位ごとの症状(男性)
尿道・性器クラミジアの症状
男性のクラミジアで最も一般的なのが、尿道(性器)への感染です。クラミジア菌が尿道に侵入することで炎症が起こり、さまざまな症状が現れます。
主な症状は次の通りです。
排尿時の軽い痛みや違和感
尿道から透明〜白色の分泌物(膿)が出る
性器のかゆみやムズムズ感
尿道の軽い不快感
ただし、これらの症状は非常に軽いことが多く、気づかないまま進行するケースも少なくありません。また、症状が出たり消えたりすることもあり、「治った」と誤解されやすい点にも注意が必要です。
喉(咽頭クラミジア)の症状
オーラルセックスによって喉に感染する「咽頭クラミジア」は、症状が出にくいことで知られています。感染していても無症状のことが多く、気づかないまま放置されるケースが多い部位です。
症状が出る場合は、次のような風邪に似た症状が見られます。
喉の痛みや違和感
イガイガする感覚
軽い発熱
咳や声のかすれ
これらは一般的な風邪と区別がつきにくいため、クラミジア感染と認識されないまま経過することが多いのが特徴です。
肛門・直腸クラミジアの症状
アナルセックスなどによって、肛門や直腸にクラミジアが感染することもあります。この場合も無症状のことが多いですが、症状が出ると次のような変化が見られます。
肛門周囲の違和感や痛み
軽い出血
分泌物や不快感
直腸クラミジアは自覚しにくく、症状があっても軽度であるため、他の原因と混同されやすいのが特徴です。
目(結膜クラミジア)の症状
クラミジアは目に感染することもあり、「クラミジア性結膜炎」と呼ばれます。性器や手指を介して目に菌が付着することで発症します。
主な症状は次の通りです。
目の充血
目やにの増加
かゆみや違和感
涙が出やすくなる
一見すると一般的な結膜炎と区別がつきにくいため、原因に気づかないまま放置されることもあります。
このように、クラミジアは感染部位によって症状が異なり、かつ全体的に軽度または無症状であることが多いため、症状の有無だけで判断するのは難しい感染症です。
感染部位によって症状が異なるため、心当たりがある部位や状況を医師に伝えて、的確に診てもらうのが安心です。
クラミジアの潜伏期間と症状が出るタイミング(男性)
潜伏期間は1〜3週間が目安
クラミジアの潜伏期間は、一般的に感染から1〜3週間程度とされています。この期間は、体内にクラミジア菌が侵入してから症状が現れるまでの時間を指します。
ただし、これはあくまで目安であり、個人差があります。数日で違和感が出る場合もあれば、数週間経っても症状が出ないケースもあります。
次は潜伏期間のイメージです。
感染直後:自覚症状なし
数日〜1週間:ごく軽い違和感が出る場合あり
1〜3週間:症状が出る場合がある
しかし、重要なのは「潜伏期間を過ぎても症状が出ないケースが多い」という点です。潜伏期間=必ず症状が出るタイミングではないため、症状がないからといって安心することはできません。
感染してもすぐ症状が出ない理由
クラミジアは、比較的ゆるやかに増殖し、強い炎症反応を引き起こしにくい細菌です。そのため、感染してもすぐに痛みや異常として認識される症状が出にくい特徴があります。
また、体の免疫反応によって一時的に炎症が抑えられることもあり、「症状が出ない」「軽くて気づかない」といった状態が起こります。
特に男性の場合は次のような理由から、症状の出現が遅れたり、気づかれにくくなります。
炎症が軽度で痛みが弱い
分泌物の量が少なく気づきにくい
症状が一時的に消えることがある
さらに、無症状のまま長期間気づかれないケースもあり、この間にパートナーへ感染を広げてしまうリスクもあります。
このように、クラミジアは「感染=すぐに症状が出る」という病気ではなく、症状の出方にばらつきがあることが大きな特徴です。そのため、感染の可能性がある行為があった場合は、症状の有無に関わらず検査を検討することが重要です。
症状が出るタイミングは人それぞれ。心当たりがあるなら、自覚症状を待たずにオンライン診療で早めに動いておくのが安心です。
症状がある場合・ない場合の違い
症状がある人の特徴
クラミジアに感染した男性の中でも、症状が現れる人にはいくつかの傾向があります。主に、感染部位で炎症が強く出ている場合や、体の反応が比較的敏感な場合に症状として現れやすくなります。
症状がある人に見られやすい特徴は次の通りです。
排尿時の痛みや違和感がはっきりある
尿道からの分泌物に気づきやすい
性器のかゆみや不快感が持続する
感染後1〜3週間以内に違和感を自覚している
ただし、これらの症状も強いものではなく、「軽い違和感」として現れることが多いため、見逃されるケースも少なくありません。
無症状でも感染しているリスク
クラミジアの大きな特徴のひとつが、無症状であっても感染が成立している点です。男性の場合、約半数が無症状とされており、症状がないこと自体は珍しくありません。
無症状のままでも体内ではクラミジア菌が存在し続け、感染は進行する可能性があります。そのため、次のようなケースでは注意が必要です。
性行為後に特に異常がない
違和感があっても軽くて気にしていない
パートナーに症状があるが自分は無症状
このような状態でも感染している可能性があり、検査を受けて初めてわかることも少なくありません。
パートナーにうつす可能性
クラミジアは無症状でも感染力を持つため、自覚がないままパートナーにうつしてしまうリスクがあります。特に問題なのは、症状がないことで「感染していない」と誤解し、通常通り性行為を続けてしまう点です。
感染は次のような行為で成立します。
性交(膣性交)
オーラルセックス
アナルセックス
また、パートナーのどちらか一方だけが治療を受けても、再感染(ピンポン感染)を繰り返す可能性があります。
そのため、症状の有無に関わらず、感染の可能性がある場合は本人だけでなくパートナーも含めた対応が重要です。この点が、クラミジアが広がりやすい理由のひとつといえます。
自分のためだけでなくパートナーを守るためにも、不安があれば早めに医師へ相談しておくことが大切です。
クラミジアを放置するとどうなる?(男性)
精巣上体炎による不妊リスク
クラミジアを放置すると、尿道から体の奥へと感染が広がり、「精巣上体炎」を引き起こすことがあります。精巣上体は精子の通り道に関わる重要な器官であり、ここに炎症が起きると腫れや強い痛みが生じます。
炎症が長期間続くと、精子の通過が妨げられる可能性があり、不妊の原因となる可能性が指摘されています。特に無症状のまま感染が進行していた場合、気づいたときにはすでに影響が出ているケースもあるため注意が必要です。
前立腺や体内への感染拡大
クラミジアは尿道だけにとどまらず、放置することで前立腺などの内部組織へと感染が広がることがあります。これにより、慢性的な炎症や違和感が続く原因となる場合があります。
感染が進行すると、初期の軽い症状とは異なり、次のような症状が現れることがあります。
下腹部の違和感や鈍い痛み
排尿時の不快感の悪化
睾丸や会陰部の痛み
こうした症状は日常生活に影響を与えるだけでなく、治療にも時間がかかる傾向があります。
他の性感染症にかかりやすくなるリスクの上昇
クラミジアなどの性感染症にかかっていると、粘膜に炎症が起こるため、HIVを含む他の性感染症に感染しやすくなる可能性があります。
これは、炎症や微細な傷によって、病原体が体内に入り込みやすくなることが一因と考えられています。
そのため、クラミジアを放置すると、感染が長引くだけでなく、ほかの性感染症にかかるリスクを高める可能性があります。
症状が軽いから大丈夫と考えて放置せず、気になる場合は早めに検査や治療を受けることが大切です。
放置によるリスクを避けるためにも、気になる症状がある段階で検査・治療の相談を始めておくのが安心です。
クラミジアが疑われる場合の対処法
症状があればすぐ検査すべき理由
クラミジアが疑われる症状がある場合は、できるだけ早く検査を受けることが重要です。クラミジアは自然に治ることは基本的になく、放置することで感染が体内に広がる可能性があります。
また、症状が軽いからといって様子を見ると、その間にパートナーへ感染させてしまうリスクもあります。特に次のような症状がある場合は、早めの受診を検討すべきです。
排尿時の違和感や痛みが続く
尿道から分泌物が出ている
性器のかゆみや違和感がある
早期に検査・治療を行うことで、症状の悪化や感染拡大を防ぐことができます。
無症状でも検査した方がいいケース
クラミジアは無症状のケースが多いため、症状がない場合でも感染の可能性があれば検査を検討する必要があります。
特に次のような状況に当てはまる場合は、症状の有無に関わらず検査が推奨されます。
コンドームなしで性行為をした
新しいパートナーとの性行為があった
パートナーがクラミジアに感染している
不特定多数との性的接触がある
無症状のまま感染しているケースでは、自覚がないまま感染を広げてしまうため、定期的な検査が重要になります。
検査の方法(尿検査・のど検査など)
クラミジアの検査は比較的簡単に行うことができ、感染部位に応じて方法が異なります。男性の場合は主に尿検査が一般的ですが、感染の可能性がある部位によっては他の検査も行われます。
主な検査方法は次の通りです。
尿検査(尿道感染の確認)
咽頭検査(うがい液やぬぐい液を採取)
直腸検査(肛門感染が疑われる場合)
検査は医療機関だけでなく、郵送検査キットなどでも行える場合があります。いずれの場合も、正確な診断と適切な治療につなげるために、早めに対応することが重要です。
自分の状況に合った対処を進めるなら、24時間予約できるオンライン診療を活用するのが手軽で確実です。
クラミジアの治療方法(男性)
抗生物質で治療可能
クラミジアは細菌感染症であるため、抗生物質(抗菌薬)による治療が基本となります。適切な薬を使用すれば、多くの場合は比較的短期間で治療が可能とされています。
主に使用される薬は、クラミジア菌の増殖を抑える作用を持つもので、医師の診断に基づいて処方されます。自己判断で市販薬を使用しても効果が期待できない場合が多いため、医療機関で診断を受けたうえで、適切な治療を受けることが重要です。
また、症状が軽い場合でも体内には菌が残っているため、「違和感がなくなった=治った」とは限らない点に注意が必要です。
治療期間と注意点
クラミジアの治療期間は、処方される薬の種類や症状の程度によって異なりますが、一般的には数日〜1週間程度で治療が進みます。
ただし、治療中および治療直後にはいくつかの注意点があります
処方された薬は最後まで飲み切る
症状が消えても自己判断で中断しない
治療後に再検査(治癒確認)を行う
これらを守らない場合、菌が完全に排除されず、再発や再感染の原因となる可能性があります。
パートナーも同時に治療が必要
クラミジアはパートナー間で感染を繰り返す「ピンポン感染」が起こりやすい性感染症です。そのため、自分だけが治療を受けても、パートナーが感染している状態では再び感染する可能性があります。
そのため、次の対応が重要です。
パートナーにも検査・治療を勧める
治療が完了するまで性行為を控える
再感染を防ぐために同時期に治療を行う
このように、クラミジアの治療は「個人の問題」ではなく、パートナーを含めた対応が必要となる点が特徴です。適切な治療と予防を行うことで、再発や感染拡大を防ぐことができます。
自己判断では治療しきれないからこそ、医師の診察を受けて適切な対応を進めることが大切です。
クラミジアの治療をDMMオンラインクリニックで進める方法
クラミジアの治療は、医療機関での診察と抗菌薬の処方が基本ですが、「対面での受診はハードルが高い」「忙しくて時間が取れない」と感じる方も少なくありません。そうした場合の選択肢として、自宅から受診できるオンライン診療を活用する方法があります。
ここでは、DMMオンラインクリニックを例に、オンライン診療でクラミジア治療を進める流れや費用、注意点を解説します。
DMMオンラインクリニックの特徴
DMMオンラインクリニックは、スマートフォンやパソコンから医師の診察を受けられるオンライン診療プラットフォームです。クラミジアを含む性感染症の診療にも対応しています。
主な特徴は次の通りです。
通院時間0分:自宅から受診できる
24時間オンライン診療:都合に合わせて予約可能
診察料0円:診察にかかる費用は発生しない(処方薬代・配送料は別途)
最短当日到着:処方薬が自宅などへ配送される(東京都23区・大阪市24区が対象、別途追加費用が必要)
対面での受診に抵抗がある方や、移動の時間が確保しづらい方が利用しやすい仕組みです。
クラミジア治療で処方されるお薬と費用
DMMオンラインクリニックでは、クラミジア治療に主に次の抗菌薬が使用されます。
アジスロマイシン錠500mg(ジスロマックジェネリック):1セット 7,080円(税込7,788円)
レボフロキサシン錠500mg(クラビットジェネリック):1セット 7,080円(税込7,788円)
このほか、配送料550円(税込)が別途必要です。
DMMオンラインクリニックの診療は公的医療保険が適用されない自由診療となるため、保険による費用負担軽減はありません。また、症状や問診内容によって医師の判断で処方できない場合もある点を、あらかじめ理解しておくと安心です。
診療予約から治療開始までの流れ
DMMオンラインクリニックの利用は、次のステップで進みます。
1. 予約(約30秒):診療科目「性感染症」を選び、希望日時を予約
2. 問診票記入(約5分):WEB問診票に体調や症状を記入(検査結果がある場合は画像も添付)
3. 診察(約5分):ビデオ通話で医師と診察
4. お薬の受け取り:自宅以外にコンビニやロッカーへの配送も可能(最短当日着は対象エリアのみ)
5. 治療後の追加検査(治療から3週間後):完治確認のため追加検査を受診
予約から治療まで自宅で完結し、待合室での待ち時間や移動の負担を抑えられる点が、オンライン診療の特徴です。
利用前に知っておきたい注意点
DMMオンラインクリニックを利用する前に、次の点を確認しておくと安心です。
自由診療のため公的医療保険は適用されない(費用は全額自己負担)
医師の判断によりお薬が処方されない場合がある
当日到着は東京都23区・大阪市24区のみ(別途追加費用が必要)
治療後3週間を目安に追加検査を行う(陽性の場合や、陰性でも症状がある場合は泌尿器科の受診を推奨)
マイコプラズマ、尖圭コンジローマ、淋菌、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、HIVの治療は対応外
クラミジア以外の性感染症が疑われる場合は、対応可能な医療機関での受診を検討する必要があります。
ここまでの内容を確認したうえで、自宅から治療を進めたい方は、診療予約から始めてみてください。
男性のクラミジア症状に関するよくある質問
クラミジアは自然に治る?
クラミジアは自然に治癒することは一般的ではありません。一時的に症状が軽くなったり消えたりすることはありますが、体内のクラミジア菌が排除されたわけではなく、感染自体は継続している可能性があります。
そのまま放置すると、症状が再び現れたり、体内で感染が広がるリスクがあります。確実に治すためには、医療機関での診断と抗生物質による治療が必要です。
症状がなくても検査は必要?
症状がなくても検査は重要です。クラミジアは男性の約半数が無症状とされており、自覚症状がないまま感染しているケースは珍しくありません。
特に次のような場合は、症状がなくても検査を検討すべきです。
性行為後に不安がある
パートナーが感染している
新しいパートナーとの関係がある
無症状でも感染していれば、パートナーへうつす可能性があるため、早期の確認が重要です。
オーラルだけでも感染する?
オーラルセックス(フェラチオなど)でもクラミジアは感染します。性器だけでなく、喉(咽頭)にも感染するため、粘膜同士の接触があれば感染リスクは十分にあります。
特に咽頭クラミジアは無症状のことが多く、感染に気づきにくい点が特徴です。そのため、「性交がなければ大丈夫」と考えるのは危険であり、オーラルのみの場合でも感染の可能性を考慮する必要があります。
「もしかして」と思い当たることがあれば、自己判断で済ませず、医師に直接質問してみるのが一番の近道です。
まとめ:男性のクラミジアは無症状でも注意が必要
男性のクラミジアは、症状が軽い、またはまったく出ないことが多く、自覚がないまま感染が進行してしまうケースが少なくありません。
本記事で解説した通り、次のような特徴があります。
約半数が無症状で気づきにくい
症状があっても軽く見逃されやすい
放置すると不妊や感染拡大のリスクがある
また、喉や直腸など性器以外にも感染する可能性があり、症状だけで判断することは難しい感染症です。
そのため、次ことにに当てはまる場合は特に注意が必要です。
性行為後に少しでも違和感がある
パートナーに感染の可能性がある
症状はないが不安がある
クラミジアは早期に発見し、適切に治療すれば治癒が可能な感染症です。症状の有無に関わらず、少しでも疑いがある場合は検査を受けることが重要です。
記事の内容に思い当たることが少しでもあれば、自宅から24時間予約できるオンライン診療で、最初の一歩を踏み出してみてください。
参照リンク:
-
性器クラミジア感染症(国立感染症研究所)
-
性器クラミジア感染症(東京都感染症情報センター)
-
性器クラミジア感染症(厚生労働省)
-
広報誌「厚生労働」(エイズ・性感染症を正しく知る)(厚生労働省)
-
淋菌感染症(国立感染症研究所)
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