DMMオンラインクリニックの利用の流れを徹底解説｜予約から診療・支払い・お薬受け取りまで完全ガイド

【ご注意】

本記事で紹介するDMMオンラインクリニックの診療科目のうち、一部の治療薬（例：ミノキシジル内服薬、スピロノラクトン、ダイエット薬の一部、ED薬の一部ジェネリック、アフターピルの一部ジェネリックなど）は、日本国内で承認されていない未承認医薬品を含みます。

そのため、安全性や有効性が必ずしも国内で確立されているわけではありません。使用にあたっては必ず医師の診断に基づき、自由診療として提供されることを理解のうえご利用ください。

※監修者は医療的専門分野についてのみ監修を行っており、掲載されている商品・サービスの選定には関与しておりません。
※当サイトは、マスク・絆創膏・消毒液などの衛生関連商品を含む物販収益の他、本コンテンツを通じて広告収益が発生する場合がありますので、予めご了承ください。

DMMオンラインクリニックは、パソコンやスマートフォンを使って医師の診察を受けられるオンライン診療サービスです。利用者は公式サイトから予約を行い、ビデオ通話を通じて医師と対話しながら診察を受けます。診察後に医師が処方を判断した場合には、薬を配送で受け取ることができます。配送は全国に対応しており、通常配送に加えて一部地域では当日便も利用できます。都市部を中心に展開されている当日便では、診療から数時間で薬が手元に届くケースもあり、スピード感のある体制が整っています。ただし、当日便はすべての地域で利用できるわけではなく、また必ず対面での受け取りが必要になるなどの制約もあります。

オンライン診療は厚生労働省のガイドラインに基づいて運営されており、DMMオンラインクリニックもその枠組みに沿って提供されています。診察は提携医療機関の医師が担当するため、利用者はオンラインでありながら医師の判断を受けられるのが特徴です。予約から診察、決済、薬の受け取りまでをすべてインターネット上で完結できる仕組みは、従来の通院とは異なる新しい医療の形といえます。

DMMオンラインクリニックの大きな特徴の一つが、24時間いつでも予約を受け付けている点です。従来の病院やクリニックでは診療時間が平日日中に限られることが多く、仕事や学業のある人にとって通院は負担になりがちでした。その点、DMMオンラインクリニックでは深夜や早朝でも予約が可能で、自分の生活スタイルに合わせて診療を受けられる柔軟さがあります。

ただし、予約ができる時間と実際に診療が始まる時間は必ずしも一致するわけではありません。診療を担当する医師の待機状況によっては、希望する時間にすぐ診察が始まらないこともあります。「今すぐ診療」を選んだ場合でも、診察が開始されるまでには15分から30分程度の待ち時間が生じる場合があります。待ち時間がゼロではないことを理解し、ある程度余裕をもって予約するのが安心です。

DMMオンラインクリニックでは診察自体の費用は無料ですが、自由診療のため薬代と配送料（全国一律550円）が別途かかります。薬代は処方内容によって異なり、利用者の症状や希望する治療内容に応じて金額が変動します。診察料が無料であることは利用者にとってわかりやすい仕組みですが、実際に支払う金額は「薬代＋配送料」となるため、事前に理解しておくことが重要です。

また、支払い方法はクレジットカードとPayPayに対応しています。クレジットカードであれば診療終了後に自動的に決済が行われますが、PayPayを選んだ場合は利用者自身が手動で決済を完了させる必要があります。決済が完了しないと薬の配送手続きに進めないため、スムーズに受け取りたい場合は診察前に支払い方法を確認しておくことが推奨されます。

DMMオンラインクリニックの対応科目は多岐にわたります。代表的なものとして、薄毛治療（AGAや女性のFAGA）、EDや早漏、避妊や生理管理に関わるピル処方などがあります。さらに、ダイエットや肥満症治療、花粉症、不眠症、性感染症（STD）検査や治療といった日常生活に密接する症状も対象とされています。美容や生活習慣に関わる分野としては、ドクターズコスメやスキンケアの相談も提供されており、幅広い領域で利用できるのが特徴です。

これらの領域は、他人に相談しにくい悩みや生活に直結する症状が多いため、オンライン診療との相性が良いとされています。待合室で知人に会う心配がなく、自宅から医師に相談できる点は、利用者にとって利用しやすい環境です。ただし、どの診療科目であっても最終的な処方可否は医師の判断によります。利用者が希望する薬が必ず処方されるわけではないことを理解しておく必要があります。

診察後に処方が決まった場合、薬は配送で届けられます。通常配送であれば全国どこでも対応しており、数日以内に自宅に届きます。一方で、当日便配送に対応している地域であれば、診療後およそ数時間程度で薬を受け取れることもあります。当日便は迅速さが魅力ですが、必ず本人が対面で受け取る必要があるため、外出予定があると受け取りが難しくなる点に注意が必要です。不在時には配送業者が持ち戻すことになり、再配達を依頼する手間がかかります。すぐに薬を受け取りたい場合には、自宅で受け取れる時間を確保したうえで当日便を利用するのが望ましいでしょう。

配送に関しては、天候や交通事情によって遅延が発生することもあります。確実に薬を受け取るには、診察後に案内される配送状況を確認し、必要に応じて受け取りのスケジュールを調整することが重要です。

DMMオンラインクリニックを利用する際には、いくつか知っておくべきポイントがあります。まず、診察はすべて提携医療機関の医師によって行われるため、オンラインであっても医師の判断に基づいて診療が進められる点です。公式サイトには、利用者の情報は暗号化通信によって保護されていることや、不正ログイン対策が実装されていることが説明されています。情報管理体制についても国際規格であるISO27001の認証を取得している旨が記載されており、一定の基準を満たしたセキュリティ対策がとられています。

ただし、オンライン診療には限界もあります。診察内容によっては医師がオンラインだけでは判断できない場合もあり、その際には対面診療を案内されることがあります。オンライン診療を利用する前に「すべての症状に対応できるわけではない」という前提を理解しておくことが大切です。加えて、利用には安定した通信環境と、カメラ・マイクが使用できる端末が必要です。診療直前に接続トラブルが起きるとスムーズに診察を受けられないため、事前に確認しておくと安心です。

参照：DMMオンラインクリニックについて | DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックを利用する最初の手順は診療予約です。公式サイトから「診療予約」ボタンを選択し、希望する診療科目を指定します。その後、診療を受けたい日時を選ぶか、「今すぐ診療する」を選択することで予約が可能です。「今すぐ診療する」を選んだ場合、医師の待機状況によっては最短で15分程度で診療が始まることがあります。

初めて利用する場合には、基本情報の入力とメールアドレス認証を行い、DMMアカウントを作成する必要があります。アカウント登録が完了すると、予約が確定し、確認メールが送信されます。その後、診療に必要な問診票の入力に進みます。

予約後は、診療に先立って問診票の入力を行います。マイページにログインすると「診療待ち」画面に「問診票を入力する」ボタンが表示されるので、そこから記入します。問診票では、氏名や生年月日などの基本情報、配送先住所や決済方法などの情報、そして症状や相談内容に関する質問に答えます。

「今すぐ診療」を選んだ場合でも問診票の記入は必要です。記入内容は診察時に医師が確認するため、正確に入力することが重要です。記入が終わると診察の準備が整います。

診療時間になると、マイページの「診療待ち」画面から「診療開始」を選択します。するとビデオ通話システムに接続され、医師とオンラインで診察を行います。この際、パソコンやスマートフォンのカメラとマイクをオンにする必要があります。診療は予約時間から15分以内に開始されることが想定されており、利用者は入室した状態で待機します。

診察中は、問診票に記入した内容を基に医師が症状を確認し、必要な質問を行います。その上で処方の可否を判断します。診療終了後には、オペレーターが決済や薬の配送に関する確認を行い、一連の診療が完了します。

診療終了後には、事前に登録しておいた支払い方法で自動的に決済が行われます。利用できる支払い方法はクレジットカードとPayPayです。クレジットカードの場合は自動で決済されますが、PayPayを選択している場合は手動での決済が必要です。その際、メールで案内が届くため、内容を確認して決済を完了させます。

支払い方法の登録や変更はDMMアカウントから行うことができます。診療の前に支払い情報を登録しておくことで、スムーズに手続きを進められます。

医師が処方を判断した場合、薬は配送で受け取ります。配送方法は通常配送と当日便があります。

通常配送は全国に対応しており、指定した住所に届けられます。一方で当日便は一部地域で利用できるサービスで、診療からおおよそ数時間程度で薬が届くこともあります。当日便ではドライバーと利用者が直接受け渡しを行う仕組みで、ポスト投函や置き配には対応していません。受け取りができない場合は、持ち戻しになることがあります。

配送の詳細は診療時にオペレーターから説明されるため、利用者は案内に沿って受け取りを行います。

診療を受けた後、同じ薬が必要になった場合には追加配送や定期配送の仕組みを利用することができます。マイページの「追加配送」から過去に処方された薬を選び、決済を行うと薬が配送されます。また、追加配送の画面から「定期便に切り替える」を選択することで、一定の間隔で薬を自動的に受け取れる定期配送に変更することも可能です。

ただし、追加配送や定期配送が利用できるのは、医師が診察の上で処方を行った薬に限られます。新しい薬が必要な場合には、改めて診療予約を取る必要があります。

参照：オンライン診療のご利用ガイド | DMMオンラインクリニック

※公式サイトでは、画像つきで説明しているページもあるので参照ください。

オンライン診療はビデオ通話を利用して行われます。そのため、診療に入る前にパソコンやスマートフォンのカメラとマイクが正常に動作するか確認しておく必要があります。カメラやマイクがオフのままだと診療に参加できず、医師が診察を進めることもできません。端末によっては初回にアクセス許可の設定が必要な場合があり、診療開始直前に慌てないためにも事前にテストしておくと安心です。

特にスマートフォンを利用する場合は、アプリやブラウザの設定からカメラ・マイクのアクセス許可をオンにすることが必要です。通信環境も重要で、Wi-Fiや安定したモバイル回線を利用することが推奨されています。

DMMオンラインクリニックで診療を受けても、必ず薬が処方されるわけではありません。診療の最終判断はあくまで医師が行うものであり、問診票や診察の内容によっては処方に至らない場合もあります。オンライン診療では、医師が対面での診療が必要だと判断した際には、適切な医療機関への受診を案内されることがあります。

また、医師が安全性や適応を考慮したうえで「今回は処方できない」と判断する場合もあります。利用者としては、オンライン診療はあくまで医師の判断に基づく医療行為であることを理解しておく必要があります。

診療終了後は自動的に決済が行われますが、クレジットカードの有効期限切れや残高不足などの理由で決済が完了しないことがあります。PayPayを利用している場合は、メールで届く案内に従って自分で決済手続きを完了させる必要があります。決済が完了しないと薬の配送が進まないため、支払い情報は事前に確認しておくことが重要です。

支払い方法を変更する場合は、DMMアカウントの設定から行うことができます。カード情報の更新や新しい支払い手段の登録を済ませておけば、トラブルを避けやすくなります。

薬の受け取りには通常配送と当日便配送がありますが、当日便は全ての地域で利用できるわけではありません。サービスエリアが限定されており、都市部の一部に限られています。利用可能かどうかは診療後に案内されます。

さらに、当日便はポスト投函や置き配には対応していません。必ず対面での受け取りが必要であり、受け取りができなかった場合には持ち戻しになることがあります。利用者が不在だと配送が完了しないため、当日便を希望する場合は必ず自宅などで受け取れる体制を整えておく必要があります。

当日便は迅速に薬を受け取れる方法ですが、利用者側の状況によっては予定通り受け取れないこともあるため、スケジュールを確認してから選択することが重要です。

参照：オンライン診療のご利用ガイド | DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックでは、予約時に「今すぐ診療」を選択すると、医師の待機状況によっては最短で15分程度で診療が始まることがあります。これは公式サイトに案内されている仕組みで、従来の病院のように受付から診察まで長時間待つ必要がない点が特徴です。ただし、すべてのケースで即時に診療が開始されるわけではなく、混雑状況や診療科目によって開始時間は変動します。

診察後に医師が処方を判断した場合、薬は配送で受け取ることになります。通常配送に加えて、一部の都市部では当日便配送が利用可能です。当日便を利用した場合、診療からおおよそ数時間程度で薬が届くこともあります。迅速な配送が提供されているのは事実ですが、利用できるかどうかは居住地域や配送の対応状況によります。また、当日便は必ず対面での受け取りが必要で、置き配やポスト投函には対応していません。

オンライン診療は便利な一方で、すべての症状や診療内容に対応できるわけではありません。例えば、オンライン診療では診察に必要な身体検査や検査機器を使った診断は行えません。そのため、医師がオンラインでの診療では十分な判断ができないと考えた場合には、処方が行われないか、あるいは別途対面診療を案内されることがあります。この点はオンライン診療サービスの一般的な制限であり、利用者は事前に理解しておく必要があります。

参照：オンライン診療のご利用ガイド | DMMオンラインクリニック

薬の受け取りに関しては、当日便ではポスト投函や置き配ができず、必ず利用者本人が対面で受け取る必要があります。仕事や外出で不在の場合は受け取れず、持ち戻しになるケースがあります。再配達を依頼できるものの、すぐに薬を受け取りたいという利用者にとっては不便に感じられる場合もあります。特に急ぎで薬が必要なときには、自宅で受け取れる体制を整えておくことが求められます。

また、通常配送についても、配送業者のスケジュールや天候など外部要因によっては遅延が発生する可能性があります。配送は便利ではありますが、必ずしも希望通りのタイミングで届くとは限らない点も注意が必要です。

初めてDMMオンラインクリニックを利用する場合、インターネットに接続できるパソコンまたはスマートフォン、カメラとマイクが必要です。診療はビデオ通話で行われるため、これらの機能がないと診察に参加できません。さらに、DMMアカウントの作成が必要で、氏名・生年月日・住所・メールアドレスなどの基本情報を登録します。予約時にはクレジットカードやPayPayといった支払い方法を設定しておくことが求められます。

支払い方法はクレジットカードとPayPayに対応しています。クレジットカードの場合は診療終了後に自動で決済されますが、PayPayを利用する場合は手動で決済を完了させる必要があります。支払いが完了しないと薬の配送が進まないため、予約前に支払い方法を登録しておくことが推奨されます。クレジットカード情報の更新や変更はDMMアカウントから行うことができます。

DMMオンラインクリニックは日本国内の利用を前提としたサービスです。診察も薬の配送も国内を対象としているため、海外からの利用や海外への薬の配送はできません。長期で海外に滞在する場合は、帰国後に利用する必要があります。

診察の結果、医師の判断で処方された薬を使用したものの、体調に合わないと感じた場合や副作用のような症状が出た場合には、自己判断で服用を中止せず、必ず医師や薬剤師に相談する必要があります。DMMオンラインクリニックを通じて再度診療を受けることもできますが、症状によっては対面での診察が必要になる場合もあります。安全に使用するためには、異常を感じた時点で速やかに医療機関に相談することが重要です。

診療の予約をキャンセルすることは可能です。キャンセル方法はマイページから行うことができ、キャンセルのタイミングによってはキャンセル料が発生しない場合もあります。ただし、予約直前のキャンセルについては、システム上で制限がある可能性があるため、できるだけ早めに対応することが望まれます。

予約時に診療科目を選択する必要があります。公式サイトでは複数の診療科目が設けられており、症状や相談したい内容に応じて選ぶことができます。具体的な診療科目の範囲は公式サイトで案内されていますが、いずれの場合も診療の可否や処方は最終的に医師が判断します。

未成年が利用できるかどうかは診療科目や症状によって異なります。公式サイトの案内や診療時の説明に従う必要があり、場合によっては保護者の同意が求められることもあります。事前に利用条件を確認しておくと安心です。

通常配送の場合、薬が届くまでの時間は配送業者のスケジュールによって異なります。当日便が利用できる地域であれば、診療後数時間程度で薬を受け取れるケースもあります。ただし、当日便は必ずしもすべての地域で提供されているわけではなく、また天候や交通事情によっては遅延する可能性もあります。確実に受け取るためには、診療後に案内される配送状況を確認することが重要です。

参照：オンライン診療のご利用ガイド | DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、仕事が忙しく平日に病院へ行く時間を確保しにくい社会人に適しています。診療予約から診療、決済、薬の受け取りまでオンラインで完結するため、移動にかかる時間や待合室での待ち時間を削減できます。特に「今すぐ診療」を利用できる場合、短時間で診療を受けられることもあり、スケジュールが限られている人にとって利便性が高い仕組みです。ただし、必ずしも即時に診療が始まるわけではないため、時間に余裕を持って利用する必要があります。

医療に関する相談内容はプライベートな性質を持つため、周囲に知られずに診療を受けたいと考える人も少なくありません。DMMオンラインクリニックでは自宅やプライベートな空間から診療を受けられるため、待合室で知人と顔を合わせる心配がありません。特に人に相談しづらい症状や生活習慣に関わる相談をする場合、自宅から診療できることは心理的な安心につながります。ただし、通信環境や端末の安全性には利用者自身が注意する必要があります。

処方が行われた場合、薬は配送で受け取ることができます。通常配送であれば全国に対応しており、当日便配送に対応している地域では最短で診療当日に薬が届くこともあります。自宅にいながら薬を受け取れるため、外出を控えたい人や体調が優れない人にとって便利です。ただし、当日便は置き配やポスト投函に対応しておらず、必ず対面で受け取る必要があります。不在の場合は配送が完了しないため、受け取り可能な時間を確認してから利用することが大切です。

まとめとして、DMMオンラインクリニックを利用する前に確認しておきたいポイントを整理します。

• カメラとマイクが利用できる端末を準備する必要がある 

• 診療は必ずしもすぐに始まるとは限らない 

• 薬の処方は医師の判断によるため、希望通りにならない場合もある 

• 支払いはクレジットカードかPayPayが必要で、事前に登録しておく必要がある 

• 当日便配送は地域が限定され、必ず対面での受け取りが必要 

• 海外からの利用や海外への配送はできない 

これらを踏まえると、DMMオンラインクリニックは「通院の手間を減らしたい」「自宅で診療や薬の受け取りを完結させたい」という人に向いているといえます。一方で、すべての症状や状況に対応できるわけではないため、利用を検討する際にはサービスの仕組みを正しく理解することが重要です。

参照：オンライン診療のご利用ガイド | DMMオンラインクリニック