クラミジアの薬は何を飲む?治療薬の種類・服用方法・市販薬の有無を解説
クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌によって起こる性感染症で、日本でも患者数が多い性病のひとつです。感染すると性器だけでなく、のどや目などの粘膜にも炎症を引き起こすことがあります。症状が軽い、あるいは自覚症状がない場合も多いため、気付かないまま感染が広がるケースも少なくありません。
クラミジアは抗生物質(抗菌薬)による治療が基本で、医療機関で処方される薬を服用することで治療が行われます。一方で、「どんな薬を使うのか」「市販薬はあるのか」「何錠飲むのか」といった疑問を持つ人も多いでしょう。
この記事では、クラミジアの治療に使われる主な薬の種類、服用方法、副作用、市販薬の有無などについて、医療情報をもとにわかりやすく解説します。クラミジアの薬について正しく理解したい方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事はクラミジア感染症の治療薬に関する一般的な医療情報を解説したものであり、特定の医療行為や医薬品の使用を推奨するものではありません。症状や治療方法は個人の状態によって異なるため、感染の疑いがある場合や体調に不安がある場合は、必ず医療機関で医師の診察を受けてください。医薬品の使用については医師または薬剤師の指示に従う必要があります。
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クラミジアの薬とは?治療に使われる抗生物質
クラミジアは「クラミジア・トラコマチス」という細菌によって引き起こされる性感染症であり、治療には抗生物質(抗菌薬)が使用されます。抗生物質は細菌の増殖を抑えたり、細菌を死滅させたりする作用を持つ薬で、クラミジア感染症の治療においても中心的な役割を担っています。
クラミジア感染症は、性器だけでなく、のど(咽頭)や目などの粘膜にも感染することがありますが、基本的には内服薬(飲み薬)の抗生物質によって治療します。適切な抗生物質を医師の指示に従って服用することで、クラミジア感染症の治療が行われます。
なお、クラミジアの治療薬は医療機関で処方される医薬品であり、一般的なドラッグストアなどで購入できる市販薬はありません。これは、抗生物質の不適切な使用が薬剤耐性菌の発生につながる可能性があるためで、診断に基づいた処方が必要とされています。
クラミジアは細菌感染症で抗生物質で治療する
クラミジア感染症は細菌による感染症のため、抗生物質による治療が基本となります。抗生物質は細菌の増殖を抑制し、体内から菌を排除することで症状の改善や感染の治療を目的として使用されます。
クラミジアの特徴として、感染しても自覚症状がほとんど現れないケースが多い点が挙げられます。特に女性では無症状の割合が高いとされており、感染に気付かないままパートナーへ感染を広げてしまうこともあります。そのため、検査によって感染が確認された場合には、症状の有無に関わらず抗生物質による治療を行うことが推奨されています。
また、クラミジア感染症は自然に菌が消失する場合もありますが、放置すると炎症が進行し、女性では骨盤内炎症性疾患(PID)や不妊の原因になる可能性があります。そのため、感染が確認された場合には抗生物質による治療が行われます。また、男性でも精巣上体炎などの合併症につながることがあります。このようなリスクを避けるためにも、適切な抗生物質による治療が重要です。
治療に使われる主な薬の種類
クラミジア感染症の治療では、主に以下のような抗生物質が使用されます。
主な成分 |
主な治療薬 |
特徴 |
アジスロマイシン |
ジスロマックなど |
1回の服用で治療を行うことが多い |
ドキシサイクリン |
ビブラマイシンなど |
数日〜1週間程度服用することがある |
レボフロキサシン |
クラビットなど |
他の薬が使えない場合に使用されることがある |
ミノサイクリン |
ミノマイシンなど |
一部の症例で使用される抗生物質 |
これらの薬は、患者の症状や感染部位、既往歴などを考慮して医師が選択します。一般的には、アジスロマイシン(ジスロマック)などのマクロライド系抗生物質が第一選択薬として使われることが多いとされています。
ただし、まれに治療後も菌が残ることがあり、その場合は別の抗生物質による追加治療が検討されることがあります。そのため、自己判断で服薬を中断したり、残った薬を再使用したりすることは避け、必ず医師の指示に従って治療を進めることが大切です。
クラミジアの薬の種類(主な治療薬)
クラミジア感染症の治療では、抗生物質(抗菌薬)による薬物療法が行われます。クラミジアは細菌の一種である「クラミジア・トラコマチス」が原因となる感染症であるため、細菌に作用する抗生物質を用いることで治療が可能です。
治療薬は医師の診断のもとで処方され、感染部位や症状、患者の体質などを考慮して選択されます。一般的にはマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系などの抗生物質が使用されます。
ここでは、クラミジア感染症の治療で代表的に使用される薬について解説します。
アジスロマイシン(ジスロマックなど)
ジスロマックは、クラミジア治療で広く使用されている抗生物質で、有効成分はアジスロマイシンです。マクロライド系抗生物質に分類され、細菌の増殖を抑えることで感染症の改善を目指します。
クラミジア感染症では、アジスロマイシン1回投与(いわゆる1回内服治療)が行われることがあり、比較的服薬回数が少ない点が特徴です。飲み忘れが起こりにくいため、治療の継続がしやすい薬として使われることがあります。
また、ジスロマックにはジェネリック医薬品としてアジスロマイシン錠があり、有効成分や作用は基本的に同じです。医療機関や処方の方針によっては、後発医薬品が処方されることもあります。
ドキシサイクリン
ドキシサイクリンは、テトラサイクリン系抗生物質に分類される薬で、クラミジア感染症の治療に使用されることがあります。細菌のタンパク質合成を阻害することで、細菌の増殖を抑える働きを持っています。
この薬は、一定期間継続して服用するタイプの治療薬として使われることがあり、医師の指示に従って数日〜1週間程度服用する場合があります。服薬期間が設定されている場合には、症状が軽くなったとしても途中で服用を中止せず、指示された期間は飲み続けることが重要です。
ドキシサイクリンは幅広い細菌に効果があるため、性感染症の治療でも使用されることがありますが、服用時の注意事項や併用薬の影響などもあるため、医師の指導のもとで使用されます。
レボフロキサシン(クラビットなど)
レボフロキサシンは、ニューキノロン系抗生物質に分類される薬で、商品名としては「クラビット」などがあります。細菌のDNA複製を阻害することで抗菌作用を示す薬です。
クラミジア感染症の治療では、他の抗生物質が使用できない場合や、症状の状況などを考慮して処方されることがあります。通常は数日から1週間程度の服用が必要になることが多く、決められた服用期間を守ることが大切です。
ニューキノロン系抗生物質は幅広い細菌に対して効果を示しますが、患者の体質や既往歴によっては使用が適さない場合もあるため、医師が判断したうえで処方されます。
ミノサイクリン
ミノサイクリンは、ドキシサイクリンと同じくテトラサイクリン系抗生物質に分類される薬で、クラミジア感染症の治療に用いられることがあります。細菌のタンパク質合成を阻害することで抗菌作用を示します。
この薬は、他の抗生物質が使用できない場合や、医師の判断によって治療の選択肢として用いられることがあります。通常は一定期間の服用が必要となるため、処方された用量と期間を守って服用することが重要です。
なお、抗生物質は自己判断で服用方法を変更したり、中断したりすると、十分な効果が得られない場合があります。また、不適切な使用は薬剤耐性菌の発生につながる可能性もあるため、必ず医師の指示に従って服用することが重要です。
クラミジアの薬の飲み方・服用方法と治療期間
クラミジア感染症の治療では、医師が処方する抗生物質を服用して体内の細菌を除去します。薬の種類によって服用方法や服用期間は異なりますが、いずれの場合も医師の指示どおりに服用することが重要です。
クラミジアの治療薬は、1回の服用で治療を行うタイプと、数日〜1週間程度継続して服用するタイプがあります。服薬方法を誤ると治療効果が十分に得られない場合があるため、処方された薬の用量や服用期間を守ることが大切です。
また、クラミジア感染症では、治療後に菌が消失しているか確認するため、医師の判断で再検査が行われることがあります。症状が改善していても菌が残っている場合があるため、医療機関の指示に従うことが大切です。
アジスロマイシンの服用方法
クラミジア治療でよく使用されるアジスロマイシン(ジスロマックなど)は、1回の服用で治療を行う方法がとられることがあります。これは「単回投与」と呼ばれる方法で、決められた量を一度に服用することで治療を進めます。
一般的には、医師が処方した錠数を1回で服用する方法が用いられることがあります。服薬回数が少ないため、飲み忘れが起こりにくいという特徴があります。
ただし、服用後すぐに症状が改善するとは限らず、体内の菌が完全に排除されるまでには一定の時間がかかることがあります。そのため、症状の有無にかかわらず医師の指示に従って経過を確認することが大切です。
ドキシサイクリンの服用方法
ドキシサイクリンは、一定期間継続して服用するタイプの抗生物質です。クラミジア感染症の治療では、数日から1週間程度服用する方法が用いられることがあります。
このタイプの薬は、服用期間中に体内の細菌の増殖を抑えながら治療を進めるため、途中で服用をやめないことが重要です。症状が軽減したとしても、処方された期間は最後まで服用するようにします。
また、飲み方や服用するタイミングは薬によって異なるため、医療機関の指示に従って使用することが大切です。
治療後の再検査について
クラミジア感染症では、治療後に菌が体内から消失しているかを確認する再検査が行われることがあります。これは「治癒確認検査」と呼ばれることもあり、治療が適切に完了しているかを確認する目的で行われます。
再検査の時期は医療機関の方針によって異なりますが、治療薬の服用から数週間後に検査が行われます。これは、治療後すぐに検査をすると、すでに死滅した菌の成分を拾ってしまい、正確に判定できないことがあるためです。
また、クラミジアはパートナー間で感染を繰り返す「ピンポン感染」が起こることがあります。感染が確認された場合は、パートナーも同時に検査や治療を受けることが推奨されています。こうした対応によって再感染のリスクを下げることが期待できます。
クラミジアの薬は市販で買える?
クラミジアの治療薬について検索すると、「市販薬はあるのか」「薬局で買えるのか」と疑問に思う人も少なくありません。しかし結論から言うと、クラミジアを治療できる市販薬は日本では販売されていません。
クラミジア感染症の治療に使用される薬は抗菌薬であり、市販薬ではなく、医師の診察と処方が必要な医療用医薬品です。
また、クラミジアは淋菌など他の性感染症と同時感染しているケースもあり、症状だけで原因を特定することは難しい場合があります。そのため、医療機関では検査を行い、原因菌を確認したうえで適切な薬を処方するという流れです。
クラミジアの市販薬はある?
クラミジア感染症を治療できる市販薬は、日本国内では販売されていません。これは、治療に使用される抗生物質が処方薬(医療用医薬品)に分類されているためです。
抗生物質は不適切な使用によって細菌が薬に対して耐性を持つ「薬剤耐性菌」を生み出す可能性があります。そのため、感染症の治療では医師の診断にもとづいて薬を選択し、適切な用量・期間で服用することが重要とされています。
市販薬として販売されている風邪薬や鎮痛薬などでは、クラミジアの原因菌を治療することはできません。感染の疑いがある場合には、医療機関で検査を受けることが必要です。
抗生物質は医師の処方が必要
クラミジアの治療に使用される主な抗生物質には、次のようなものがあります。
有効成分 |
主な治療薬 |
薬の分類 |
アジスロマイシン |
ジスロマックなど |
マクロライド系抗生物質 |
ドキシサイクリン |
ビブラマイシンなど |
テトラサイクリン系抗生物質 |
レボフロキサシン |
クラビットなど |
ニューキノロン系抗生物質 |
これらの薬は医療用医薬品であるため、医師の診察と処方箋が必要です。診察では、症状の確認だけでなく、尿検査や咽頭検査などを行って感染の有無を確認することがあります。
また、クラミジアと似た症状を示す感染症もあるため、自己判断せず、医療機関で原因を確認したうえで適切な治療を受けることが重要です。
オンライン診療で処方を受ける方法
近年では、医療機関によってはオンライン診療でクラミジアの治療薬を処方するサービスを提供している場合もあります。オンライン診療では、スマートフォンやパソコンを利用して医師の診察を受け、その後に薬が郵送される仕組みです。
オンライン診療の一般的な流れは次のとおりです。
オンライン予約を行う
ビデオ通話などで医師の診察を受ける
処方された薬が自宅に配送される
この方法であれば、医療機関へ直接来院しなくても診察と処方を受けることが可能です。ただし、症状や状況によっては対面診療が必要になる場合もあるため、医療機関の指示に従って受診方法を選ぶことが重要です。
※オンライン診療の可否や処方内容は医師の判断によって異なります。
クラミジアの薬の副作用
クラミジア感染症の治療では抗生物質が使用されますが、すべての医薬品と同様に副作用が起こる可能性があります。副作用の現れ方には個人差がありますが、主に消化器系の症状などが現れることがあります。まれに重篤なアレルギー反応が起こる可能性もあるため、体調に変化を感じた場合は医師にご相談ください。
クラミジアの治療で使われる抗菌薬は、原因となる細菌に作用する一方で、腸内環境などにも影響を与えることがあります。そのため、副作用として吐き気、腹痛、下痢などの消化器症状が現れることがあります。
副作用の現れ方や程度は個人差があるため、服用中に体調の変化を感じた場合には医療機関へ相談することが大切です。
胃腸症状(下痢・吐き気)
クラミジア治療薬で比較的よく見られる副作用は、胃腸に関する症状です。抗生物質は腸内細菌のバランスに影響を与えることがあるため、次のような症状が出ることがあります。
下痢
吐き気
腹痛
胃の不快感
食欲不振
これらの症状は多くの場合、一時的なものであり、薬の服用が終わると自然に改善することが多いとされています。ただし、症状が強く出る場合や長く続く場合には、医療機関へ相談することが望ましいでしょう。
発疹などのアレルギー症状
皮膚の発疹、かゆみ、じんましんなどが現れることがあります。これらは薬に対するアレルギー反応の可能性があるため、症状が強い場合や悪化する場合は、服用を中止し、医療機関へ相談することが重要です。
副作用が出た場合の対応
クラミジアの治療薬を服用中に副作用と思われる症状が出た場合は、自己判断で薬を中断する前に医療機関へ相談することが大切です。症状の程度や種類によっては、別の抗生物質に変更することで治療を継続できる場合があります。
また、抗生物質は適切な量と期間で服用することで効果が得られるため、自己判断で服用を中断すると治療が不十分になる可能性があります。症状が軽い場合でも不安があるときは、医師に相談しながら治療を進めることが望ましいとされています。
クラミジアの薬を飲んでも治らない場合
クラミジア感染症は抗生物質による治療が行われる感染症ですが、場合によっては薬を服用しても感染が完全に治らないケースがあります。これは薬が効いていないというよりも、いくつかの要因によって治療が十分に完了していない可能性があるためです。
クラミジアの治療では、薬を服用したあとに再検査(治癒確認検査)を行い、菌が消失しているか確認することが重要とされています。症状が改善したとしても、体内に菌が残っている場合があるためです。
薬を服用しても治らないと感じる場合には、次のような原因が考えられます。
耐性菌の可能性
近年、一部の感染症では抗生物質に耐性を持つ細菌(薬剤耐性菌)の存在が問題となっています。クラミジア感染症でも、まれに抗生物質に対して効果が弱い菌が確認されることがあります。
このような場合には、最初に使用した薬では十分な治療効果が得られないことがあり、医師の判断によって別の抗生物質へ変更して治療を行うことがあります。治療後の再検査で菌が残っている場合には、追加の治療が検討されることがあります。
服薬方法が適切でないケース
抗生物質は、決められた用量と期間で服用することで十分な効果が得られます。服用方法が適切でない場合、体内の菌が完全に排除されない可能性があります。
次のようなケースでは治療効果が不十分になることがあります。
指示された量より少なく服用した
服薬期間の途中で服用をやめてしまった
薬を飲み忘れた
嘔吐などで薬が体内に吸収されなかった
このような場合には、医療機関へ相談し、必要に応じて治療方法を見直すことが重要です。
再感染(ピンポン感染)
クラミジア感染症では、パートナーとの間で感染を繰り返す「ピンポン感染」が起こることがあります。これは、片方が治療して菌が消失しても、もう一方が感染したままだと再び感染してしまう現象です。
ピンポン感染を防ぐためには、次のような対応が重要です。
パートナーも同時に検査・治療を受ける
治療期間中は性行為を控える
医師の指示に従って再検査を受ける
クラミジアは症状がほとんどない場合も多いため、自覚症状がなくても感染している可能性があります。感染が確認された場合には、パートナーも含めて検査と治療を行うことが再感染を防ぐために重要とされています。
咽頭クラミジアの薬は性器クラミジアと違う?
クラミジア感染症は、性器だけでなくのど(咽頭)にも感染することがあります。これを「咽頭クラミジア」と呼びます。オーラルセックスなどを通じて感染することがあり、感染していても症状がほとんど出ないケースも少なくありません。
咽頭クラミジアと性器クラミジアは、感染する部位こそ異なりますが、原因となる細菌はどちらもクラミジア・トラコマチスです。そのため、基本的に治療に使用される薬は共通しており、抗生物質による治療が行われます。
ただし、感染部位や症状の状況によっては、薬の服用方法や治療期間が変わる場合があります。医療機関では検査によって感染部位を確認し、その結果に応じて治療方針が決定されます。
基本的に同じ抗生物質が使用される
咽頭クラミジアと性器クラミジアは原因菌が同じであるため、治療に使用される抗生物質も基本的には共通しています。一般的には次のような抗生物質が使用されます。
有効成分 |
主な治療薬 |
特徴 |
アジスロマイシン |
ジスロマックなど |
1回の服用で治療する方法がある |
ドキシサイクリン |
ビブラマイシンなど |
数日〜1週間程度服用することがある |
レボフロキサシン |
クラビットなど |
状況によって使用されることがある |
これらの薬は体内で全身に作用するため、性器や咽頭など感染部位が異なっていても同じ薬で治療できる場合があります。
服用量が変わる場合
咽頭クラミジアでは、感染部位の特性によって薬の服用量や服用方法が検討されることがあります。咽頭クラミジアは性器感染に比べて治療後の菌残存がみられる場合があると報告されており、医師の判断によって治療方法や再検査の時期が検討されることがあります。
例えば、薬の服用回数を分けたり、一定期間継続して服用する治療方法が選択されることがあります。また、咽頭クラミジアは症状が分かりにくいため、治療後には菌が消失しているかを確認するための再検査が重要とされています。
咽頭クラミジアの疑いがある場合には、のどの検査を含めた性感染症検査を受けることで、感染の有無を確認することができます。適切な検査と治療を行うことで、感染の拡大や再感染のリスクを下げることが期待されます。
クラミジアの薬に関するよくある質問(FAQ)
クラミジアの薬については、「どれくらいで効くのか」「薬だけもらえるのか」など、さまざまな疑問を持つ人が多いです。クラミジアは自覚症状が少ないことも多いため、薬の効果や治療の流れについて正しく理解しておくことが大切です。
ここでは、クラミジアの薬に関してよくある疑問について解説します。
クラミジアの薬は何日で効く?
クラミジアの治療薬を服用した場合、症状の改善が感じられるまでの期間には個人差があります。早い人では服用後数日程度で症状が軽くなることもありますが、症状がはっきりしない場合には変化を感じにくいこともあります。
ただし、症状が改善したとしても体内の菌が完全に消失しているとは限りません。そのため、医療機関では治療後に再検査を行い、菌が消失しているかを確認することが推奨されることがあります。
薬だけもらうことはできる?
クラミジアの治療薬は抗生物質であり、医師の診察と処方が必要な医療用医薬品です。そのため、基本的には検査や診察を受けたうえで処方されます。
症状だけでクラミジアと判断することは難しく、淋菌など他の性感染症と同時に感染している場合もあるため、医療機関では検査によって感染の有無を確認します。
すでに他の医療機関などで検査結果が出ている場合には、その結果をもとに薬のみを処方するケースもありますが、対応は医療機関によって異なります。
薬を飲めば必ず治る?
クラミジア感染症は、適切な抗生物質を使用することで治療が期待できる感染症です。ただし、すべてのケースで一度の治療で完全に治癒するとは限りません。
治療後の再検査で菌が確認される場合には、別の抗生物質による追加治療が必要になることがあります。また、パートナーが感染したままの場合には再感染する可能性もあります。
そのため、治療後には医療機関の指示に従って再検査を受けることが重要とされています。
自然に治ることはある?
クラミジア感染症は、自然に菌が消失することもありますが、放置すると合併症のリスクがあるため治療が推奨されています。
感染を放置すると、炎症が進行してさまざまな合併症につながる可能性があります。例えば、女性では骨盤内炎症性疾患や不妊の原因となる場合があり、男性でも精巣上体炎などの合併症が起こることがあります。
また、感染に気付かないまま性行為を行うとパートナーへ感染を広げてしまう可能性もあるため、感染の疑いがある場合には医療機関で検査と治療を受けることが重要です。
クラミジアの治療薬まとめ
クラミジアは「クラミジア・トラコマチス」という細菌によって起こる性感染症であり、治療には抗生物質が使用されます。適切な薬を医師の指示に従って服用することで、クラミジア感染症の治療が行われます。また、治療後は、菌が消失しているかを確認するために再検査が行われることもあります。
クラミジアの治療では、アジスロマイシン(ジスロマック)などの抗生物質が使用されることが多く、薬の種類によっては1回の服用で治療が行われる場合もあります。ただし、症状が改善しても菌が完全に消失しているとは限らないため、医療機関の指示に従って再検査を受けることが重要です。
また、クラミジアの治療薬は市販されておらず、医療機関での診察と処方が必要です。自己判断で治療を行うのではなく、感染の疑いがある場合には検査を受け、適切な治療を受けることが大切です。
クラミジアは無症状のケースも多く、気付かないうちに感染が広がることがあります。再感染を防ぐためにも、パートナーとともに検査や治療を行い、医師の指示に従って治療を進めることが重要です。
参照リンク
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性器クラミジア感染症(国立感染症研究所)
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日本性感染症学会
-
ジスロマック(有効成分:アジスロマイシン)(PDMA)
-
ドキシサイクリン(代表的な商品名:ビブラマイシン)(PDMA)
-
クラビット(有効成分:レボフロキサシン)(PDMA)
-
ミノサイクリン(代表的な商品名:ミノマイシン)(PMDA)
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