内科でもらえる痩せる薬の種類・値段・保険適用と入手方法を解説

食事制限や運動を続けてもなかなか体重が落ちず、内科で処方してもらえる痩せる薬を検討している方もいるでしょう。美容クリニックよりも、身近な内科のほうが安心で費用も抑えられそうだと感じている方もいるはずです。
内科などの医療機関では、GLP-1受容体作動薬をはじめ複数の種類の痩せる薬が扱われていますが、見た目のダイエットを目的とする場合は原則として自由診療となり、保険適用には肥満症の診断などの条件があります。
この記事では、内科でもらえる痩せる薬の種類・値段・保険適用の条件・副作用に加えて、通院せずオンライン診療で入手する方法を解説します。
この記事の監修者
国家公務員共済組合連合会虎の門病院救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年より国家公務員共済組合連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。東京大学医学部附属病院 総合研修センター講師。東京大学医学部講師。KAKENプロフィール。『早わかり! 救急科診療マニュアル』(共訳者)。
※オンライン診療では触診や精密検査が行えないため、症状によっては対面受診を勧められる場合があります。
※記載の料金・診療時間・処方薬の取り扱い等は2026年7月時点の情報です。最新情報はクリニックの公式サイトをご確認ください。
内科でもらえる痩せる薬の種類一覧

内科などの医療機関でもらえる痩せる薬は、大きく6つの種類に分けられます。食欲を抑えるタイプ、糖を尿と一緒に排出するタイプ、脂肪の吸収を抑えるタイプなど、作用のしくみはさまざまです。
剤形や保険適用の扱いも薬ごとに異なるため、まずは一覧表で全体像を確認したうえで、それぞれの特徴を順に解説します。どのタイプが自分に合いそうか、当たりを付けておくと選びやすくなります。
| 分類 | 作用のしくみ | 剤形 | 保険適用の可否 |
|---|---|---|---|
| GLP-1受容体作動薬 | 脳に働きかけ食欲を抑える | 飲み薬・注射 | ウゴービは肥満症で保険適用・他はダイエット目的は自費 |
| SGLT2阻害薬 | 尿と一緒に糖を排出する | 飲み薬 | ダイエット目的は自費 |
| 食欲抑制剤(サノレックス) | 食欲中枢に作用し食欲を抑える | 飲み薬 | 高度肥満症(BMI35以上)は保険適用 |
| 脂肪吸収抑制薬(ゼニカル・アライ) | 食事の脂肪の吸収を抑える | 飲み薬 | 自費(アライは市販) |
| 漢方薬(防風通聖散など) | 体質に合わせ代謝や便通を整える | 飲み薬 | 肥満症の診断があれば保険適用の場合あり |
| メトホルミン | 肝臓での糖の生成を抑え血糖を下げる | 飲み薬 | ダイエット目的は自費(適応外) |
GLP-1受容体作動薬
GLP-1受容体作動薬は、脳の視床下部や脳幹に働きかけて食欲を抑え、体重の減少につながる薬です。食事の摂取量を調節する脳の領域に直接作用するため、無理に我慢しなくても食事の量が減り、結果として減量につながると考えられています。
実際に、ウゴービの添付文書では、食事のエネルギー摂取量がプラセボ(有効成分の入っていない薬)と比べて35%低下したことが示されています。
代表的な薬には、飲み薬と注射の2つの剤形があります。飲み薬のリベルサスは、2型糖尿病の治療薬として承認されているGLP-1受容体作動薬です。
注射ではマンジャロが知られており、GLP-1に加えてGIP(消化管ホルモンの一種)という2つの受容体に働きかける2型糖尿病治療薬で、通常、成人では週1回5mgを維持用量として皮下注射します。このほか、注射のオゼンピックも2型糖尿病の治療薬として承認されているGLP-1受容体作動薬です。
一方、ウゴービは肥満症を対象に国内で承認されたGLP-1受容体作動薬です。こちらも週1回の皮下注射で、0.25mgから投与を開始して段階的に用量を調整します。飲み薬と注射のどちらが続けやすいかは人によって違うため、剤形は生活スタイルに合わせて医師と相談しながら選ぶことになります。
注意したいのは承認範囲です。オゼンピック・リベルサス・マンジャロの承認された効能はあくまで2型糖尿病の治療であり、肥満やダイエットを目的とした使用は国内では承認されていません。自由診療のメディカルダイエットで使われることがありますが、承認外の使い方となる点は理解しておきましょう。
SGLT2阻害薬
SGLT2阻害薬は、フォシーガやジャディアンスに代表される薬で、腎臓で糖の再吸収を抑え、尿と一緒に糖を排出することで血糖を下げます。フォシーガの添付文書では、空腹時と食後の両方の血糖コントロールを改善するとされています。食欲に働きかけるGLP-1受容体作動薬とは、作用の方向が異なるタイプの薬です。
本来は2型糖尿病の治療薬であり、見た目のダイエットを目的とした使用は承認の範囲外です。そのため、ダイエット目的で処方を受ける場合は自由診療となります。
食欲抑制剤サノレックス
サノレックス(一般名:マジンドール)は、脳の食欲中枢に作用して食欲を抑える食欲抑制剤です。視床下部にある食欲中枢に働きかけ、食べたい気持ちそのものを抑えることで摂食行動を抑制します。一方で、薬理学的な特性はアンフェタミン類と類似しているとされ、依存性への注意が必要な薬でもあります。
保険適用の対象となるのは、食事療法や運動療法の効果が不十分な高度肥満症(BMI35以上)の場合です。また、依存性を避けるため、投与期間は3ヶ月が限度とされています。いきなり薬から始めるのではなく、食事や運動の改善を先に行うことが前提とされている点も特徴です。
BMI35以上という条件はかなり厳格で、一般的な体型の人がダイエット目的で保険処方を受けることは想定されていません。
脂肪吸収抑制薬ゼニカル
ゼニカルは、有効成分のオルリスタットが食事に含まれる脂肪の吸収を抑える薬です。作用の対象が食事由来の脂肪である点が、食欲や糖に働きかける他の薬との違いです。吸収されなかった脂肪は便として排出されるため、便の状態に変化が出やすい薬でもあります。
市販薬のアライにもゼニカルと同じオルリスタットが含まれており、こちらは薬局で購入できる要指導医薬品です。同じ成分でも、処方薬と市販薬で入手方法や条件が異なります。
漢方薬
内科では、漢方薬がダイエット治療の選択肢になることもあります。代表的な防風通聖散・防已黄耆湯・大柴胡湯は、それぞれ適した体質や症状が異なる漢方薬です。
防風通聖散は、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の肥満症などに用いられます。肥満症のほかに、便秘やむくみ、高血圧に伴うどうき・肩こり・のぼせなどに用いられることもある薬です。
防已黄耆湯が合うとされるのは、色白で筋肉が軟らかい水太りの体質で、汗が多く疲れやすい人の肥満症などです。ここでいう水太りとは、汗をかきやすく、むくみが出やすい体質を指します。膝の関節に腫れや痛みが出やすい人も対象に含まれる漢方薬です。
大柴胡湯は、比較的体力があり、便秘がちで上腹部が張って苦しいといった人に使われる薬で、耳鳴りや肩こりを伴う場合にも用いられるとされます。大柴胡湯は、肥満症そのものの治療薬として位置づけられているわけではありません。
同じ肥満の悩みでも体質によって適する薬が変わるため、自己判断ではなく医師に相談して選ぶことが大切です。
メトホルミン
メトホルミンは、ビグアナイド系(肝臓での糖の生成を抑えるタイプ)の2型糖尿病治療薬で、血糖を下げる薬です。インスリンの分泌を介さずに血糖降下作用を示すという特徴があります。
承認された効能は2型糖尿病などであり、ダイエットや肥満症は適応に含まれていません。そのため、ダイエット目的で用いる場合は適応外となり、自由診療での処方となります。血糖を下げる薬を本来の目的の外で使う形になるため、処方を受ける場合は医師の診察と管理が前提です。
内科でもらえる痩せる薬の副作用とリスク
痩せる薬を検討するときは、効果だけでなく副作用やリスクも正しく知っておくことが大切です。副作用の傾向は薬の種類によって異なり、使い方や入手方法によっては思わぬ危険もあります。ここでは、次の3つに分けて解説します。
- 薬の種類別の主な副作用
- 糖尿病治療薬をダイエット目的で使うリスク
- 個人輸入・通販で痩せる薬を買う危険性
薬の種類別の主な副作用
痩せる薬の副作用は、薬の種類ごとに傾向が異なります。GLP-1受容体作動薬では、吐き気・下痢・便秘・嘔吐などの胃腸症状があらわれることがあります。このほか、腹痛や食欲の減退も、マンジャロの添付文書に記載されている症状です。
また、まれに急性膵炎などの重い副作用が起こることもあるため、嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛など気になる症状が出た場合は、使用を中止して速やかに医師に相談してください。
SGLT2阻害薬では、性器感染や尿路感染、頻尿、脱水などに注意が必要です。尿と一緒に糖を出すしくみのため尿の量が増えやすく、水分の不足につながりやすい点は知っておきたいところです。
食欲抑制剤のサノレックスには、口の渇き・便秘・悪心のほか、依存性や肺高血圧症といった注意すべき副作用があります。脂肪吸収抑制薬(オルリスタット)では、油の漏れや脂肪便などがあらわれることがあります。
薬の種類別の主な副作用は、次の表のとおりです。
| 薬の種類 | 主な副作用 | 注意したい重い副作用 |
|---|---|---|
| GLP-1受容体作動薬 | 吐き気・下痢・便秘・嘔吐などの胃腸症状 | まれに急性膵炎・低血糖 |
| SGLT2阻害薬 | 性器感染・尿路感染・頻尿・脱水 | 低血糖・ケトアシドーシス |
| 食欲抑制剤(サノレックス) | 口渇・便秘・悪心 | 依存性・肺高血圧症 |
| 脂肪吸収抑制薬(オルリスタット) | 油の漏れ・脂肪便・下痢 | 肝機能障害 |
体質や体調によって副作用の出方は変わるため、気になる症状が出たときにすぐ相談できるよう、処方を受けた医療機関の連絡手段を確認しておくと安心です。
糖尿病治療薬をダイエット目的で使うリスク
リベルサス・オゼンピック・マンジャロなどは、本来2型糖尿病の治療薬です。肥満やダイエットを目的とした使用は、国内で承認された使い方ではありません。糖尿病の薬として承認されているのだから安全だろうと考えるのは早計で、承認はあくまで2型糖尿病の治療という使い方に対するものです。
承認された範囲の外で使う以上、副作用への備えはより重要になります。自由診療でこれらの薬を使う場合は、承認外の使用であることを理解したうえで、医師の管理のもとで副作用に注意しながら使う必要があります。診察では、持病や服用中の薬を正確に伝えることも欠かせません。
なお、すでに糖尿病で治療を受けている人が、自己判断で治療薬をダイエットに流用するのは危険です。治療方針そのものに関わるため、必ず主治医に相談してください。
個人輸入・通販で痩せる薬を買う危険性
海外からの個人輸入や通販サイトで、痩せる薬を安く手に入れようと考える人もいるかもしれません。
しかし、個人輸入した医薬品は、品質・有効性・安全性が日本の医薬品医療機器等法に基づいて確認されていません。正規メーカー品を装った偽造品や、有害な物質が含まれる製品が届くおそれもあります。厚生労働省も、海外から医薬品を購入しようとする人に向けてこうした危険性の注意喚起を行っています。
さらに、個人輸入した医薬品による健康被害は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です。重い副作用が起きても公的な救済を受けられないため、診察なしで買える手軽さや価格の安さには、それに見合わない大きなリスクが伴います。痩せる薬は、必ず医療機関で医師の診察を受けたうえで処方してもらいましょう。
内科でもらえる痩せる薬の費用と保険適用の条件
痩せる薬を始めるうえで気になるのは、保険がきくのかどうか、実際にいくらかかるのかという点です。結論からいうと、保険適用には肥満症の診断などの明確な条件があり、見た目のダイエット目的では自由診療(自費)になります。ここでは、次の3つに分けて費用と条件を解説します。
- 保険が適用される条件と、ダイエット目的が自費になる理由
- 保険適用されたときの費用の目安
- 自由診療のときの費用の目安と薬別の比較
保険が適用される条件と、ダイエット目的が自費になる理由
痩せる薬に公的医療保険が使えるのは、肥満症などの診断がある場合に限られます。保険が適用されるのはあくまで病気の治療としての処方であり、見た目を整えたいというダイエット目的の処方は治療にあたらないため、全額自己負担の自由診療になります。これは公的医療保険の制度上の扱いのため、どの医療機関で受けても変わりません。
保険適用の条件は厳格です。肥満症治療薬として承認されているウゴービでは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあることが前提です。そのうえで、BMIが27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上ある、またはBMIが35以上であることが条件とされています。
食欲抑制剤のサノレックスも、保険適用の対象は高度肥満症(肥満度+70%以上またはBMI35以上)に限られます。
自分が保険適用の対象になりうるか、次の項目で確認してみましょう。
☐ BMIが35以上である
☐ BMIが27以上で、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病などの健康障害が2つ以上ある
☐ 医師に肥満症と診断されている
チェックが付いた場合も、実際に保険適用となるかどうかは医師の診断によります。いずれにも当てはまらない場合は、痩せる薬の処方は自由診療になると考えておくとよいでしょう。
保険適用されたときの費用の目安
公的医療保険が適用される場合、窓口での自己負担は原則3割です(年齢や所得により1〜3割)。実際の負担額は処方される薬の種類や量によって変わるため、正確な金額は受診先で確認する必要があります。
保険適用時と自由診療時の費用の目安を、薬別に比較すると次のとおりです(2026年7月時点)。
| 薬の種類 | 保険適用時 | 自由診療時 |
|---|---|---|
| ウゴービ(注射) | 条件を満たせば保険適用(原則3割負担) | 月々18,000円(税込19,800円)から(DMM) |
| リベルサス(飲み薬) | ダイエット目的は自費 | 月々9,900円(税込10,890円)から(DMM) |
| マンジャロ(注射) | ダイエット目的は自費 | 月々11,364円(税込12,500円)から(DMM) |
| サノレックス | 高度肥満症(BMI35以上)は保険適用 | ダイエット目的は自費 |
| 漢方薬(防風通聖散など) | 肥満症の診断があれば保険適用の場合あり | 自費 |
| アライ(市販) | 保険適用外 | 薬局で購入 |
自由診療のときの費用の目安と薬別の比較
自由診療では費用は全額自己負担となり、薬の種類やクリニックによって幅があります。
オンライン診療のDMMオンラインクリニックでは、飲み薬のリベルサスが月々9,900円(税込10,890円)から処方を受けられます(2026年7月時点)。リベルサスには3mg・7mg・14mgの用量の段階があり、どの用量で始めるかは診察で相談して決まります。
注射薬では、マンジャロが月々11,364円(税込12,500円)から、肥満症治療薬として国内で承認されているウゴービが月々18,000円(税込19,800円)からです。ウゴービも0.25mgから2.4mgまで用量に段階があります。
毎月かかる費用だからこそ、無理なく続けられる価格かどうかは薬選びの大切な判断材料になります。クリニックによって診察料や配送料の扱いも違うため、薬代だけでなく総額で比べるのがポイントです。
通院不要のオンライン診療なら、自宅にいながら医師に相談して、自分に合った痩せる薬を検討できます。費用を比べながら考えたい方は、一度相談してみてください。
内科でもらえる痩せる薬と市販の痩せる薬の違い
内科などで処方してもらわなくても、ドラッグストアで買える薬で足りるのではないかと考える方もいるでしょう。市販薬と処方薬の主な違いは次のとおりです。
| 区分 | 入手方法 | 効果の範囲 | 費用 | 医師の管理 |
|---|---|---|---|---|
| 市販薬(アライなど) | 薬局で薬剤師から購入 | 内臓脂肪・腹囲の減少(対象・条件あり) | 自費(市販価格) | 医師の管理なし(薬剤師が確認) |
| 内科などの処方薬(GLP-1・サノレックスなど) | 医師の診察・処方が必要 | 肥満症治療など幅広い | 保険または自費 | 医師の管理あり |
そのうえで、市販の代表格であるアライと漢方薬について、処方薬との違いを解説します。
市販の痩せる薬アライとドラッグストアで買える薬
市販の痩せる薬として代表的なのがアライです。アライは、食事に含まれる脂肪の吸収を抑えるオルリスタットを成分とする要指導医薬品で、薬局で薬剤師の確認を受けたうえで購入できます。
ただし、誰でも買えるわけではありません。対象となるのは、腹囲(へその高さ)が男性85cm以上・女性90cm以上の人です。BMIが35以上の人や、BMIが25以上35未満で特定の健康障害の診断を受けている人は対象外です。また、効能は内臓脂肪と腹囲の減少とされており、肥満症の治療を含め幅広く対応する処方薬とは、カバーする範囲が異なります。腹部が太めで、腹囲の数値が気になる人向けの市販の選択肢です。
手軽に始められる一方で購入には条件があり、医師の管理のもとで使う処方薬とは性質が異なる薬です。自分が対象になるか分からない場合は、薬局の薬剤師に確認してみてください。
市販の漢方薬と内科で処方される漢方薬の違い
防風通聖散などの漢方薬には、医療用と市販薬の両方があります。医療用の漢方薬は、体質(証)を考慮して医師が処方する点が市販との大きな違いです。
市販の漢方薬は手軽に購入できますが、成分量や選び方が医療用とは異なります。同じ名前の薬でも、自分の体質や目的に合うとは限りません。どれを選ぶか迷う場合は、医師や薬剤師などの専門家に相談するとよいでしょう。
なお、肥満症の診断がある場合は、医療用の漢方薬に保険が適用されることもあります。費用を抑えたい人こそ、市販で済ませる前に一度受診して相談する価値があります。
内科で痩せる薬は本当にもらえる?入手できる場所と方法
種類や費用が分かったところで、実際に近所の内科へ行けば痩せる薬をもらえるのかが気になるところです。結論として、ダイエット目的の処方は一般の内科では受けにくく、自由診療のクリニックやオンライン診療が現実的な入手先になります。入手手段ごとの違いは次のとおりです。
| 入手先 | ダイエット目的のもらいやすさ | 通院の手間 | 料金の傾向 |
|---|---|---|---|
| 一般内科 | 受けにくい(自由診療の体制が薄い) | 通院が必要 | 保険診療が中心 |
| 自由診療クリニック(対面) | もらいやすい | 通院が必要 | 自費 |
| オンライン診療 | もらいやすい | 通院不要 | 自費 |
一般の内科ではダイエット目的の処方を受けにくい理由
一般の内科は保険診療が中心で、ダイエット目的の痩せる薬(自由診療)を扱っていない医院が多いのが実情です。見た目のダイエットを目的とした処方には保険がきかないため、自由診療の体制を整えていない医院では対応が難しくなります。
風邪や生活習慣病で通っているかかりつけの内科なら相談しやすいと考える人もいるかもしれませんが、こうした理由から、受診しても処方を受けられないことがあります。
また、保険適用となる肥満症治療薬のウゴービには、施設要件と医師要件が定められています。日本循環器学会・日本糖尿病学会・日本内分泌学会いずれかの教育研修施設であること、5年以上の臨床研修経験を持つ医師であることが条件で、扱える施設は限られています。保険での処方を希望する場合でも、どの内科でも対応してもらえるわけではありません。
自由診療のクリニックやオンライン診療なら入手できる
ダイエット目的の痩せる薬は、自由診療のクリニックやオンライン診療で入手できます。メディカルダイエットを扱うクリニックであれば、ダイエット目的の相談を前提とした診療を受けられます。費用は全額自己負担になるものの、肥満症の診断がなくても相談できる間口の広さが特徴です。
オンライン診療なら、対面のクリニックに足を運ばなくても、医師の診察を受けたうえで処方を受けることが可能です。対面でじっくり相談したい人は自由診療クリニック、通院そのものが負担な人はオンライン診療というように、自分の生活に合わせて選べます。
通院の手間なく入手するならオンライン診療が便利
オンライン診療の利点は、通院の手間をかけずに、自宅やスキマ時間で医師の診察を受けられることです。クリニックまでの移動や待ち時間が要らず、昼休みや家事の合間、子どもが寝たあとの時間など、まとまった時間が取れなくても受診しやすくなります。
処方された薬は自宅に配送されるため、受け取りのために改めて通院する必要もありません。忙しさを理由にダイエット治療を始められなかった人でも、無理なく取り入れやすい方法です。また、待合室で人と顔を合わせることがないため、ダイエット目的の受診を周囲に知られたくない人にも向いています。
内科でもらえる痩せる薬を通院なしで始めるならDMMオンラインクリニック
通院せずに痩せる薬を始めたいなら、DMMオンラインクリニックのメディカルダイエットという選択肢があります。オンライン診療の便利さに加えて、料金や配送の面でも始めやすく続けやすいのが特徴です。日中忙しい人ほど、通院の負担がないことが継続のしやすさに直結します。注目したいポイントは次の3つです。
- 通院不要で自宅から医師の診察を受けられる
- 最短当日に処方薬を配送で受け取れる
- 続けやすい料金体系と支払い方法
通院不要で自宅から医師の診察を受けられる
DMMオンラインクリニックは、24時間対応のオンライン診療で、通院せずに自宅から医師の診察を受けられます。受診の流れもシンプルです。
- 予約・WEB問診
- オンラインで医師の診察
- 処方・自宅へ配送(最短当日)
問診は事前にWEBで済ませられるため、当日はスムーズに診察へ進めます。日中は仕事で時間が取れない人でも、深夜や早朝を含めて生活リズムに合わせて受診しやすくなっています。
最短当日に処方薬を配送で受け取れる
診察が終わると、処方薬は配送で自宅に届き、最短当日に受け取れます(当日到着は東京23区・大阪市24区が対象で、別途追加費用がかかります。2026年7月時点)。
対象エリア外でも薬は自宅への配送で受け取れるため、薬のためにクリニックへ足を運ぶ必要はありません。診察から薬の受け取りまで自宅で完結するのは、オンライン診療ならではの手軽さです。
診察後に処方箋を持って薬局へ行く手間がない点も、通院する場合との違いです。仕事や育児で外出の時間が読みにくい人でも、生活に組み込みやすいでしょう。
続けやすい料金体系と支払い方法
DMMオンラインクリニックは診察料が0円で、かかるのは薬代と配送料550円(税込)です(2026年7月時点)。診察のたびに診察料が上乗せされる心配がないため、支払いの見通しを立てやすく、疑問があれば相談しやすい料金設計といえます。
たとえばリベルサスを単月で購入する場合、薬代10,890円(税込)と配送料550円(税込)を合わせた月11,440円ほどが支払いの目安です。
毎月自動で薬が届く定期便など、続けやすい料金プランも用意されています。定期便には月々7,800円(税込8,580円)からのプランがあり、単月購入とは料金の設定が異なるため、続ける前提で始めるなら定期便の料金もあわせて確認しておくとよいでしょう(2026年7月時点)。
ダイエット治療は継続が前提になるからこそ、費用と手間の両方で無理のない方法を選ぶことが大切です。通院不要のオンライン診療で、自分に合った痩せる薬について医師に相談してみてください。
内科でもらえる痩せる薬に関するよくある質問
処方の条件や効果の目安など、受診前に気になりやすい疑問をまとめました。
- 糖尿病ではなくても痩せる薬を処方してもらえますか?
- 内科でもらえる痩せる薬で実際にどのくらい痩せますか?
- 痩せる薬は内科と美容クリニックのどちらでもらうのがよいですか?
糖尿病ではなくても痩せる薬を処方してもらえますか?
糖尿病でない人でも、自由診療であればダイエット目的でGLP-1受容体作動薬などの処方を受けられる場合があります。ダイエット目的の処方は、保険診療とは別枠の自由診療として行われているためです。ただし、公的医療保険は使えず全額自己負担になります。
また、医師の診察の結果、体質や持病によっては処方できないと判断されることもあります。すでに糖尿病などで治療中の場合は、自由診療で新たに薬をもらうのではなく、主治医に相談することが先になります。まずは診察で、自分が処方の対象になるかを確認しましょう。
内科でもらえる痩せる薬で実際にどのくらい痩せますか?
実際にどのくらい痩せるかは、薬の種類・生活習慣・体質によって個人差が大きいといえます。使えば必ず痩せると保証できる薬はなく、経過を見ながら医師と使い方を調整していくことになります。
なお、肥満症治療薬ウゴービの臨床試験では、一定期間の使用で平均的な体重の減少が報告されていますが、効果には個人差があります。臨床試験の数値は平均値であり、全員が同じように減量できることを意味しません。数値だけを目当てにするのではなく、医師と相談しながら納得できる治療を選びましょう。
痩せる薬は内科と美容クリニックのどちらでもらうのがよいですか?
一概にどちらがよいとは言えず、目的や費用、通いやすさで選ぶのが基本です。内科(肥満外来など)は肥満症の治療や持病の管理に向いており、美容クリニックは自由診療の選択肢が幅広い傾向があります。
たとえば、健康診断で肥満や生活習慣病を指摘されている人は、内科で保険適用の治療を相談するとよいでしょう。一方、健康上の指摘はないものの体型を変えたい人は、自由診療で選択肢を比べる方法が考えられます。自分の状況に合わせて選んでください。
まとめ:内科でもらえる痩せる薬は自由診療が中心、通院不要のオンライン診療で医師に相談しよう
内科でもらえる痩せる薬には、GLP-1受容体作動薬・SGLT2阻害薬・サノレックス・ゼニカル・漢方薬・メトホルミンなどの種類があります。
ただし、保険が適用されるのは肥満症などの診断がある場合に限られ、見た目のダイエットを目的とした処方は自由診療が中心です。一般の内科では扱っていない医院も多いため、ダイエット目的なら自由診療のクリニックやオンライン診療が現実的な選択肢になります。
副作用のリスクがある薬だからこそ、個人輸入に頼らず、医師の診察を受けて自分に合った薬を選ぶことが大切です。通院の時間を取りにくい方は、自宅から医師に相談できるオンライン診療から始めてみてください。
未承認医薬品等に関する注意事項
オゼンピック・リベルサスの未承認医薬品等に関する注意事項
オゼンピック・リベルサスは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されていますが、肥満症治療目的での処方は国内で承認されていません。
【入手経路等】
提携クリニックで処方するオゼンピック・リベルサスは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
【国内の承認医薬品等の有無】
オゼンピック・リベルサスと同成分(セマグルチド)の注射製剤が、肥満症の治療薬として国内で承認されています。
【諸外国における安全性等に係る情報】
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。主な副作用として、吐き気、胸やけ、下痢、便秘などの胃腸症状がみられます。これらは使用を続ける中で軽くなることもありますが、まれに急性膵炎などの重い副作用が起こる可能性もあります。
【医薬品副作用被害救済制度について】
万が一重篤な副作用が出た場合でも、適正な使用と認められず、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性が非常に高いです。
マンジャロの未承認医薬品等に関する注意事項
マンジャロは、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されていますが、肥満症治療目的での処方は国内で承認されていません。
【入手経路等】
提携クリニックで処方するマンジャロは、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
【国内の承認医薬品等の有無】
マンジャロと同成分(チルゼパチド)の注射製剤が肥満症の治療薬として国内で承認されています。
【諸外国における安全性等に係る情報】
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。主な副作用として、吐き気、胸やけ、下痢、便秘などの胃腸症状がみられます。これらは使用を続ける中で軽くなることもありますが、まれに急性膵炎などの重い副作用が起こる可能性もあります。
【医薬品副作用被害救済制度について】
万が一重篤な副作用が出た場合でも、適正な使用と認められず、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性が非常に高いです。
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