ミノキシジルは夜だけの使用でも大丈夫?影響範囲や使用方法を解説
ミノキシジルを使用するタイミングについて、夜だけでも大丈夫か疑問を持つ方がいるのではないでしょうか。できることなら、夜だけ使用したいと考える方もいるでしょう。
本記事では、ミノキシジルの使用回数や夜だけ使用する際のメリット・デメリット、薬の使い方を解説します。
ミノキシジルの発毛効果を得るためにも、適切なタイミングや回数を踏まえて使用しましょう。
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【目次】
ミノキシジルとはどのような薬?
ミノキシジルは、発毛効果が期待できるAGA治療薬です。
外用薬の場合、1回あたり1mLを目安に脱毛している箇所に1日2回塗布することで、効果が期待できます。内服薬の場合は、1日1回の服用、もしくは1日2回(朝晩)の服用が必要です。
もともとミノキシジルは、血管を拡張する効果があることから血圧降下剤として開発されました。しかし、体毛が濃くなる副作用が発見されたことで、現在は薄毛改善の治療薬としても用いられています。
ミノキシジルを使用すると、血管拡張作用によって、血流量が増えます。血流が良くなると、毛に関わる毛乳頭細胞へ栄養や酸素が供給され、髪の毛の成長や発毛を促進させることが可能です。
また、ミノキシジルには毛包を活性化させ、ヘアサイクルの休止期から成長期への移行を促す作用が見込めます。
ヘアサイクルとは、髪が生えてから抜け落ち、再び生え揃うまでの一連のサイクルを指します。ヘアサイクルは、以下の流れで繰り返されるのが一般的です。
成長期:2〜6年間
退行期:2〜3週間
休止期:3〜4ヶ月
ヘアサイクルにおけるミノキシジルに期待される効果は、次のとおりです。
休止期から初期成長期への移行促進効果 |
初期成長期から後期成長期への移行促進及び維持効果 |
|
毛髪 |
新しい髪の毛の発毛を促進する。 |
毛髪の成長を促進する。 |
毛包(毛を生成する組織) |
休止期の毛包に働きかけ、活性化させる。 |
小さくなった毛包を大きく成長させる。 |
なお、ミノキシジルには外用薬と内服薬の2種類があります。それぞれの概要は次のとおりです。
ミノキシジル外用薬
ミノキシジル外用薬は、AGA治療に効果のある外用薬として国内で認められています。
ミノキシジルの濃度は2〜5%のものが一般的です。医師による診察を経て処方される場合は、5%を超える濃度のものを使用できます。
なお、日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」におけるミノキシジル外用薬の推奨度はA(ミノキシジル外用を行うよう強く勧める)です。
効果・効能 |
血管を拡張し、血行を促進させ、髪の毛の成長や発毛を促す効果がある。 |
使用方法 |
1日2回(朝・夜)、1回1mLを目安に脱毛している箇所に塗る。 |
使用時の注意点 |
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副作用 |
【皮膚】 頭皮の発疹・発赤(頭皮以外にあらわれることもある)、かゆみ、かぶれ、フケ、使用部位の熱感など 【精神神経系】 頭痛、気が遠くなる、めまい 【循環器】 胸の痛み、心拍が速くなる 【代謝系】 原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ |
禁忌 |
|
注意事項 |
次に該当する方は、ミノキシジル外用薬を使う前に医師または薬剤師に相談する。
|
ミノキシジル内服薬
ミノキシジル内服薬は、ミノキシジル外用薬と同じく血管を拡張し、血行を促す作用が見込めるAGA治療薬(内服薬)です。
血流が良好になると、発毛に関与する毛乳頭細胞まで栄養が行き届き、髪の毛の成長や発毛が促進されます。
とくにミノキシジルの内服は、成分を直接体内に取り込むため、ミノキシジル外用薬に比べて効果があらわれやすく、発毛を促すのに効果的です。
ミノキシジル内服薬は、AGA治療薬として日本国内・海外ともに認可されていませんが、医師による処方は認められています。
効果・効能 |
血管を拡張し、血行を促進させ、髪の毛の成長や発毛を促進する。 |
服用方法 |
AGAの進行状況によって1日1回の服用、もしくは1日2回朝晩の服用が必要。 |
服用時の注意点 |
ミノキシジル内服薬を飲み忘れてしまった場合は、次のタイミングまで待ったうえで服用すること。ただし、飲み忘れた分を一度に服用することは控える。 |
副作用 |
初期脱毛、動悸・息切れ、むくみ、多毛症、肝機能障害など。 |
禁忌 |
未成年の人、高齢者、高血圧・低血圧の人、心疾患のある人、循環器系に持病のある人、腎臓や肝臓に重度の異常がある人、妊娠中・授乳中の人。 |
注意事項 |
ミノキシジル内服薬を服用する際は、併用禁忌薬を把握し、用法・用量を徹底して守る。 |
お問い合わせ先 |
ミノキシジル内服薬を処方した医療機関。 |
ミノキシジル外用薬とミノキシジル内服薬との相違点
ミノキシジル外用薬とミノキシジル内服薬との相違点としては、以下が挙げられます。
ミノキシジル外用薬 |
ミノキシジル内服薬 |
|
投与方法 |
頭皮に塗る |
錠剤を服用する |
体への影響 |
局所的に影響が出る |
全身に影響が出る |
主な副作用 |
かぶれやかゆみなどの頭皮の症状が生じる |
動悸やむくみなどの全身の症状が生じる |
厚生労働省の認可 |
承認済み |
未承認 |
効果の強さ |
比較的弱い |
比較的強い |
日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」の推奨度 |
A(ミノキシジルの外用をおこなうよう強く勧める) |
D(ミノキシジルの内服をおこなうべきではない) |
市販の有無 |
あり |
なし |
ミノキシジル外用薬は、頭皮に塗布することで発毛効果が見込める薬です。一方で、ミノキシジル内服薬は内服によってミノキシジルが体内に直接取り込まれるため、外用薬に比べて高い効果が見込めます。
しかし、期待できる効果が高いものの、むくみや動悸といった全身に影響する副作用が想定されます。
ミノキシジル外用薬は頭皮のかぶれやかゆみといった症状が出ることがありますが、主な副作用は局所的な部分にとどまるため、影響範囲は限定的です。
ミノキシジル外用薬は厚生労働省に認可されており、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」における推奨度はA(ミノキシジルの外用をおこなうよう強く勧める)です。
一方で、ミノキシジル内服薬は厚生労働省に認可されていません。また、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」における推奨度はD(ミノキシジルの内服をおこなうべきではない)です。
この薬は国内で正式には承認されていませんが、医師が必要と判断した場合に処方されることがあります。医師の指示で継続して使うことで、薄毛の改善が期待されることもあります。
ミノキシジルは夜だけの使用でも大丈夫?
ミノキシジル外用薬の場合、1日2回の使用頻度を継続することで、発毛効果が期待できます。
一方で、夜のみの使用では効能が薄まったり、効果があらわれるまでに時間がかかったりします。
とくにAGAの進行度が高い方や、早期治療を希望する方は、夜だけでなく朝の使用が必要です。
ミノキシジル内服薬の場合は、AGAの進行状況や患者さんの要望に応じて使用頻度が異なります。
1日1回の服用、もしくは1日2回朝晩の服用の場合があるため、医師に確認したうえで治療を続けましょう。
ミノキシジルを夜だけ使用するメリット・デメリット
ミノキシジルを夜だけ使用する場合のメリット・デメリットは次のとおりです。それぞれの内容を踏まえ、薬に対する理解を深めましょう。
ミノキシジルを夜だけ使用する場合のメリット
ミノキシジルを夜だけ使用する場合のメリットとしては、次のようなことが挙げられます。
使用する時間と手間が省ける
ミノキシジルを夜だけの使用に限定することで、時間と労力が抑えられます。
とくに外用薬を朝に使う場合は、塗布後に乾くまで待つ必要があり、整髪の手間も増えます。朝の使用をやめて夜のみとすれば、この負担が減り、朝の時間を有効に使えます。
副作用のリスクが低減できる
ミノキシジルの使用を夜に限定することで、1日の総使用量が減らせるため、副作用のリスクを減らすことが可能です。
なお、ミノキシジル外用薬の副作用は次のとおりです。
関係部位 |
症状 |
皮膚 |
頭皮の発疹・発赤(頭皮以外にあらわれることもある)、かゆみ、かぶれ、フケ、使用部位の熱感など |
精神神経系 |
頭痛、気が遠くなる、めまい |
循環器 |
胸の痛み、心拍が速くなる |
代謝系 |
原因のわからない急激な体重増加、手足のむくみ |
また、ミノキシジル内服薬の副作用としては次のようなことが挙げられます。
動悸
息切れ
むくみ
多毛症
初期脱毛
肝機能障害
上記の副作用に該当するものがある場合は、医療機関を受診し、医師に相談してください。
忘れにくく継続しやすい
ミノキシジルを夜のみ使用する場合と、夜と朝の2回使用する場合では、継続の難易度が異なります。
使用を夜のみに限定するほうが、習慣づけがしやすく、治療が継続しやすくなります。一方で、朝と夜の2回を継続する場合、自身のライフスタイルに合わせて上手に工夫していく必要があります。
AGA治療で効果を得るためには、継続的な使用が必要です。朝の時間帯がどうしても忙しく、使用するのを忘れがちな方にとっては、夜のみの使用のほうが負担が少なくなります。
ミノキシジルを夜だけ使用する場合のデメリット
ミノキシジルを夜だけ使用する場合のデメリットとしては、次のようなことが挙げられます。
効果があらわれるまでに時間がかかる
ミノキシジルは、毛髪の成長サイクルに働きかけるものであり、効果があらわれるまでに最低でも6ヶ月程度かかります。
使用回数が1回になることで、毛母細胞への刺激が弱まり、効果があらわれるまでに時間がかかることがあります。
期待する発毛効果が得られない場合がある
ミノキシジル外用薬の場合、1日2回の使用を前提に開発され、効果と安全性が確認されています。
夜のみ使用にすると、説明書どおりの使い方ではなくなるため、期待できる効果が弱まる可能性があり、治療の計画にも影響することがあります。
夜だけミノキシジルを使用する必要があるケース
とくにミノキシジル外用薬の場合は、1日2回の使用が推奨されていますが、すべての人にとって適切な回数というわけではありません。
次のケースでは、医師の判断のもとミノキシジルを夜だけ使用していくこともあります。
副作用が強く出る場合
ミノキシジルを使用すると、かゆみや発疹、頭痛、めまいといった副作用が起こることがあります。強く出る、または続くときは使用を中止し、医師に相談してください。
副作用が強く出る方の場合は、医師の判断のもと、使用回数を1回のみに減らすケースがあります。夜だけの使用に制限することで、副作用が軽減され、治療が継続しやすくなるからです。
ミノキシジルを1日2回使用した結果、副作用が強く出る場合は、医師に相談しましょう。
AGAの進行度が初期段階の場合
AGAの進行状況が初期段階であり、薄毛の範囲も限定的になっている場合は、医師の判断によって夜だけ使用していくこともあります。
薄毛が進んでいる場合は、説明書どおり(例:朝晩)の使い方が基本で、夜だけにするのは勧められないことが多いです。
使う回数を自分で勝手に変えず、担当医に相談して決めてください。
ミノキシジルの使用方法
ミノキシジルの使用方法は外用薬とミノキシジル内服薬で異なります。薬を使用する際は、正しい方法で使い続けましょう。
ミノキシジル外用薬の使用方法
ミノキシジル外用薬を使用する際は、1日2回(朝・夜)、1回1mLを目安に脱毛している箇所に塗布してください。
ミノキシジル外用薬を頭皮に塗布する方法
ミノキシジル外用薬を塗布する際は、次のポイントを踏まえたうえで使用してください。
ミノキシジル外用薬の塗り方のポイント |
概要 |
頭皮を清潔な状態にする |
頭皮が汚れていると、薬の吸収が悪くなる可能性がある。また、頭皮が濡れていると、薬の成分が薄まるリスクもある。そのため、ミノキシジル外用薬を塗布する際は、事前に頭皮の汚れや皮脂を落とすために髪を洗って乾かしておく。 |
頭皮に薬を浸透させる |
薄毛が気になる部分に直接塗り、指の腹を使って優しく広げる。塗布する際は、髪ではなく、頭皮に塗ることで頭皮に薬が浸透しやすくなる。 |
塗布後はしっかりと手を洗っておく |
薬剤が手に付着したまま目を触ると刺激になるため、ミノキシジル外用薬を塗布後はしっかりと手を洗っておく。 |
ミノキシジル外用薬の使用期間
ミノキシジル外用薬の有効性は、4ヶ月使用後から認められています。
毛髪が成長する程度には個人差があり、誰でも効果が出るわけではありません。しかし、最低でも4ヶ月間使用し続けることが重要です。
ミノキシジル外用薬を途中で中止すると、少しずつ元の状態に戻るため、毎日使用し続けましょう。
ミノキシジル外用薬の用法・用量に関する注意事項
ミノキシジル外用薬を使用する際は、次の注意事項を踏まえたうえで頭皮に塗布してください。
ミノキシジル外用薬の用法・用量に関する注意事項 |
概要 |
用法・用量の範囲を超えて使っても効果は見込めない |
用法・用量の範囲より多く使用したり、頻回に使用したりしたとしても効果は向上しない。むしろ、副作用が出る可能性が高まるため、定められた用法・用量を厳守する。 |
薬剤が目に入らないよう配慮する |
ミノキシジル外用薬が目に入ってしまった場合は、迅速に水またはぬるま湯で洗うこと。症状が重い場合は眼科医の診療を受ける必要がある。 |
手についた薬液はしっかりと洗い流す |
手についた薬液を放置すると目などの粘膜に触れてしまい、刺激を与えるリスクがあるため、必ず洗い流す。 |
メガネ枠や化学繊維などにつけないようにする |
アルコールなどに溶けるおそれのあるメガネ枠や化学繊維などには付着しないようにする。 |
整髪料やヘアセットスプレーは正しい順番で使う |
整髪料やヘアセットスプレーを使いたい場合は、ミノキシジル外用薬を頭皮に塗ったあとに使用する。 |
染毛剤の使用を完全に終えてからミノキシジル外用薬を使用する |
染毛剤(ヘアカラー、毛染め、白髪染めなど)を使用する場合、染毛を終えたあとにミノキシジル外用薬を頭皮に塗る。 |
ミノキシジル内服薬の使用方法
ミノキシジル内服薬の服用方法については、処方された医療機関の指示に従ってください。
AGAの進行状況によって1日1回の服用、もしくは1日2回朝晩の服用が必要です。さまざまなケースがあるため、必ず医師に相談のうえ、正しい用法・用量のもと服用しましょう。
服用時は、水またはぬるま湯で錠剤をお飲みください。
ミノキシジル内服薬の服用期間について
ミノキシジル内服薬を服用後、6ヶ月程度で発毛効果が見込めます。
そのため、最低でも6ヶ月を目安に治療を継続してください。なお、6ヶ月以上治療を続けているにも関わらず効果があらわれない場合は、医師への相談が必要です。
また、頭髪以外の脱毛が起こっている場合や脱毛状態が悪化している場合も、医療機関の受診が求められます。
ミノキシジル内服薬を飲み忘れてしまった場合について
ミノキシジル内服薬を飲み忘れてしまった場合は、次のタイミングまで待ってから服用しましょう。ただし、飲み忘れた分を一度に服用することは避けてください。
服用期間中に体調の変化を感じた場合は、自己判断で服用を継続せず、早めに医師に相談する必要があります。
ミノキシジルの効果を高める方法
ミノキシジル外用薬やミノキシジルタブレットの効果を高めるためには、以下の生活習慣を心がけることが大切です。日常生活のなかで、できることから実践していきましょう。
栄養バランスの良い食事をとる
栄養バランスの良い食事をとると、頭皮環境が整いやすくなり、発毛効果が得られやすくなります。
とくに以下の栄養素は、髪の成長を促進するために重要です。これらの栄養素を含む食材を積極的に食べてみましょう。
AGAの改善をサポートするおすすめの栄養素 |
おすすめの食材 |
タンパク質 |
肉、青魚、卵、大豆、チーズ、牛乳など |
ビタミン |
野菜、フルーツ、レバー、うなぎなど |
ミネラル |
納豆、小魚、ナッツ、海藻など |
亜鉛 |
牡蠣、レバー、ほうれん草など |
一方で、糖質・脂質を多く含む食事は皮脂の分泌を促し、頭皮環境の悪化を招きます。そのため、甘いジュースやお菓子、インスタント食品、ジャンクフードなどはできる限り控えましょう。
ストレスを発散させる
定期的なストレスの発散を実践することで、自律神経やホルモンバランスが整い、血行不良や皮脂の増加を防止しやすくなります。
その結果、毛髪の成長に悪影響が出るのを防ぎ、効率的なAGA治療が続けやすくなるでしょう。
大切なのは、ストレスをためないよう没頭できる趣味の時間や息抜き・リラックスできる時間を確保することです。
休日に家族や友人、恋人などと時間を共有し、ストレスを発散できるようにしておきましょう。
適度な頻度で運動する
定期的に運動する習慣を継続すると頭皮の血流が良好になり、栄養が毛根に行き届きやすくなるため、AGA治療の効果があらわれやすくなります。
目安として、ジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動を週3回程度おこなうことをおすすめします。
万が一、運動する時間が確保できない場合は普段の生活から階段を利用し、運動する機会を増やしてみてください。
また、ストレッチや体操なども効果が期待できます。できる限りチャレンジしてみましょう。
睡眠環境を整える
睡眠時間を確保し、睡眠の質を良くすることで成長ホルモンが分泌されやすくなり、より効果の高いAGA治療が目指せます。
睡眠環境が乱れている場合は、毎日同じ時間に就寝し、起床する習慣を整えることから始めてみてください。
就寝前にスマートフォンやテレビの画面を見続けると、ブルーライトを浴びてしまい、睡眠の質が下がります。そのため、目安として就寝1時間前になった段階でテレビやスマートフォンを観るのを控えましょう。
また、寝室の温度は18〜22℃が適しているといわれています。必要に応じて扇風機やエアコンなどを活用し、適温に調整することが大切です。
就寝時に使用する布団や枕などの寝具は、自分の体にフィットしたものを選ぶと、より質の高い睡眠につながるでしょう。
正しいヘアケアを心がける
正しいヘアケアを実践することで、頭皮環境が整いやすくなるため、AGA対策に効果が見込めます。
髪を洗う頻度としては、1日1回のシャンプーを基本としてください。
シャンプーをする際は髪を十分に濡らし、手のひらで泡立てた状態で指の腹を使いながら頭皮を優しく洗いましょう。
コンディショナーを使う際は、髪の中間から毛先に塗り、頭皮につけないように意識することが重要です。
また、健康的な髪の成長を促すためにも、定期的な頭皮マッサージが効果的です。
マッサージをする際は、指の腹を使いながら、頭皮全体に円を描くよう優しく揉み込みましょう。
ミノキシジルに関するよくある質問
ミノキシジル外用薬やミノキシジルタブレットに関するよくある質問とその回答は以下のとおりです。これからミノキシジルの使用を検討している方は参考にしてみてください。
ミノキシジルはどのタイミングで使用するのが正解ですか?
ミノキシジル外用薬は1日に2回の使用が定められているため、朝と夜のタイミングで頭皮に塗るのがおすすめです。
日中仕事をしている方の場合は、起床して家を出るまでに1回、夜に帰宅して寝る前に1回塗布しましょう。
具体的な1日のスケジュール例としては、以下のとおりです。
使用するタイミング |
1日の流れ(例) |
朝洗髪する場合 |
【朝】
【夜】
|
夜洗髪する場合 |
【朝】
【夜】
|
ミノキシジルタブレットの場合は、自身の生活パターンや副作用のリスクを踏まえ、医師と相談しながら服用のタイミングを決めることをおすすめします。
ミノキシジルの効果はいつからあらわれますか?
ミノキシジル外用薬の有効性は4ヶ月使用後から認められているため、使用後すぐに中止してしまうと効果が見込めません。
また、ミノキシジルタブレットの効果は6ヶ月程度であらわれると考えられています。
そのため、それぞれの薬の目安となる期間を経過していない場合は、そのまま使い続けましょう。
ミノキシジル外用薬や内服薬だけで薄毛は改善できますか?
ミノキシジルには発毛効果が期待できますが、薄毛を抑える効果はありません。そのため、ミノキシジルだけでは薄毛が改善できないケースがあります。
ミノキシジルを6ヶ月程度使用しても発毛効果がない場合は、医師に相談してください。
そのうえで、必要に応じて薄毛の進行を抑えるフィナステリドやデュタステリドを含むAGA治療薬の服用を検討してみましょう。
ミノキシジルの発毛効果を確認する方法はありますか?
まずは、頭皮を観察し、細く短い産毛が生えているかをチェックしてみてください。また、排水口や枕元の抜け毛の量を確認するのも有効です。
さらに、使用開始前と1ヶ月ごとに頭皮の写真を撮影し、頭皮の変化を比較するのもおすすめです。
ミノキシジルを含むAGA治療は即効性がないため、短期間での変化は見込めません。焦らずじっくり治療を継続しましょう。
ミノキシジルの使用を途中で中止するデメリットはありますか?
ミノキシジルを使用し、発毛効果があらわれたとしても、使用を途中で中止すると再び薄毛になるリスクがあります。
ミノキシジル外用薬は、4ヶ月使用後から発毛効果が出ると考えられています。そのため、最低でも4ヶ月が経過するまでは治療を継続してください。
ミノキシジルタブレットの場合は、6ヶ月使用し続ける必要があります。長期的なスパンで治療し続けたにも関わらず発毛効果がみられない場合は、医師に相談しましょう。
ミノキシジルを使用すると初期脱毛は必ず起こりますか?
ミノキシジルを使用すると初期脱毛の影響で一時的に抜け毛が増えることがありますが、誰しもに必ず起こるわけではありません。
また、初期脱毛が起こったとしても一時的なものであるため、安心してください。
数ヶ月経つと、症状は治まると考えられていますが、どうしても気になる方は医師に相談しましょう。
ミノキシジルはガイドラインでどのような評価になっていますか?
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、男女ともに推奨度A(ミノキシジル外用を行うよう強く勧める)と評価されています。
推奨濃度については、男性型脱毛症の場合は5%ミノキシジル、女性型脱毛症の場合は1%ミノキシジルが推奨されています。
一方で、ミノキシジルタブレットは厚生労働省に認可されていません。また、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」における推奨度はD(ミノキシジルの内服をおこなうべきではない)です。
しかし、ミノキシジルタブレットは国内未承認ではあるものの、医療機関から処方された錠剤を服用することは違法ではありません。医師の判断によって適切に服用を継続すれば薄毛の改善が目指せると考えられています。
フィナステリドやデュタステリドでなかなかAGA治療の効果が出ない方は、医師へ相談したうえで使用を検討してみてください。
インターネットで購入した個人輸入品のミノキシジルを使用しても問題ありませんか?
インターネットを介したミノキシジルの個人輸入品のなかには、偽造品が含まれているケースがあり、期待する効果が見込めないことがあります。
また、使用することで健康被害が出るリスクもあるため、個人輸入品は絶対に使用してはいけません。
ミノキシジル外用薬や内服薬は保険適用されますか?
ミノキシジルは保険適用外です。一般的にAGA治療は自由診療となり、全額自己負担となります。治療を開始するまえに、費用のシミュレーションをおこない、計画的に進めていくことをおすすめします。
ミノキシジルは女性の薄毛にも効果がありますか?
女性でもミノキシジルの発毛効果でFAGAの改善が期待できます。
ミノキシジルの使用を継続させるためのポイントはありますか?
ミノキシジルを使用する際は、生活習慣に組み込むことで、継続しやすくなります。
たとえば、歯磨きのあとや、起床後・就寝前といったタイミングで使用することで日々の習慣と関連づけられ、続けやすくなります。
また、スマートフォンのリマインド機能を活用したり、ミノキシジルを日々目につく場所に保管したりするのも有効です。
ミノキシジルを使用すると体毛まで濃くなりますか?
ミノキシジルには発毛効果があるため、体毛が濃くなる可能性があります。気になる方は、医師に相談のうえ、減薬や休薬、脱毛といった対処法を試してみてください。
ミノキシジルを処方してもらうためには何科を受診したらいいですか?
内科や皮膚科、美容皮膚科で薬を処方してもらえます。また、AGA専門の医療機関を受診するのもおすすめです。受診を検討する方はホームページを確認しておきましょう。
ミノキシジルの使用回数に迷ったら医師に相談しよう
ミノキシジル外用薬の場合、1日2回の使用頻度を継続することで、発毛効果が期待できます。
一方で、夜のみの使用(1日1回のみ)では効能が薄まったり、発毛効果があらわれるまでに時間を要したりします。
とくにAGAの進行度が高い方や、早期治療を希望する方は、夜だけでなく朝の使用が必要です。
ミノキシジルタブレットの場合は、AGAの進行状況や患者さんの要望に応じて使用頻度が異なります。
1日1回の服用、もしくは1日2回朝晩の服用の場合があるため、医師に確認したうえで治療を続けてください。
患者さんのAGAの進行状況や、副作用の出方によっては、医師から夜だけの使用を勧められる場合もあります。
まずは医師の診察を受け、必要に応じて使用回数・タイミングを調整しましょう。
ミノキシジルタブレットの未承認医薬品等に関する注意事項
ミノキシジルタブレットにおける未承認医薬品等に関する注意事項は以下のとおりです。
未承認医薬品等
本治療で使用されるミノキシジルタブレットは、国内で医薬品医療機器等法の承認を得ていない未承認の薬です。
入手経路等
この治療で使用される医薬品は、薬機法に基づき医師の判断により個人輸入しております。
国内の承認医薬品等の有無
国内において承認されている同効の医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
長期的な安全性は評価されておらず、重大な副作用などが懸念されます。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対応外となります。