フィットクリニック禁煙治療の口コミ・評判は?料金と処方される薬を解説

「タバコをやめたいが、平日に何度も通院するのは難しい」「保険の条件に当てはまらなくても治療を受けたい」。そう考えて、オンライン診療で禁煙治療を扱うフィットクリニックを候補に挙げる人がいます。


フィットクリニックの禁煙治療は自由診療で、初診からオンラインで完結できる点と、診察料がかからず薬代と送料だけで済む点を打ち出しています。12週間と24週間の2つのプログラムが用意されており、まとめて申し込む形式が基本です。


ここでは、実際に利用した人の口コミや評判、料金の内訳、処方される薬の位置づけ、そして特徴やメリット・デメリットを整理しています。禁煙治療は数か月にわたって続ける取り組みであり、続けやすさの感じ方には個人差があります。自分の生活に合う選び方を判断する材料として活用してください。


※注意事項

この記事は、執筆時点で公開されている情報をもとにした一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療や医薬品の効果を保証するものではありません。禁煙補助薬の効果や副作用の現れ方には個人差があり、すべての人に同じ結果が生じるわけではありません。服用の可否や治療方針については、必ず医師の診察を受けたうえで判断してください。医師が既往歴などを確認した結果、処方に至らない場合もあります。


紹介する治療はいずれも自由診療で、公的医療保険は適用されません。また、国内で承認されていない医薬品が処方される場合、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。料金やプラン、取り扱う医薬品の内容は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為·医薬品の使用を推奨するものではありません。治療や服薬に関しては必ず医師にご相談ください。
※オンライン診療では触診や精密検査が行えないため、症状によっては対面受診を勧められる場合があります。
※記載の料金·診療時間·処方薬の取り扱い等は2026年8月時点の情報です。最新情報はクリニックの公式サイトをご確認ください。

フィットクリニックの禁煙治療とは?基本情報と診療の特徴

フィットクリニックは、オンライン診療を中心に複数の自由診療メニューを扱う医療機関です。禁煙治療はそのひとつとして提供されています。


フィットクリニックの基本情報と運営体制


フィットクリニックは東京都渋谷区笹塚にあり、京王線の笹塚駅から徒歩2分の場所に構えています。院はこの渋谷笹塚院の1か所で、全国に展開する形ではなく、遠方の人はオンライン診療を利用する前提です。


診療時間は平日と土曜が10時から20時まで、日曜と祝日が10時から18時までとされています。土日祝も対応しているため、平日に時間を取りにくい人でも受診枠を見つけやすい設計です。


運営は一般社団法人メディカルフィットで、院長は服部圭太医師です。公式サイトの記載によると、総合病院や美容クリニックでの勤務を経て、令和5年から同院の院長を務めています。公式サイトの内容は、服部院長と瀬戸川武仁理事長の監修のもとで運営されているとされています。禁煙治療のほか、ED治療やAGA治療、メディカルダイエット、アフターピル処方なども扱っています。


オンライン診療と対面診療の使い分け


フィットクリニックの禁煙治療は、初診からオンライン診療を受けられます。予約は電話とWEBとLINEのいずれかで行い、専用アプリを入れる必要はありません。診察は電話で行われ、所要時間は数分程度とされています。決済後、15時までに入金が確認できれば最短で即日発送され、地域によっては翌日に薬が届きます。


対面診療も選べます。笹塚の院では予約不要で受診でき、その場で薬を受け取れる院内処方に対応しています。近隣に住んでいる人や、対面で相談したうえで決めたい人にとっては、この選択肢が残されている点は安心材料になります。


保険は使えるのか


フィットクリニックの禁煙治療は自由診療であり、公的医療保険は適用されません。これは同院の公式サイトにも明記されています。


保険を使う禁煙治療は、ニコチン依存症と診断されることや喫煙歴に関する条件を満たし、決められた回数の通院を続けることが前提になります。フィットクリニックはこうした条件を設けず、医師の診察で問題がなければすぐに処方を受けられる点を特徴として挙げています。裏を返せば、費用は全額が自己負担になります。


フィットクリニックの口コミ・評判から見える特徴

禁煙治療に絞った口コミは数が限られているため、ここでは他の診療科目も含めた投稿全体から、予約の取りやすさや説明の丁寧さ、費用やプランの案内といった、禁煙治療を検討する際にも関係してくる要素を読み取っていきます。診療科目が違っても、予約から診察、決済に至る運用の仕組みは共通しているためです。


良い口コミ・評判

来院して受診した人の投稿では、予約した時間より早く着いたにもかかわらず対応してもらえたことへの感謝が書かれていました。受付での説明も丁寧だったと評価されています。

参照元:Googleマップの口コミ


説明の分かりやすさを理由に継続して利用しているという声もありました。丁寧で理解しやすい案内だったため、繰り返し受診しているという内容です。

参照元:Googleマップの口コミ


医師とスタッフの双方が親身に相談に乗ってくれたという投稿も見られます。悩みを話しにくい診療科目を扱う医療機関であるだけに、聞く姿勢を評価する声が出ている点は参考になります。

参照元:Googleマップの口コミ


別の診療科目でオンライン診療を受けた人の投稿では、費用を抑えられる分だけ診察が簡素なのではないかと不安を抱いていたものの、実際には説明が分かりやすく、親身に答えてもらえて安心したと書かれていました。他院と比較したうえで移ってきた経緯にも触れられています。なお、この投稿者は治療を始める前の段階であり、効果については未知としています。

参照元:Googleマップの口コミ


待ち時間の短さを挙げる声もありました。診察が早く、その場で薬を受け取れたため助かったという内容です。院内処方に対応していることが、来院時の時間短縮につながっていることがうかがえます。

参照元:Googleマップの口コミ


駅から近く通いやすいという立地面の評価と、説明の分かりやすさ、スタッフの印象を合わせて挙げる投稿もありました。

参照元:Googleマップの口コミ


気になる口コミと注意点


一方で、プランや案内の運用に関する指摘が複数見られました。禁煙治療を検討するうえで、特に確認しておきたい内容です。


禁煙外来を受診した人の投稿では、対面で医師と相談して短期間のお試しから始め、その後は日数を指定して薬を処方してもらえると理解していたところ、2度目の来院時に事務担当者からプランどおりでなければ処方できないと説明され、まとめて支払う形式への変更を求められたため、治療をやめたと書かれていました。医師と事務で説明が食い違うことがあるため注意してほしい、という趣旨です。

参照元:Googleマップの口コミ


別の診療科目では、定期的に薬を受け取る形式で申し込んだあと、体に合わないと感じて中止を申し出たところ、途中解約はできず、服用をやめても契約期間分の支払いが必要と案内されたという投稿がありました。まとめて申し込む形式のプランを選ぶ場合、途中で中止したくなったときの取り扱いを事前に確認しておく必要があることを示す内容です。

参照元:Googleマップの口コミ


受付の段階では薬を受け取れる流れだと理解していたものの、医師の診察に移った段階で処方できないと伝えられ、話が違うと感じたという声もありました。オンライン診療であっても、最終的な判断は医師が行うという前提が共有されていなかったことによる行き違いといえます。

参照元:Googleマップの口コミ


予約運用についての指摘もあります。オンライン診療を申し込んでいたところ、予約時刻の前にかかってきた電話に出られず、予約時刻の直後に今日は診療できないという連絡が届いたという内容です。事前案内には時間が前後する旨は書かれていたものの、取り消しについての記載はなかったとされています。

参照元:Googleマップの口コミ


口コミからわかる禁煙治療との相性


投稿全体を通して見えてくるのは、診察そのものの速さや説明の丁寧さは評価されている一方、プランの条件や費用の案内をめぐる行き違いが起きやすい、という傾向です。


禁煙治療に置き換えると、フィットクリニックのプログラムは12週間または24週間をまとめて申し込む設計であり、少量ずつ様子を見ながら進める形ではありません。この点を理解しないまま申し込むと、口コミに見られたような認識のずれが生じます。診察の前に、選ぶプランの期間と総額、途中で中止したくなった場合の取り扱いを確認しておくことが、そのまま満足度の差につながると考えられます。

フィットクリニックで処方される禁煙治療薬

禁煙治療を選ぶうえで最も重要なのが、実際に何の薬が処方されるのかという点です。フィットクリニックでは飲み薬のみを扱っています。


禁煙補助薬チャンピックスの働きと服用スケジュール


チャンピックスは、バレニクリン酒石酸塩を有効成分とする飲み薬で、ニコチンを含まない禁煙補助薬として2008年に国内で承認されました。脳のニコチン受容体に部分的に作用することで、禁煙時のイライラや不安といった離脱症状をやわらげつつ、喫煙したときの満足感を得にくくすると考えられています。


服用の進め方には決まった段階があります。添付文書では、第1日目から第3日目は0.5mgを1日1回食後に、第4日目から第7日目は0.5mgを1日2回朝夕食後に、第8日目以降は1mgを1日2回朝夕食後に服用し、投与期間は12週間とされています。飲み始めてすぐにタバコをやめるのではなく、禁煙を開始する日をあらかじめ決め、その1週間前から服用を始める設計です。最初の1週間は喫煙を続けながら体を慣らしていく形になります。


12週間の服用で禁煙に成功した人については、長期的な禁煙をより確実にするために、必要に応じてさらに12週間投与を延長できるとされています。フィットクリニックが24週間のプログラムを用意しているのは、この考え方に沿ったものです。公式サイトでは、12週間以上24週間以内の処方についても相談できるとしています。


体質に合わない症状が出た場合には0.5mgを1日2回へ減量する対応が想定されており、腎機能が大きく低下している人では開始量を調整することとされています。持病や服用中の薬は、診察時に正確に伝えることが大切です。


処方されるのは先発品か後発品か


ここは費用と安全性の両面から確認しておきたい部分です。公式サイト内で、処方薬に関する記載が一致していません。


禁煙治療のページには、国内正規品のチャンピックスを処方している、先発薬の処方を行えるという趣旨の記載があります。一方で同じページのよくある質問と、禁煙治療薬を解説するページには、チャンピックスジェネリックを処方していると書かれています。料金表の表記も、製品名ではなくバレニクリンという成分名と規格で示されています。


前提として、日本国内ではバレニクリンの後発医薬品は薬事承認を受けていません。したがって後発品が処方されるのであれば、それは国内で承認されていない医薬品にあたり、万が一重い副作用が生じた場合でも医薬品副作用被害救済制度による給付の対象外となります。国内承認の先発品が処方されるのであれば、この点は当てはまりません。


どちらであるかによって位置づけが大きく変わるため、実際に処方される製品名は、診察の際に必ず確認してください。海外の後発医薬品であること自体が直ちに危険を意味するわけではありませんが、医師の診察を経て処方される点は個人輸入と異なるとはいえ、国内承認品と同じ制度的な後ろ盾があるわけではないという前提は理解しておく必要があります。


貼り薬やガムは取り扱っていない


禁煙補助薬には、飲み薬のほかに皮膚から少量のニコチンを取り込む貼り薬や、口の粘膜から吸収するガムがあります。ただしフィットクリニックでは、公式サイトの記載によると、ニコチンパッチとニコチンガムのいずれも取り扱っていません。


このため、飲み薬が体質に合わない場合や、車の運転が欠かせないなどの事情で内服を避けたい場合には、選択肢が残らないことになります。貼り薬を含めて比較したうえで決めたい人は、複数の方法を扱う医療機関を検討することになります。

フィットクリニックの禁煙治療の料金

料金体系はシンプルですが、まとめて申し込む前提である点は理解しておく必要があります。掲載内容は変更される場合があるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新の金額を確認してください。


12週間プログラムと24週間プログラム


公式サイトによると、12週間の禁煙プログラムは税込35,910円で、1か月あたりに換算すると約12,825円、1日あたりでは428円とされています。24週間の禁煙プログラムは税込68,230円で、1か月あたり約12,184円、1日あたり406円です。いずれも、バレニクリン0.5mgと1mgを組み合わせた内容になっています。


長く申し込むほど1日あたりの単価は下がる設計です。ただし24週間分を一度に申し込むということは、支払う総額も大きくなるということでもあります。まず基本の期間である12週間から始めるのか、継続を見込んで24週間を選ぶのかは、費用の総額と続けられる見込みの両面から判断することになります。


薬代以外にかかる費用


フィットクリニックは初診料と再診料と処方料がかからないことを特徴として挙げており、薬代のほかに必要なのは送料とされています。送料は385円からで、地域や荷物の容量によって変わります。代金引換を選んだ場合は手数料が別途かかります。


注意しておきたいのが、キャンセルに関する扱いです。公式サイトには、医師の診察が終わったあとに自己都合でキャンセルした場合、診察料3,000円がかかると記載されています。一方で、医師が診察した結果として処方できないと判断した場合には診察料はかからないとされています。診察料無料という表示だけを見て申し込むと、この条件を見落とす可能性があります。


支払い方法は、クレジットカード、銀行振込、代金引換、コンビニ払いに対応しており、来院した場合は交通系電子マネーやQRコード決済も使えるとされています。


タバコ代と比べたときの考え方


費用を判断するときは、タバコの購入費と並べて考える視点も役立ちます。費用面を検討する際は、単なる一時的な支払額だけでなく、禁煙達成による将来的な生活習慣の見直しや健康面へのメリットを含めて総合的に捉える視点が大切です。ただし、効果や治療期間には個人差があるため、金銭的な試算のみで判断せず、医師と十分に相談した上で選択することが推奨されます。 


もっとも、禁煙が続くかどうかには個人差があり、治療を受ければ必ず節約につながると言い切れるものではありません。また、保険が使える条件に当てはまる人であれば、そちらのほうが負担は小さくなります。費用面は判断材料のひとつとして捉えておくのが妥当です。

フィットクリニックの禁煙治療のメリット

フィットクリニックで禁煙治療を受ける利点は、大きく4つに整理できます。


診察料がかからず薬代と送料のみで済む


初診料も再診料も処方料もかからないため、費用の見通しが立てやすい点は分かりやすい利点です。診察のたびに費用が積み上がる形ではないため、総額を事前に把握したうえで申し込めます。口コミでも、費用を抑えられることを理由に他院から移ってきたという声が見られました。ただし、診察後に自己都合でキャンセルした場合の診察料は例外として設定されています。


初診からオンラインで完結し最短即日発送に対応


初診の段階からオンライン診療を利用でき、専用アプリを入れる必要もありません。予約は電話とWEBとLINEから選べ、診察は電話で数分程度とされています。入金の確認が15時までに取れれば最短で即日発送され、地域によっては翌日に薬が届きます。思い立ったときにすぐ始めやすい仕組みであり、通院を理由に先延ばしにしにくい点は評価できます。


12週間と24週間から治療期間を選べる


禁煙補助薬の基本的な治療期間は12週間ですが、その後の再喫煙を防ぐために期間を延ばす考え方があります。フィットクリニックは12週間と24週間の2つを用意し、その中間の期間についても相談を受け付けるとしています。最初から長期で取り組むと決めている人にとっては、まとめて処方を受けられることで薬が切れる心配をせずに済みます。


対面診療を予約なしで利用できる


オンライン専業ではなく、笹塚に実際の院を構えている点も特徴です。予約なしで受診でき、その場で薬を受け取れる院内処方に対応しています。オンラインだけで完結させることに不安がある人や、近隣に住んでいる人にとっては、対面で相談したうえで判断できる余地が残されています。口コミでも、待ち時間がなくその場で処方を受けられた点を評価する声がありました。


フィットクリニックの禁煙治療のデメリットと注意点

申し込む前に理解しておきたい注意点もあります。


保険が使えず全額自己負担になる


フィットクリニックの禁煙治療は自由診療のため、薬代は全額が自己負担です。保険を使った禁煙治療では自己負担が3割の場合に12週間で2万円程度が目安とされており、これと比べると負担は大きくなります。加えて、自治体が実施する禁煙治療費の助成は、保険が適用される禁煙外来を対象としているのが一般的で、自由診療は対象外となる可能性が高い点も費用差につながります。費用を最優先に考えるなら、保険の条件を満たすかどうかを先に確認するのが順序です。


処方される薬の位置づけを確認する必要がある


公式サイトの記載が一致していないため、処方されるのが国内承認の先発品なのか、国内では承認されていない後発品なのかを、診察時に確認する必要があります。後者であれば医薬品副作用被害救済制度の対象外となり、重い副作用が生じた場合に公的な救済を受けられません。国内承認品にこだわる場合は、この点を確かめてから申し込むかどうかを判断してください。


貼り薬やガムという選択肢がない


取り扱いが飲み薬のみであるため、体質に合わなかった場合や、運転を伴う仕事などの事情で内服を避けたい場合に、別の方法へ切り替えることができません。複数の選択肢を比較しながら決めたい人にとっては、この点は制約になります。


まとめ払いが前提でキャンセル料が発生する場合がある


プログラムは12週間または24週間をまとめて申し込む形式が基本です。少しずつ様子を見ながら続けるという進め方は想定されていません。口コミでも、短期間で区切って処方を受けようとしたところプランどおりでなければ処方できないと案内された、途中で中止を申し出たものの契約期間分の支払いが必要とされた、といった投稿が見られました。


また、医師の診察が終わったあとに自己都合でキャンセルした場合には診察料が発生します。申し込む前に、プランの期間と総額、中止したくなった場合の取り扱いを確認しておくことが重要です。

自由診療と保険診療のどちらを選ぶべきか

費用だけを見れば保険診療が有利ですが、誰でも保険で受けられるわけではありません。自分が条件に当てはまるかを確認するところから始めます。


保険適用となるための条件


保険で禁煙治療を受けるには、複数の条件を満たす必要があります。フィットクリニックの公式サイトでも、10問の質問によるテストでニコチン依存症と診断されること、35歳以上の場合は1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けたブリンクマン指数が200以上であること、ただちに禁煙したいと考えていること、治療について説明を受けたうえで文書により同意すること、過去1年以内に健康保険での禁煙治療を受けていないことが挙げられています。


喫煙年数が短い若い世代については、喫煙量に関する条件が緩和されている点は知っておくとよいでしょう。一方で、過去1年以内に保険で禁煙治療を受けた人は、期間が空くまで再び保険を使うことができません。


保険診療の費用目安と通院回数


保険診療の禁煙治療は、12週間で計5回の受診が基本です。初回の診察で禁煙を開始する日を決め、その後は決められた間隔で受診し、処方と助言を受けながら進めます。自己負担が3割の人で、12週間の総額はおおむね2万円程度が目安とされています。


注意したいのは、途中で通院が途切れた場合の扱いです。決められたスケジュールどおりに受診できないと保険での治療は中断となり、次に保険を使えるようになるまで一定の期間を空ける必要があります。通い続けられる見通しが立つかどうかが、選択の分かれ目になります。


タイプ別の選び方


条件を満たしていて、指定された回数の通院を続けられる見込みがあるなら、費用面でも制度面でも保険診療が第一候補になります。国内で承認された医薬品を使える点も安心材料です。


一方、過去1年以内に保険で禁煙治療を受けた人、喫煙量の条件に届かない人、通院を続ける時間を確保しにくい人にとっては、保険の枠組み自体が使いにくいものになります。こうした場合に、医師の管理のもとオンラインで受診できる自由診療が治療選択肢の一つとなります。 迷う場合は、まず保険診療を扱う医療機関に相談し、条件に合わなければ自由診療を検討するという順序で考えると整理しやすくなります。

禁煙補助薬の副作用と服用前に確認したいこと

禁煙補助薬は医師の管理のもとで使う医薬品です。効果への期待だけでなく、起こりうる症状も知っておく必要があります。


主な副作用


バレニクリン酒石酸塩を有効成分とする内服薬では、吐き気や不眠、頭痛、便秘、おなかの張り、いつもと違う夢を見るといった症状が報告されています。多くは服用を続けるなかで落ち着くとされていますが、症状の強さや続く期間には個人差があります。


添付文書では、抑うつ気分、不安、焦燥、興奮、行動や思考の変化、気分の変動、攻撃的な言動、敵意、自殺念慮などが報告されていることが記載されています。薬との因果関係は明らかではないとされていますが、こうした症状が現れた場合は服用を中止し、速やかに医師へ連絡することとされています。服用を中止したあとに現れることもあるとされているため、家族など周囲の人にも治療中であることを伝えておくと安心です。


服用を慎重に検討する必要がある人


添付文書では、成分に対して過敏症の既往歴がある人には使用できないとされています。また、統合失調症や双極性障害、うつ病といった精神疾患のある人については、症状の変化に注意しながら慎重に用いることとされています。腎機能が大きく低下している人では、開始する量を減らす対応が必要とされています。


妊娠中や授乳中の人、持病の治療で薬を服用している人は、必ず診察時に申告してください。オンライン診療であっても、医師の判断により処方されない場合があります。


服用中の生活で注意したいこと


内服薬では、めまいや眠気、意識障害が現れ、自動車事故に至った例も報告されているため、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は避けることとされています。仕事で運転が欠かせない人は、この点を必ず診察時に相談してください。フィットクリニックは貼り薬を扱っていないため、運転を続ける必要がある場合は、ほかの選択肢を含めて検討することになります。


もうひとつ見落とされやすいのが、禁煙そのものによって体内での薬の働き方が変わる場合があるという点です。喫煙は特定の代謝酵素の働きを高めるため、禁煙するとその酵素で分解される薬の血中濃度が上がることがあります。テオフィリンやワルファリン、インスリンなどでは、禁煙にともなって量の調整が必要になる場合があるとされています。ほかの医療機関にかかっている人は、禁煙治療を始めることをそちらの主治医にも伝えておきましょう。

フィットクリニックで禁煙治療を受ける流れ

オンラインと対面のどちらを選ぶかで手順が変わります。


オンライン診療の流れ


まず、電話とWEBとLINEのいずれかで希望する日時を予約します。専用アプリを入れる必要はなく、予約自体は数分で完了するとされています。予約した日時になると電話で診察が行われ、既往歴や服用中の薬、禁煙の意向などを確認したうえで、処方する薬とプログラムの期間を決めます。


診察後に決済を済ませると、薬が発送されます。15時までに入金が確認できた場合は最短で即日発送され、地域によっては翌日に届きます。内服薬が届いたあとは、禁煙開始日を決めてその1週間前から服用を始める流れになります。


対面診療の流れ


笹塚の院では予約なしで受診でき、その場で薬を受け取れます。公式サイトによると所要時間は10分程度とされています。オンラインでの手続きに不安がある人や、対面で説明を受けたうえで決めたい人に向いた進め方です。


支払い方法と配送日数の目安


支払い方法は、クレジットカード、銀行振込、代金引換、コンビニ払いから選べます。代金引換には手数料がかかります。来院した場合は、交通系電子マネーやQRコード決済にも対応しているとされています。


配送日数は地域によって異なり、関東や関西などでは発送の翌日、北海道や九州などではさらに1日程度かかるとされています。離島など一部の地域ではさらに日数を要するため、服用を開始したい日から逆算して申し込むと安心です。

他のオンライン禁煙外来と比較するときの視点

オンラインで禁煙治療を扱う医療機関は増えており、料金を並べるだけでは判断が難しくなっています。次の観点をそろえて確認すると違いが見えやすくなります。


処方される薬の位置づけで比べる


最初に確認したいのが、処方されるのが国内で承認された医薬品か、国内未承認の海外製品かという点です。国内未承認の医薬品は医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、料金の差がここに由来している場合もあります。あわせて、飲み薬だけなのか、貼り薬など複数の方法を扱っているのかも比較の材料になります。


総額と追加費用で比べる


診察料の有無だけでなく、送料や手数料、キャンセル時の費用まで含めて総額で比べる必要があります。まとめて申し込む形式と、月ごとに配送を受ける形式でも支払い方が変わります。途中で中止したくなった場合の取り扱いは、申し込み前に必ず確認しておきたい項目です。


サポート体制と対面診療の可否で比べる


副作用が気になったときに、どの手段でどのくらいの速さで相談できるかは、数か月続く治療では重要になります。また、対面での診察が必要と判断された場合に来院という選択肢が残るかどうかも、比べておきたい点です。オンライン専業の医療機関では、別の医療機関を探す必要が生じます。

フィットクリニックの禁煙治療に関するよくある質問

フィットクリニックの禁煙治療は保険適用になりますか


自由診療のため保険は適用されません。保険を使いたい場合は、ニコチン依存症の診断や喫煙歴などの条件を満たしたうえで、保険診療を行う医療機関を受診する必要があります。


<h3>キャンセルすると費用はかかりますか</h3>

薬は何日で届きますか


公式サイトによると、医師の診察が終わったあとに自己都合でキャンセルした場合は診察料3,000円がかかるとされています。一方、医師が診察した結果として処方できないと判断した場合には、診察料はかからないとされています。


薬は何日で届きますか


15時までに入金が確認できた場合、最短で即日発送されるとされています。関東や関西などでは翌日、それ以外の地域ではさらに日数がかかる場合があります。離島など一部の地域では大きく変わるため、公式サイトの地域別の目安を確認してください。


チャンピックスは通販で購入できますか


バレニクリンを有効成分とする禁煙補助薬は医療用医薬品であり、医師の処方が必要です。個人輸入を仲介する事業者もありますが、成分や含有量が表示と異なる偽造品が流通している事例が報告されています。健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、医療機関を通して処方を受けてください。


途中で治療をやめたくなった場合はどうなりますか<


まとめて申し込んだプログラムの取り扱いや返金の可否については、申し込み前に公式サイトの案内や規約で確認してください。口コミでは、途中で中止を申し出たものの契約期間分の支払いが必要と案内されたという投稿も見られます。


禁煙治療中にタバコを吸ってしまったら中止すべきですか


自己判断で服用を中断せず、まずは医師に相談してください。喫煙してしまったことをきっかけに治療そのものをやめてしまうより、状況を共有したうえで続け方を検討するほうが望ましいと考えられます。

フィットクリニックの禁煙治療が自分に合うかを見極めよう

フィットクリニックの禁煙治療は、初診からオンラインで完結し、診察料がかからず薬代と送料だけで済む点を特徴としています。土日祝も受診でき、最短で即日発送に対応しているため、通院の時間を確保しにくい人でも始めやすい設計です。笹塚の院では予約なしの対面診療も選べます。


一方で、自由診療のため費用は全額自己負担となり、プログラムは12週間または24週間をまとめて申し込む形式が基本です。口コミでも、プランの条件や中止時の取り扱いをめぐる行き違いが指摘されていました。また、公式サイトでは処方薬について先発品と後発品の両方の記載が見られるため、実際に処方される製品と、その位置づけを診察時に確認しておく必要があります。


まずは保険適用の条件に当てはまるかを確認し、ご自身の健康状態や通院環境に合わせて、医師と相談しながら適切な診療形態(保険診療または自由診療)を選択することが大切です。申し込む前にプランの期間と総額、中止したくなった場合の扱いを確かめておけば、口コミに見られたような認識のずれは避けやすくなります。

参照リンク

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