大人ニキビの原因とは?繰り返す理由と根本的な治し方を解説

「スキンケアを見直したのに、また同じ場所にニキビができてしまった」「市販薬を使っても繰り返すのはなぜ?」と感じたことはありませんか。
大人ニキビは、思春期のニキビとは原因も仕組みも異なります。乾燥・ストレス・ホルモンバランスの乱れなど、複数の原因が絡み合って発生するため、思春期ニキビと同じケアでは改善しにくいのです。
この記事では、大人ニキビが繰り返す根本的な原因と、原因別の治し方をわかりやすく解説します。「なぜ治らないのか」の理由を理解することで、自分に合った正しいアプローチが見えてくるはずです。
この記事の監修者
国家公務員暇組合連合会虎の門病院救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年国家より公務員連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。東京大学医学部附属病院 総合研修センター講師。東京大学医学部講師。KAKENプロフィール。『早わかり! 救急科診療マニュアル』(共訳者)。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為・医薬品の使用を推奨するものではありません。治療や服薬に関しては必ず医師にご相談ください。
※オンライン診療では触診や精密検査が行えないため、症状によっては対面受診を勧められる場合があります。
※記載の料金・診療時間・処方薬の取り扱い等は2026年5月時点の情報です。最新情報は各クリニックの公式サイトをご確認ください。
そもそも大人ニキビとは?よくある特徴をチェック
大人ニキビは、思春期のニキビとは原因も特徴も異なります。まずは「自分のニキビが大人ニキビかどうか」を判断するために、よくある特徴を確認しておきましょう。具体的には次の5つが挙げられます。
- あごやフェイスラインに繰り返しできる
- 乾燥肌でもニキビができる
- 治りにくく跡が残りやすい
- 急にできることもある
- 大人ニキビと思春期ニキビの違い
それぞれ詳しく見ていきます。
あごやフェイスラインに繰り返しできる
大人ニキビは、あご・口周り・フェイスラインといったUゾーンにできやすいと言われています。Uゾーンは額や鼻のTゾーンと比べて皮脂分泌が少なく乾燥しやすい部位であるため、毛穴が詰まりやすいと考えられています。
同じ場所に繰り返しできてしまう背景には、毛穴の周辺に「微小面皰(へいさめんぽう/マイクロコメド)」と呼ばれるニキビの前段階の状態が存在していることが関係しているようです。日本皮膚科学会のガイドラインでも、微小面皰はニキビの皮疹の周辺に存在することが知られており、これに対する継続的なケアが重要とされています。
「いつも同じ場所にできる」「治ったと思ったらまた同じ場所に出てくる」という経験がある方は、大人ニキビの可能性が高いといえるでしょう。同じ場所に繰り返す原因を理解することが、根本的なケアの第一歩になります。
乾燥肌でもニキビができる
「ニキビ=脂性肌の人がなるもの」という思い込みは、大人ニキビには当てはまりません。乾燥肌の人にも大人ニキビはできると言われています。
肌が乾燥すると、毛包漏斗部(毛穴の入り口付近)の角化が亢進し、皮脂が毛包の内部に貯留しやすくなります。この状態がニキビの発生につながると考えられています。つまり、皮脂が多いからではなく、毛穴の出口が詰まることで皮脂が逃げられなくなる状態が問題なのです。
乾燥肌だからといって保湿を怠ると、この詰まりをさらに悪化させる可能性があります。自分はオイリー肌ではないからと保湿を省いているスキンケアをしている方は、見直す余地があるかもしれません。
治りにくく跡が残りやすい
大人ニキビは軽症であっても瘢痕(ニキビ跡)を残しうる点が、厄介な特徴のひとつです。日本皮膚科学会のガイドラインでは、炎症性皮疹が軽快したあとに、色素沈着・皮膚の陥凹・隆起からなる瘢痕が生じることがあると明記されています。
加えて、加齢によって肌のターンオーバーの周期が遅くなると、できてしまった跡の回復にもより時間がかかるようになると考えられています。
「ニキビ自体は小さいのに、なかなか赤みが引かない」「跡になってしまった」という経験は、このメカニズムによるものと考えられます。早めに適切なケアをすることが、跡を残さないためにも大切です。
急にできることもある
20代後半から40代になっても、突然ニキビが現れるケースがあると言われています。「最近急にニキビができるようになった」という状況も、大人ニキビの特徴のひとつです。
転職や引っ越しなどの環境の変化、慢性的なストレス、ホルモンバランスの変動などが引き金になりうるでしょう。ただし、急にできた場合も、次の章で詳しく紹介するように、複数の要因が重なって発生していることがほとんどです。
「最近急にできるようになった」という場合も、単一の原因ではなく複合的な原因を疑って対処することが重要になります。
大人ニキビと思春期ニキビの違い
思春期ニキビの主な原因は、ホルモン変動に伴う皮脂の過剰分泌と毛穴の詰まりです。一方、大人ニキビは乾燥・ストレス・ホルモンバランスの乱れなど、複数の原因が複雑に絡み合って発生する点で根本的に異なるでしょう。
先述のとおり大人ニキビはUゾーンにできやすいのに対し、思春期ニキビはTゾーンに集中する傾向があります。
この違いを知らずに、思春期ニキビと同じケア(皮脂除去を重視した洗顔など)を続けていると、大人ニキビは改善しにくい可能性があります。2つの違いを整理すると、以下のとおりです。
思春期ニキビ |
大人ニキビ |
|
主な原因 |
皮脂の過剰分泌・毛穴の詰まり |
乾燥・ストレス・ホルモンバランスの乱れなど複数 |
できやすい場所 |
Tゾーン(額・鼻) |
Uゾーン(あご・口周り・フェイスライン) |
肌質との関係 |
オイリー肌に多い |
乾燥肌でも発生する |
繰り返しやすさ |
成長とともに落ち着くことが多い |
同じ場所に繰り返しやすい |
跡の残りやすさ |
比較的回復が早い |
跡になりやすく回復が遅れやすい |
適したケア |
皮脂除去・洗顔中心 |
保湿・生活習慣・内側からのケアも必要 |
思春期ニキビと大人ニキビは、同じ「ニキビ」でも対処法が根本的に違います。自分のニキビの特徴と照らし合わせて、正しいアプローチを選ぶことが改善への近道です。
大人ニキビが繰り返す原因

大人ニキビが何度も繰り返す背景には、複数の原因が絡み合っています。1つの原因を解消しただけでは根本的な改善に至りにくいのは、これらの原因が互いに影響し合っているためです。
それぞれの原因について、詳しく解説します。
女性と男性で異なるホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、性別によって異なるメカニズムで大人ニキビを引き起こすと考えられています。
女性の場合、排卵後から生理前にかけて分泌が増える黄体ホルモン(プロゲステロン)に男性ホルモンに似た作用があり、皮脂分泌を促進すると考えられています。この時期にニキビが悪化しやすいと感じる方が多いのは、このホルモン変動が影響しているためでしょう。
男性の場合は、男性ホルモン(アンドロゲン)の影響により皮脂分泌が多く、角質が厚くなりやすいと考えられています。日本皮膚科学会のガイドラインでも、ニキビは脂質代謝の異常(内分泌的因子)と角化異常が複雑に関与する疾患とされており、ホルモンの影響は男女ともに無視できません。
さらに、ストレスや加齢によってホルモンバランスが崩れると、性別を問わずニキビが発生しやすくなると考えられています。ホルモンの変動は生活のさまざまな場面で起きうるため、大人ニキビが繰り返す主要な原因のひとつとなっています。
肌の乾燥とターンオーバーの乱れ
肌の乾燥は、バリア機能の低下を通じてニキビを引き起こす原因になりうると考えられています。
乾燥によってバリア機能が低下すると、角質が厚くなりやすい状態になります。すると毛穴の入り口が詰まり、皮脂が内部にたまりやすくなります。この環境でアクネ菌が増殖することで、炎症が起きてニキビへと進行するのです。
加えて、加齢に伴いターンオーバーの周期が遅くなると、古い角質がより蓄積しやすくなると考えられています。若いころは自然に剥がれ落ちていた角質が、年齢を重ねるにつれて毛穴を詰まらせやすくなる点が、大人ニキビが繰り返す一因といえます。保湿を怠ることで乾燥が進み、この連鎖がさらに加速してしまいます。
ストレスによる皮脂分泌の増加
ストレスは、ホルモンを介して皮脂分泌を増やし、毛穴詰まりにつながると考えられています。
ストレスを受けると、副腎皮質からコルチゾール(ストレスホルモン)が分泌されます。労働安全衛生総合研究所の資料によると、ストレスを受けてから10~20分ほどの間にコルチゾールの値が2~3倍に増加するとのことです。
コルチゾールは脂肪の分解やタンパク質代謝などに関与するホルモンであり(日本産科婦人科学会)、このホルモン変動が皮脂分泌の増加につながり、毛穴詰まりを引き起こすと考えられています。
仕事や人間関係のストレスが続く時期にニキビが悪化しやすいと感じる方は、このメカニズムが関係している可能性があります。ストレスは「気持ちの問題」にとどまらず、肌に直接影響を与える身体的な要因でもあります。
睡眠不足と肌の再生力の低下
睡眠不足は成長ホルモンの分泌を妨げ、肌の修復力を低下させると考えられています。
厚生労働省のe-ヘルスネットによると、入眠直後の深い睡眠(徐波睡眠)に一致して成長ホルモンの分泌がみられるとされています。
この成長ホルモンが、肌の修復や再生を支える役割を担っているのです。睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が減少すると、肌の回復が妨げられると考えられています。
結果として、ターンオーバーが乱れて古い角質が蓄積しやすくなり、毛穴詰まりにつながる可能性があります。「忙しくて睡眠時間が短い」「夜更かしが続いている」という状況は、肌の再生力を下げてニキビを繰り返す原因になりうるのです。
食生活の偏りと栄養不足
特定の栄養素の不足や、偏った食生活がニキビを悪化させる一因になると言われています。
脂質や糖質の過剰摂取は皮脂の分泌を増加させると言われており、皮脂が多くなれば毛穴が詰まりやすくなります。また、特定のビタミン不足も大人ニキビに影響すると考えられています。
国立健康・栄養研究所の情報によると、ビタミンB2は皮膚や粘膜の保護に関わっており、不足すると脂漏性皮膚炎などを引き起こすことが知られています。ビタミンB6はタンパク質の代謝や皮膚の新陳代謝に関わるとされており、ビタミンCには抗酸化作用やコラーゲン生成への関与があると言われています。
食事の内容はニキビに直結しているとまでは言い切れませんが、栄養バランスの乱れが肌環境の悪化を招く可能性は十分に考えられます。
間違ったスキンケアや外部刺激
大人ニキビを悪化させる原因のひとつに、日常のスキンケアや生活習慣の中に潜む刺激があると言われています。
洗浄力の強い洗顔料や1日に何度も洗顔を繰り返す行為は、必要な皮脂まで奪い、乾燥を招く可能性があると言われています。乾燥が進めば、前述のターンオーバーの乱れや毛穴詰まりを引き起こす悪循環につながりかねません。また、メイクのクレンジング不足は毛穴詰まりの原因になると言われており、丁寧なクレンジングを怠ることは避けた方がよいとされています。
外部刺激としては、マスクの摩擦や髪が顔に触れることが肌のバリア機能を低下させる可能性があると言われています。毎日続く些細な刺激が積み重なることで、肌の防御機能が少しずつ弱まっていく点には注意が必要です。
大人ニキビが全然治らない原因
- 原因が複合的で特定しにくい
- 市販薬が大人ニキビの原因に合っていない
- スキンケアが逆効果になっている場合がある
- ホルモンや体質の問題にセルフケアでは届かない
スキンケアを見直しても、市販薬を試しても、なかなか改善しないことがあります。そのような状況には、大人ニキビ特有の「治りにくい理由」が隠れています。ここでは、大人ニキビが全然治らない原因を4つ解説します。
原因が複合的で特定しにくい
大人ニキビが治らない最大の理由のひとつは、原因が1つではなく複数重なっていることにあります。
前の章で紹介したように、大人ニキビにはホルモンバランスの乱れ・乾燥・ストレス・睡眠不足・食生活の偏り・間違ったスキンケアといった複数の原因があります。実際にはこれらが同時に作用していることが多く、「どれか1つを改善すれば治る」という状況になりにくいのです。
たとえばストレスを減らしても、乾燥や食生活の乱れが続いていれば、ニキビが繰り返す土台はそのままです。また、自分にどの原因が当てはまるかを正確に把握するのは難しく、見当違いのケアを続けてしまうケースも少なくありません。原因の複雑さそのものが、大人ニキビを治りにくくしている根本的な背景といえます。
市販薬が大人ニキビの原因に合っていない
ドラッグストアで手軽に購入できる市販薬では、大人ニキビの根本原因に対処しきれない場合があります。
厚生労働省の資料によると、従来のOTC医薬品(市販の医薬品)では、抗炎症成分や殺菌成分を配合した製剤が使用されてきたとされています。
これらは炎症を抑えたりアクネ菌を減らしたりするうえでは一定の効果が期待できますが、乾燥やホルモンバランスの乱れなど大人ニキビの根本的な原因に直接作用するものではないため、効果が限定的になる場合があります。
表面の炎症が一時的におさまっても、原因が解消されていなければ繰り返す可能性があるでしょう。炎症が強い場合には、皮膚科で処方される治療薬が必要になることもあります。「市販薬を使い続けているのに治らない」という状況は、薬の選択そのものを見直すサインかもしれません。
スキンケアが逆効果になっている場合がある
善意で続けているスキンケアが、大人ニキビを悪化させている可能性があります。
思春期ニキビのケアとして広く知られている「皮脂をしっかり落とす洗顔」は、大人ニキビには逆効果になりかねません。必要な皮脂まで取り除いてしまうことで乾燥が進み、毛穴詰まりを招く悪循環に陥る可能性があります。
また、化粧水や乳液を重ねづけしすぎることで、かえって水分の蒸発を促してしまう場合があると言われています。
さらに、気になるニキビを触ったり潰したりする行為は炎症を悪化させ、ガイドラインでも指摘されているように瘢痕(ニキビ跡)が残りやすくなります。「ケアをしているのに治らない」という方は、そのケア自体が原因になっていないか一度見直してみることをおすすめします。
ホルモンや体質の問題にセルフケアでは届かない
生活習慣の改善やスキンケアだけでは、大人ニキビの原因のすべてにアプローチできない場合があります。
ホルモンバランスの乱れは、睡眠や食事などの生活習慣を整えることである程度改善が期待できる一方で、それだけではコントロールしきれない場合があると考えられています。体質的に皮脂分泌が多い方の場合、スキンケアだけでは抑えきれない可能性もあります。
外側からのケアにはどうしても限界があり、体の内側からのアプローチが必要になるケースも出てくるでしょう。「やれることはすべてやった」という状況でも改善しないのは、内側の原因にケアが届いていないからかもしれません。次の章では、原因別の具体的な治し方を解説します。
大人ニキビの原因別の治し方
大人ニキビを改善するには、自分に当てはまる原因に合ったケアを選ぶことが大切です。ここでは、以下の5つの原因別に対処法を紹介します。
- 乾燥:保湿と洗顔でバリア機能を守る
- ストレス・睡眠不足:生活リズムを整える
- 栄養不足:大人ニキビに必要なビタミンを補う
- スキンケアの間違い:日常の習慣を見直す
- ホルモンの乱れ:セルフケアの限界と皮膚科受診の目安
まずは原因と治し方の対応関係を一覧で確認しましょう。原因別の対処法をまとめました。
原因 |
治し方 |
乾燥 |
セラミド・ヒアルロン酸配合の化粧水・乳液で保湿。1日2回ぬるま湯でやさしく洗顔。ノンコメドジェニックテスト済みの製品を選ぶ |
ストレス・睡眠不足 |
軽い運動や入浴などストレス解消法を習慣化。睡眠は6~8時間を目安に確保。就寝前のスマートフォン使用を控え、規則正しい睡眠リズムを保つ |
栄養不足 |
ビタミンB2(レバー・卵・乳製品)、ビタミンB6(鶏肉・バナナ・マグロ)、ビタミンC(いちご・キウイ・柑橘類)を意識して摂取。脂質・糖質の過剰摂取を控える |
スキンケアの間違い |
クレンジングは肌を擦らずやさしく。肌にやさしい素材のマスクをこまめに交換。髪が顔にかからないようにまとめ、寝具を清潔に保つ |
ホルモンの乱れ |
生活習慣を見直しても改善しない場合は皮膚科を受診。アダパレン・過酸化ベンゾイル等の外用薬や内服薬による治療を検討する |
それぞれどのようなアプローチが有効とされているか解説します。
乾燥:保湿と洗顔でバリア機能を守る
乾燥が原因の大人ニキビには、肌のバリア機能を守る保湿ケアと洗顔方法の見直しが基本とされています。
スキンケアでは、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水・乳液で水分を補うことが推奨されています。これらの成分は肌の水分保持を助け、バリア機能の維持に関わるとされています。洗顔は1日2回程度、ぬるま湯でやさしく行い、必要な皮脂を残すことが基本とされています。
また、ニキビ肌向けの製品を選ぶ際には、ノンコメドジェニックテスト済みのものを選ぶと毛穴詰まりのリスクを減らしやすいと言われています。保湿をしっかり行うことで乾燥による角質の蓄積を防ぎ、毛穴詰まりの予防につながると考えられています。
ストレス・睡眠不足:生活リズムを整える
ストレスや睡眠不足が原因の場合は、生活リズムを整えることが肌環境の改善に役立つと考えられています。
ストレスへの対処としては、自分に合ったストレス解消法(軽い運動や入浴など)を日常的に取り入れることが勧められています。ストレスを完全になくすことは難しくても、意識的に解消する習慣をつくることが大切とされています。
睡眠については、6~8時間を目安に確保し、就寝前のスマートフォンの使用を控えることが望ましいでしょう。厚生労働省のe-ヘルスネットによると、入眠直後の深い睡眠で成長ホルモンが分泌されるとされており、規則正しい睡眠リズムを保つことが肌の修復を助けると考えられています。
毎日同じ時間に眠り、同じ時間に起きる習慣が、成長ホルモンの分泌サイクルを整えるうえでも重要です。
栄養不足:大人ニキビに必要なビタミンを補う
大人ニキビに関わるビタミンとして、先ほど紹介したビタミンB2・B6・Cを食事から意識的に摂ることが大切とされています。それぞれ以下の食品に多く含まれています。
ビタミン |
含まれる食品の例 |
ビタミンB2 |
レバー・卵・乳製品 |
ビタミンB6 |
鶏肉・バナナ・マグロ |
ビタミンC |
いちご・キウイ・柑橘類 |
また、脂質や糖質の過剰摂取を控え、バランスのよい食事を心がけることが大切とされています。特定の食品に偏らず、これらのビタミンを日々の食事から継続的に摂ることが、肌環境の改善につながると考えられています。
スキンケアの間違い:日常の習慣を見直す
スキンケアや日常習慣の見直しは、大人ニキビの悪化を防ぐうえで重要とされています。
クレンジングはメイクをしっかり落としつつ、肌を擦らないようにすることが勧められています。強い摩擦はバリア機能を低下させるため、やさしくなじませて落とすのがよいでしょう。
マスクについては、肌にやさしい素材のものを選び、こまめに交換することが推奨されています。長時間同じマスクを使い続けると、摩擦や蒸れによる刺激が蓄積しやすくなります。
そのほか、髪が顔にかからないようにまとめることや、枕カバーなどの寝具を清潔に保つことも一般的に勧められています。日常のなかで繰り返される小さな刺激を減らすことが、大人ニキビの改善につながります。
ホルモンの乱れ:セルフケアの限界と皮膚科受診の目安
生活習慣を見直してもニキビが改善しない場合は、皮膚科への受診を検討することが大切です。
皮膚科では、アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬が第一選択とされています。日本皮膚科学会のガイドラインでも、軽症であっても早期の治療により瘢痕が予防できることを示唆するデータが示されているとされています。「まだそこまでひどくない」と思っていても、早めの受診を検討してみてください。
炎症がひどい場合や同じ場所に繰り返す場合は、セルフケアの限界と判断して専門家に相談することをおすすめします。
DMMオンラインクリニックでは美容内服について、自宅から医師に相談できます。通院不要でオンライン診療を受けられるため、忙しい方や皮膚科への受診をためらっている方でもオンラインで始められます。
セルフケアで治らない大人ニキビには内服治療という選択肢
スキンケアや生活習慣の改善を続けても、大人ニキビが繰り返す場合があります。その理由のひとつが、外側からのケアだけでは届かない原因が体の内側にあることです。ここでは、内服治療という選択肢について解説します。
外側からのケアでは届きにくい原因にもアプローチが期待できる
外用薬やスキンケアは肌の表面に作用するものであり、体の内側の状態には直接働きかけにくいと考えられています。
ホルモンバランスの乱れや体内の栄養状態は、どれだけ丁寧にスキンケアをしても、外側からのケアだけでは直接改善しにくい部分です。たとえばビタミンB2は皮膚や粘膜の保護に関わっており、内服によって補うことで体内の栄養状態に働きかけることができます。
こうした体の内側の原因に対処することで、繰り返すニキビの改善が期待できるでしょう。「外側のケアはしっかりしているのに治らない」という方にとって、内服治療は根本原因へのアプローチとして検討する価値がある選択肢といえるでしょう。
複数の原因に同時にアプローチしやすい
内服治療の利点のひとつは、大人ニキビの複合的な原因に対して同時にアプローチしやすい点です。
ここまで紹介してきたビタミンB2やB6は、それぞれ皮膚の保護やターンオーバーに関わるとされています。これらを組み合わせた内服により、大人ニキビの複合的な原因に同時に対処しやすくなるでしょう。
セルフケアで複数の原因に対処しようとすると、保湿・食事・睡眠・ストレスケアをそれぞれ個別に管理する必要があります。内服であれば、これらの栄養面での原因に一括して対処できる点がメリットとして挙げられます。「個別にケアを続けるのが難しい」という方にとっても、取り組みやすい方法といえるでしょう。
オンライン診療で自宅から手軽に始められる
内服治療はハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、オンライン診療を利用すれば自宅から始めることができます。
オンライン診療では、自宅にいながら医師の診察を受け、内服薬を処方してもらうことが可能です。通院の時間や手間がかからないため、忙しくてなかなか病院に行けない方でも継続しやすい点が特徴です。
また、「皮膚科に行くほどでもないかも」「受診するのが少し恥ずかしい」と感じてためらっている方にとっても、心理的なハードルが低い選択肢になりうるでしょう。スマートフォンひとつで診察から処方まで完結できる手軽さが、継続しやすさにつながっています。
DMMオンラインクリニックの美容内服で大人ニキビをケア
セルフケアで改善しない大人ニキビに悩んでいる方に向けて、DMMオンラインクリニックの美容内服を紹介します。ニキビのお悩みに特化したプランが用意されており、自宅から手軽に始められます。
DMMオンラインクリニックには、ニキビ専用の「ニキビプラン」があります。目的や症状に合わせて3つのセットから選べる構成になっており、それぞれの内容と料金は以下のとおりです。
セット名 |
内容 |
料金(月あたり) |
治療・予防セット |
ビタミンB群+アダパレンゲル |
2,475円~ |
跡改善セット |
ビタミンB群+シナール(ビタミンC) |
3,410円~ |
トータル治療セット |
ビタミンB群+シナール+アダパレンゲル |
4,400円~ |
※料金は2026年時点の税込価格です。別途配送料550円がかかります。
※公的医療保険が適用されない自由診療です。
※医師の判断により処方できない場合があります。
診察料は0円で、24時間オンライン診療に対応しています。忙しい方でも受診しやすいのが特徴です。。なお、効果を実感するには最低でも1~3ヶ月の継続が推奨されているとのことです。
各プランの詳しい内容や最新の料金については、公式サイトでご確認ください。
DMMオンラインクリニック 美容内服では、ニキビの悩みに合わせたプランを自宅から始められます。診察料0円・24時間対応で、まずは気軽に相談してみてください。
大人ニキビの原因に合った対策で根本から改善しよう
大人ニキビが繰り返す背景には、乾燥・ストレス・ホルモンバランスの乱れ・睡眠不足・食生活の偏り・間違ったスキンケアといった複数の原因が絡み合っています。思春期ニキビとは原因も仕組みも異なるため、同じケアを続けても改善しにくいのはそのためです。
市販薬やスキンケアだけでは届かない原因があると感じたら、体の内側からアプローチする内服治療を検討してみてください。DMMオンラインクリニックでは、ニキビ専用の「ニキビプラン」を用意しており、診察料0円・24時間対応のオンライン診療で自宅から始められます。
繰り返すニキビに悩み続けるより、原因に合った対策を取ることが根本的な改善への近道です。
セルフケアで治らない大人ニキビには、内側からのアプローチを試してみましょう。DMMオンラインクリニック 美容内服なら、自宅からオンラインで診察を受けてニキビケアを始められます。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的として作成されたものであり、医師による診断・治療の代替となるものではありません。記事中で紹介した対策や治療法の効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。実際の治療や医薬品の服用にあたっては、必ず医師の診察を受け、ご自身の体質・症状に合わせた判断を仰いでください。服用中に体調の異変を感じた場合は、自己判断で中止・継続せず、速やかに処方医または最寄りの医療機関へご相談ください。
参考:
日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」
第34回 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議 議事次第
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