ピル服用中の妊娠確率は?|注意点や正しい服用方法を医師が解説

「ピル服用中の妊娠確率はどのくらい?」
「ピルを服用していればコンドームなしでも妊娠しない??」




上記のように考えているのではないでしょうか。




結論として、ピルを服用しても妊娠確率は「ゼロ」になりません。




妊娠する確率はさまざまな要因で左右されるからです。




そこでこの記事では、以下の内容を解説していきます。





  • ピル服用中の妊娠確率

  • ピル服用中に妊娠確率を上げる要因

  • ピル服用で妊娠確率を下げる方法




この記事を読むと、ピルの正しい服用方法がわかり、妊娠確率を下げられます。



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ピル服用中の妊娠確率は0.1~5%


ピルは高い避妊効果をもつ薬で、飲み忘れなどを考慮した場合の妊娠率でも「約5%」といわれています(※1)。


正しく服用した場合の妊娠率はさらに低く、わずか「0.1%」にまで下がり、1000人の女性が1年間ピルを服用した場合、1人しか妊娠しない計算です(※2)。


一方コンドームによる妊娠率は、


  • 一般的な使用:18%
  • 理想的な使用:2%


であり、低用量ピルがほかの避妊方法と比べて、高い避妊効果をもっているとわかります(※3)。


ピル服用中に妊娠確率を上げる要因3つ


前述したとおり正しく服用すれば「99.9」%以上の避妊効果があるピルですが、大きく分けて以下3つの要因によって効果が小さくなる可能性があります。



順番に見ていきましょう。


飲み忘れ


服用時間が前後したり、完全に飲み忘れたりすると、十分な避妊効果が得られない可能性があります。


飲み忘れた場合は、気づいた時点で飲み忘れた1錠をすぐに服用し、当日分のピルについては、いつも服用している時間に飲みましょう(※4)。


ただし、一度で「2錠以上」は飲まないようにしてください。


頭痛や吐き気といった副作用が現れやすくなるためです。


ピルの種類によっては、飲み忘れたときの服用法が異なる場合があるため、医療機関で確認してください。


飲み忘れを防ぐためには、毎日決まった時間に服用する習慣をつけるとよいでしょう。


アラームを設定したり、ピルケースを常に携帯するなどの工夫も効果的です。


他剤の服用


ほかの薬との飲み合わせによっては、十分な効果を得られない場合もあります。


薬だけでなく、サプリメントもピルの効果に影響を与える可能性があるため注意が必要です。


ピルの服用で十分な効果を得るための対策として、医療機関を受診する際には、ピルを服用している旨をかならず伝えるようにしましょう。


また市販薬やサプリメントを使用する際も、自己判断で服用せずに、医療機関で相談することが大切です。


薬局やドラッグストアの薬剤師に確認してもよいでしょう。


消化管の不調


ピルは、服用後に適切に吸収されて初めて避妊効果を発揮します。


しかし嘔吐や下痢といった消化管の不調が発生した場合、十分に身体へ吸収されず、避妊効果が低下する可能性があるのです。


継続的に消化管の不調がある場合は、医療機関で相談のうえ、ほかの避妊方法への切り替えを検討する必要があります。


ピル服用で妊娠確率を下げるには服用法の遵守が必須


ピルは正しい服用法を遵守すれば「99%以上」と、高い避妊効果を発揮します。


本来の効果を十分に発揮するためにも、毎日決まった時間に服用する習慣をつけましょう。


たとえば以下のような工夫で、ピル服用の習慣化ができます。


  • 「就寝前」「朝食後」など、私生活に組み込みやすい時間帯に服用
  • スマートフォンの「アラーム機能」を活用
  • ピルケースを目につきやすい場所に置く


意識しなくても、自然に服用できる習慣を身に付けましょう。


ピルの妊娠確率に関するよくある質問3つ


ここではピルの妊娠確率について、よくある3つの質問をまとめました。


順番に見ていきましょう。


ピルを飲んだらコンドームをしなくていい?


ピルを飲んでもコンドームはしてもらいましょう。


ピルに避妊効果はありますが、性感染症を防ぐ働きは備わっていないためです。


避妊以外の効果はある?


  • 月経痛の緩和
  • 月経量の減少
  • にきびの改善


など、さまざまな効果があります。


旅行中に時差がある場合はどうする?


普段服用しているタイミングに合わせることが推奨されます。


通常の服用と同じく、1日以上の間隔が空かないように注意しましょう。


DMMオンラインクリニックなら自宅で定期的にピルを受け取れる


ピルは正しく服用すれば「99%以上」の避妊効果があり、一般的なコンドームの避妊率が「82%」程度であることと比較しても、その効果の高さは明らかです。


本来の避妊効果を得るためにも、


  • 飲み忘れ
  • 他剤との飲みあわせ
  • 消化管の不調


には注意しましょう。


なかでも「飲み忘れ」については、自身でも対策できます。


今回紹介した「アラームの活用」「習慣化」を取り入れ、ピルの効果を十分に発揮させましょう。DMMオンラインクリニックのようなオンライン診療サービスを利用すれば、自宅にいながら定期的にピルの受取が可能です。医師への相談と処方箋の入手がスムーズになるため、より安全・確実に避妊対策できる環境が整えられますよ。


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【参考文献】
(※1,2)厚生労働省「経口避妊薬(OC)の有効性についてのとりまとめ」
(※3)J-STAGE|東京大学(大須賀 穣),バイエル薬品株式会社(秋山 紗弥子)ほか「日本における予定外妊娠の医療経済的評価」医療と社会 2019年29巻2号p.295-311
(※4)東京大学医学部附属病院「月経対策をしてコンディションを整えよう!」

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