多汗症治療ができるおすすめオンライン診療10選と多汗症のお薬・治療法・クリニックの選び方を徹底解説
「緊張すると手汗が止まらない」
「人前に出ると脇汗が気になる
とお悩みの方は、多汗症かもしれません。大量の汗によって、精神的なストレスや不安が引き起こされ、QOL(生活の質)の低下を招きます。
この記事では、多汗症治療に対応したおすすめのオンライン診療クリニック10選をご紹介します。
多汗症治療で用いられるお薬の種類や治療法、そして自分に合ったクリニックの選び方まで、分かりやすくまとめました。「忙しくて通院できない」「人知れず多汗症治療をしたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
国家公務員暇組合連合会虎の門病院救急科部長
東京大学医学部救急医学 非常勤講師
軍神 正隆(ぐんしん まさたか)
1995年長崎大学卒業。亀田総合病院臨床後研修、東京大学医学部救急医学入局。米国ピッツバーグ大学UPMCメディカルセンター内科、カリフォルニア大学UCLAメディカルセンター救急科、米国ジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ校公衆衛生学MPH大学院を経て、東京大学医学部救急医学講師。日本救急医学会認定救急科専門医・指導医。2019年国家より公務員連合連合会虎の門病院救急科部長(現職)。
【目次】
多汗症のオンライン診療ができるおすすめクリニック10選
多汗症のお薬を処方できるオンライン診療10院の価格や特徴を比較しました。
DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックでは、発汗の働きを抑えて過剰に出る汗を止めるお薬を5種類処方しています。
月額約3,960円~19,000円、1日あたり658円(税込)から利用でき、かかる料金はお薬代と送料550円(税込)のみで、診察料はずっと無料です。
わき・手のひら・足のうらの局所多汗症に対応。処方薬は症状や部位に合わせて選べます。
「飲む薬」「塗る薬」「拭く薬」の3タイプで、代表的なものは以下の通りです。
- エクロックゲル5%(わき用/塗る)
- ラピフォートワイプ2.5%(わき用/拭く)
- アポハイドローション20%(手足用/塗る)
- ほかプロ・バンサイン(内服薬)、防己黄耆湯(漢方)
診察後、最短当日発送で薬が手元に届き、東京23区・大阪市なら3時間以内のバイク便も選択可能です。
内服薬 |
プロ・バンサイン:4,400円 |
外用薬 |
エクロックゲル:13,750円 |
診察料 |
無料 |
送料 |
550円 |
診察方法 |
ビデオ通話 |
診療時間 |
24時間 |
支払い方法 |
クレジットカード・DMMポイント・PayPay |
予約方法 |
WEB |
※価格は1ヵ月単月購入の税込料金です。
おうち病院

おうち病院は、保険診療を主としてさまざまな診療科を取り扱っているオンライン診療専門サービスです。多汗症治療では、プロ・バンサインという内服薬のほか、3種類の塗り薬で汗のお悩みに対応します。
LINE公式アカウントの友だち追加後、メニュータブから予約して問診を記入し、診療が始まります。お薬の受取は、ご自宅への配送のほか提携薬局での受取も可能です。
朝8時から夜10時まで年中無休で診察が可能なため、出勤前や仕事終わりのスキマ時間を有効活用できるでしょう。
お薬の処方後24時間は、無料で医師への相談ができるため、お薬の副作用や使用方法について不安があってもすぐに解決できる点が嬉しいポイントです。
内服薬 |
プロ・バンサイン錠15mg |
外用薬 |
ラピフォートワイプ 2.5% |
診察料 |
保険診療費+1,100円 |
送料 |
お薬おうち便は500円 |
診察方法 |
ビデオ通話、チャット |
診療時間 |
8時から22時まで |
支払い方法 |
クレジットカード |
予約方法 |
WEB |
ファストドクター
デジタルクリニック

デジタルクリニックは、24時間365日対応のオンライン医療サービスです。多汗症治療では抗コリン薬内服や外用薬(エクロックゲルや塩化アルミニウム溶液)を中心に、複数のプランからご自身の好みに合わせたお薬を選択できます。
多汗症プランには、手汗に特化した手汗プランがある点が特徴です。
多汗症について対面で相談しにくい方でも、24時間好きな場所からオンラインで相談できるため精神的な負担を軽減できます。
多汗症のお薬は6つの処方薬と1種類の漢方薬を取り揃えていて、症状や部位に合わせて処方します。
診療は24時間年中無休で受け付けており、チャットでの相談もいつでも可能であるため、急な需要にも対応しやすいでしょう。
多汗症プラン |
治療プラン:8,500円 |
診察料 |
初診料:1,650円 |
送料 |
550円 |
診察方法 |
ビデオ通話 |
診療時間 |
24時間 |
支払い方法 |
クレジットカード、デビットカード、医療ローン |
予約方法 |
WEB |
渋谷スクランブル皮膚科

渋谷スクランブル皮膚科は渋谷駅近の利便性抜群の皮膚科で、多汗症治療においては内服薬・外用薬・ボトックス注射と複数の治療法を提供しています。
オンライン診療も行っており、全身、ワキ、手のひらなど部位によって処方されるお薬の種類が異なります。お薬の種類は医師が判断するため、希望のお薬がある場合は診療時に相談しましょう。
お薬の料金は公開されていないため、費用感を知りたい場合は診療前に問い合わせておくのがおすすめです。
オンライン診療は、渋谷スクランブル皮膚科公式ホームページ内のオンライン診療へのリンクから予約すると、予約時間30分前にメールにオンライン診療へのリンクが送られてくる診療スタイルです。
多汗症治療を幅広く提供し、多汗症で悩む人々の生活の質を大きく向上させるクリニックとしておすすめです。
多汗症プラン |
ワキの多汗症 外用薬:エクロックゲル、ラピフォートワイプ |
診察料 |
オンライン診療利用費として800円 |
送料 |
自宅配送は無料 |
診察方法 |
ビデオ通話 |
診療時間 |
月~金曜日:11:00~14:00/15:30~20:00 |
支払い方法 |
各種クレジットカード、電子マネー、QR決済 |
予約方法 |
WEB、LINE、電話 |
たわらクリニック

たわらクリニックは、医療法人東横会の運営する自費診療専門のオンライン診療です。処方されるお薬はすべて認可を受けた国内メーカー製のもので、品質が高くリスクも少ない点が特徴です。オンライン診療という限られた環境の中でも安心してお薬を服用できるでしょう。
多汗症では、プロバンサインの1種類を処方しています。60錠と100錠のセットがあり、100錠セットだと1錠あたり121円で割安です。
料金やお薬に関してなど、わざわざ診療を受けるほどでもない疑問はメールやチャットでのやりとりも可能です。
オンライン診療は、CLINICSという診療アプリで行います。お薬代が11,000円(税込)以上の方は、診察料が無料になります。
多汗症のお薬 |
プロバンサイン15mg錠 60錠:7,700円 |
診察料 |
1,100円 |
送料 |
無料 |
診察方法 |
CLINICS(アプリ) |
診療時間 |
月・水・金曜日: 20:00~22:00 |
支払い方法 |
各種クレジットカード |
予約方法 |
CLINICS(アプリ)経由 |
ウチカラクリニック

ウチカラクリニックは、多汗症をはじめ皮膚科領域の疾患をオンラインで診療できるクリニックです。主に保険診療を取り扱い、多汗症治療も保険適用内で行います。
多汗症のお薬は、症状や部位に合わせて医師がフレキシブルに組み合わせたオーダーメイド治療が特徴です。
医師は予防医学や産業医としても活躍しており、症状に応じた生活習慣の指導も行い、多汗症の悩みを包括的にサポートしています。
オンライン診療はご希望の日時を選択して予約した後に送られてくるアプリをインストールし、アプリ内で診療や決済が完了するため、インターネット操作が苦手な方でもスムースに利用できるでしょう。
ウチカラクリニックの多汗症外来は、皮膚科から予約します。
多汗症のお薬 |
エクロックゲル5% |
診察料 |
980円前後 |
送料 |
宅薬便利用で無料 |
診察方法 |
アプリ |
診療時間 |
月~金曜日:7:00~9:00/9:00~22:00 |
支払い方法 |
各種クレジットカード |
予約方法 |
LINE |
アフロートオンラインクリニック

アフロートオンラインクリニックは、24時間WEB予約が可能で土日祝日も診療を行うオンライン専門クリニックです。多汗症治療に対しては、脇汗に効果が高いエクロックゲルを中心に処方し、自宅で手軽に継続治療が可能です。
お薬の配送料はご自宅への配送であれば全国一律500円(税込)で、追加料金400円(税込)でご自宅以外の郵便局、コンビニ、宅配ロッカー、そのほかご指定の住所で受取れます。
多汗症のメニューは保険診療も可能ですが、保険診療の場合は診察料・システム利用料・配送料として一律2,300円がかかります。
お薬はセットのほかに、単剤での購入も可能です。
問診票の記入やお薬の再購入はLINEから簡単にできるため、オンライン診療に慣れていない方でも使いやすいオンラインクリニックです。
お薬セットの価格 |
内服セット:750円 |
診察料 |
保険診療は診察料・システム利用料・配送料込みで2,300円 |
送料 |
350円 |
診察方法 |
ビデオ通話 |
診療時間 |
11:00~20:00 |
支払い方法 |
各種クレジットカード |
予約方法 |
WEB |
東京オンラインクリニック

東京オンラインクリニックはオンライン診療専門のクリニックで、多汗症の保険診療も行っています。
多汗症治療では、脇汗セットや内服セットなどの治療プランが保険診療でできる点が特徴です。
お薬の再購入は再診が必要なく、LINEから即時購入が可能です。お薬の定期配送は解約や休止が簡単にでき、お薬価格は15~20%引きになるため単月購入よりもお得です。
自費診療は送料350円(税込)で診察料無料すが、保険診療の場合はお薬代のほかに診察料・システム利用料・配送料として2,300円(税込)かかります。
アポハイドローション20%、プロ・バンサイン、ラピフォートワイプ、エクロックゲル20は、単剤での処方も可能です。
LINEや各SNSでは、お得なキャンペーン情報を配信しているのでこまめにチェックしましょう。
お薬セットの価格 |
内服セット:750円 |
診察料 |
保険診療は診察料・システム利用料・配送料込みで2,300円 |
送料 |
350円 |
診察方法 |
ビデオ通話 |
診療時間 |
11:00~20:00 |
支払い方法 |
各種クレジットカード |
予約方法 |
WEB |
ミライメディカルクリニック

ミライメディカルクリニックは、美容皮膚科やダイエットなどお薬の処方をメインとしたオンライン診療を専門に行っているクリニックです。
決まったお薬の希望がある場合は、オンラインショップからお薬を選ぶとオンライン診療を受けられます。オンラインショップ内のお薬を購入する場合もオンライン診療を受ける必要がある点に注意が必要です。
欲しいお薬を選ぶと、自動でオンライン診療の予約画面に飛びます。
多汗症のお薬は、プロ・パンサインを処方しています。
診療科によっては対面での診療も受け付けています。対面の場合は東京都世田谷区にクリニックがあります。オンライン診療と対面診療の組み合わせで、忙しい方でも手短かに処方薬を受取れ健康管理もできる点が魅力のオンライン診療サービスです。
プロパンサイン15mg |
4,064円(90錠) |
診察料 |
要問い合わせ |
送料 |
要問い合わせ |
診察方法 |
ビデオ通話 |
診療時間 |
18:00~23:30 |
支払い方法 |
各種クレジットカード |
予約方法 |
WEB |
オンライン診療の多汗症処方薬の価格一覧
ご紹介したクリニック10院の、多汗症処方薬の価格を比較しました。
オンライン診療サービス |
内服薬 |
外用薬 |
診察料 |
送料 |
プロ・バンサイン:4,400円 |
エクロックゲル:13,750円 |
0円 |
550円 |
|
おうち病院 |
プロ・バンサイン錠15mg |
ラピフォートワイプ 2.5% |
保険診療費+1,100円 |
お薬おうち便は500円 |
ファストドクター |
抗コリン剤 |
原発性腋窩多汗症治療剤 |
09:00~19:00:990円~ |
100円 |
デジタルクリニックグループ |
8,500円 |
脇汗プラン:13,000円 |
初診料:1,650円 |
550円 |
渋谷スクランブル皮膚科 |
プロバンサイン |
エクロックゲル |
800円 |
自宅配送は無料 |
たわらクリニック |
プロバンサイン |
ー |
1,100円 |
0円 |
ウチカラクリニック |
10日分:8,250円 |
2容器で1回分:10,450円 |
なし |
|
アフロートオンラインクリニック |
プロバンサイン錠15mg |
エクロックゲル5% |
980円前後 |
宅薬便利用で無料 |
東京オンラインクリニック |
内服セット:750円 |
脇汗セット:2,230円 |
保険診療は診察料・システム利用料・配送料込みで2,300円 |
要問い合わせ |
ミライメディカルクリニック |
プロパンサイン90錠4,064円 |
要問い合わせ |
要問い合わせ |
要問い合わせ |
※記載は全て税込価格
※2025年6月時点の情報です
オンライン診療でできる多汗症治療の種類

多汗症は、日常生活に支障をきたすこともあるつらい症状ですが、オンライン診療でも治療が可能です。オンライン診療では、処方薬を主として多汗症に対処します。
オンライン診療でできる多汗症治療
- 外用薬
- 内服薬
- 漢方薬
外用薬
多汗症の治療において、手軽に使用できるのが外用薬です。汗をかきやすい部位に直接塗布するタイプの薬で、制汗作用のある成分が汗腺に作用して発汗を抑えます。
主な成分は塩化アルミニウムで、軽度から中等度の多汗症に有効です。塗布のタイミングや使用頻度など、医師の指導のもとで正しく使うことが大切です。
内服薬
外用薬で効果が不十分な場合、内服薬の服用を検討します。多汗症の内服薬には、交感神経の働きを抑えて発汗を抑制する作用があります。
代表的な内服薬は、プロバンサインです。飲み薬であるため、全身性の多汗症にも効果が期待できます。
副作用として口の渇きや便秘、眠気などが出ることがあるため、医師の診察を受けながら使用しましょう。
漢方薬
多汗症には体質や精神的ストレスが関与していることもあり、漢方薬による治療が効果的な場合もあります。
代表的な処方には「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」や「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などです。漢方薬は、自律神経のバランスを整えることで発汗を抑える効果が期待できます。
漢方薬は体質に合う・合わないがあるため、医師に相談しながら使用することが大切です。オンライン診療でも漢方薬の処方に対応しているクリニックが増えており、自宅で手軽に受取れます。
処方薬以外の多汗症治療

処方薬だけで効果が不十分な場合には、物理的に毛穴や汗腺へ直接施術する治療法を検討します。対面のクリニックでは、患部に直接施術する物理治療が可能です。
ボトックス注射やイオントフォレーシス、外科的手術などがあり、専門の医療機関で施術を受けられます。
そのほかの多汗症治療
- ボトックス注射
- イオントフォレーシス
- 外科手術
ボトックス注射
ボトックス注射は、ワキや手のひらなどの多汗症に用いられる治療法です。
汗腺を刺激する神経の働きを一時的にブロックし、発汗を抑えます。効果は通常4~6カ月程度持続します。痛みやダウンタイムが比較的少ないため、日常生活への支障も少なく、繰り返しの治療で快適さを維持しやすいでしょう。
定期的な施術が必要で費用が高額になる場合があり、ほとんどの場合保険も適用されません。
オンライン診療では対応できないため、ボトックス注射を希望する方は対面の美容クリニックや自費診療クリニックに行きましょう。
イオントフォレーシス
イオントフォレーシスは、手足の多汗症に対して用いられている治療法です。
手や足の多汗症のある部位を水道水に浸し、その中に微弱な直流電流を流して発汗を抑える方法です。通電時に生じる水素イオンが汗を出す汗腺(エクリン汗腺)の分泌部に作用し、汗の出口である汗孔が狭くなることで発汗量を減らすと考えられています。
効果は個人差がありますが、週1~2回の治療で改善が見込めるといわれています。保険が適用される場合もあるため、費用面も含めて医師に相談するとよいでしょう。オンライン診療では相談や治療法の提案はできますが、施術自体は対面の診療が必要です。
外科手術
重度の多汗症でにおいも強い場合は、外科手術を検討します。
主な手術は、交感神経を切除または遮断する胸腔鏡下交感神経遮断術(ETS)です。脇の下に数ミリの小さな穴を開けて胸腔鏡を挿入し、交感神経の一部を切除して発汗を抑えます。
代償性発汗という手術部位以外の背中や大腿部、頭部などで発汗が増える副作用が起こる可能性があるため慎重な検討が必要です。
外科手術は、処方薬やボトックス注射の効果が不十分で、日常生活に著しい支障をきたす場合に限られます。
オンライン診療で多汗症治療をする3つのメリット

オンライン診療なら病院へ行く時間が取れない方や、対面の相談に抵抗がある方でも、気軽に治療を始められる点がメリットです。
オンライン診療で多汗症治療をするメリット
- 継続しやすい
- 時間や場所に縛られない
- 感染リスクが低い
継続しやすい
オンライン診療であれば、自宅から医師の診察を受けられるため、時間的負担が軽減され、無理なく治療を続けやすいでしょう。
多汗症の治療は継続が必要な治療も多いですが、通院の手間や時間がネックになることがあります。
定期的な診察やお薬の処方もオンラインで完結するケースが多く、仕事や育児などで忙しい方でも継続的な治療が可能です。続けることが治療効果の鍵となる多汗症において、継続しやすさは非常に大きなメリットです。
時間や場所に縛られない
オンライン診療は、インターネット環境があればどこからでも受診できるのが魅力です。
自宅はもちろん、職場の休憩時間や旅行先でも診察を受けられるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な受診が可能です。
クリニックによっては、土日祝や夜間にも対応しているところがあり、家族が寝た後や早朝のスキマ時間を活用できます。時間や場所の制約を受けずに受診できるため、治療のハードルが下がり、結果的に多汗症のストレスを軽減できるでしょう。
感染リスクが低い
風邪やインフルエンザ、その他の感染症が流行している時期でも、オンライン診療は感染リスクを避けられます。
オンラインであれば人混みに出る必要がなく、病院でほかの患者に接触する機会もないため、安心して治療を受けられるでしょう。
免疫力が低下しやすい方や、高齢・乳幼児のご家族がいる家庭でも、感染リスクを最小限に抑えつつ必要な医療が受けられる点は大きなメリットです。
オンライン診療で多汗症治療をする3つのデメリット

オンライン診療は便利ですが、すべての治療に対応できるわけではありません。対面診療が必要なケースもあるため、その点を理解した上で活用しましょう。
オンライン診療で多汗症治療をするデメリット
- 直接施術を受けられない
- 決済もネットが基本
- 直接の診断ができない
直接施術を受けられない
ボトックス注射や外科手術など、医師の施術が必要な治療はオンライン診療では対応できません。物理的な治療が必要と判断された場合は、対面診療を行う医療機関を受診しましょう。
オンライン診療はお薬の処方が中心となるため、重度の多汗症の方には不向きな場合もあります。
まずは処方薬から試して、効果が出ない場合はボトックス注射や外科手術を検討しましょう。
決済もネットが基本
オンライン診療では、診察料やお薬代の支払いもすべてインターネット上で完結します。
クレジットカード決済に対応しているクリニックが多く、クリニックによってはデビットカードやスマホ決済にも対応しています。
診療後に送られてくるメールやアプリの案内に従って手続きすれば、すぐに決済が完了するでしょう。インターネット決済に慣れていない方も、サポートが充実しているクリニックを選べば安心です。
直接の診断ができない
オンライン診療では、医師が直接患部を視診・触診することができません。多汗症の場合、症状の程度や影響部位の確認が難しいため、問診や写真、ビデオ通話による説明が重要になります。
症状の重さによっては、より正確な診断のために対面診療をすすめられる場合もあります。また、甲状腺異常や糖尿病などほかの病気が原因で汗が増えているケースもあるため、必要に応じて血液検査などが必要になることもあるでしょう。
後悔しない多汗症治療のために知っておきたい、オンライン診療の選び方4つ

オンライン診療で多汗症治療を成功させるために、重視すべきクリニック選びのポイントを4つ解説します。
多汗症治療でオンライン診療を選ぶポイント
- 診療可能な時間帯やサポート体制
- 保険適用や費用の明確さ
- オンライン診療の手順と使いやすさ
- お薬の種類
診療可能な時間帯やサポート体制
診療時間が長く、診療時間外のサポート体制が整っているクリニックを選びましょう。
土日祝日や夜間に診療しているクリニックであれば、仕事や用事が忙しくても無理なく診療を受けられます。
オンライン診療の操作方法がわからないときや急な体調変化があったときに備えて、サポート体制が整っているかも確認しましょう。電話・チャット・メールなど複数の連絡手段があると安心です。
DMMオンラインクリニックでは、24時間365日診療を受けられ問い合わせも こちら のページから受け付けています。
保険適用や費用の明確さ
多汗症の治療において、保険が適用されるかどうかはクリニックごとに異なります。
オンライン診療の場合は自由診療となることが多く、保険証が使えないケースも少なくありません。そのため、診察料や薬代、配送料などの費用が明確に表示されているかを事前に確認することが大切です。
不明瞭な費用設定だと、思わぬ出費が発生する可能性も。DMMオンラインクリニックのように、料金が明確で診療前に総額がわかるシステムであれば、安心して利用できます。
オンライン診療の手順と使いやすさ
オンライン診療をスムーズに進めるためには、予約から診療、支払い、お薬の受取りまでの流れが簡単で使いやすいことが大切です。
DMMオンラインクリニックでは、スマホやパソコンから24時間いつでも医師の診療が受けられます。問診もオンラインで完結し、ビデオ通話で医師の診察を受けた後、お薬は自宅に郵送されます。
初めての方でも迷わず利用できるよう、画面の案内やサポートが充実しており、治療へのハードルを下げてくれます。
お薬の種類
オンライン診療で処方される多汗症のお薬には、内服薬・外用薬・漢方薬があります。
内服薬は、プロバンサインなどの抗コリン薬です。外用薬は塩化アルミニウムを含むものが多く、ワキや手のひらなど部位別に使用します。漢方薬は体質やストレスに起因する症状に対応します。
クリニックによって取り扱っているお薬が異なるため、症状や希望に合った薬を処方してもらえるか確認することが大切です。
オンライン診療による多汗症治療についてのよくある質問
ここでは、多汗症のオンライン診療に関するよくある疑問にお答えします。
多汗症のオンライン診療に関するよくある質問
- 保険は適用されますか?
- 初診からオンラインで診てもらえますか?
- お薬はいつ届きますか?
- 副作用が出たらどうすればいいですか?
- どのくらいの頻度で受診が必要ですか?
- お薬だけで本当に治りますか?
- 未成年でも受診できますか?
- 男性でも相談しやすいですか?
保険は適用されますか?
多汗症のオンライン診療で保険が適用されるかどうかは、症状の程度や処方されるお薬、クリニックの対応によって異なります。一般的に、多汗症の診断があり、保険適用の医薬品が処方される場合には健康保険の対象となることがあります。
自由診療で対応しているクリニックも多く、全額自己負担となることもあるため、診療前に公式サイトや診療予約時に確認しておくと安心です。
DMMオンラインクリニックでは保険適用外の自由診療が基本ですが、明朗な料金体系が提示されています。
初診からオンラインで診てもらえますか?
はい、初診からオンラインで診療を受けられます。オンラインクリニックでは、問診票の記入やビデオ通話を通じて、医師が症状を確認したうえで診断・処方を行います。
DMMオンラインクリニックでも、スマホやパソコンを使って簡単に診察を受けることが可能で、面倒な手続きは不要です。物理的な施術を希望する方は、対面のクリニックに行く必要があります。
まずはオンラインで相談してみるのが良いでしょう。
お薬はいつ届きますか?
処方されたお薬は、オンライン診療後に発送されます。
DMMオンラインクリニックでは、診察が完了して決済が済んだ後、最短で当日中に発送されるため、地域によっては翌日に受け取ることも可能です。
配達状況や配送エリアによって多少前後することがありますが、スピーディーな対応は多くのユーザーから高評価を得ています。お薬が早く手元に届くことで、治療をすぐに始められるのもオンライン診療の大きなメリットです。
副作用が出たらどうすればいいですか?
お薬による副作用が現れた場合は、すぐに医師へ相談することが大切です。DMMオンラインクリニックをはじめ、多くのオンライン診療サービスでは、再診予約やチャットでの相談機能が用意されており、体調の変化を迅速に共有できます。
また、重篤な症状が出た場合には、速やかに対面診療や救急対応が必要となるケースもあります。お薬の説明書や注意事項をよく読み、不安を感じたら自己判断せず、必ず医師の指示を仰ぐようにしましょう。
どのくらいの頻度で受診が必要ですか?
お薬の処方の場合、効果が実感できて副作用もなければそのままお薬の使用を継続し、再診は必要ありません。
副作用が出たりお薬が合わないと感じたりした場合、ご自身のタイミングで再診を受けるのがおすすめです。
オンライン診療なら自宅から手軽に受診できるため、継続的なフォローがしやすいのが特徴です。DMMオンラインクリニックでも、一人ひとりの症状に合わせた診療計画を提案してくれるため、安心して継続治療が行えるでしょう。
お薬だけで本当に治りますか?
多汗症はお薬だけでも汗を抑える高い効果が期待できますが、完治するかは症状の種類や程度、治療法によって異なります。
症状が軽度から中等度の場合は、お薬だけで十分に発汗をコントロールできるでしょう。
お薬の使用によって発汗量が減るとQOL(生活の質)が改善し、精神的な不安や抑うつの軽減といった相乗効果も期待できます。
症状が改善しない場合には、ボトックス注射や手術などほかの治療法を検討することも可能です。
未成年でも受診できますか?
未成年の方でも多汗症に悩んでいる場合、オンライン診療でお薬の処方を受けられます。
クリニックによっては年齢制限を設けていたり、保護者の同意が必要だったりすることがあります。DMMオンラインクリニックでは、15歳以上18歳未満の方は保護者様と同伴が必須です。
汗の悩みは学校生活や人間関係に影響することもあるため、我慢せずにクリニックを受診しましょう。
男性でも相談しやすいですか?
もちろん、男性も安心して相談できます。多汗症は性別を問わず起こる症状であり、DMMオンラインクリニックでは男性向けの診療にも対応しています。男性医師が担当することもあり、異性への相談に抵抗がある方も安心です。
まビデオ通話で自宅やプライベートな空間から受診できるため、デリケートな悩みも話しやすい雰囲気が整っています。自宅から気軽に相談できるのは、オンライン診療ならではのメリットです。
自宅で始める多汗症治療|手軽で安心なDMMオンラインクリニック
多汗症は、オンライン診療を上手に活用すれば自宅にいながら専門的な治療を受けられる時代です。
今回ご紹介したクリニックや治療薬、選び方のポイントを参考に、ご自身に合った多汗症治療を始めてみてください。オンライン診療では、外用薬や内服薬、漢方薬など多様な選択肢があり、症状に応じて適切な治療が可能です。
DMMオンラインクリニックは、無料の診察で5種類のお薬のなかからご自身に合ったお薬を医師が処方します。予約もお薬の配送もスムーズでストレスのない多汗症治療ができるでしょう。
DMMオンラインクリニックで汗の悩みを手放して、快適な毎日を取り戻しましょう。


