フィナステリドとデュタステリドはどっちがいい?効果や副作用の違いを解説
AGA治療薬の服用を検討している男性のなかで「フィナステリドとデュタステリドはどっちがいい?」と疑問を持つ方がいるのではないでしょうか。
しかし、それぞれの薬の違いや効果・副作用について知識がなく、どちらを選べばいいか迷う方もいるでしょう。
本記事では、フィナステリドとデュタステリドの効果の違いや服用方法、副作用などについて大切なポイントをすべてまとめて解説します。
※監修者は医療的専門分野についてのみ監修を行っており、掲載されている商品・サービスの選定には関与しておりません。
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AGA治療を始めるなら、DMMオンラインクリニックという選択肢
フィナステリドとデュタステリドのどちらを選ぶか迷っている方は、自己判断で決めるのではなく、まず医師の診察を受けたうえで治療方針を確認することが重要です。
DMMオンラインクリニックでは、スマートフォンやパソコンから医師の診察を受けることができ、通院の必要なくAGA治療を始められます。フィナステリドやデュタステリドをはじめ、ミノキシジルとの併用プランなど、症状や目的に応じた治療プランが用意されています。
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「まずは専門医に相談してから決めたい」という方にとって、DMMオンラインクリニックはAGA治療の第一歩として検討しやすいサービスといえるでしょう。
【目次】
フィナステリドとデュタステリドの違い
フィナステリドとデュタステリドはいずれも男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)の治療薬に配合されている成分です。
しかし、それぞれには主な違いが3つあります。次の内容を把握し、どちらが自分に向いているか確認してみましょう。
効果
フィナステリドやデュタステリドは、テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)へ変換する酵素(5α還元酵素)の阻害剤です。
AGAの原因となる5α還元酵素は、次の場所に存在します。
5α還元酵素1型:側頭部と後頭部
5α還元酵素2型:額の生え際や頭頂部
フィナステリドは、5α還元酵素2型を阻害することにより、男性型脱毛症の進行を遅延させます。
一方で、デュタステリドは5α還元酵素1型・2型の両方を阻害するため、広範囲の薄毛に効果が期待できます。
AGA患者917人を対象として、ザガーロに含まれるデュタステリドと、プロペシアに含まれるフィナステリドの効果を比較した国際共同試験によると、毛髪量・毛髪の太さ・硬毛数のいずれにおいてもデュタステリドがフィナステリドを上回る結果となりました。
そのため、デュタステリドのほうが効果が期待できるといえます。
参考:
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 4. 効能又は効果
添付文書|プロペシア®錠0.2mg プロペシア®錠1mg 4. 効能又は効果
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 17.1.1 国際共同第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験
半減期
半減期とは、血液中の有効成分が半分の量になるまでの期間です。
フィナステリドの半減期は6〜8時間程度とされているのに対し、デュタステリドの場合は3〜5週間と考えられています。
半減期が長いほど、有効成分が長時間体内にとどまるため、その分薬の効果が高いとされています。
副作用
フィナステリドの副作用は次のとおりです。
1〜5%未満 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
生殖器 |
リビドー減退 |
勃起機能不全、射精障害、精液量減少 |
睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常など) |
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇 |
||
その他 |
乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい |
上記以外にも、重大な副作用として肝機能障害(頻度不明)が想定されています。
デュタステリドの副作用は次のとおりです。
1%以上 |
1%未満 |
頻度不明 |
|
過敏症 |
発疹 |
蕁麻疹、アレルギー反応、瘙痒症、限局性むくみ、血管性むくみ |
|
精神神経系 |
頭痛、抑うつ気分 |
浮動性めまい、味覚異常 |
|
生殖系および乳房障害 |
性機能不全(リビドー減退、勃起不全、射精障害) |
乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感) |
精巣痛、精巣腫脹 |
皮膚 |
脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症 |
||
消化器 |
腹部不快感 |
腹痛、下痢 |
|
その他 |
倦怠感、血中CK増加 |
上記以外にも、重大な副作用として黄疸や肝機能障害(いずれも頻度不明)が想定されています。
また、性機能に関する副作用については、勃起不全や射精障害などが起こる可能性が挙げられます。
このように、フィナステリド・デュタステリドはいずれも一定の副作用が報告されており、体質や健康状態によって注意が必要な場合があります。
そのため、服用を検討する際は、副作用のリスクや自分の症状に合っているかを医師と確認したうえで判断することが重要です。
最近では、オンラインで医師の診察を受けられるクリニックもあり、副作用に関する不安や疑問についても相談しながら治療を進めることができます。
フィナステリドとデュタステリドはどっちがいいか
フィナステリドは5α還元酵素2型を阻害する一方、デュタステリドは5α還元酵素1型・2型の両方を阻害するという違いがあります。
このように作用する範囲が異なるため、症状の程度や治療方針によって最適な薬剤を選択することが重要です。
一方、費用面では、一般的にフィナステリドのほうがデュタステリドよりも安価に設定されているケースがあります。
治療に求める作用範囲や継続のしやすさ、費用面などを総合的に考慮したうえで、どちらの薬が適しているかを検討することが大切です。
ただし、「安さ」や「効果の強さ」だけで判断するのではなく、現在の薄毛の進行度や体質、既往歴などを踏まえて、医師と相談したうえで選択することが重要です。
近年は、通院せずに医師の診察を受けられるオンラインクリニックもあり、薬の選び方や副作用について専門的な説明を受けたうえで治療を始めることができます。
フィナステリドかデュタステリドか迷ったら、まずはDMMオンラインクリニックで相談を
フィナステリドとデュタステリドは、いずれもAGA治療に用いられる有効な治療薬ですが、効果の出方や副作用のリスク、費用感には違いがあります。そのため、自分に合った薬を選ぶには、医師による診察を受けたうえで判断することが欠かせません。
DMMオンラインクリニックでは、AGA治療に対応した医師がオンラインで診察を行い、フィナステリド単剤プランや、デュタステリドを含むプラン、ミノキシジルとの併用プランなどから、症状に応じた治療内容を提案してくれます。
診察料は0円で、治療薬は定期配送にも対応しているため、無理なく継続しやすい点も特徴です。費用を抑えながら、正規ルートで処方されたAGA治療薬を使用したい方にとって、有力な選択肢といえるでしょう。
どちらの薬を選ぶべきか迷っている方は、まずはDMMオンラインクリニックで医師に相談し、自分に合った治療方針を確認してみてください。

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フィナステリドの効果
フィナステリドには、AGAの原因となるDHTの発生を抑え、AGAの進行を防ぐ効果が見込めます。
フィナステリドを服用すると、ヘアサイクル(毛周期)が正常化し、十分に毛髪が成長できる環境を整えることが可能です。
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」における推奨度はA(男性型脱毛症にはフィナステリド内服をおこなうよう強く勧める)と記載されています。
参考:
フィナステリドの薬理作用
フィナステリドは、テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)へ変換する酵素(5α還元酵素2型)の阻害剤です。
5α還元酵素2型(特に額の生え際や頭頂部に存在する)を阻害することにより、男性型脱毛症の進行を遅延させます。
参考:
医薬品インタビューフォーム|プロペシア 2. 薬理作用
フィナステリドの臨床成績
24歳から50歳の男性型脱毛症患者414例を対象とした48週間のプラセボ対照二重盲検比較試験では、フィナステリド投与群(0.2mg/日および1mg/日)はプラセボ群と比較して頭頂部の毛髪量において有意な改善を示しました。
投与前と比べ、0.2mg投与群で54.2%(71/131例)、1mg投与群で58.3%(77/132例)の改善率がみられました。
プラセボ群の改善率が5.9%(8/135例)であったことから、フィナステリドが頭頂部の薄毛の改善効果が期待できることが報告されています。
参考:
医薬品インタビューフォーム|プロペシア ②比較試験 第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験(国内臨床成績)
フィナステリドの効果が出るまでの期間
フィナステリドを服用し始めてから3ヶ月でAGAの改善が認められる場合があります。しかし、AGAの治療効果が確認できるまでは、通常6ヶ月の治療期間が必要です。
また、効果を持続させるためには継続的に服用することが重要です。
一方で、フィナステリドを6ヶ月以上服用し続けてもAGAの改善がみられない場合は、医師へ相談してください。
6ヶ月以上服用する場合であっても定期的に効果を確認し、専門の医師と相談しながら継続的に服用していくべきか検討しましょう。
参考:
添付文書|プロペシア0.2mg プロペシア1mg 7. 用法及び用量に関連する注意
デュタステリドの効果
デュタステリドには、AGAの原因となるDHTの発生を抑え、AGAの進行を防止する効果が期待できます。
デュタステリドは5α還元酵素2型に加え、側頭部と後頭部に存在する5α還元酵素1型を阻害するため、フィナステリドよりも広範囲の薄毛に対する改善効果が見込めます。
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」における推奨度はA(男性型脱毛症にはデュタステリド内服をおこなうよう強く勧める)です。
参考:
日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」 CQ2:デュタステリドの内服は有用か?
デュタステリドの薬理作用
デュタステリドは、遺伝的要素および男性ホルモンであるアンドロゲンが関与するAGAを改善する効果が期待できる治療薬です。
アンドロゲンは、思春期以降の前頭部や頭頂部の毛周期における成長期を短縮させます。アンドロゲンが分泌されると、毛髪が十分に成長できずに硬毛が少しずつ短い軟毛に置き換わり、脱毛につながります。
毛周期における成長期の調整に関与する主なアンドロゲンはDHTであり、体内で産生されるテストステロンに5α還元酵素が作用することで生成されます。
デュタステリドは、1型および2型の5α還元酵素を阻害する成分です。5α還元酵素を阻害することで頭皮中のDHT濃度を低下させ、脱毛症に対する改善効果が期待できます。
参考:
デュタステリドの臨床成績
20〜50歳の男性のAGA患者917例(日本人200例)を対象として、デュタステリドを含むザガーロ(0.02mg、0.1mg、0.5mg)、フィナステリド1mg、プラセボを1日1回投与し、24週間の経過を比較する世界規模の試験が実施されました。
その結果、毛の数の増加や太さといった観点でも、デュタステリドの優位性が認められています。
頭頂部の直径2.54cm内における非軟毛(直径30μm以上)の数の変化は、ザガーロ0.1mgを投与した場合63本の増加、0.5mgを投与した場合は89.6本の増加が報告されました。
一方で、フィナステリド1mgを投与した場合は56.5本の増加、プラセボは4.9本の減少となっています。
髪の太さの場合も、同様に直径2.54cm円内における非軟毛の太さの合計はザガーロ0.1mgの場合は3.9、0.5mgにおいて5.8の増加が認められました。
一方で、フィナステリド1mgの場合は4の増加、プラセボは0.9の減少でした。
20〜50歳のAGA患者120例を対象とした日本国内の長期投与試験では、ザガーロ0.5mgを1日1回、52週にわたって投与し続けました。
頭頂部分の直径2.54cm円内における非軟毛(直径30μm以上)の数は、26週時点では87.3本、52週時点では68.1本の増加が報告されています。
また、60μm以上の硬毛の数は26週時点では60.8本、52週時点では76.9本増加しています。
このことから、毛髪の増加数は52週時点では落ちてしまうものの、健康な硬毛の数がより増加することがわかりました。
参考:
医薬品インタビューフォーム|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 1)国際共同第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験(ARI114263)
ザガーロ_インタビューフォーム 2)国内第Ⅲ相試験(長期投与試験)(ARI114264)
デュタステリドの効果が出るまでの期間
デュタステリドを服用し始めてから3ヶ月でAGAの改善が認められる場合があります。しかし、AGAの治療効果を評価するためには、通常6ヶ月の治療期間が必要です。
デュタステリドを6ヶ月以上服用し続けてもAGAの改善がみられない場合は、医師へ相談してください。
また、6ヶ月以上服用する場合であっても定期的に効果をチェックし、専門の医師と相談しながら継続的に服用していくべきか検討しましょう。

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参考:
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 7. 用法及び用量に関連する注意
フィナステリド・デュタステリドの服用方法
成人におけるフィナステリド・デュタステリドの用法・用量は次のとおりです。
薬の種類 |
用法・用量 |
フィナステリド |
フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする。 |
デュタステリド |
デュタステリドとして0.1mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与する。 |
服用する際は、錠剤を噛んだり開けたりせず、水またはぬるま湯で飲んでください。
フィナステリド・デュタステリドの服用期間について
フィナステリドやデュタステリドを服用開始して3ヶ月で改善が認められる場合もあります。しかし、治療効果を評価するためには、一般的に6ヶ月間の治療が必要です。
そのため、最低でも6ヶ月は服用を続けましょう。また、フィナステリドやデュタステリドを6ヶ月以上投与してもAGAの改善がみられない場合は、医師へ相談してください。
6ヶ月以上投与する場合であっても定期的に効果を確認し、継続投与の必要性について検討することが重要です。
フィナステリド・デュタステリドを飲み忘れてしまった場合について
フィナステリドやデュタステリドを飲み忘れてしまった場合は、2回分を一度に服用せず、気がついたタイミングで1回分のみを飲むようにしましょう。
ただし、次に服用する時間が近い場合は、飲み忘れた分は飛ばし、次のタイミングで通常どおり1回量を服用してください。短期間でまとめて多く服用しても効果が高まることはなく、かえって副作用のリスクが高まる可能性があります。もし誤って多く服用してしまい、体調に異変を感じた場合は、速やかに医師または薬剤師に相談することが大切です。
このように、フィナステリド・デュタステリドは、決められた用法・用量や服用期間を守り、継続的に使用することが治療効果を判断するうえで重要になります。一方で、「飲み忘れが続いてしまう」「正しく服用できているか不安」「副作用との見分けがつかない」といった悩みを感じる方も少なくありません。
そのような場合は、医師に相談しながら治療を進められるオンラインクリニックを活用するのも一つの方法です。DMMオンラインクリニックでは、フィナステリドやデュタステリドを含むAGA治療について、オンラインで医師の診察を受けることができ、服用方法や飲み忘れ時の対応、副作用に関する不安についても相談できます。
診察料は0円で、治療薬は定期配送にも対応しているため、忙しい方でも無理なく治療を継続しやすい点が特徴です。服用に不安を感じた場合は、一人で判断せず、DMMオンラインクリニックで医師に相談しながらAGA治療を進めていくことを検討してみてください。
フィナステリド・デュタステリドを保管する際の注意事項
フィナステリドやデュタステリドを保管する際は、室温(1〜30℃)を維持し、子どもの手の届かないところに置いておきましょう。
薬が余ってしまった場合は他人に渡すことなく、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。
参考:
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 8. 重要な基本的注意
フィナステリド・デュタステリドの禁忌
フィナステリド・デュタステリドの禁忌は次のとおりです。
薬の種類 |
禁忌 |
フィナステリド |
|
デュタステリド |
|
上記に該当する方は、フィナステリドやデュタステリドを服用できません。
なお、服用にあたって不安がある場合や、自分が禁忌に該当するか判断がつかない場合は、自己判断せず医師に相談したうえで治療を検討することが重要です。
DMMオンラインクリニックでは、オンラインで医師の診察を受けることができ、既往歴や体調、服用中の薬を踏まえたうえで、フィナステリドやデュタステリドが適しているかを確認してもらえます。診察料は0円で、通院せずに相談できるため、「服用してよいか不安」「他の治療選択肢があるか知りたい」といった方でも利用しやすい点が特徴です。
禁忌や安全性に不安がある場合は、DMMオンラインクリニックで医師に相談し、自分に合ったAGA治療の進め方を確認してみてください。

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特定の背景を有する患者に関する注意
フィナステリドやデュタステリドを使用する際、次の背景に該当する方は、押さえておくべき注意事項があります。服用する前に、当てはまるものがないかチェックしておきましょう。
フィナステリドにおける特定の背景を有する患者に関する注意 |
概要 |
うつ病、うつ状態またはその既往歴、自殺念慮または自殺企図の既往歴を有する患者 |
フィナステリドとの因果関係は明らかではないが、自殺念慮、自殺企図、自殺既遂が報告されている。 |
肝機能障害患者 |
フィナステリドは主に肝臓で代謝される。肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。 |
妊婦 |
妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。 |
授乳婦 |
授乳中の女性には投与しないこと。フィナステリドがヒト乳汁中に移行するかは不明。 |
小児など |
小児などに対する適応はない。小児などを対象とした臨床試験は実施していない。 |
高齢者 |
前立腺肥大症患者を対象にした臨床試験(フィナステリド5mg)では、高齢者と非高齢者において副作用の発現割合に明らかな差は認められていない。しかし、一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意すること。高齢者における有効性は確立していない。 |
デュタステリドにおける特定の背景を有する患者に関する注意 |
概要 |
重度の肝機能障害がある患者 |
デュタステリドは主に肝臓で代謝され、血中濃度が上昇するおそれがあるため、投与しないこと。 |
肝機能障害のある患者(重度の肝機能障害のある患者を除く) |
肝機能障害のある患者に投与した場合の薬物動態は検討されていない。 |
妊婦 |
ラットおよびウサギにデュタステリドを経口投与した結果、雄胎児の外生殖器の雌性化がみられた。また、血中ジヒドロテストステロンが低下し、男子胎児の外生殖器の発達を阻害する可能性が示唆されたため、妊婦を含む女性には投与しないこと。 |
授乳婦 |
デュタステリドが乳汁中に移行するかが不明のため、授乳婦を含む女性には投与しないこと。 |
小児など |
小児などを対象とした有効性および安全性を指標とした臨床試験は実施していないため、子どもには投与しないこと。 |
CYP3A4阻害作用を有する薬剤(HIV感染症・C型肝炎のリトナビルなど)を服用している方 |
併用すると、デュタステリドの血中濃度が上昇し、代謝が阻害される可能性があるため、併用しないこと。 |
参考:
添付文書|プロペシア®錠0.2mg プロペシア®錠1mg 9. 特定の背景を有する患者に関する注意
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 9. 特定の背景を有する患者に関する注意、10. 相互作用
フィナステリド・デュタステリドに関するよくある質問
フィナステリド・デュタステリドに関するよくある質問とその回答は以下のとおりです。これからAGA治療薬の服用を検討している方は参考にしてみてください。
フィナステリドやデュタステリドの効果を得るためのポイントはなんですか?
フィナステリドやデュタステリドの効果を得るためのポイントは次の3点です。
フィナステリドやデュタステリドの効果を得るためのポイント |
概要 |
服用方法を守る |
1日1錠を服用する。2錠以上服用したとしても発毛効果が高まることはなく、かえって副作用のリスクが出てしまう。 |
服用するタイミングを決めておく |
毎日1錠を6ヶ月継続して服用しなければ効果が期待できないため、飲み忘れが起きないよう、夕食後に服用するなど、自分なりの服用タイミングを決めておく。 |
医師が処方したものを服用する |
海外の通販サイトなどで販売されているフィナステリドやデュタステリドには、偽造品があり、服用すると期待した効果が得られないケースがある。また、健康被害が出る可能性があるため、AGA治療薬を服用する際は必ず医師が処方したものを使用する。 |
フィナステリドとデュタステリドの効果の違いはなんですか?
フィナステリドは、5α還元酵素2型のみを阻害します。一方で、デュタステリドは、5α還元酵素1型・2型の両方を阻害します。
AGA患者917人を対象として、ザガーロに含まれるデュタステリドと、プロペシアに含まれるフィナステリドの効果を比較した国際共同試験によると、毛髪量・毛髪の太さ・硬毛数のいずれにおいてもデュタステリドがフィナステリドを上回る結果となりました。
そのため、デュタステリドのほうが効果的であり、広範囲に作用するといえます。
フィナステリドとデュタステリドは併用できますか?
併用できません。両方を組み合わせて使用すると、5α還元酵素の阻害が強化され、DHTの産生が過度に抑えられるリスクがあります。また、副作用のリスクが高まる可能性もあります。
フィナステリド・デュタステリドの切り替えのタイミングはいつがいいですか?
フィナステリドやデュタステリドの治療効果を評価するためには、最低でも6ヶ月間の継続的な服用が必要です。
この期間を過ぎても明らかな改善が見られない場合は、デュタステリドもしくはフィナステリドへの切り替えを検討するタイミングといえます。
切り替えを考えたい方は、医師に相談のうえ、適切なタイミングで移行しましょう。
フィナステリドやデュタステリドを1日に2錠以上服用すると効果が高まりますか?
フィナステリドやデュタステリドを1日に2錠以上服用したとしても、効果が高まることはありません。むしろ副作用が強まるリスクがあるため、フィナステリドやデュタステリドを服用する際は「1日1錠」を守りましょう。
参考:
添付文書|プロペシア®錠0.2mg プロペシア®錠1mg 7. 用法及び用量に関連する注意
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 7. 用法及び用量に関連する注意
フィナステリドやデュタステリドを服用しても効かないのはなぜですか?
用法・用量が適切でなかったり、そもそも薄毛の原因がAGAでなかったりすると、フィナステリドやデュタステリドを服用しても効果が得られない可能性があります。
また、生活習慣の乱れや個人輸入品の使用なども薬が効かない原因になることがあります。
フィナステリドやデュタステリドの効果はいつから実感できますか?
フィナステリドやデュタステリドを服用し始めてから3ヶ月でAGAの改善がみられるケースがあります。しかし、AGAの治療効果を評価するためには、通常6ヶ月の治療期間が必要です。
そのため、6ヶ月間継続してフィナステリドを服用し続けましょう。6ヶ月以上服用し続けてもAGAの改善がみられない場合は、医師に相談してください。
参考:
添付文書|プロペシア®錠0.2mg プロペシア®錠1mg 7. 用法及び用量に関連する注意
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 7. 用法及び用量に関連する注意
フィナステリド・デュタステリドは女性にも効果がありますか?
フィナステリドやデュタステリドは、AGAに対しては効果が期待できますが、女性の薄毛には効果が見込めません。
また、胎児の成長に深刻な悪影響を及ぼすことから、妊娠中の女性や授乳婦にとって禁忌薬に該当します。
参考:
添付文書|プロペシア®錠0.2mg プロペシア®錠1mg 5. 効能又は効果に関連する注意
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 5. 効能又は効果に関連する注意
フィナステリドやデュタステリドは論文・ガイドラインではどのような評価になっていますか?
日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、以下の評価になっています。
フィナステリド:A(男性型脱毛症にはフィナステリドの内服をおこなうよう強く勧める)
デュタステリド:A(男性型脱毛症にはデュタステリドの内服をおこなうよう強く勧める)
参考:
日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」 CQ1:フィナステリドの内服は有用か?
日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」 CQ2:デュタステリドの内服は有用か?
フィナステリドやデュタステリド以外にはどのようなAGA治療薬がありますか?
フィナステリド・デュタステリド以外の代表的なAGA治療薬は次のとおりです。
ミノキシジル内服薬:有効成分であるミノキシジルの作用により、毛細血管が拡張して頭皮の血流が良くなり、栄養供給が促されることで発毛につながる内服薬。
ミノキシジル外用薬:有効成分であるミノキシジルの作用により、毛包を活性化させ、ヘアサイクルにおける休止期から成長期への移行を促進し、発毛を促す外用薬。
フィナステリドやデュタステリドを服用しても効果が見込めない場合は、医師に相談のうえ、別の治療薬に変更したり、併用したりするケースもあります。
フィナステリドやデュタステリドの服用を途中でやめるとどうなりますか?
フィナステリドやデュタステリドの服用を途中でやめると、再びジヒドロテストステロンが生成されるようになります。そのため、一度症状が改善したとしても、再び薄毛の進行が始まってしまいます。
薬の治療効果を評価するためには、通常6ヶ月間の治療が必要になります。そのため、最低でも6ヶ月は服用を続けましょう。
なお、フィナステリドやデュタステリドを6ヶ月以上投与してもAGAの改善がみられない場合は、医師に相談してください。
参考:
添付文書|プロペシア®錠0.2mg プロペシア®錠1mg 7. 用法及び用量に関連する注意
添付文書|ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg 7. 用法及び用量に関連する注意
フィナステリドやデュタステリドの服用をやめたあと再開しても効果がありますか?
フィナステリドやデュタステリドによる治療を一度中断し、再開した場合、以前と同様の結果が得られるとは限りません。治療を中断している期間に頭皮環境や毛包の状態が変化し、薬の効果が十分に発揮されない可能性があるからです。
治療再開時には、医師による診察を受け、現在の頭皮環境や症状を踏まえたうえで適切な治療計画を立てることが重要です。
フィナステリドやデュタステリドは保険適用されますか?
フィナステリドやデュタステリドは保険適用外です。AGA治療は「自由診療」となるため、費用は全額自己負担となります。そのため、フィナステリドやデュタステリド以外のAGA治療薬も保険は適用されません。
フィナステリドやデュタステリドは生え際にも効果がありますか?
フィナステリドやデュタステリドは、額の生え際に分布する5α還元酵素2型を抑制するため、生え際の薄毛改善にも効果が期待できます。
フィナステリドやデュタステリドの効果を確認する方法はありますか?
まずは、枕元や排水口を確認し、抜け毛の量が減っているかをチェックしてみてください。
さらに、使用開始前と1ヶ月ごとに頭皮の写真を撮影し、頭皮の変化を比較するのもおすすめです。
AGA治療薬には即効性がないため、短期間での変化は見込めません。焦らずじっくり治療を続けましょう。
フィナステリド・デュタステリドを正しく服用して薄毛を改善しよう
フィナステリドやデュタステリドは、5α還元酵素を阻害し、テストステロンからDHTへの変換を抑制し、AGAの進行を遅延させる治療薬です。
効果に関しては、フィナステリドよりもデュタステリドのほうが優れているとされています。
一方で、デュタステリドよりもフィナステリドのほうが安価に設定されている傾向があります。
フィナステリドやデュタステリドのどちらを選べばいいか疑問に思う方は、医師に相談のうえ、ご自身にとって最適な治療方針を決定することが大切です。
自分に適した薬を適切に服用し、しっかりと継続しながら薄毛改善を目指しましょう。
フィナステリド |
デュタステリド |
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効果・効能 |
5α還元酵素2型を阻害する。 テストステロンからDHTへの変換を抑制し、AGAの進行を遅延させる。 |
5α還元酵素1型および2型の両方を阻害する。 テストステロンからDHTへの変換を抑制し、AGAの進行を遅延させる。 |
服用方法 |
フィナステリドとして0.2mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて適宜増量できるが、1日1mgを上限とする。 |
デュタステリドとして0.1mgを1日1回経口投与する。なお、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与する。 |
服用時の注意点 |
コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲むこと。フィナステリドを飲み忘れてしまった場合は、2回分を一度に飲まず、気がついたタイミングで1回分を飲む。ただし、次に飲む時間が近い場合は、1回分を飛ばして次の時間に1回量を服用する。 |
カプセルは噛んだり、開けたりせずに、水またはぬるま湯で飲む。デュタステリドを飲み忘れてしまった場合は、2回分を一度に飲まず、気がついたタイミングで1回分を飲む。ただし、次に飲む時間が近い場合は、1回分を飛ばして次のタイミングで1回量を服用する。 |
副作用 |
肝機能障害、勃起不全、リビドー(性欲)減退、精液量減少、射精障害、めまい、抑うつ症状など。 |
肝機能障害、黄疸、勃起不全、リビドー(性欲)減退、射精障害、浮動性めまい、抑うつ気分など。 |
禁忌 |
フィナステリドに対し、過敏症の既往歴のある患者や、妊婦または妊娠している可能性のある女性および授乳中の女性。 |
デュタステリドの成分に対し、過敏症の既往歴のある患者や女性、小児や肝機能に障害のある人。 |
注意事項 |
フィナステリドを保管する際は、直射日光と湿気を避け、室温(1〜30℃)を維持し、子どもの手の届かないところに保管する。薬が余ってしまった場合は他の人に渡すことなく、処分の方法について薬局や医療機関に相談する。 |
デュタステリドを保管する際は、光と湿気を避けるためにPTP包装のまま、室温(1〜30℃)を維持し、子どもの手の届かないところに保管する。薬が余ってしまった場合は他の人に渡すことなく、処分の方法について薬局や医療機関に相談する。 |
フィナステリドとデュタステリドのどちらを選ぶべきかは、薄毛の進行度や体質、生活スタイルによって異なります。そのため、効果や価格だけで判断するのではなく、医師の診察を受けたうえで、自分に合った治療薬や治療方針を決めることが重要です。
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