DMMオンラインクリニックのAGAはなぜ安い?プラン別の仕組みと2年目以降の総額を検証

DMMオンラインクリニックのAGA治療を調べていると、月々2,000円台という数字が目に入ります。一般的なAGA治療の相場と比べて差が大きいため、「なぜここまで安いのか」「何か理由があるのではないか」と手が止まる方も多いはずです。


AGA治療は続けることが前提になる治療です。そのため、始めるときの数字だけで判断すると、あとから想定と違ったということが起こりえます。安く見える背景にどんな仕組みがあるのかを理解し、自分が選ぶプランで2年目以降にいくら必要になるのかまで見通したうえで判断したいところです。


DMMオンラインクリニックのAGA治療が安く見える理由を構造から分解し、全7プランの中身と単価、そして続けたときの総額を公式サイトの数字で整理します。


※注意事項

  • 本記事は執筆時点で公開されている情報にもとづく一般的な情報提供であり、特定の治療をすすめるものではありません。発毛の実感には個人差があり、すべての方に同じ結果が生じるわけではありません。服用の可否や治療方針については必ず医師の診察を受けてください。

  • DMMオンラインクリニックのAGA治療は公的医療保険が適用されない自由診療です。ミノキシジルは国内未承認であり、ミノキシジル外用薬のうち含有量が5%より多いものも国内未承認とされています。国内未承認の医薬品は、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

  • 本記事に記載した数字は執筆時点で公式サイトに掲載されていたものです。費用やサービス仕様は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

※監修者は医療的専門分野についてのみ監修を行っており、掲載されている商品・サービスの選定には関与しておりません。
※当サイトは、マスク・絆創膏・消毒液などの衛生関連商品を含む物販収益の他、本コンテンツを通じて広告収益が発生する場合がありますので、予めご了承ください。

DMMオンラインクリニックのAGA治療はなぜ安いのか

DMMオンラインクリニックのAGA治療は、予防プランであれば月2,097円(税込)から始められます。一般的なAGA治療で想定される月額と比べると、数字の開きは小さくありません。


ただし、この数字は「安く売っている」という意味ではなく、いくつかの構造が組み合わさった結果として成立しています。安さの中身を分解すると、大きく4つの要素に整理できます。逆にいえば、この4つの条件から外れた選び方をすると、月2,000円台という数字にはなりません。


安さの理由を知ることは、そのまま「どうすれば自分もその数字で続けられるのか」を知ることでもあります。


オンライン診療に特化して固定費を抑えている

DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスであり、診療は提携先の医療機関が行っています。患者が通院する形ではなく、スマートフォンやパソコンで診察を受け、薬剤は自宅などに配送されます。


対面型のクリニックでは、駅前の物件費用、待合室や施術室の維持費、受付スタッフの人件費といった固定費が発生します。こうした費用は、最終的には患者が支払う治療費に反映されます。オンラインに特化した形態では、この部分が構造的に小さくなります。


その差が最もわかりやすく表れているのが、診察料です。DMMオンラインクリニックのAGA治療では、診察料は0円と案内されています。かかるのは薬剤の費用と、配送料550円(税込)のみです。


つまり、初診・再診ともに診察料はかからず、支払いは薬剤費のみです。これは対面型では成立しにくい形であり、オンライン特化という前提があって初めて可能になる構造です。


契約する周期が長いほど単価が下がる

DMMオンラインクリニックのAGA治療で、安さに最も大きく影響しているのがこの要素です。


薬剤の受け取り方には、その都度購入する「単月購入」と、自動で決済して定期的に届く「らくらく定期便」があります。らくらく定期便には1ヶ月ごと、3ヶ月ごと、6ヶ月ごと、12ヶ月ごとの4種類があり、周期が長いほど1ヶ月あたりの単価が下がる仕組みです。


予防プランを例にすると、単月購入は3,960円(税込)です。これがらくらく定期便の1ヶ月ごとで3,520円(税込)、3ヶ月ごとで3,483円(税込)、6ヶ月ごとで3,355円(税込)となり、12ヶ月ごとでは2,097円(税込)まで下がります。

<契約方法別の単価(予防プラン・税込)>

契約方法 1ヶ月あたり 総額
単月購入 3,960円 3,960円
らくらく定期便 1ヶ月ごと 3,520円 3,520円
らくらく定期便 3ヶ月ごと 3,483円 10,450円
らくらく定期便 6ヶ月ごと 3,355円 20,130円
らくらく定期便 12ヶ月ごと 2,097円 25,168円

単月購入と12ヶ月ごとの定期便を比べると、1ヶ月あたりの差は1,863円です。率にすると約47%、つまり半額近くまで単価が変わることになります。


ここで注目したいのは、この差が特別な施策によるものではないという点です。契約の周期を選ぶだけで生じる、通常の価格設定の中の差です。


広く知られている月2,097円という数字は、この12ヶ月ごとの定期便を選んだときの単価にあたります。裏を返せば、単月購入や短い周期の定期便を選ぶと、同じ予防プランでも3,000円台後半の負担になります。「安い」と感じる理由の一つは、契約期間によって料金が異なるためです。表示されている金額が、1か月分なのか、数か月分の契約を前提とした月額なのかを確認しておきましょう。 


先発品とジェネリックの両方から選べる

DMMオンラインクリニックのAGA治療では、同じ有効成分でも複数の選択肢が用意されています。


たとえばフィナステリドを含む薬剤の場合、単月購入で3,960円(税込)のものと、先発品である国内製プロペシア1mgで11,000円(税込)のものがあります。デュタステリドでも同様に、単月購入で5,390円(税込)のものと、先発品である国内製ザガーロ0.5mgで12,650円(税込)のものが並んでいます。

<同じ有効成分での費用差(税込)>

薬剤 単月購入 定期便12ヶ月ごと
フィナステリド1mg 3,960円 2,097円
国内製フィナステリド1mg 6,600円 4,299円
国内製プロペシア1mg(先発品) 11,000円 対応なし
デュタステリド0.6mg 5,390円 3,117円
国内製デュタステリド0.5mg 7,700円 5,408円
国内製ザガーロ0.5mg(先発品) 12,650円 対応なし

同じ有効成分でありながら、選ぶものによって費用は2倍以上変わります。安いと言われる数字は、この選択肢の中で費用を抑えられるものを選んだ場合のものです。


なお、先発品である国内製プロペシアと国内製ザガーロは、単月購入とらくらく定期便1ヶ月ごとにのみ対応しており、3ヶ月ごと以降の周期には対応していません。先発品には長期契約による割引がないため、契約期間を延ばしても1か月あたりの薬代は安くなりません。 


どちらを選ぶかは費用だけで決まるものではなく、医師の診察のうえで判断されます。ただし、費用の構造としてはこうした幅があるということを知っておくと、提示された数字の意味を理解しやすくなります。


診療実績の規模がコストに反映されている

DMMオンラインクリニックは、提携医療機関によるプラットフォーム全体のサービスとして、2022年4月から2025年9月までの期間に200万件以上の診療実績(全診療科目を合わせた配送実績および診療件数の合算)があると公表しています。


多くの患者さんに薬を提供することで、仕入れや配送、システム運用のコストを抑えやすくなります。また、複数の診療科をオンラインで運営していることも、価格を抑えやすい理由の一つです。 


また、らくらく定期便では「分割調剤」という仕組みが使われています。初回の診察で一定期間分を処方したうえで、一度にまとめて送ると服薬の管理が大変になるため、数回に分けて配送するというものです。まとめて処方したうえで配送を分けるこの形が、長い周期ほど単価が下がる設計を成り立たせています。


DMMオンラインクリニックのAGAプラン一覧

DMMオンラインクリニックのAGA治療には、7つのプランが用意されています。予防プラン、発毛ミニプラン、発毛ライトプラン、発毛ベーシックプラン、発毛スマートプラン、発毛ストロングプラン、そしてデュタステリド単剤です。


プランの違いは、含まれる薬剤の組み合わせにあります。抜け毛を抑える方向に働く内服薬だけの構成から、発毛を促す方向に働く内服薬や外用薬、栄養面を補うサプリメントまで加えた構成まで、段階的に用意されています。


フィナステリド1mg、フィナステリド1mg+ミノキシジル2.5mg、フィナステリド1mg+ミノキシジル5mg、デュタステリド0.6mg、デュタステリド0.6mg+ミノキシジル5mgは、それぞれの成分と亜鉛1mgが1錠に配合された合剤であると公式サイトに記載されています。

<プラン一覧と含まれる薬剤>

プラン 含まれる薬剤
予防プラン フィナステリド1mg
デュタステリド単剤 デュタステリド0.6mg
発毛ミニプラン 内服薬+ミノキシジル2.5mg
発毛ライトプラン 内服薬+ミノキシジル5mg または ミノキシジルローション15%
発毛ベーシックプラン 内服薬+ミノキシジル5mg+AGAタブレット L-リジン
発毛スマートプラン 内服薬+ミノキシジル5mg+ミノキシジルローション15%
発毛ストロングプラン 内服薬+ミノキシジル5mg+L-リジン+ミノキシジルローション15%

予防プラン

このプランで処方されるのは、フィナステリド1mgのみです。主に抜け毛を抑え、現在の毛量を維持したい方を対象としています。 


抜け毛を抑える方向に働く薬剤だけで構成されているため、発毛を積極的に目指す構成ではありません。月々の負担を抑えたい方や、最小限のところから始めたい方が対象になります。


費用は単月購入で3,960円(税込)、らくらく定期便12ヶ月ごとで2,097円(税込)です。12ヶ月ごとの総額は25,168円(税込)と案内されています。


発毛ミニプラン

抜け毛を抑える方向の内服薬に、ミノキシジル2.5mgを組み合わせた構成です。発毛を促す成分が入る最初の段階にあたります。


デュタステリドセットはデュタステリド0.6mgとミノキシジルタブレット2.5mg、フィナステリドセットはフィナステリド1mgとミノキシジル2.5mgの合剤という内訳です。


このプランで注意したいのは、らくらく定期便の6ヶ月ごとに対応していない点です。単月購入、1ヶ月ごと、3ヶ月ごと、12ヶ月ごとの4通りから選ぶ形になります。

<発毛ミニプラン(税込)>

セット 単月 1ヶ月ごと 3ヶ月ごと 6ヶ月ごと 12ヶ月ごと
デュタステリドセット 8,360円 7,920円 7,370円 対応なし 3,428円
フィナステリドセット 8,140円 7,700円 7,333円 対応なし 2,933円

発毛ライトプラン

ミノキシジルの量が5mgに上がり、選べるセットが6種類と最も多いプランです。公式サイトでは、コストと発毛のバランスに優れたプランとして案内されています。


内訳は、デュタステリドセット、国内製デュタステリドセット、デュタステリド・ミノキシジルローションセット、国内製デュタステリド・ミノキシジルローションセット、フィナステリドセット、国内製フィナステリドセットの6種類です。内服薬だけの構成と、外用薬であるミノキシジルローション15%を組み合わせた構成の両方が選べます。


セットによって単価の幅は大きく、フィナステリドセットのらくらく定期便12ヶ月ごとで3,722円(税込)、国内製デュタステリド・ミノキシジルローションセットの単月購入で17,600円(税込)と、4倍以上の開きがあります。

<発毛ライトプラン(税込)>

セット 単月 1ヶ月ごと 3ヶ月ごと 6ヶ月ごと 12ヶ月ごと
フィナステリドセット 7,590円 6,600円 6,270円 4,528円 3,722円
デュタステリドセット 10,450円 9,350円 9,240円 7,700円 4,290円
国内製フィナステリドセット 10,670円 9,130円 9,093円 9,057円 5,958円
国内製デュタステリドセット 11,770円 10,450円 10,230円 9,955円 5,958円
デュタステリド・ミノキシジルローションセット 15,510円 13,860円 13,530円 12,980円 9,680円
国内製デュタステリド・ミノキシジルローションセット 17,600円 15,620円 15,510円 14,960円 10,670円

発毛ベーシックプラン

発毛ライトプランの内服構成に、AGAタブレット L-リジンを加えたプランです。公式サイトでは、M字やつむじの薄毛が気になる方に向けた、抜け毛を抑えながら発毛も促すプランとして案内されています。 


L-リジンは必須アミノ酸の一種で、薬剤ではなくサプリメントにあたります。医薬品ではないため、髪の成長そのものを保証するものではありません。


このプランでは、フィナステリドセットのみらくらく定期便の6ヶ月ごとに対応していません。

<発毛ベーシックプラン(税込)>

セット 単月 1ヶ月ごと 3ヶ月ごと 6ヶ月ごと 12ヶ月ごと
フィナステリドセット 12,320円 10,560円 10,523円 対応なし 4,972円
デュタステリドセット 12,870円 11,110円 11,000円 9,460円 5,610円
国内製フィナステリドセット 13,200円 11,440円 11,403円 11,312円 7,746円
国内製デュタステリドセット 14,465円 12,485円 12,375円 12,293円 7,879円

発毛スマートプラン

内服薬に、外用薬であるミノキシジルローション15%を組み合わせた構成です。公式サイトでは、内服だけでは物足りなさを感じる方や、生え際やつむじなど特に気になる部分を集中してケアしたい方に向けたプランとされています。


内服薬と外用薬を併用する場合は、内服薬のみの場合と比べて費用は高くなります。なお、ミノキシジルローション15%は国内未承認の薬剤に分類され、処方にあたっては医師による適切な診断と説明を伴う形となります。


<発毛スマートプラン(税込)>

セット 単月 1ヶ月ごと 3ヶ月ごと 6ヶ月ごと 12ヶ月ごと
フィナステリド・ミノキシジルローションセット 18,260円 16,170円 16,023円 14,007円 9,167円
デュタステリド・ミノキシジルローションセット 18,700円 16,500円 16,353円 14,667円 10,083円
国内製フィナステリド・ミノキシジルローションセット 19,250円 17,050円 16,867円 14,758円 12,925円
国内製デュタステリド・ミノキシジルローションセット 23,100円 20,350円 20,130円 19,947円 14,208円

発毛ストロングプラン

内服薬、AGAタブレット L-リジン、ミノキシジルローション15%をすべて組み合わせた、最も構成の多いプランです。公式サイトでは、本気で発毛を目指す方に向けた多角的なケアのプランとされ、目安として月1万円以上の予算を想定する方が対象と案内されています。


このプランでも、フィナステリドセットのみらくらく定期便の6ヶ月ごとに対応していません。

<発毛ストロングプラン(税込)>

セット 単月 1ヶ月ごと 3ヶ月ごと 6ヶ月ごと 12ヶ月ごと
フィナステリドセット 23,430円 20,020円 19,837円 対応なし 10,802円
デュタステリドセット 23,980円 20,570円 20,460円 18,920円 11,440円
国内製フィナステリドセット 24,750円 21,340円 21,267円 21,083円 15,767円
国内製デュタステリドセット 26,070円 22,660円 22,587円 22,367円 16,179円

デュタステリド単剤

デュタステリド0.6mgのみで構成された、予防に振り切ったプランです。公式サイトでは、より強力な予防を望む方や、遺伝的に薄毛が心配な方に向けたものとされています。


予防プランがフィナステリド1mgであるのに対し、こちらはデュタステリド0.6mgです。同じく抜け毛を抑える方向に働く薬剤ですが、成分が異なります。


費用は単月購入で5,390円(税込)、らくらく定期便12ヶ月ごとで3,117円(税込)です。

<デュタステリド単剤(税込)>
契約方法 1ヶ月あたり 総額
単月購入 5,390円 5,390円
1ヶ月ごと 4,840円 4,840円
3ヶ月ごと 4,638円 13,915円
6ヶ月ごと 4,382円 26,290円
12ヶ月ごと 3,117円 37,400円

DMMオンラインクリニックのAGAプランの選び方

7つのプランがあると、どこから見ればよいのか迷いやすくなります。DMMオンラインクリニックの公式サイトでも、悩みから探す導線が用意されているとおり、目的から絞り込む形が現実的です。


ここでは、治療の目的別に3つのプランを紹介します。ただし、実際に処方される薬やプランは、診察のうえで医師が判断します。ここで紹介する内容は、プラン選びの目安としてご覧ください。 


進行を抑えることを優先したい場合

いま急激に薄くなっているわけではないものの、将来に備えておきたい。あるいは、費用の負担をできるだけ小さくして続けたい。こうした場合に対象となるのが、予防プランとデュタステリド単剤です。


どちらも抜け毛を抑える方向に働く内服薬のみの構成で、発毛を積極的に促す成分は含まれていません。らくらく定期便12ヶ月ごとであれば、予防プランで月2,097円(税込)、デュタステリド単剤で月3,117円(税込)です。


この2つを分けるのは、フィナステリドかデュタステリドかという成分の違いです。デュタステリドの方が単価は上がりますが、より強い予防を望む方に向けたものと案内されています。どちらが適しているかは、進行の状態や体質を踏まえて医師が判断します。


発毛を目指したい場合

すでに髪のボリュームに変化を感じている、市販のもので手応えがなかったという段階であれば、発毛を促す成分が加わるプランが対象になります。発毛ミニプラン、発毛ライトプラン、発毛ベーシックプランがこの範囲です。


3つの違いは、ミノキシジルの量と、サプリメントの有無です。発毛ミニプランはミノキシジル2.5mg、発毛ライトプランはミノキシジル5mg、発毛ベーシックプランは発毛ライトプランの構成にAGAタブレット L-リジンが加わります。


らくらく定期便12ヶ月ごとの単価で比べると、発毛ミニプランのフィナステリドセットが2,933円(税込)、発毛ライトプランのフィナステリドセットが3,722円(税込)、発毛ベーシックプランのフィナステリドセットが4,972円(税込)です。段階が上がるごとに、月あたり1,000円前後ずつ積み上がる形になっています。


なお、選べるセットが6種類と最も多いのは発毛ライトプランです。内服だけの構成と、外用薬を組み合わせた構成の両方が用意されているため、選択の幅を持たせたい場合はこのプランが起点になります。


できることを一通り試したい場合

過去に別の方法で手応えが得られなかった、あるいは短い期間で集中して取り組みたいという場合に対象となるのが、発毛スマートプランと発毛ストロングプランです。


発毛スマートプランは内服薬とミノキシジルローション15%の組み合わせ、発毛ストロングプランはそこにAGAタブレット L-リジンを加えた構成です。らくらく定期便12ヶ月ごとの単価は、発毛スマートプランのフィナステリド・ミノキシジルローションセットで9,167円(税込)、発毛ストロングプランのフィナステリドセットで10,802円(税込)となります。


発毛ストロングプランの費用は、月額1万円前後です。予防プランと比べると月額で8,000円以上、年間では10万円以上の差があります。そのため、公式サイトでは、月額1万円以上の予算を想定している方に向けたプランとして案内されています。 


使用する薬が増えるほど、起こり得る副作用の種類も増えます。費用だけでなく、次に挙げる副作用についても確認したうえで、治療内容を検討することが大切です。 

DMMオンラインクリニックのAGAを2年目以降も続けるとどうなるか

AGA治療では、治療開始時の料金だけでなく、長期間続けた場合の費用も確認しておくことが大切です。初月や初年度の料金は分かりやすく表示されていますが、2年目以降にかかる費用は見落とされがちです。 


DMMオンラインクリニックの場合、2年目以降について押さえておきたいのは3点です。契約の周期によって単価が変わること、初回に限った条件を使った場合は状況が変わること、そして1年ごとに再診が必要になることです。


らくらく定期便の単価は2年目以降も変わらない

まず前提として、DMMオンラインクリニックのAGA治療には、時間の経過にともなって単価が上がる仕組みそのものは設けられていません。らくらく定期便12ヶ月ごとを選んだ場合、その単価は2年目に入っても同じです。


たとえば予防プランのらくらく定期便12ヶ月ごとは、1年目も2年目も月2,097円(税込)、年間の総額は25,168円(税込)です。2年間続けた場合の薬剤の費用は、単純計算で50,336円(税込)となります。


ただし、初回に限って利用できる条件を使って始めた場合は話が変わります。初回限定の条件は、その適用が終われば通常の設定に戻ります。初回に提示された数字がそのまま続くわけではないため、申し込む前に、その条件が何ヶ月分に適用されるものなのかを公式サイトで確認しておく必要があります。


契約の周期で2年間の差はここまで開く

2年目以降の負担を左右する最大の要素は、どの周期で契約しているかです。


発毛ライトプランのフィナステリドセットを例にとります。単月購入は7,590円(税込)ですから、12ヶ月分で91,080円(税込)、2年間では182,160円(税込)になります。一方、らくらく定期便12ヶ月ごとは総額44,660円(税込)ですから、2年間では89,320円(税込)です。


同じプラン、同じ薬剤でありながら、2年間の差は92,840円(税込)です。周期の選び方だけで、9万円以上変わることになります。

<2年間の総額比較(発毛ライトプラン フィナステリドセット・税込)>

契約方法 1ヶ月あたり 1年間 2年間
単月購入 7,590円 91,080円 182,160円
らくらく定期便 12ヶ月ごと 3,722円 44,660円 89,320円
差額 3,868円 46,420円 92,840円

この価格差は、特別な割引条件によるものではなく、通常の料金設定によるものです。長期間続ける予定がある方は、契約期間の長いプランを選ぶことで、1か月あたりの費用を抑えられます。 


周期を長くするということは、それだけ長い期間分をまとめて決済するということでもあります。体に合うかどうかがわからない段階で12ヶ月ごとを選ぶことには、当然リスクもあります。


解約は発送の2日前まで、手数料はかからない

らくらく定期便は、途中で解約できます。公式サイトでは、発送の2日前までであれば途中解約が可能で、解約手数料はかからないと案内されています。発送先や決済方法の変更も、同じく発送の2日前まで可能です。


発送のサイクルは周期によって異なります。1ヶ月ごとの場合、2回目は診察の25日後、3回目以降は前回の発送から30日後です。3ヶ月ごとの場合は、2回目が診察の85日後、3回目以降は前回の発送から90日後となります。6ヶ月ごとの場合、2回目は診察の175日後です。


次回の発送予定日を確認し、その2日前までに手続きをすれば、定期配送を停止できます。ただし、発送直前に手続きをした場合は、停止が間に合わないことがあります。続けるかどうか迷いが出た時点で、次の発送予定日を確認しておくのが安全です。


なお、らくらく定期便は自動で決済される仕組みですが、PayPayでの決済を選んだ場合は自身で決済する必要があると案内されています。発送前に届くメールを確認しないまま決済ができない状態が続くと、らくらく定期便は解約されるとされています。


1年分の処方後は再診が必要になる

2年目に入る前に、必ず発生する手続きがあります。再診です。


公式サイトでは、1年分の処方後は再診が必要になるため、診察から11ヶ月が経ったら再診を受けるよう案内されています。12ヶ月ごとの定期便を選んでいる場合、この再診を経ずに2年目へ自動的に進むわけではないということです。


再診の際の診察料も0円です。ただし、この再診は継続の可否を医師が確認する場ですので、体調の変化や気になっていることがあれば、このタイミングで相談することになります。


2年目以降の費用を考えるうえでは、11ヶ月目に一度立ち止まる機会があると捉えておくとよいでしょう。そこまでの手応えを踏まえて、同じプランで続けるのか、構成を見直すのかを判断できます。


DMMオンラインクリニックのAGAで薬剤の費用以外にかかるもの

支払う金額を正確に把握するには、薬剤の単価以外にかかるものも押さえておく必要があります。


DMMオンラインクリニックのAGA治療でかかるのは、薬剤の費用と配送料550円(税込)です。診察料は初診も再診も0円と案内されています。カウンセリングや処方箋の発行にあたる別途の費用も設定されていません。


支払いの面では、らくらく定期便が自動で決済される仕組みである点を押さえておきたいところです。薬剤がなくなる頃に自動で決済され、購入分がまとめて届きます。ただしPayPayでの決済を選んだ場合のみ、自動ではなく自身で決済する形になります。この場合、発送前に届くメールを見落として決済ができない状態が続くと、らくらく定期便が解約されると案内されています。


決済方法そのものの変更は、発送の2日前まで可能です。


当日に薬剤を受け取れるのは東京都23区と大阪市24区に限られ、その場合は別途の追加費用が必要になります。全国どこでも当日届くわけではない点は押さえておきましょう。


また、出荷の調整などによっては、メーカーが異なるものや、錠剤からカプセルといった剤形が異なる代替の薬剤が届く可能性があるとも案内されています。


DMMオンラインクリニックのAGAプランで想定される副作用

費用の話と同じくらい、あるいはそれ以上に確認しておきたいのが副作用です。DMMオンラインクリニックの公式サイトには、症例の紹介とあわせて各成分の副作用が記載されています。


AGA治療は自由診療であり、続けることが前提になる治療です。体に入る薬剤の種類が増えるほど、想定される副作用の範囲も広がります。プランを選ぶということは、費用を選ぶことであると同時に、引き受けるリスクの範囲を選ぶことでもあります。


フィナステリド・デュタステリドで報告されているもの

公式サイトの記載によると、フィナステリドの副作用として、食欲不振、抑うつ感、かゆみ、じんましん、性欲減退、勃起不全、精液減少、精力減退・精子減少が挙げられています。


デュタステリドについては、性欲減退・勃起不全、食欲不振、全身倦怠感(肝機能障害)、精力減退・精子減少が挙げられています。


いずれも抜け毛を抑える方向に働く成分ですが、性機能に関わるものが共通して並んでいる点は押さえておきたいところです。デュタステリドでは肝機能障害にともなう全身倦怠感も挙げられています。


これらは必ず起こるものではなく、生じるかどうかや程度には個人差があります。ただし、可能性として案内されている以上、体の変化を感じたときにこれらを思い出せる状態にしておくことには意味があります。


ミノキシジルで報告されているもの

ミノキシジルタブレットの副作用として、公式サイトではむくみ、動悸、血圧低下、息切れ、めまい、頭痛、多毛症が挙げられています。ミノキシジルについては、めまい、頭痛、動悸、血圧低下、多毛症が挙げられています。


抜け毛を抑える方向の成分とは傾向が異なり、循環器に関わるものが並んでいます。もともとの体質や、血圧に関わる持病がある場合には、特に医師へ伝えておくべき部分です。


多毛症は、髪以外の体毛が増える可能性を指します。内服の場合は全身に作用するためこの可能性があり、外用のローションであれば塗った部分に限定されます。公式サイトでも、髪以外の体毛の増加を避けたい方には外用が案内されています。


なお、ミノキシジルは国内未承認です。ミノキシジル外用薬のうち含有量が5%より多いものも国内未承認とされており、発毛スマートプランや発毛ストロングプランに含まれるミノキシジルローション15%はこれに該当します。


国内未承認の医薬品と救済制度の関係

国内未承認の医薬品を服用して健康被害が生じた場合、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。これは、DMMオンラインクリニックに限った話ではなく、国内未承認の医薬品全般に共通する仕組みです。


ミノキシジルを含むプランを選ぶ場合、この点は理解しておく必要があります。費用が抑えられている構成には、この前提が含まれています。


一方で、DMMオンラインクリニックは独自に全額保証制度を設けています。治療を続けることが困難になるほどの副作用が生じた場合に、支払った治療費を返金するというものです。


ただし、利用できる条件は細かく定められています。公式サイトでは、2024年1月22日以降に提携先医療機関で男性AGAの診察を初めて受けること、薬剤や商品をらくらく定期便1ヶ月ごとで決済していること、初診日から2年以内にさかのぼって健康診断を受けており返金申請時に結果を提示できること、初診日から20日以内に申請すること、申請後の再診で患者と医師の双方が服用を継続すべきでないと判断すること、再診から7日以内に手元の薬剤をすべて返送することが挙げられています。


ここで見落としやすいのが、らくらく定期便1ヶ月ごとで決済していることという条件です。単価が最も下がる12ヶ月ごとを選んだ場合、この制度は利用できないことになります。安さを取るか、この制度を残しておくかは、初回の契約時点で決まる選択です。


申請は1人1回限りで、返送にかかる費用は患者の負担、返金されるのは初回決済時の薬剤の費用と配送料のみと案内されています。制度は事前の通知なく変更される可能性があるとも記載されています。


医師の判断で処方されない場合がある

DMMオンラインクリニックの公式サイトには、医師の判断により処方できない場合があるという記載が随所にあります。


希望したプランがそのまま処方されるとは限りません。オンラインであっても医師の診察を経る医療行為であり、体調や既往、服用中の薬剤によっては、別の構成が提案されることも、処方に至らないこともあります。


費用を事前に計算しておくことは大切ですが、実際にかかる金額は診察結果や処方内容によって変わる場合があります。 

DMMオンラインクリニックのAGAプランに関するよくある質問

月2,097円で始められるのはどのプランですか

予防プランを、らくらく定期便12ヶ月ごとで契約した場合の単価です。含まれるのはフィナステリド1mgのみで、発毛を促す成分は入っていません。同じ予防プランでも、単月購入であれば3,960円(税込)になります。


2年目から高くなるのですか

2年目以降も、同じプランを継続する場合は料金が自動的に高くなることはありません。 


らくらく定期便12ヶ月ごとであれば、2年目も同じ単価です。ただし初回に限って利用できる条件を使って始めた場合は、その適用が終われば通常の設定に戻ります。申し込み前に、何ヶ月分に適用される条件なのかを公式サイトで確認してください。


途中で解約できますか

できます。次回発送予定日の2日前までであれば途中解約が可能で、解約手数料もかかりません。発送のサイクルは周期によって異なり、1ヶ月ごとであれば2回目は診察の25日後、3回目以降は前回の発送から30日後です。次の発送予定日を把握しておくことが前提になります。


途中でプランを変更できますか

公式サイトでは、らくらく定期便は発送の2日前まで解約や変更の手続きが可能とされています。ただし、どのプランへ変更するかは医師の診察を経て決まります。1年分の処方後は再診が必要になるため、診察から11ヶ月が経った時点が見直しの機会になります。


予防プランと発毛ミニプランはどちらを選ぶべきですか

含まれる成分が異なります。予防プランはフィナステリド1mgのみで抜け毛を抑える方向に働く構成、発毛ミニプランはそこにミノキシジル2.5mgが加わり発毛を促す方向の成分が入ります。らくらく定期便12ヶ月ごとの単価は、予防プランが2,097円(税込)、発毛ミニプランのフィナステリドセットが2,933円(税込)です。どちらが適しているかは、AGAの進行状況などを踏まえて医師が判断します。 


全額保証制度はどのプランでも使えますか

らくらく定期便1ヶ月ごとで決済していることが条件のひとつに挙げられています。単価が最も下がる12ヶ月ごとで契約した場合、この条件を満たしません。そのほか、初診日から20日以内の申請、健康診断結果の提示など複数の条件が定められています。


制度は事前の通知なく変更される可能性があるとされているため、利用を前提にする場合は公式サイトで最新の内容を確認してください。

DMMオンラインクリニックのAGAはプラン選びと2年目以降の総額で判断する

DMMオンラインクリニックのAGA治療が安く見える理由は、料金設定やサービスの仕組みにあります。 オンライン診療に特化して診察料を0円にできていること、契約する周期が長いほど単価が下がること、同じ有効成分でも費用の異なる選択肢が用意されていること、そして診療実績の規模がコストに反映されていることです。


月2,097円(税込)という数字は、予防プランをらくらく定期便12ヶ月ごとで契約した場合のものです。同じ予防プランでも、単月購入では3,960円(税込)です。また、複数の薬を使用する発毛ストロングプランでは、月額1万円を超えます。 7つのプランと23のセットがあるなかで、どこを選ぶかによって負担は10倍近く変わります。


2年目以降については、時間の経過で単価が上がる仕組みは設けられていません。ただし、周期の選び方による差は大きく、発毛ライトプランのフィナステリドセットでは、単月購入と12ヶ月ごとの定期便で2年間に92,840円(税込)の開きが生じます。


一方で、単価が最も下がる12ヶ月ごとを選ぶと、全額保証制度は利用できません。この制度はらくらく定期便1ヶ月ごとでの決済が条件に含まれているためです。安さを優先するか、体に合わなかったときの備えを残すかは、初回の契約時点で決まります。


そして、ミノキシジルを含むプランを選ぶ場合、その薬剤は国内未承認であり、公的な医薬品副作用被害救済制度の対象外です。費用が抑えられている構成には、この前提が含まれています。


料金だけで比較すると、12か月ごとの定期便が最も費用を抑えられます。ただし、薬が体に合い、治療を続けられることが前提です。まずは医師の診察を受け、自分に合った治療内容を確認したうえで、無理なく続けられる契約期間を選びましょう。 

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