AGAと円形脱毛症の違い・見分け方は?原因・特徴・治療方法を解説
薄毛が気になり始めたものの、自分の症状がAGAなのか円形脱毛症なのか判断がつかず、同じように悩んでいる方も多いと思います。
本記事ではAGAと円形脱毛症の違いや見分け方、それぞれの疾患の原因や特徴、治療方法について解説します。
自身の薄毛がAGAなのか、円形脱毛症によるものなのかを知り、適切な治療を受け、脱毛部位の改善に努めましょう。
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【目次】
DMMオンラインクリニッAGAと円形脱毛症の違いクの基本情報
AGAと円形脱毛症にはさまざまな違いがあります。それぞれの特徴を理解し、適切な治療を受けましょう。
発症年齢
AGAは、男性ホルモンが大きく影響することから、成人男性に多くみられます。思春期以降に発症し、年齢を重ねるごとに発症リスクが高くなるのが特徴です。
とくに日本人男性の場合、20代後半から30代にかけてAGAの発症者は増え、40代以降に脱毛が顕著になります。
一方で、円形脱毛症は老若男女問わず発症する可能性があり、子どもが発症することもあります。
髪の毛の抜け方
AGAの場合、脱毛範囲は頭部全体であり、とくに頭頂部や生え際などが薄毛になりやすいのが特徴です。
一方で、円形脱毛症は、特定部位の髪の毛が円形もしくは楕円形に抜け落ちます。脱毛範囲の境界がはっきりしているため、比較的認識しやすいのが特徴です。
進行速度
AGAは、長い年月をかけて徐々に進行していく脱毛症です。薄毛の症状がゆるやかに進行していくため、発症頻度は年齢とともに高くなります。年代ごとの発症率は以下のとおりです。
20代:10%
30代:20%
40代:30%
50代以降: 40%
一方で、円形脱毛症は急速に症状が進行します。そのため、髪の毛が薄くなったと感じる期間がほとんどなく、本人も気づかないうちに円形脱毛症を発症しているケースもあります。
AGAと円形脱毛症の見分け方
AGAと円形脱毛症の見分けがつかない場合は、脱毛部位や脱毛の形状などを確認してください。また、以下の表を参考にすることをおすすめします。
異なる点 |
AGA |
円形脱毛症 |
発症の原因 |
ジヒドロテストステロン(DHT)の作用、遺伝など |
遺伝やアトピー素因、自己免疫疾患 |
脱毛部位 |
前頭部、生え際、頭頂部が中心 |
頭部全体、頭部以外 |
脱毛の形状 |
M字型、O字型、U字型 |
円形もしくは楕円形 |
脱毛の速さ |
ゆるやかに進む |
急速に進む |
年齢 |
成人男性に多い |
年齢を問わない |
性別 |
男性に多いが、男女ともに起こる |
男女ともに起こる |
治療方法 |
内服薬(フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルタブレット)や外用薬、メソセラピーや毛髪再生治療、植毛治療など |
ステロイド局所注射療法や局所免疫療法、ステロイド外用療法やステロイド内服療法など |
円形脱毛症の特徴
円形脱毛症は、髪の毛を作る毛包の周りに炎症が発生し、抜け毛が増える疾患です。発症すると、10円玉に近い大きさの抜け毛が円状に発生するケースがあります。
脱毛が起こる部位としては、髭やまつ毛、眉毛などにも広がることがあります。症状が進行すると、頭全体、さらには全身の毛まで抜けてしまうケースもあるため、気になる症状があれば早めに受診することが大切です。
円形脱毛症は、主に以下のタイプに分類可能です。
単発性通常型:頭部にひとつだけ円形の脱毛が起こる
多発性通常型:円形の脱毛が多発する
全頭型:脱毛が全頭に及ぶ
汎発型:脱毛が全身に及ぶ
蛇行型:頭髪の生え際に帯状の脱毛が生じる
逆蛇行型:側頭部と後頭部を避け、前頭部と頭頂部で帯状の脱毛が生じる
びまん型:境界がはっきりと分かる脱毛ではなく、頭部全体が脱毛する
全頭型や汎発型、蛇行型は通常型と比べて治りにくい傾向があります。円形脱毛症の症状が出るのは、一生に一度だけのケースもあれば、複数回にわたって生じることもあります。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の主な原因は、以下の3つです。当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
遺伝
中国における大規模調査によると、円形脱毛症の患者の8.4%は家族内発症があり、患者との関係(親等)が近いほど発症率が高いことが報告されています。
また、欧米の調査では、1親等内における円形脱毛症の発症は一般に比べて10倍だったというデータもあります。
家族に円形脱毛症を発症した方がいる場合は、自身も発症するリスクが高いといえるでしょう。
アトピー素因
アトピー素因とは、自分自身や家族にアレルギー体質があり、アレルギー反応に関わる物質(IgE抗体など)を作りやすい体質を指します。
アレルギー性の疾患として挙げられるものは、皮膚炎やアレルギー性の鼻炎、気管支喘息などです。
日本皮膚科学会の「円形脱毛症診療ガイドライン2024」では、円形脱毛症患者のうち、アトピー性疾患を合併していた例がいくつか挙げられています。詳細は以下のとおりです。
調査対象 |
概要 |
円形脱毛症の患者47名 |
62%である29例がアトピー性疾患を合併していた。 |
円形脱毛症の患者800名 |
23%である187例でアトピー性皮膚炎を合併していた。 |
円形脱毛症の患者200名 |
・患者本人や家族にアトピー素因があるものが108例だった(54%)。 ・患者本人にアトピー素因があるものが82例だった(41%)。 ・アトピー性皮膚炎の合併が46例だった(23%)。 |
自己免疫疾患
自己免疫疾患とは、免疫機構が自身に働き、引き起こされる疾患です。円形脱毛症と併発する可能性のある疾患は以下のとおりです。
橋本病などの甲状腺疾患
尋常性白斑
全身性エリテマトーデス(SLE)
関節リウマチ
1型糖尿病
重症筋無力症
なお、精神的ストレスそのものが円形脱毛症の直接的な原因ではありません。ただし、ストレスは発症や悪化のきっかけになることがあり、自己免疫の働きと深く関わっていると考えられています。
円形脱毛症の重症度
円形脱毛症の重症度を表す指標であるアメリカの「AA(円形脱毛症)評価ガイドライン」では、頭部全体の面積に占める脱毛巣面積の割合(S)と、頭部以外の脱毛の程度(B)によって以下のとおり重症度を決定しています。
S0:脱毛がみられない
S1:脱毛巣が頭部全体の25%未満
S2:脱毛巣が25~49%
S3:脱毛巣が50~74%
S4:脱毛巣が75~99%
S5:100%(全頭)脱毛
B0:頭部以外の脱毛なし
B1:頭部以外に部分的な脱毛がみられる
B2:全身すべての脱毛
SおよびBの数字が大きいほど重症度が高く、治療が困難です。
円形脱毛症の治療方法
円形脱毛症の治療方法には、さまざまな手段があります。日本皮膚科学会ガイドライン「円形脱毛症診療ガイドライン2024」では、治療方法によって推奨度やエビデンスレベルが異なります。
なお、以下に示すエビデンスレベルの分類および推奨度の強さの定義は、次のとおりです。
【エビデンスレベル】
A:(高い)結果はほぼ確実であり,新たに研究がおこなわれても結果が大きく変わる可能性が低い
B:(低い)結果を支持する研究はあるが十分ではなく、新たに研究がおこなわれた場合に結果が大きく変わる可能性がある
C:(とても低い)結論を支持する質の高い研究がない
【推奨度】
1:(強い推奨)推奨された治療により得られる利益が大きく、かつそれによる負担を上回るためおこなうよう勧める
2:(弱い推奨)推奨された治療により得られる利益の大きさや有効性・安全性は不確実である、あるいは治療によって生じうる害や負担と拮抗していると考えられる
3:(推奨しない)判断の根拠となる情報の普遍性に乏しい、あるいは治療方法が本邦の医療体制にそぐわないなどの理由から、現時点では勧められない
ステロイド局所注射療法
ステロイド局所注射療法は、単発型および多発型の成人症例で推奨されている治療方法です。推奨度は1であり、エビデンスレベルはBと記載されています。
ステロイド局所注射の発毛効果は、以下の試験で示されています。
ステロイド局所注射の発毛効果を示す臨床試験 |
概要 |
|
円形脱毛症の脱毛斑が3個未満の症例226 例で実施したランダム化比較試験 |
トリアムシノロンアセトニド10mg/mL局注群は0.1%ベタメタゾンクリーム外用群に比較し脱毛範囲が縮小することが示唆されている。 |
円形脱毛症の脱毛斑が2個以下の症例78例で実施したランダム化比較試験 |
トリアムシノロンアセトニド10mg/mL局注群は 0.1%ベタメタゾン吉草酸フォーム外用群、0.1%タクロリムス軟膏外用群と比較し脱毛範囲を縮小させる可能性が示された。 |
効果が確認されたのは主に脱毛斑が少数である限局型であり、多発型や全頭型は効果が不十分だったと報告されています。
局所免疫療法
局所免疫療法は、脱毛部位に化学物質を塗布して人工的にかぶれを引き起こし、免疫を刺激することで円形脱毛症の改善が期待できる治療法です
ただし、本療法は保険適用されず、実施施設における試薬調製が必要になるため、患者さんまたは保護者の同意と実施施設での承認手続きを経て実施しなければなりません。推奨度は2であり、エビデンスレベルはBと記載されています。
局所免疫療法の発毛効果が評価された試験によると、有効率は65.5%(斑状型で74.6%、全頭型、汎発型で54.5%)であり、完全発毛に至ったのは32.3%(斑状型で42.6%、全頭型、汎発型で24.9%)でした。
局所免疫療法はとくにS2(脱毛巣が25〜49%)以上の多発型や全頭型、汎発型の症例において、年齢を問わずおこなっても良いとされています。
一方で、甲状腺疾患を伴う症例や汎発型の症例では、反応性が落ちる可能性が示されています。
ステロイド外用療法
ステロイド外用療法は、単発型から多発型の円形脱毛症に推奨される治療方法です。1日1〜2回の使用が勧められており、推奨度は1、エビデンスレベルはBです。
ステロイド外用療法の発毛効果は、以下の試験で示されています。
ステロイド外用療法の発毛効果を示す臨床試験 |
概要 |
境界明瞭な脱毛斑を有する患者54例において、0.25%desoximetasoneクリームと基剤の単純塗布(1日2 回、12 週間)のランダム化比較試験 |
25%以上の毛髪再生は薬剤塗布群が有意に優れるが、毛髪の完全回復は両群間に有意差はなかった。 |
全頭型や汎発型患者28例で実施された0.05%clobetasol propionate(皮膚炎を抑えるために使われるステロイド外用薬の中で最も強いタイプ)軟膏、クリームODT(ステロイドの塗り薬を塗ったあとに ラップなどでおおって密封する方法)の左右塗り分け試験 |
12~24週後に8例(29%)でclobetasol propionate外用側に毛髪の回復がみられた。 |
34例の患者に対するclobetasol propionateの泡状外用薬のランダム化比較試験(新しい薬や治療が、本当に効いているかを確かめるための方法) |
24週時点で有意な脱毛面積の減少がみられ、24%の患者で脱毛面積が10%未満に改善した。 |
ステロイド内服療法
ステロイド内服療法は、発症初期の急速に進行しているS2以上の成人症例でおこなっても良いとされています。(自然治癒傾向のある急速進行型の症例を除外)
ただし、休薬後の再発率が高いため、ステロイドの外用・注射などの標準的治療に抵抗する症例に使用が限られています。推奨度は2であり、エビデンスレベルはBです。
罹患期間平均6年8ヶ月の患者に初期量100もしくは150mg/日の酢酸コルチゾンを4週間以上投与したところ、以下の結果が報告されています。
汎発型(10例):3〜6週間後に73%の方で毛髪の回復があった
全頭型(4例):3〜6週間後に75%の方で毛髪の回復があった
斑状型(7例):3〜6週間後に71%の方で毛髪の回復があった
静脈注射によるステロイドパルス療法
静脈注射によるステロイドパルス療法は、急速に進行しているS2以上の発症初期の症例におこなっても良いとされています。
ただし、実施前に再発の可能性や副作用について十分な説明を受けることが必要です。また、自然治癒する可能性の高い症例や、小児には使用しないほうが良いとされています。
多発型、全頭型または汎発型139例にメチルプレドニゾロン500mg/日を3日連続で点滴投与し、6~70ヶ月間経過を観察したところ、脱毛発症6ヶ月以内で脱毛面積が頭皮の50%以下の症例では、88%の方で75%以上の毛髪が回復したと報告されました。
しかし、治療開始時に頭皮の脱毛面積が100%だった症例では、発症後6ヶ月以内であっても、75%以上の毛髪の回復は21.4%の方にとどまっています。
抗ヒスタミン薬内服療法
抗ヒスタミン薬内服療法は、アトピー性皮膚炎合併症例の場合、アトピー素因の改善効果を期待して併用しても良いとされています。推奨度は1であり、エビデンスレベルはBです。
抗ヒスタミン薬内服療法の発毛効果は、以下の試験で示されています。
抗ヒスタミン薬内服療法の発毛効果を示す臨床試験 |
概要 |
円形脱毛症を発症後3ヶ月以内で脱毛巣が3 個までの152例に光線療法などを一部の症例で併用しながらオキサトミドを投与した非ランダム化比較試験 |
内服前と比較して、脱毛や発毛の評価項目が有意に改善し、かつアトピー素因のある症例ではより早期に改善することが示された。 |
アトピー素因を有し脱毛面積50%以上の重症例のうち34例には局所免疫療法のみ、33例には局所免疫療法とフェキソフェナジンを併用した比較試験 |
併用群でより有意に改善がみられると報告された。 |
AGAと円形脱毛症に関するよくある質問
AGAと円形脱毛症に関するよくある質問とその回答は以下のとおりです。それぞれの疾患について理解を深め、気になる症状があれば早めに医師へ相談することが大切です。
AGA治療薬は円形脱毛症に有用ですか?
日本皮膚科学会の「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2024」では、ミノキシジル外用薬について、推奨度が2であり、エビデンスレベルC(併用療法のひとつとしておこなっても良い)と評価されています。
一方で、ミノキシジルタブレットについては、推奨度が3であり、エビデンスレベルC(十分なエビデンスがなく、副作用の出現が懸念され、さらに未承認薬であることから推奨しない)です。
AGAの原因となるジヒドロテストステロンを阻害するフィナステリドやデュタステリドの場合は、円形脱毛症に効果がありません。
円形脱毛症は精神的ストレスが原因で発症しますか?
日本皮膚科学会の「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、「円形脱毛症と精神的ストレスとの直接の関連性についての科学的根拠は乏しい」と記載されています。
ただし、精神的ストレスが自己免疫性疾患を引き起こすひとつの要因になっている可能性が示されています。
円形脱毛症を上手に隠せる方法はありますか?
どうしても隠したい場合は、かつらやウィッグの使用をおすすめします。日本皮膚科学会の「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2024」におけるかつらの推奨度は1であり、エビデンスレベルはC(使用する希望がある患者には勧める)です。
また、同ガイドラインでは、ウィッグの着用によってQOL(生活の質)の改善がみられたことが示されています。
AGAと円形脱毛症を併発するケースはありますか?
併発するケースは少ないですが、可能性はゼロではありません。AGA特有の前頭部や頭頂部の脱毛と、円形脱毛症特有の丸い脱毛部位が重なることがあります。
併発の可能性がある場合は、以下の項目に該当するかをチェックしてみてください。
生え際の後退や丸い脱毛箇所がある
抜け毛の形状について複数のパターンが存在している
親族にAGAを発症している方がいて、自己免疫トラブルも抱えている
医療機関でAGAもしくは円形脱毛症の治療を受けても、一部の脱毛部位が回復しにくい
上記に当てはまる方は、速やかに医療機関を受診し、専門の医師による治療を受けましょう。
円形脱毛症の治療方法として推奨されていないものはありますか?
日本皮膚科学会の「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2024」では、以下の治療方法が推奨されていません。
ミノキシジルタブレット
漢方内服療法
抗うつ薬、抗不安薬
免疫抑制剤外用療法
プロスタグランジン製剤の外用療法
催眠療法
心理療法
PRP療法
生物学的製剤(デュピルマブを含む)
メトトレキサート(MTX)内服療法
シクロスポリンA(CyA)内服療法
紫外線療法以外の光線療法
上記の推奨度はいずれも3(判断の根拠となる情報の普遍性に乏しい、あるいは治療方法が本邦の医療体制にそぐわないなどの理由から、現時点では勧められない)です。
AGA治療薬にはどのようなものがありますか?
AGA治療薬は、内服薬と外用薬に分かれます。詳細は以下のとおりです。
AGA治療薬 |
特徴 |
フィナステリド |
毛母細胞の作用を抑え、毛髪の成長を妨げるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑制する5α還元酵素を阻害する内服薬。 とくに額の生え際や頭頂部に存在する5α還元酵素2型を阻害し、薄毛の進行を防ぐ効果が見込める。 |
デュタステリド |
毛母細胞の作用を抑え、ジヒドロテストステロンの生成を抑える5α還元酵素を阻害する内服薬。 2型の5α還元酵素に加え、側頭部と後頭部に存在する5α還元酵素1型を阻害するため、フィナステリドよりも広範囲の薄毛に対する予防効果が期待できる。 |
ミノキシジルタブレット |
ヘアサイクルを正常化することで、発毛効果が見込める内服薬。服用すると毛細血管が拡張して頭皮の血流が良くなり、栄養供給が促され、毛根の活性化につながる。 |
ミノキシジル外用薬 |
毛包を活性化させ、ヘアサイクルにおける休止期から成長期への移行を促進し、発毛を促す薬。 |
AGA治療薬の費用はどのくらいですか?
AGAの内服薬・外用薬は保険適用外の自由診療となり、費用の目安は以下のとおりです。
AGA治療薬 |
月額費用 |
年間費用 |
フィナステリド |
約3,000〜7,000円 |
約40,000〜60,000円 |
デュタステリド |
約5,000〜10,000円 |
約60,000〜100,000円 |
ミノキシジルタブレット |
約8,000〜15,000円 |
約100,000〜180,000円 |
ミノキシジル外用薬 |
約5,000〜10,000円 |
約60,000〜120,000円 |
AGA治療薬で想定される副作用にはどのようなものがありますか?
AGA治療薬の主な副作用は、以下が挙げられます。
初期脱毛
動悸・息切れ
むくみ
めまい
低血圧
頭皮のかゆみ・炎症
立ちくらみ
体毛の増加
肝機能障害
性欲減退
勃起不全
精液量の減少
AGA治療薬の副作用は、種類によって異なります。詳細は医師へ確認しましょう。
AGAや円形脱毛症の治療は何科で受けられますか?
AGAや円形脱毛症の治療は皮膚科で受けられます。また、皮膚科以外にも、髪の悩みや薄毛専門のAGAクリニックなどでも治療可能です。
クリニックによって治療方法や、取り扱っている内服薬・外用薬の種類は異なります。まずはカウンセリングを受け、治療方針や費用を確認し、自分に合うかを確認しましょう。
AGAや円形脱毛症を放置するとどうなりますか?
AGAは進行性の脱毛症であるため、自然に治ることはなく、放置することで生え際や頭頂部から少しずつ薄毛が進行します。
円形脱毛症は自然に治ることもある一方で、場合によっては放置することで脱毛斑が広がったり、増えたりすることがあります。
薄毛の症状が気になる場合や、10円玉サイズの脱毛がみられる場合は速やかに医療機関を受診してください。
AGAや円形脱毛症の治療中に注意すべきことはありますか?
AGAや円形脱毛症の治療中、もし以下のような習慣があれば、改善してみることが大切です。
睡眠不足
運動不足
間違ったヘアケア
過度の飲酒・喫煙
ストレスをためすぎている
栄養バランスの悪い食生活
薬の用法・用量を守らない
個人輸入した薬を使用している
AGAや円形脱毛症が改善する前兆はありますか?
以下に該当する場合、AGAや円形脱毛症が改善に向かっている可能性があります。
脱毛した部分に産毛が生えている
脱毛した部分の頭皮に毛穴が見えるようになる
脱毛している周囲の髪の毛を引っぱっても簡単には抜けない
自身ではなかなか判断できない場合は、医師に相談し、脱毛箇所の状況を確認してもらいましょう。
円形脱毛症は成人男性以外にも起こりますか?
円形脱毛症は、成人男性以外にも子どもや女性にも起こる場合があります。
円形脱毛症を早く治す方法はありますか?
円形脱毛症は軽度の場合、自然治癒する可能性がありますが、早く治したい場合はクリニックに相談することをおすすめします。
AGA治療の手段として薬以外にはどのような治療方法がありますか?
クリニックによっては、以下の治療方法が受けられるケースがあります。AGA治療薬以外の治療方法を検討したい場合は、参考にしてみてください。
AGA治療薬以外の治療方法 |
概要 |
植毛治療 |
植毛治療とは、髪の毛が残っている側頭部や後頭部から健康な毛包を採取し、薄毛が気になる部分に移植する治療方法。 植毛の種類には、人工毛植毛と自毛植毛の2種類がある。 植毛治療は薄毛の原因がAGAであり、十分な量の健康な毛包がある方や、長期での費用の目処が立っている方に向いている。 |
毛髪再生治療 |
毛髪再生治療とは、幹細胞医療の先端技術を活用し、毛髪の自然な成長メカニズムに直接作用する治療方法。 毛包内の毛母細胞を活性化させ、本来の発毛の働きを取り戻すことが目的。 毛髪再生治療では、幹細胞培養上清液を活用し、休眠状態となった毛母細胞に新しい活力を与える効果が見込める。 |
メソセラピー |
メソセラピーとは頭皮に対して直接的に栄養成分や薬剤を注入し、髪の成長を促して薄毛の進行を防ぐ治療方法。 メソセラピーを継続すると、髪の密度や質感が改善され、3〜6ヶ月程度で新しい髪の毛の成長が期待できる。 とくにAGAの初期段階で治療を開始すると、効果があらわれやすくなると考えられている。 |
円形脱毛症が自然治癒しない場合はどうなりますか?
自然治癒しない場合、重症化するリスクがあります。円形脱毛症の重症度を表す指標であるアメリカの「AA(円形脱毛症)評価ガイドライン」では、頭部全体の面積に占める脱毛巣面積の割合(S)と、頭部以外の脱毛の程度(B)によって以下のとおり重症度を決定しています。
S0:脱毛がみられない
S1:脱毛巣が頭部全体の25%未満
S2:脱毛巣が25~49%
S3:脱毛巣が50~74%
S4:脱毛巣が75~99%
S5:100%(全頭)脱毛
B0:頭部以外の脱毛なし
B1:頭部以外に部分的な脱毛がみられる
B2:全身すべての脱毛
S2以上は重症症例とされ、治療をしても完治するまでに時間がかかる場合があります。場合によっては、治療をしても完治できない場合もあるため、円形脱毛症が気になる場合は速やかに適切な治療を受けましょう。
AGAと円形脱毛症の違いを理解したうえで適切な治療を受けよう
AGAと比べると、円形脱毛症は発症年齢が幅広く、進行速度も早いのが特徴です。
また、AGAの脱毛範囲は頭部であり、とくに頭頂部や生え際などが薄毛になりやすい傾向があります。一方で、円形脱毛症の場合は、特定部位の毛が円形もしくは楕円形に抜け落ちます。
AGAか円形脱毛症か見分けるのが難しい場合は、脱毛部位や脱毛の形状をチェックしましょう。必要に応じて以下の表も活用してみてください。
異なる点 |
AGA |
円形脱毛症 |
発症の原因 |
ジヒドロテストステロン(DHT)の作用、遺伝など |
遺伝やアトピー素因、自己免疫疾患 |
脱毛部位 |
前頭部、生え際、頭頂部が中心 |
頭部全体、頭部以外 |
脱毛の形状 |
M字型、O字型、U字型 |
円形もしくは楕円形 |
脱毛の速さ |
ゆるやかに進む |
急速に進む |
年齢 |
成人男性に多い |
年齢を問わない |
性別 |
男性に多いが、男女ともに起こる |
男女ともに起こる |
治療方法 |
内服薬(フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルタブレット)や外用薬、メソセラピーや毛髪再生治療、植毛治療など |
ステロイド局所注射療法や局所免疫療法、ステロイド外用療法やステロイド内服療法など |
円形脱毛症には、さまざまな治療方法があります。医師のアドバイスを参考にしながら、自分に合った方法で安心して治療を続けていきましょう。
ミノキシジルタブレットの未承認医薬品等に関する注意事項
ミノキシジルタブレットにおける未承認医薬品等に関する注意事項は、以下のとおりです。
未承認医薬品等
本治療で使用されるミノキシジルタブレットは、国内で医薬品医療機器等法の承認を得ていない未承認の薬です。
入手経路等
この治療で使用される医薬品は、薬機法に基づき医師の判断により個人輸入しております。
国内の承認医薬品等の有無
国内において承認されている同効の医薬品はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
長期的な安全性は評価されておらず、重大な副作用などが懸念されます。
医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対応外となります。
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