アカルボースの効果とは?薬の服用方法や副作用・注意事項を解説
ダイエットの方法を探すなかで、アカルボースについて興味をお持ちではないでしょうか。
また、薬の効果や服用方法、副作用について詳しく知りたい方もいるでしょう。
本記事では、アカルボースの効果や服用の仕方、副作用、使用するうえで知っておくべき注意事項について解説します。
アカルボースがどのような薬なのかを知り、自分に向いているかをチェックしてみてください。
※監修者は医療的専門分野についてのみ監修を行っており、掲載されている商品・サービスの選定には関与しておりません。
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【目次】
アカルボースの効果
アカルボースは厚生労働省が認可した医療用の糖質吸収抑制剤(炭水化物吸収阻害剤)です。
食後の血糖値の上昇を抑える効果がある「α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)」に分類され、本来は主に、食事療法・運動療法によって症状の改善が見られない2型糖尿病の患者さんに処方される薬です。
アカルボースは糖質を分解してブドウ糖にするα-グルコシダーゼという酵素の働きを妨害し、体内に吸収される糖質を抑え、食後の急激な血糖値の上昇を抑制します。その結果、食べた糖質が脂肪に変わりにくくなる効果が期待できます。
医療機関によっては、医師の診察と説明のもと、保険適用外の自由診療として、体重管理やダイエット目的で使用される場合があります。
販売名 |
アカルボース錠50mg/アカルボース錠100mg |
効能・効果 |
糖尿病の食後過血糖の改善(ただし、食事療法・運動療法によっても十分な血糖コントロールが得られない場合、または食事療法・運動療法に加えて経口血糖降下薬もしくはインスリン製剤を使用している患者で十分な血糖コントロールが得られない場合に限る) |
服用方法 |
アカルボースとして、成人では通常1回100mgを1日3回、食事の直前に経口投与する。ただし、1回50mgより投与を開始し、忍容性を確認したうえで1回100mgへ増量することもできる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。 |
服用する際の注意点 |
服用する際は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲む。 万が一、薬を飲み忘れたとしても、2回分を一度に飲んではいけない。 |
副作用 |
【重大な副作用】 低血糖・腸閉塞・肝機能障害、黄疸・重篤な肝硬変例での意識障害を伴う高アンモニア血症 【その他の副作用】 腹部膨満・鼓腸、放屁増加、軟便・排便回数増加・下痢・腹痛・便秘・嘔気・嘔吐・食欲不振・食欲亢進・消化不良・口渇・腸管のう腫状気腫症・発疹・そう痒・頭痛・頭重感・めまい・しびれ感・AST上昇・ALT上昇・γ-GTP上昇・Al-P上昇・LDH上昇・白血球減少・血小板減少・貧血・胸部圧迫感・浮腫・ほてり・味覚異常・頻尿 |
禁忌 |
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の患者[輸液およびインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となる] ・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれる] ・アカルボースの成分に対して過敏症の既往歴のある患者 ・妊婦または妊娠している可能性のある女性 |
注意事項 |
アカルボースを服用する際は、食事の直前に飲む必要がある。また、他の医師を受診する場合や、薬局などで他の薬を購入する場合は、必ずこの薬を飲んでいることを医師または薬剤師に伝えておくこと。 |
お問い合わせ先 |
【症状や服用方法、副作用などの質問】 主治医や薬剤師 【一般的な事項に関する質問】 製造販売会社:日医工株式会社(https://www.nichiiko.co.jp) お問い合わせ窓口 電話:(0120)039-215 受付時間:9:00〜17:00(土、日、祝日、その他当社休業日を除く) |
アカルボースの服用方法
アカルボースは、成人では通常1回100mgを1日3回、食事の直前に服用します。
ただし、1回50mgから服用を開始し、医師に相談のうえ、アカルボースによる副作用があらわれていても十分耐えられ、治療の継続が可能かを確認しながら1回100mgへ増量することも可能です。なお、年齢、症状に応じ用法・用量は適宜増減します。
服用時は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。なお、2回分を一度に飲んではいけません。
食事の直前に飲み忘れたときは、食事中に1回分を飲んでください。食後かなりの時間が経過している場合は、1回飛ばして次の時間に1回分飲みましょう。万が一、異常を感じたら、医師または薬剤師に相談してください。
アカルボースの禁忌
アカルボースの禁忌は次のとおりです。
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の患者[輸液およびインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となる]
重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれる]
アカルボースの成分に対して過敏症の既往歴のある患者
妊婦または妊娠している可能性のある女性
上記に当てはまる方は、アカルボースを服用できません。
アカルボースの服用に注意が必要な方
次に当てはまる方は、アカルボースの服用に注意が必要です。該当する項目がある場合は、使用前に医師へ相談してください。
特定の背景を有する患者に関する注意 |
概要 |
|---|---|
合併症・既往歴などのある患者 |
特記事項なし。 |
開腹手術の既往または腸閉塞の既往のある患者 |
腸内ガス等の増加により、腸閉塞があらわれることがある。 |
胃腸障害のある患者 |
アカルボースの投与により鼓腸、放屁、下痢などの消化器症状を増強する可能性がある。 |
ロエムヘルド症候群、重度のヘルニア、大腸の狭窄・潰瘍などのある患者 |
腸内ガスの発生増加によって、症状が悪化することがある。 |
腎機能障害患者 |
特記事項なし。 |
重篤な腎機能障害のある患者 |
クレアチニンクリアランス25mL/min未満の患者では血中活性物質(未変化体および活性代謝物)濃度は腎機能正常者に比べて約4〜5倍上昇することが報告されている(外国人データ)。 |
肝機能障害患者 |
特記事項なし。 |
重篤な肝機能障害のある患者 |
代謝状態が不安定であり、血糖管理状況が大きく変化するおそれがある。肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない。 |
妊婦 |
妊婦または妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。 |
授乳婦 |
治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。動物実験(授乳ラット)で乳汁中へ移行することが報告されている。 |
小児など |
小児などを対象とした臨床試験は実施していない。 |
高齢者 |
経過を十分に観察しながら慎重に投与すること。 |
アカルボースの併用注意薬
アカルボースの併用注意薬は次のとおりです。
薬剤名 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
|
【スルホニルウレア系薬剤】 ・スルホンアミド系薬剤 ・ビグアナイド系薬剤 ・インスリン製剤 ・インスリン抵抗性改善剤 ・速効型食後血糖降下剤 |
低血糖があらわれることがある。併用時には低用量から開始する、または他の糖尿病用薬の用量を調整するなど慎重に投与すること。 |
左記糖尿病用薬の血糖降下作用にアカルボースの糖質吸収遅延作用が加わる。 |
|
【上記糖尿病用薬とその血糖降下作用を増強する薬剤】 ・β遮断剤 ・サリチル酸剤 ・モノアミン酸化酵素阻害剤など |
糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わることによる影響に十分注意すること。 |
左記薬剤により他の糖尿病用薬の血糖降下作用が増強されるところに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わる。 |
|
【上記糖尿病用薬とその血糖降下作用を減弱する薬剤】 ・アドレナリン ・副腎皮質ホルモン ・甲状腺ホルモンなど |
糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わることによる影響に十分注意すること。 |
左記薬剤により他の糖尿病用薬の血糖降下作用が減弱されるところに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わる。 |
ジゴキシン |
ジゴキシンの血中濃度が低下することがある。また、少数例で血中濃度の上昇も認められている。ジゴキシンの血中濃度が変動した場合には、ジゴキシンの投与量を調節するなど適切な処置をおこなうこと。 |
発現機序の詳細は不明である。 |
|
・ラクツロース ・ラクチトール水和物 |
消化器系の副作用が増強される可能性がある。 |
左記薬剤が、アカルボースの作用による未消化の他の二糖類とともに下部消化管へと移行し、腸内細菌によって分解を受けることから、併用により腸内ガスなどがさらに増加する可能性がある。 |
|
【炭水化物消化酵素製剤】 ジアスターゼなど |
両剤の薬効に影響を及ぼす可能性がある。 |
アカルボースはα-アミラーゼ活性の阻害作用を有し、一方、炭水化物消化酵素製剤はα-アミラーゼ活性を有している。 |
アカルボースの副作用
アカルボースの服用によって起こりうる重大な副作用として、次のことが報告されています。
低血糖(0.1〜5%未満)
腸閉塞(0.1%未満)
肝機能障害、黄疸(0.1%未満)
重篤な肝硬変例での意識障害を伴う高アンモニア血症(頻度不明)
なお、その他の副作用としては、次のことが挙げられます。
5%以上 |
5%未満 |
頻度不明 |
|
消化器 |
腹部膨満・鼓腸、放屁増加、軟便 |
排便回数増加、下痢、腹痛、便秘、嘔気、嘔吐、食欲不振、食欲亢進、消化不良 |
口渇、腸管のう腫状気腫症 |
過敏症 |
発疹、そう痒 |
||
精神神経系 |
頭痛・頭重感、めまい、しびれ感 |
||
肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇 |
||
血液 |
白血球減少、血小板減少 |
貧血 |
|
その他 |
胸部圧迫感 |
浮腫、ほてり、味覚異常、頻尿 |
なお、副作用の内容を部位別にまとめると、次のとおりです。
部位 |
自覚症状 |
全身 |
冷汗が出る、疲れやすい、けいれん、体がだるい、力が入らない、体がかゆくなる |
頭部 |
意識の低下 |
顔面 |
血の気が引く |
目 |
白目が黄色くなる |
口や喉 |
吐き気、嘔吐 |
腹部 |
お腹がすく、お腹が張る、腹痛、食欲不振 |
手・足 |
手足のふるえ |
皮膚 |
皮膚が黄色くなる |
便 |
便やおならが出にくい |
尿 |
尿の色が濃くなる |
服用後に気になる症状があらわれた場合は、自己判断で続けず、服用を中止して医師に相談してください。
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クリニック名 |
DMMオンラインクリニック |
治療ページ |
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アカルボースの値段 |
【アカルボース】 <単月購入> 6,050円 <らくらく定期便> 1ヶ月ごと:5,170円/月 3ヶ月ごと:5,097円/月(総額15,290円) 6ヶ月ごと:4,968円/月(総額29,810円) |
診察料 |
0円 |
送料 |
550円 |
到着の目安 |
最短当日到着 ※当日到着は東京都23区と大阪市24区です。別途追加費用が必要です。 |
診療時間 |
24時間 |
※価格はすべて税込です。
※価格は、公式サイト(2026年5月時点)をもとに作成しています。時期や在庫により変動する可能性があります。必ず公式サイトで最新の価格をご確認ください。
※医師の判断によって処方できない場合があります。
※本記事の治療メニューは、公的医療保険が適用されない自由診療です。
アカルボースに関するよくある質問
アカルボースに関するよくある質問とその回答をまとめました。これからアカルボースの使用を検討している方は参考にしてみてください。
アカルボースの使用量や使用回数に決まりはありますか?
アカルボースは、成人の場合、通常1回100mgを1日3回、食事の直前に服用します。一方で、1回50mgから服用を開始し、医師に相談のうえ、アカルボースによる副作用があらわれていても十分耐えられ、治療の継続が可能かを確認しながら1回100mgへ増量することも可能です。なお、年齢、症状に応じ用法・用量は適宜増減します。
アカルボースを飲み忘れた場合はどうしたらいいですか?
食事の直前に飲み忘れたときは、食事中に1回分を飲んでください。食後かなりの時間が経過している場合は、1回飛ばして次の時間に1回分飲みましょう。万が一、異常を感じたら、医師に相談してください。
アカルボースを多く使用してしまった場合はどうしたらいいですか?
アカルボースを多く使用してしまったあと、異常を感じたら、医師に相談してください。
アカルボースの保管方法としてはどのようなことに注意すべきですか?
アカルボースを保管する際は、直射日光と湿気を避けて室温(1〜30℃)で保管してください。なお、子どもの手の届かないところに保管しておくことも重要です。
アカルボースが余ってしまった場合はどうしたらいいですか?
アカルボースが余ったとしても、絶対に他の人に渡してはいけません。処分の方法については、医療機関に相談してください。
アカルボースの副作用にはどのようなものがありますか?
アカルボースの服用によって起こりうる重大な副作用として、次のことが報告されています。
低血糖(0.1〜5%未満)
腸閉塞(0.1%未満)
肝機能障害、黄疸(0.1%未満)
重篤な肝硬変例での意識障害を伴う高アンモニア血症(頻度不明)
なお、その他の副作用としては、次のことが挙げられます。
5%以上 |
5%未満 |
頻度不明 |
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消化器 |
腹部膨満・鼓腸、放屁増加、軟便 |
排便回数増加、下痢、腹痛、便秘、嘔気、嘔吐、食欲不振、食欲亢進、消化不良 |
口渇、腸管のう腫状気腫症 |
過敏症 |
発疹、そう痒 |
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精神神経系 |
頭痛・頭重感、めまい、しびれ感 |
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肝臓 |
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇 |
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血液 |
白血球減少、血小板減少 |
貧血 |
|
その他 |
胸部圧迫感 |
浮腫、ほてり、味覚異常、頻尿 |
なお、副作用の内容を部位別にまとめると、次のとおりです。
部位 |
自覚症状 |
全身 |
冷汗が出る、疲れやすい、けいれん、体がだるい、力が入らない、体がかゆくなる |
頭部 |
意識の低下 |
顔面 |
血の気が引く |
目 |
白目が黄色くなる |
口や喉 |
吐き気、嘔吐 |
腹部 |
お腹がすく、お腹が張る、腹痛、食欲不振 |
手・足 |
手足のふるえ |
皮膚 |
皮膚が黄色くなる |
便 |
便やおならが出にくい |
尿 |
尿の色が濃くなる |
服用後に異常を感じた場合は、服用を中止し、医師に相談してください。
アカルボースの禁忌はなんですか?
次に当てはまる方は、アカルボースを服用できません。
重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の患者[輸液およびインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となる]
重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれる]
アカルボースの成分に対して過敏症の既往歴のある患者
妊婦または妊娠している可能性のある女性
アカルボースを服用する前に知っておくべきことはありますか?
アカルボースを服用する前に次の内容を把握しておきましょう。
副作用として低血糖症状(お腹がすく・冷汗が出る・血の気が引く・疲れやすい・手足のふるえ・けいれん・意識の低下など)があります。このような症状があらわれたら、ブドウ糖を飲んでください。この薬を使用するにあたっては、患者さんおよびご家族の方は、これらのことを十分に理解できるまで説明を受けてください。
劇症肝炎などの重篤な肝機能障害があらわれることがあります。このような副作用はほとんどの場合、飲み始めてから6ヶ月以内にあらわれます。飲み始めの6ヶ月間は月1回、その後も定期的に肝機能検査がおこなわれます。
この薬の使用中に腹部膨満・鼓腸(腹がはる・ガスがたまっておならが出る)、放屁(ほうひ)増加などの消化器系副作用が起こることがあります。これらは時間が経つと消失することが多いですが、ひどくなって耐えられない場合は医師に相談してください。
この薬を使用中は、定期的に血糖の検査がおこなわれます。この薬を2〜3ヶ月使用しても十分な効果が得られない場合は、より適切な治療へ変更されることがあります。
自動車の運転中や高所作業中などに低血糖をおこすと事故につながるため、特に注意してください。
アカルボースは妊娠中・授乳中でも使えますか?
アカルボースは、妊娠またはその可能性がある方や授乳中の方は使用できません。
アカルボースとの併用を注意すべき薬はありますか?
アカルボースの併用注意薬は次のとおりです。
薬剤名 |
臨床症状・措置方法 |
機序・危険因子 |
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【スルホニルウレア系薬剤】 ・スルホンアミド系薬剤 ・ビグアナイド系薬剤 ・インスリン製剤 ・インスリン抵抗性改善剤 ・速効型食後血糖降下剤 |
低血糖があらわれることがある。併用時には低用量から開始する、または他の糖尿病用薬の用量を調整するなど慎重に投与すること。 |
左記糖尿病用薬の血糖降下作用にアカルボースの糖質吸収遅延作用が加わる。 |
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【上記糖尿病用薬とその血糖降下作用を増強する薬剤】 ・β遮断剤 ・サリチル酸剤 ・モノアミン酸化酵素阻害剤など |
糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わることによる影響に十分注意すること。 |
左記薬剤により他の糖尿病用薬の血糖降下作用が増強されるところに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わる。 |
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【上記糖尿病用薬とその血糖降下作用を減弱する薬剤】 ・アドレナリン ・副腎皮質ホルモン ・甲状腺ホルモンなど |
糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わることによる影響に十分注意すること。 |
左記薬剤により他の糖尿病用薬の血糖降下作用が減弱されるところに、アカルボースの糖質吸収遅延作用が加わる。 |
ジゴキシン |
ジゴキシンの血中濃度が低下することがある。また、少数例で血中濃度の上昇も認められている。ジゴキシンの血中濃度が変動した場合には、ジゴキシンの投与量を調節するなど適切な処置をおこなうこと。 |
発現機序の詳細は不明である。 |
|
・ラクツロース ・ラクチトール水和物 |
消化器系の副作用が増強される可能性がある。 |
左記薬剤が、アカルボースの作用による未消化の他の二糖類とともに下部消化管へと移行し、腸内細菌によって分解を受けることから、併用により腸内ガスなどがさらに増加する可能性がある。 |
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【炭水化物消化酵素製剤】 ジアスターゼなど |
両剤の薬効に影響を及ぼす可能性がある。 |
アカルボースはα-アミラーゼ活性の阻害作用を有し、一方、炭水化物消化酵素製剤はα-アミラーゼ活性を有している。 |
アカルボースを服用してからどのくらいで効果を実感できますか?
アカルボースは、服用後に腸内で糖質の分解や吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の急な上昇を抑える薬です。ただし、体重の変化には個人差があります。効果を期待するには、薬だけに頼らず、食事管理や運動をあわせて行うことが大切です。
アカルボースを服用するときの注意事項はありますか?
アカルボースを服用する際は、必ず食事の直前に服用してください。また、服用開始時は消化器の症状が出やすいため、少量から飲み始めることをおすすめします。なお、過度な飲酒は避けましょう。
アカルボースに関して聞きたいことがある場合はどうしたらいいですか?
症状や服用方法、副作用などの質問がある場合は、主治医にお尋ねください。
一般的な事項に関する質問は、以下へお問い合わせください。
製造販売会社:日医工株式会社(https://www.nichiiko.co.jp)
お問い合わせ窓口
電話:(0120)039-215
受付時間:9:00〜17:00(土、日、祝日、その他当社休業日を除く)
糖質ケアにつながるアカルボースで健康維持へ
アカルボースは厚生労働省が認可した医療用の糖質吸収抑制剤(炭水化物吸収阻害剤)です。
食後の血糖値の上昇を抑える効果がある「α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)」に分類されます。
主に、食事療法・運動療法によって症状の改善が見られない2型糖尿病の患者さんに処方される薬です。
アカルボースは糖質を分解してブドウ糖にするα-グルコシダーゼという酵素の働きを妨害し、体内に吸収される糖質を抑え、食後の急激な血糖値の上昇を抑制します。
その結果、食べた糖質が脂肪に変わりにくくなる効果が期待できます。
アカルボースは、成人では通常1回100mgを1日3回、食事の直前に服用します。服用時は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。
アカルボースは妊婦または妊娠している可能性のある女性の場合、服用できません。また、併用注意薬や禁忌などが細かく決まっています。
服用する際は、起こりうる副作用も踏まえ、正しい用法・用量で使用しましょう。
販売名 |
アカルボース錠50mg/アカルボース錠100mg |
効能・効果 |
糖尿病の食後過血糖の改善(ただし、食事療法・運動療法によっても十分な血糖コントロールが得られない場合、または食事療法・運動療法に加えて経口血糖降下薬もしくはインスリン製剤を使用している患者で十分な血糖コントロールが得られない場合に限る) |
服用方法 |
アカルボースとして、成人では通常1回100mgを1日3回、食事の直前に経口投与する。ただし、1回50mgより投与を開始し、忍容性を確認したうえで1回100mgへ増量することもできる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。 |
服用する際の注意点 |
服用する際は、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲む。 万が一、薬を飲み忘れたとしても、2回分を一度に飲んではいけない。 |
副作用 |
【重大な副作用】 低血糖・腸閉塞・肝機能障害、黄疸・重篤な肝硬変例での意識障害を伴う高アンモニア血症 【その他の副作用】 腹部膨満・鼓腸、放屁増加、軟便・排便回数増加・下痢・腹痛・便秘・嘔気・嘔吐・食欲不振・食欲亢進・消化不良・口渇・腸管のう腫状気腫症・発疹・そう痒・頭痛・頭重感・めまい・しびれ感・AST上昇・ALT上昇・γ-GTP上昇・Al-P上昇・LDH上昇・白血球減少・血小板減少・貧血・胸部圧迫感・浮腫・ほてり・味覚異常・頻尿 |
禁忌 |
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の患者[輸液およびインスリンによる速やかな高血糖の是正が必須となる] ・重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンによる血糖管理が望まれる] ・アカルボースの成分に対して過敏症の既往歴のある患者 ・妊婦または妊娠している可能性のある女性 |
注意事項 |
アカルボースを服用する際は、食事の直前に飲む必要がある。また、他の医師を受診する場合や、薬局などで他の薬を購入する場合は、必ずこの薬を飲んでいることを医師または薬剤師に伝えておくこと。 |
お問い合わせ先 |
【症状や服用方法、副作用などの質問】 主治医や薬剤師 【一般的な事項に関する質問】 製造販売会社:日医工株式会社(https://www.nichiiko.co.jp) お問い合わせ窓口 電話:(0120)039-215 受付時間:9:00〜17:00(土、日、祝日、その他当社休業日を除く) |
未承認医薬品等に関する注意事項
本記事に掲載しているアカルボース(グルコバイジェネリック)の未承認医薬品等に関する注意事項は次のとおりです。
アカルボース(グルコバイジェネリック)の未承認医薬品等に関する注意事項
本診療に用いるアカルボース(グルコバイジェネリック)は、2型糖尿病などの治療薬として厚生労働省に承認されています。しかし、肥満治療目的での処方については国内では承認されていません。
【入手経路等】
提携クリニックで処方するアカルボース(グルコバイジェネリック)は、国内医薬品販売代理店経由で購入しています。
【国内の承認医薬品等の有無】
国内において肥満症治療薬として承認されている同一成分の医薬品はありません。
【諸外国における安全性等に係る情報】
アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。
【医薬品副作用被害救済制度について】
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
【この記事の参考文献】